JP2592654Y2 - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JP2592654Y2
JP2592654Y2 JP1992046153U JP4615392U JP2592654Y2 JP 2592654 Y2 JP2592654 Y2 JP 2592654Y2 JP 1992046153 U JP1992046153 U JP 1992046153U JP 4615392 U JP4615392 U JP 4615392U JP 2592654 Y2 JP2592654 Y2 JP 2592654Y2
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豊広 永原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は非常停止用スイッチおよ
びマイクロスイッチ等のスイッチ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7に示す押し釦スイッチ構造が提案さ
れている。この押し釦スイッチ構造はスイッチ操作ユニ
ット90とスイッチユニット91とより成る。このスイ
ッチ操作ユニット90は、大略、ケース本体92と押し
釦93と発光素子94を備えた照明部95と操作プラン
ジャ96と端子ブロック97とプランジャロック100
とランプホルダー101とから構成されており、スイッ
チユニット91とはロック機構(図示せず)によって着
脱可能に結合されていて、端子ブロック97に設けた照
明部95の端子98は、スイッチユニット91の接触端
子99に接続されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
押し釦スイッチ構造にあっては、前記操作プランジャ9
6の上部にランプホルダー101が固着してあり、操作
プランジャ96とランプホルダー101が別物であるた
めに、部品点数が減らずコストダウンを計ることができ
なかったし、また、前記ランプホルダー101はプラン
ジャロック100内に挿入してあり、このランプホルダ
ー101の上端面部である光拡散面部102が押し釦9
3に近接しているために、発光素子94から発せられた
光は光拡散面部102で拡散して押し釦93を照らすだ
けであり、側面からの視認性が悪く、表面での表示範囲
が狭くなるという問題点があった。
【0004】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、シール性の向上が計れ、また、部品点
数が少なくなってコストダウンを計ることができるスイ
ッチ構造を提供することを目的としている。
【0005】また、本考案は、側面からの視認性が向上
し、表面での表示範囲が拡大するスイッチ構造を提供す
ることを目的としている
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の的を達成するた
めに、本考案は、押し釦に連動してばねに抗して移動
ることによってスイッチ部を作動させる操作プランジャ
の上部にランプホルダーを一体化して設け、この操作プ
ランジャの周部とケース本体との間にシール部材を介在
させると共に、前記ランプホルダーを光透過性の材料で
作られたプランジャロック内に挿入して、ランプホルダ
ーの上端面部である光拡散面部を前記押し釦から遠ざ
け、この光拡散面部の上方に前記プランジャロックの上
側部分を位置させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成により、シール性の向上が計れ、ま
た、部品点数が少なくなってコストダウンを計ることが
できる。
【0008】また、光素子から発せられた光は光拡散
面部で拡散してプランジャロックの上側部分に当たって
乱反射し、このプランジャロックの上側部分自体も発光
して広範囲を照らすので、側面からの視認性が向上し、
表面での表示範囲が拡大する。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案に係押し釦スイッチ構造の縦断
面図、図2は同一部破断した平面図である。
【0010】本考案に係押し釦スイッチ構造はスイッ
チ操作ユニットAとスイッチユニットBとより成る。ス
イッチ操作ユニットAはケース1を備えており、このケ
ース1は、その上部に筒状のカバー装着部2を、下部に
ベース装着部3をそれぞれ備えており、カバー装着部2
とベース装着部3との間には段部4、5が形成してあ
り、下側の段部5には環状のばね受部6にしてあり、こ
のばね受部6にはばね末端係止部7が形成してある。前
記カバー装着部2の内周面には周方向に所定の間隔をお
いてガイド凸部(図示せず)が形成してあり、また、カ
バー装着部3には180度位相をずらせて係合孔9が形
成してある。前記ベース装着部3の下側には180度位
相をずらして係合孔10が形成してある。
【0011】カバー11は平面環状であり、このカバー
11の外周面には周方向に所定の間隔をおいてガイド凹
部11aが形成してあり、また、カバー11の外周面に
は180度位相をずらせて係合突起12が形成してあ
る。カバー11の内周面には上部環状溝13と、下部環
状溝14とが形成してあり、下部環状溝14の周面14
aには180度位相をずらしてロック用溝部15が形成
してある。これらのロック用溝部15は図3に示すよう
にその右側が傾斜面16にしてあってこの傾斜面16を
介してロック用溝部15は下部環状溝14の周面14a
に連なっている。また、この下部環状溝14の周面14
aには前記ロック用溝部15とは90度位相をずらした
位置にピン状ストッパ17が設けてある。
【0012】プランジャロック18は筒状体であり、光
透過性材料で形成してある。このプランジャロック18
の外周部には鍔部19が形成してあり、この鍔部19の
周面部には180度位相をずらした位置にロック機構2
0が設けてある。すなわち、ロック機構20は鍔部19
に形成したロック部材挿入穴21を備えており、このロ
ック部材挿入穴21の底部にはばね受部22と突起23
とが設けてあり、また、ロック部材挿入穴21の周面に
は相対向する一対の溝部24が形成してある。ロック部
材25は平面コ字形状を成し、ロック部材25の内部に
はばね受部26と突起27とが形成してあり、また、左
右の脚部28の先部外側に突起29が形成してある。そ
して、ロック部材25はロック部材挿入穴21に挿入し
てあって、脚部28の突起29が溝部24に挿入してあ
り、ロック部材挿入穴21のばね受部22とロック部材
25のばね受部26との間にばね30が介装してあっ
て、このばね30によりロック部材25が外方に付勢さ
れていて、前記突起29が溝部24の縁部24aに引っ
掛かって、ロック部材25の飛び出しを規制している。
【0013】また、プランジャロック18の鍔部19よ
り上部の外周にはねじ部31が形成してあり、鍔部19
の下側部はばね端末係止部32が形成してある。そし
て、前記鍔部19の周面には前記ロック部材挿入穴21
より90度位相をずらして位置に、プランジャロック1
8の回動範囲を規制するための溝部34が形成してあ
る。
【0014】上記したカバー11にプランジャロック1
8が組み付けてある。すなわち、カバー11内にロック
プランジャ18を挿入してロック部材25をばね30に
抗してロック部材挿入穴21に挿入して鍔部19を上部
環状溝13内に挿入し、ロック部材25を上部環状溝1
3の周面に接する。そして、ケース1内のピン状ストッ
パ17がカバー11の回動範囲規制用の溝部34に挿入
される。
【0015】前記ケース1のベース装着部3内には、ベ
ース部材35が装着してある。すなわち、ベース部材3
5の周面部には係止突起36が設けてあり、この係止突
起36をケース1の下部の係止孔10に係止してベース
部材35が装着してある。ベース部材35には係止突起
36とは90度位相をずらした位置に案内溝37が形成
してあり、これらの案内溝37の中央部には突起38が
設けてある。ベース部材35にはソケット部39が設け
てあり、このソケット部39は一対のランプ端子40を
備えている。また、前記ケース1のベース装着部3内上
部には復帰ばね46と操作プランジャ41が挿入してあ
る。
【0016】この操作プランジャ41の上部にはランプ
ホルダー50が一体に形成してある。この操作プランジ
ャ41およびランプホルダー50は透明性の材料から成
形されている。そして、操作プランジャ41とランプホ
ルダー50との境部分は肉厚にしてあって、この肉厚部
分41aの外周にはシール溝42が形成してあり、操作
プランジャ41の下部には一対の脚部43が形成してあ
り、これらの脚部43には長孔44が形成してあって、
脚部43がベース部材35の案内溝37に挿入してあ
り、長孔44に突起38が挿入してある。そして、復帰
ばね46は操作プランジャ41を持ち上げていて、突起
38が長孔44の下縁部44aに接している。前記シー
ル溝42内にはシール部材45が収容してある。
【0017】前記ケース1のカバー装着部2には、上記
のようにプランジャロック18を組み込んだカバー11
が装着されている。すなわち、カバー装着部2内にフッ
クばね47が挿入してあり、これの下端部47aはばね
端末係止部7に挿入されており、カバー11は、これの
ガイド凹部11aをケース1のガイド凸部に嵌合してカ
バー装着部2内に挿入してあり、カバー1の係合突起1
2はケース1の係合孔9に係合している。この場合、フ
ックばね47の上端部47cはプランジャロック18の
ばね端末係止部32に係止してあり、プランジャロック
18の下面部は操作プランジャ41の上面部に当接して
いる。この場合、前記ランプホルダー50は前記プラン
ジャロック18内に挿入されていて、このランプホルダ
ー50の上端面部である光拡散面部50aは後述する押
し釦57から遠ざけてあり、この光拡散面部50aの上
方には前記プランジャロック18の上側部分18aが位
置している。
【0018】前記ベース35のソケット部36には発光
素子49が装着してあり、発光素子49の下端部には一
対の端子53が突出していて、これらの端子53は前記
ランプ端子40に接触している。
【0019】そして、プランジャロック18のねじ部3
1に押し釦57が螺装されている。この押し釦57は、
その外周部に円筒状のスカート部58を備えており、こ
のスカート部58はケース1の外周部を覆っていて、こ
の外周部に位置する係合孔9を外部から隠している。
【0020】上記のように構成されたスイッチ操作ユニ
ットAはスイッチユニットBに結合されて押し釦スイッ
チ構造が構成されている。この場合、スイッチ操作ユニ
ットAのランプ端子40はスイッチユニットBのランプ
用接続端子61に接触しており、操作プランジャ41の
脚部43は、スイッチユニットBのスイッチ部62の押
し釦部63に当接している。
【0021】次に作動を説明する。押し釦57を押す
(叩いて押す)ことにより、復帰ばね46に抗してプラ
ンジャロック18および操作プランジャ41を押し込
み、この操作プランジャ41の脚部43でスイッチユニ
ットBのスイッチ部62の押し釦部63を押し込み、こ
れらのスイッチ部62をオン作動させる。この場合、プ
ランジャロック18および操作プランジャ41の押し込
みにより、ロック機構20も移動して、このロック機構
20のロック部材25がカバー1の下部環状溝14内に
落ち込み、ばね30の付勢力によってロック部材25が
ロック用溝部15内に飛び出し、これに係合してロック
状態になる。
【0022】このロック状態を解除してスイッチ部62
をオフ作動する場合には、押し釦57を回転してロック
機構20を回転し、これのロック部材25をロック用溝
部15から傾斜面部16を介して下部環状溝14の面部
14aに移動して、このロック部材25をばね30に抗
してロック部材挿入穴21に押し込む。このために、ロ
ックが解除される。この場合、押し釦57を回転によ
り、フックばね47が捩じられ圧縮状態になる。このよ
うに、ロックが解除されると、復帰ばね46の付勢力に
より操作プランジャ41およびロックプランジャ18が
押される前の位置に復帰し、操作プランジャ41のスイ
ッチ部62の押し釦部63への押し込みが解除されて、
スイッチ部62をオフ作動する。これと同時に、ロック
機構20が上部環状溝13に挿入されると共に、フック
ばね47の付勢力によりロックプランジャ18が元の位
置に回転し復帰する。
【0023】また、上記の実施例においては、操作プラ
ンジャ41とランプホルダー50とが一体にしてあり、
操作プランジャ41とランプホルダー50との境部分は
肉厚にしてあって、この肉厚部分41aの外周にはシー
ル溝42が形成してあり、このシール溝42内にはシー
ル部材45が収容してあるために、シール性の向上が計
れ、また、部品点数が少なくなってコストダウンを計る
ことができる。
【0024】上記の実施例によれば、前記ランプホルダ
ー50は光透過性の材料で作られたプランジャロック1
8内に挿入されていて、このランプホルダー50の上端
面部である光拡散面部50aは押し釦57から遠ざけて
あり、この光拡散面部50aの上方には前記プランジャ
ロック18の上側部分18aが位置しているために、発
光素子49から発せられた光は光拡散面部50aで拡散
してプランジャロック18の上側部分18aに当たって
乱反射し、このプランジャロック18の上側部分18a
自体も発光して図1に示す範囲Cを照らすので、側面か
らの視認性が向上する。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、押し釦
に連動してばねに抗して移動してスイッチ部を作動させ
る操作プランジャの上部にランプホルダーを一体化して
設け、この操作プランジャの周部とケース本体との間に
シール部材を介在させたので、シール性の向上が計れ、
また、部品点数が少なくなってコストダウンを計ること
ができる。
【0026】また、本考案は、押し釦に連動してばねに
抗して移動してスイッチ部を作動させる操作プランジャ
の上部にランプホルダーを一体化し、ランプホルダーを
光透過性の材料で作られたプランジャロック内に挿入し
て、ランプホルダーの上端面部である光拡散面部を押し
釦から遠ざけ、この光拡散面部の上方に前記プランジャ
ロックの上側部分を位置させたので、発光素子から発せ
られた光は光拡散面部で拡散してプランジャロックの上
側部分に当たって乱反射し、このプランジャロックの上
側部分自体も発光して広範囲を照らすので、側面からの
視認性が向上し、表面での表示範囲が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係スイッチ構造の一例として押し釦
スイッチ構造の縦断面図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】同横断面図である。
【図4】従来の押し釦スイッチ構造の縦断面図である
【符号の説明】
1 ケース本体 2 カバー装着部 3 ベース装着部 18 プランジャロック 41 操作プランジャ 50 ランプホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/00 - 13/76

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し釦に連動してばねに抗して移動する
    ことによってスイッチ部を作動させる操作プランジャの
    上部にランプホルダーを一体化して設け、この操作プラ
    ンジャの周部とケース本体との間にシール部材を介在
    せると共に、前記ランプホルダーを光透過性の材料で作
    られたプランジャロック内に挿入して、ランプホルダー
    の上端面部である光拡散面部を前記押し釦から遠ざけ、
    この光拡散面部の上方に前記プランジャロックの上側部
    分を位置させたことを特徴とするスイッチ構造。
JP1992046153U 1992-06-10 1992-06-10 スイッチ構造 Expired - Fee Related JP2592654Y2 (ja)

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