JP2592492B2 - 鋼管杭の埋設方法 - Google Patents
鋼管杭の埋設方法Info
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- JP2592492B2 JP2592492B2 JP8050988A JP8050988A JP2592492B2 JP 2592492 B2 JP2592492 B2 JP 2592492B2 JP 8050988 A JP8050988 A JP 8050988A JP 8050988 A JP8050988 A JP 8050988A JP 2592492 B2 JP2592492 B2 JP 2592492B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- pipe pile
- fitting connection
- connection member
- pile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、隣接する鋼管杭に設けた内嵌接続部材と嵌
合連結する筒状の外嵌接続部材を鋼管本体の全長又はほ
ぼ全長にわたって連設してある鋼管杭を、地中に埋設す
る鋼管杭の埋設方法に関する。
合連結する筒状の外嵌接続部材を鋼管本体の全長又はほ
ぼ全長にわたって連設してある鋼管杭を、地中に埋設す
る鋼管杭の埋設方法に関する。
従来の上記埋設方法は、前記鋼管杭を地中に挿入する
だけで、外嵌接続部材に対する処理は何もされなかっ
た。
だけで、外嵌接続部材に対する処理は何もされなかっ
た。
しかし、外嵌接続部材の内方には、鋼管杭を地中に挿
入する際に土が侵入しやすく、隣接する鋼管杭に設けた
内嵌接続部分と嵌合連結することが困難になることがあ
った。
入する際に土が侵入しやすく、隣接する鋼管杭に設けた
内嵌接続部分と嵌合連結することが困難になることがあ
った。
本発明の目的は、外嵌接続部材と内嵌接続部分との嵌
合連結を確実にできるようにする点にある。
合連結を確実にできるようにする点にある。
本発明における鋼管杭の埋設方法の特徴手段は、内嵌
接続部分を入れる前に、外嵌接続部材内に掘削装置を挿
入して、前記外嵌接続部材内部への侵入土を排除するこ
とにあり、その作用効果は、次の通りである。
接続部分を入れる前に、外嵌接続部材内に掘削装置を挿
入して、前記外嵌接続部材内部への侵入土を排除するこ
とにあり、その作用効果は、次の通りである。
つまり、鋼管杭を地中に挿入する時に外嵌接続部材内
に土が侵入してきても、掘削装置を外嵌接続部材内に挿
入して侵入土を排除することにより、隣接する鋼管杭の
内嵌接続部分との嵌合連結が確実に行える。
に土が侵入してきても、掘削装置を外嵌接続部材内に挿
入して侵入土を排除することにより、隣接する鋼管杭の
内嵌接続部分との嵌合連結が確実に行える。
従って、例えば鋼管杭を並列に地中に埋設して土留壁
を形成する場合等に、作業効率を良好に維持しながら行
える。
を形成する場合等に、作業効率を良好に維持しながら行
える。
次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
第２図に示すように、板状の内嵌接続部分（１）とそ
れに対する断面Ｃ形で筒状の外嵌接続部材（２）とを、
鋼管本体（３）の周方向に180度異なった位置で鋼管本
体（３）の全長にわたって連設してある鋼管杭（４）
を、その内嵌接続部分（１）と隣接する鋼管杭（４）の
前記外嵌接続部材（２）とを嵌合させながら地中に並列
状態に埋設して、地中壁を形成するもので、鋼管杭
（４）を地中に埋設するに、第３図（イ），（ロ），
（ハ）に示すように、アースオーガー（５）を鋼管本体
（３）内にほぼ同芯状に配置して、地中穴（６）を掘削
しながら同時にその地中穴（６）に鋼管杭（４）を圧入
していき（第３図（イ））、施工中、鋼管杭（４）の端
部どうし及びアースオーガー（５）の端部どうしを軸芯
方向に継ぎ足して、（第３図（ロ））、最後にアースオ
ーガー（５）を引き抜き（第３図（ハ））、埋設長尺鋼
管杭の施工を可能にする中堀り圧入工法を使用する。
れに対する断面Ｃ形で筒状の外嵌接続部材（２）とを、
鋼管本体（３）の周方向に180度異なった位置で鋼管本
体（３）の全長にわたって連設してある鋼管杭（４）
を、その内嵌接続部分（１）と隣接する鋼管杭（４）の
前記外嵌接続部材（２）とを嵌合させながら地中に並列
状態に埋設して、地中壁を形成するもので、鋼管杭
（４）を地中に埋設するに、第３図（イ），（ロ），
（ハ）に示すように、アースオーガー（５）を鋼管本体
（３）内にほぼ同芯状に配置して、地中穴（６）を掘削
しながら同時にその地中穴（６）に鋼管杭（４）を圧入
していき（第３図（イ））、施工中、鋼管杭（４）の端
部どうし及びアースオーガー（５）の端部どうしを軸芯
方向に継ぎ足して、（第３図（ロ））、最後にアースオ
ーガー（５）を引き抜き（第３図（ハ））、埋設長尺鋼
管杭の施工を可能にする中堀り圧入工法を使用する。
そして、前記鋼管杭（４）を地中に挿入しながら埋設
する際に、第１図に示すように、ジェット水を噴出させ
ながら掘進するジェット水導管（７）を、外嵌接続部材
（２）内に挿入して、外嵌接続部材（２）内部への侵入
土を排除する。
する際に、第１図に示すように、ジェット水を噴出させ
ながら掘進するジェット水導管（７）を、外嵌接続部材
（２）内に挿入して、外嵌接続部材（２）内部への侵入
土を排除する。
前記鋼管杭（４）の埋設後は、ジェット水導管（７）
に供給する水をモルタルに切換えて、ジェット水導管
（７）を外嵌接続部材（２）内部から引上げることによ
って、外嵌接続部材（２）内にモルタルを充填させ、隣
接する鋼管杭（４）の内嵌接続部分（１）との接続部の
止水性を高められるようにする。
に供給する水をモルタルに切換えて、ジェット水導管
（７）を外嵌接続部材（２）内部から引上げることによ
って、外嵌接続部材（２）内にモルタルを充填させ、隣
接する鋼管杭（４）の内嵌接続部分（１）との接続部の
止水性を高められるようにする。
前記鋼管杭（４）は、中掘圧入工法により地中に埋設
する以外に、直接打込んで埋設しても良く、また、その
他の工法により埋設させても良い。
する以外に、直接打込んで埋設しても良く、また、その
他の工法により埋設させても良い。
前記ジェット水導管（７）に代えて、小径のスクリュ
ーオーガーによって外嵌接続部材（２）内への侵入土を
掘削除去しても良く、それらを掘削装置と総称する。
ーオーガーによって外嵌接続部材（２）内への侵入土を
掘削除去しても良く、それらを掘削装置と総称する。
前記外嵌接続部材（２）内へのモルタルの充填は、施
工が次の日にまたがったり、数日かけて施工する場合等
には、前日の最終杭の外嵌接続部材（２）内へのモルタ
ルの充填をせずに放置しておき、当日の最初の鋼管杭
（４）を、前日の最終杭に連結させながら打設する前
に、モルタルを充填するか、もしくは、前日の最終杭の
外嵌接続部材（２）内に、遅硬性モルタルを充填してお
いても良い。
工が次の日にまたがったり、数日かけて施工する場合等
には、前日の最終杭の外嵌接続部材（２）内へのモルタ
ルの充填をせずに放置しておき、当日の最初の鋼管杭
（４）を、前日の最終杭に連結させながら打設する前
に、モルタルを充填するか、もしくは、前日の最終杭の
外嵌接続部材（２）内に、遅硬性モルタルを充填してお
いても良い。
前記外嵌接続部材（２）は、断面Ｃ形以外に、全長に
わたってスリットのある箱形のものであっても良く、ま
た内嵌接続部材（１）は、板状以外に、ほぼ円筒状又は
断面Ｔ形鋼から成るものであっても良い。
わたってスリットのある箱形のものであっても良く、ま
た内嵌接続部材（１）は、板状以外に、ほぼ円筒状又は
断面Ｔ形鋼から成るものであっても良い。
前記掘削装置を外嵌接続部材（２）内に挿入するの
は、鋼管杭（４）の地中埋設時以外に、埋設後で内嵌接
続部分（１）を入れる前であっても良い。
は、鋼管杭（４）の地中埋設時以外に、埋設後で内嵌接
続部分（１）を入れる前であっても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
図面中第１図は杭下端部の一部切欠き側面図、第２図は
埋設状態の杭の平面図、第３図（イ），（ロ），（ハ）
は杭埋設工程を示す説明図である。 （１）……内嵌接続部材、（２）……外嵌接続部材、
（３）……鋼管本体、（４）……鋼管杭、（７）……掘
削装置。
埋設状態の杭の平面図、第３図（イ），（ロ），（ハ）
は杭埋設工程を示す説明図である。 （１）……内嵌接続部材、（２）……外嵌接続部材、
（３）……鋼管本体、（４）……鋼管杭、（７）……掘
削装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川高 久夫 大阪府大阪市浪速区敷津東１丁目２番47 号 久保田鉄工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】隣接する鋼管杭（４）に設けた内嵌接続部
材（１）と嵌合連結する筒状の外嵌接続部材（２）を鋼
管本体（３）の全長又はほぼ全長にわたって連設してあ
る鋼管杭（４）を、地中に埋設する鋼管杭の埋設方法で
あって、前記内嵌接続部材（１）を入れる前に、前記外
嵌接続部材（２）内に掘削装置（７）を挿入して、前記
外嵌接続部材（２）内部への侵入土を排除する鋼管杭の
埋設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8050988A JP2592492B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 鋼管杭の埋設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8050988A JP2592492B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 鋼管杭の埋設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01250525A JPH01250525A (ja) | 1989-10-05 |
| JP2592492B2 true JP2592492B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=13720284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8050988A Expired - Lifetime JP2592492B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 鋼管杭の埋設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592492B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP8050988A patent/JP2592492B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01250525A (ja) | 1989-10-05 |
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