JP2590885B2 - Dna断片 - Google Patents

Dna断片

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JP2590885B2
JP2590885B2 JP62140586A JP14058687A JP2590885B2 JP 2590885 B2 JP2590885 B2 JP 2590885B2 JP 62140586 A JP62140586 A JP 62140586A JP 14058687 A JP14058687 A JP 14058687A JP 2590885 B2 JP2590885 B2 JP 2590885B2
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    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2770/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses positive-sense
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なDNA断片に関する。
詳しくは、非A非B型肝炎発症時に特異的にみられる
非A非B型肝炎特異抗原蛋白質の遺伝子(C−DNA)を
含有するDNA断片に関する。
(従来の技術) ウイルス性肝炎のうち、A型及びB型についてはその
ウイルスが見出され、免疫学的な方法による診断も可能
となっている。
しかしながら、A型でもB型でもなく、所謂、非A非
B型といわれる肝炎は、輸血後肝炎の90%以上を占める
とされている〔日本臨牀、35:2724,1977、J.Biol.Med.
(ジャーナル・オブ・バイオロジカル・メディソン)4
9:243,1976〕が、未だ原因ウイルスが同定されておら
ず、ヒトの非A非B型肝炎がチンパンジーへの感染可能
であることが確認されているにすぎない〔Lancet I(ラ
ンセットI):459,1978、同:463,1978〕。
非A非B型肝炎に関連した抗原抗体系の検索は、多く
の研究者によって患者の血清を中心になされているが、
まだ明確な系は見出されていない。そのため、非A非B
型肝炎の診断は、A型肝炎及びB型肝炎、更には、肝障
害をひきおこすことが知られている既知ウイルス、例え
ば、CMV、HSV、EBV等による肝炎か否かの診断を行な
い、それらの肝炎でない場合に非A非B型肝炎と診断す
る、所謂、除外診断法によるため、手間がかかるのが現
状である。
本発明者らの一部は、非A非B型肝炎を直接診断に有
用な非A非B型抗原蛋白質をヒト及びチンパンジーの肝
細胞から精製し、更に、その治療に有用はモノクローナ
ル抗体を作成し、先に提案した(特開昭61−176856号、
同61−56196号)。
(発明の解決すべき問題点) しかしながら、例えば、診断試薬として使用する場合
には、多量の非A非B型肝炎特異抗原蛋白質を必要とす
るが、多量の抗原蛋白質を非A非B型肝炎発症時のチン
パンジー等の肝細胞から精製することは必ずしも好適な
方法とはいえない。また核酸のハイブリダイゼーション
による非A非B型肝炎特異抗原遺伝子の検出、さらに
は、組換えDNA技術により非A非B型肝炎特異抗原の生
産には、非A非B型肝炎特異抗原蛋白質をコードする遺
伝子断片の収得が必須である。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは、該抗原蛋白質を組換えDNA技術
により大量に生産すべく鋭意検討を重ね、かかる目的に
有用な非A非B型肝炎特異抗原蛋白質をコードする遺伝
子を初めて分離収得するに至り、本発明を完成した。
即ち、本発明の要旨は、非A非B型肝炎発症時の肝細
胞内に出現する非A非B型肝炎特異抗原蛋白質をコード
する核酸配列を含んで成るDNA断片に存する。
以下、本発明を説明するに、本発明の非A非B型肝炎
特異抗原蛋白質(以下「本発明の抗原」という。)の遺
伝子は、例えば、次のような方法によって得られる。
まず、ヒト又はチンパンジーの非A非B型肝炎発症個
体(本発明においては、近年命名された所謂D型肝炎発
症個体を含む。)の肝組織をグアニジウムチオシアネー
ト水溶液等中でホモジナイズし、Chirgwinらの方法〔Bi
ochemistry(バイオケミストリー)185294−5299,197
9〕に従って、塩化セシウム平衡密度勾配超遠心法によ
って全RNAを沈殿として分離する。分離後、フェノール
抽出、エタノール沈殿により全RNAを精製する。
抗原遺伝子のmRNAはpoly A部分を含むことが一般的で
あることから常法によりこれをオリゴ(dT)セルロース
カラムクロマトグラフィーにかけ精製し、ポリ(A)含
有RNA(poly A+RNA)を単離しmRNA原料とする。このmR
NA原料によりランダムプライマー法〔Yousuke Ebina
ら、Cell(セル),40,747−758(1980)〕によりこれ
らpoly A+RNAに対するcDNAライブラリーを得る。例え
ば、6塩基程度の任意のプライマーを用い逆転写酵素に
より上記mRNAに対するcDNAをランダムに合成する。さら
にこのcDNAをDNAメチラーゼ(例えばEcoR Iメチラー
ゼ)によりメチル化し、cDNA中に存在する該制限酵素切
断部位を保護した後、両端に該制限酵素切断部位入りDN
Aリンカー〔例えばEcoR Iリンカー(CGAATTCG)〕を付
加し、該制限酵素(例えばEcoR I)により消化を行う。
このものをプラスミドあるいはλファージ等のクロー
ニングベクターにクローニングする。例えば発現クロー
ニングベクターであるλgt11DNA〔Youg.R.A.ら、Pro.Na
tl.Acad.Sc.USA.(プロシーデングナショナルアカデミ
ーオブサイエンスUSA)80,P1194−1198(1983)〕のEco
R I.部位に導入することができる。
かかるλgt11ファージ内に組み込まれたcDNAはλgt11
ファージ上のβ−gal遺伝子の中に組み込まれるので該
ファージの大腸菌への感染後IPTG(イソプロピルβ−D
ガラクトピラノシド)等の物質添加による該ファージ上
のラクトースオペロンプロモーターの誘導によりβ−ガ
ラクトシダーゼとの融合タンパク質等として容易に発現
が確認される。
この様にして、cDNAが組み込まれたλgt11ファージを
富沢らの方法(「バクテリオファージの実験法」99頁〜
174頁、岩波書店1970年5月30日発行)により大腸菌に
感染させ、IPTG等を含む培地で培養する。形成されたプ
ラークを非A非B型肝炎特異モノクローナル抗体を使用
し、免疫スクリーニング等の方法によって選択すること
により容易に目的とするcDNAを得ることができる。
この免疫スクリーニング法に使用する抗体は特開昭61
−176856号公報、或いは同61−56196号公報に記載され
ている方法に従い調製することができる。スクリーニン
グ法もこれらに記載されているウエスタンプロッティン
グ法で行えばよい。
更に上記免疫スクリーニング陽性のプラークから富沢
らの方法によりファージを増殖させ、そのものからT.Ma
niatisらの方法〔Molecular Cloning(モレキュラー・
クローニング),Cold Spring Harbor〕〔Laboratory PP
85(1982)〕によりDNAを精製し適切な制限酵素例えばE
coR I等で切断後、Maxam and Gilbertの方法(Methods
in Enzymology 65,499−560(1980))によって又は制
限酵素で切断後、更にM13ファージにクローンしSanger
らのジオキシ法(Proc.Natl,Acad,Sci,U.S.A.,74 5463
(1977))によって目的cDNAセグメントの塩基配列が決
定できる。
この様にして非A非B型肝炎特異抗原をコードするcD
NA断片が得られる。しかしながら、このようにして得ら
れるDNA断片は、通常非A非B型肝炎特異抗原をコード
する遺伝子の部分cDNA断片として得られる。完全長のcD
NAは、上記と同様な方法でpoly A+−mRNAを単離、精製
し、このものから岡山−Bergのベクター・プライマーの
方法(Molecular and Cellular Biology ,161−170,1
982)によりcDNAライブラリーを得る。この様にして調
製したcDNA含有プラスミドを常法、例えばD.Hanahanの
方法(J.Mol.Biol.(ジャーナルオブモレキュラーバイ
オロジー)166,557(1983))により大腸菌等に形質転
換し、アンピシリン耐性株を取得する。この形質転換体
を先の部分、DNA断片をプローブとしてコロニーハイブ
リダイゼーション法等によりスクリーニングする。
かかるプローブの作成法としては、ストレプトアビジ
ン法、ホトビオチン核酸および32P核酸を使用したニッ
クトランスレーション法等が好ましい。
このようにして得られたcDNAクローンを含むコロニー
を培養しBirmboimらの方法〔Nucleic Acid Res.(ニュ
ークレイックアシッドリサーチ),,1513(1979)〕
に従ってプラスミドDNAを得、適切な制限酵素で切断
後、上記のMaxam and Gilbertの方法によって又は、制
限酵素で切断後、更にM13ファージもしくはプラスミドp
VC12等にクローンし、上述のSangerらのジデオキシ法に
よって目的の完全長cDNAセグメントの塩基配列の決定を
行う。
(実施例) 以下の実施例により、本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明は、その要旨を越えない限り以下の実施例に
よって限定されるものではない。
実施例1 非A非B型肝炎感染チンパンジー肝臓よりの
ポリ(A)RNAの調製 肝臓よりチオシアン酸グアニジン−塩化リチウム法
〔カサラ(Cathala)ら、ディーエヌエイ(DNA),,3
29(1983)〕に従いポリ(A)を有するRNAを下記の如
く調製した。
非A非B型肝炎に感染したチンパンジーより感染肝5g
を摘出し、直ちに液体窒素にて凍結した。このものを液
体窒素とともにワーリングブレンダーに入れ3,000r.p.
m.2分間にて粉砕した。このものを5Mチオシアン酸グア
ニジン、10mMEDTA、50mMトリス−HCl(pH7)および8%
(V/V)β−メルカプトエタノールからなる溶液100ml中
でテフロンホモゲナイザー(5rpm)にてさらに粉砕し、
可溶化した。この可溶化物20mlを遠心管に入っている5.
7McsCl溶液10ml上に静かにのせ、Hitachi RPS28−2ロ
ーターにて27,000rpm、20時間遠心後RNAを沈殿として回
収した。このRNAの沈殿を0.1%ラウリル硫酸ナトリウ
ム、1mMEDTA、10mMトリス・HCl(pH7.5)からなる溶液1
0mlに溶解しフェノール−クロロホルムで抽出後、エタ
ノール沈殿により回収した。得られたRNA約3.95mgを10m
Mトリス−HCl(pH8.0)および1mMEDTAからなる溶液1ml
に溶かした。65℃、5分間インキュベートし0.1mlの5MN
aClを加えた。混合物をオリゴ〔dT〕セルロース・カラ
ム〔ピー・エル・バイオケミカル(P−L Biochemica
l)社製〕クロマトグラフィー(カラム体積0.5ml)にか
けた。吸着したポリ(A)を有するmRNAを10mlMトリス
−HCl(pH7.5)および1mMEDTAからなる溶液で溶出し、
ポリ(A)を有するmRNA約100μgを得た。
まずポリ(A)mRNA10μgをRT緩衝液(20mMトリス−
HCl(pH8.8)、0.1MKCl、12mM MgCl2、2mM MnCl2)50μ
に溶かし、ランダムプライマーd(N)〔ピー・エ
ル・バイオケミカル(P−L Biochemical)社製〕8μ
gを加え、95℃、3分間加熱し、変性させた。これを室
温まで徐冷し、ランダムプライマーをアニールさせた。
このものに10mM4NTP 10μ、逆転写酵素225u(宝酒造
社製)を加え、水を加えて計100μの系とし、42℃で
1時間反応させた。
上記反応液50μを使用し10mMNAD 2μ、10mM4dNTP
10μ、RNase H 5u、大腸菌リカーゼ1u、大腸菌DNAポ
リメカラーゼI6.3u、10倍濃度のT4DNAリガーゼ緩衝液
(0.1Mトリス−HCl(pH7.5)0.1MDTT、60mM MgCl2)10
μを加え、計100μの系とし、37℃、1時間反応さ
せ、2本鎖DNAを合成した。
上記の様にして得た2本鎖DNAを同量の水飽和フェノ
ールで抽出し、エーテルで水層のフェノールを除いた
後、エタノール沈殿を行った。
得られた沈殿を50μの水に溶かし、10倍濃度のT4DN
Aポリメラーゼ緩衝液(0.33Mトリス酢酸(pH7.9)、0.6
6M酢酸カリウム、0.1M酢酸マグネシウム、5mMDTT)10μ
、10mM4dNTD 10μ、T4DNAポリメラーゼ6uを加え、1
00μの系とし、37℃1時間反応させ、2本鎖の平滑末
端をもったDNAを得た。このものを上記したとおり、フ
ェノール抽出し、除タンパクした後、エタノール沈殿を
行ってDNAを精製後、風乾した。
このものに50mMトリス−HCl(pH7.5)1mM Na2EDTA、5
mMDTTA 20μ、100uMB−アデノシル−L−メチオニン
2μ、1.8mg/ml EcoR Iメチラーゼ0.2μを加え37℃
15分間反応させ、DNA断片上のEcoR I制限酵素切断部位
のメチル化を行ないその後70℃、15分熱処理を行って酵
素を失活させた。
次に、3′リン酸化したEcoR Iリンカー(GGAATTCC)
を全合成DNA分子数の100倍になる様に加え、10倍濃度の
T4DNAリカーゼ緩衝液(0.5Mトリス−HCl(pH7.5)、60m
M MgCl2、10mMDTT)を5μを加え、0.1MATP 5μ、T
4DNAリガーゼ5uを加え計50μの系とし、4℃16時間反
応させた後、70℃、10分間加熱して酵素を失活させた。
次に10倍濃度のEcoR I緩衝液(15Mトリス−HCl(pH7.
5)、0.5M NaCl、60mM MgCl2)を10μ、EcoR I 100u
を加えて計100μの系とし37℃、2時間反応させ、余
分なリンカーを切除した。さらにBio Gel A−50(0.2cm
×32cm)(Bio RAD社製)にこの反応液を通し、10mMト
リス−HCl(pH7.5)6mM MgCl2緩衝液にて流出し、余分
なEcoR Iリンカーを除去し、EcoR Iリンカーの付いた二
本鎖cDNAを精製した。
得られたEcoR Iリンカー付二本鎖cDNA断片を用い、Ec
oR Iで切断したλgt11DNA 10μgと10倍濃度のT4DNAリ
ガーゼ緩衝液(前述)10μ、0.1MATP 10μ、T4DNA
リガーゼ10uを加え計100μの反応系で4℃16時間反応
させλgt11DNAに上記二本鎖cDNA断片を挿入した。
λファージパッケージングキット(プロメガBiotech
社製)を用い上記DNAをλファージ粒子中へ導入した。
パッケージングの手順はキットの説明書に従い行った。
このDNAパッケージングを終了したλgt11ファージを
常法(バクテリオファージ実験法99頁〜174頁、岩波書
店1970年5月30日発行)、富沢らの法により大腸菌Y109
0株に感染させプラークを形成させた。約20万個のプラ
ークより以下に示すような免疫スクリーニング法により
陽性のクローン1個を得た。この免疫スクリーニングに
使用した抗体は特開昭61−176856号公報に記載されてい
る方法で調製したものである。
まずλgt11に感染したY1090〔Young R.A.ら;Pro.Nat
l.Acad.Sci.USA(プロシーデング・オブ・ナショナル・
アカデミー・オブ・サイエンスUSA),80,1194−1198(1
983)〕を42℃に保温した上層軟寒天とともにシャーレ
まき、42℃に5時間放置した。次に10mMIPTGを含んだニ
トロセルロースフィルター(S&S社製BA−83ポアサイ
ズ0.2μm)をその上に置き37℃にて3〜4時間培養し
た。このニトロセルロースフィルターをTBS緩衝液(10m
Mトリス−HCl(pH7.5)50mM NaCl)で軽く洗い、3%ゼ
ラチンを含むTBS緩衝液400mlに浸し、40℃、1時間振と
うを行ってニトロセルロースフィルターのプロッキング
を行った。次に非A非B肝炎特異抗原に対するモノクロ
ーナル抗体(OD280=4.3)を1%ゼラチンを含むTBS緩
衝液に400分の1希釈になるように加え、フィルター1
枚につき2mlになる様にビニール袋にフィルターととも
に入れ、室温で16時間反応させた。次に005%Tween20を
含むTBS緩衝液400mlにて10分間3回洗浄し標識2次抗体
である抗マウスIgG−PAP(フォースラディシュペルオキ
シダーゼ)(バイオ・ラッド社製)を1%ゼラチンを含
むTBS緩衝液に1000分の1希釈に加え、フィルター1枚
につき2mlになる様にビニール袋にフィルターとともに
入れ、室温で2時間反応させ、同様に0.05%Tween20を
含むTBS緩衝液400mlにて10分間3回洗浄した。発色はフ
ィルターを4−Chloro−1−naphthol(バイオ−ラッド
社製)12mgを過酸化水素水を含む20mlのTBS緩衝液に浸
して行った。発色終了後、フィルターは水でよく洗い水
を入れたビニール袋に入れて冷暗所に保存した。
このようにしてポジティブなプラークを1個得た。こ
のポジティブプラークのシングルプラークアイソレーシ
ョンを3度行った。3度とも免疫スクリーニングを同様
に行いポジティブであることを確認した。
次にこのファージを大量に培養し、そのDNAを精製し
た。まずY1090菌をNZ培地(NZアミン10g、NaCl5g、5mM
MgCl2を水1に加え、pH7.2に調整)10mlで一晩培養し
た。このもの1mlにm.o.i(マルチプリシティ オブ イ
ンフェクション)0.1になる様にファージを感染させ、3
7℃10分間放置後、NZ培地1に移し溶菌するまで7〜
8時間37℃にて振とう培養を行いクロロホルム5mlを加
え、さらに30分間振とうを続けた。次に菌体残査を650
r.p.m.10分間の遠心分離により除去し、上清にNaCl29
g、ポリエチレングリコール70gを加えよく溶かしてから
4℃で一晩放置した。6500r.p.m.20分の遠心分離で沈殿
を集め、よく水滴を切り沈殿を20mlのTM緩衝液(10mMト
リス−HCl(pH7.5)・5mM MgCl2)に溶かしDNase I、RN
ase Aをともに10μg/mlの濃度になる様に加え、37℃1
時間反応させた。
次に、20mlのクロロホルムを加えて撹拌し、ポリエチ
レングリコールをクロロホルムに溶解させて水層からと
り除去した。この水層をさらに2800r.p.m.で60分の超遠
心分離にかけファージ粒子のペレットを得た。このペレ
ットを1mlのTM緩衝液にとかし、CsCl密度勾配遠心(330
00r.p.m.20時間)によりρ=1.45〜1.50のファージ粒子
を含んだ分画を得た。TM緩衝液に対し一晩、透析を行っ
た後、プロティンアーゼKを100μg/mlになる様加え、3
7℃で1時間反応させた。その後、同量の水飽和フェノ
ールを加えゆるやかにフェノール抽出を行った。6500r.
p.m.10分間の遠心分離の後、水層をとり出し、透析チュ
ーブに入れて水に対して4℃で一晩透析を行った。この
様にして、約5mgのDNAが得られた。
このDNA100μgをEcoR I 100uで前述の緩衝液系100μ
中にて37℃反応して切断したところ390bpと345bpのcD
NAセグメントがファージDNAに挿入されていることが判
明した。この2つのEcoR Iフラグメントをクローニング
ベクターであるpUC119のEcoR I部位に再度クローニング
し、ジデオキシ法にて市販のプライマーCAGGAAACAGCTAT
GACおよびAGTCACGACGTTGTAを用いて夫々についてその塩
基配列を決定した。2つのDNAの結合部分の塩基配列は
このcDNA断片の内部にあるBamH I、EcoR V部位を同部位
に特異的な制限酵素で切断し、得られるBamH I−EcoR V
DNAフラグメントpUc119のBamH I、Sma I部位に挿入し
て同様にジデオキシ法にてそのフラグメントの塩基配列
を決定した。該cDNA断片は、図−1に示す通りの塩基配
列を有する。これは非A非B型肝炎特異抗原蛋白質をコ
ードする遺伝子の部分cDNA断片であった。
実施例2 完全長の遺伝子を持ったcDNAの取得 実施例1記載のとおりにしてmRNAを調製し、岡山ベク
ターにより常法(Molecular cloning,PP211,1982)に従
いcDNAを合成する。以下にcDNAの合成法を記す。
pCDV1〔オカヤマ・アンド・バーグ(Okayama & Ber
g〕:モレキュラー・アンド・セルラー・アイオロジイ
(Mol.Cell.Biol.),,280(1983)〕400μgを10mM
トリス−HCl(pH7.5)、6mM MgCl2および10mM NaClから
なる溶液300μに加え、さらに500uのKpn I(宝酒造社
製)を加えて、37℃で6時間反応させ、プラスミド中の
Kpn I部位で切断した。フェノール−クロロホルム抽出
後、エタノール沈殿によりDNAを回収した。Kpn I切断し
た該DNA約200μgを40mMカコジル酸ナトリウム、30mMト
リス−HCl(pH6.8)、1mM CaCl2および0.1mMジチオスレ
イトール(以下DTTと略記する)からなる緩衝液(以下T
dT緩衝液と略記する)にdTTPを0.25mMとなるように加え
た溶液200μに加え、さらに81uのターミナルデオキシ
ヌクレオチジルトランスフェラーゼ(以下TdTと略記す
る)(P−L Biochemicals社製)を加え37℃、11分間反
応させた。ここでpCDV1のKpn I切断部位の3′末端ポリ
(dT)鎖が約67個付加された。該溶液からフェノール−
クロロホルム抽出、エタノール沈殿によりポリ(dT)鎖
の付加したpCVD1 DNA約100μgを回収した。該DNAを10m
Mトリス−HCl(pH7.5)、6mM MgCl2および100mM NaClか
らなる緩衝液150μに加え、さらに360uのHpa Iを加
え、37℃2時間反応させた。該反応物をアガロースゲル
電気泳動かけ、約3.1KpのDNA断片を分離、回収し、約60
μgのポリ(dT)鎖付加pCDV1を得た。該DNAを10mMトリ
ス−HCl(pH8.0)および1mMEDTAからなる溶液500μに
溶解し65℃5分間インキュベート後、氷冷して50μの
5M NaClを加えた。混合物をオリゴ(dA)セルロースカ
ラム(コラボラティブリサーチ社製)クロマトグラフィ
にかけた。ポリ(dT)鎖長が充分なものはカラムに吸着
し、これを10mMトリス−HCl(pH8.0)および1mMEDTAか
らなる溶液で溶出し、ポリ(dT)鎖の付加したpCVD1
(以下ベクタープライマーと略記する)27μgを得た。
次にリンカーDNAの調製を行った。pL1〔オカヤマ・ア
ンド・バーグ(Okayama & Berg)、モレキュラー・ア
ンド・セルラー・バイオロジイ(Mol.Cell.Biol)、,
280(1983)〕約14μgを10mMトリス−HCl(pH7.5)、6
mM MgCl2および50mM NaClからなる溶液200μを加えさ
らに50uのPst Iを加え、37℃で4時間反応させ、pL1 DN
A中のPst I部位で切断した。該反応物をフェノール−ク
ロロホルム抽出後、エタノール沈殿を行い、Pst Iで切
断したpL1 DNA約13μgを回収した。該DNA約13μgをTd
T緩衝液には終濃度0.25mMのdGTPを含む溶液50μに加
え、さらにTdT(P−L Biochemicals社製)54単位を加
えて37℃13分間インキュベートし、pL1のPst I切断部位
3′末端に(dG)鎖を約14個付加した。フェノール−ク
ロロホルム抽出後エタノール沈殿にてDNAを回収した。
該DNAを10mMトリス−HCl(pH7.5)、6mM MgCl2および60
mM NaClからなる緩衝液100μに加え、さらに80uのHin
d IIIを加えて37℃3時間インキュベートし、pL1 DNAの
Hind III部位で切断した。該反応物をアガロースゲル電
気泳動にて分画し、約0.5KbのDNA断片をDEAEペーパー法
〔ドレツエン(Dretzen)ら、アナリティカル・バイオ
ケミストリイ(Anal.Biochem.),112,295(1981)〕に
て回収し、オリゴ(dG)鎖付きのリンカーDNA(以下単
にリンカーDNAと略記する)を得た。
上記で調製したポリ(A)RNA約2μg、ベクタープ
ライマー約1.4μgを50mMトリス−HCl(pH8.3)、8mM M
gCl2、30mM KCl、0.3mMDTT、2mMDNTP(dATP、dTTP、dGT
PおよびdcTP)および10uのリボヌクレアーゼインヒビタ
ー(P−L Biochemicals社製)からなる溶液22.3μに
溶解し、10uの逆転写酵素(生化学工業社製)を加え、3
7℃で40分間インキュベートし、mRNAに相補的なDNAを合
成させた。該DNAをフェノール−クロロホルム抽出、エ
タノール沈殿を行いRNA−DNA二重鎖の付加したベクター
−プライマーDNAを回収した。該DNAを60μmdCTPおよび
0.2μgポリ(A)を含むTdT緩衝液20μに溶かし、14
uのTdT(P−L Biochemicals社製)を加えて37℃で8時
間インキュベートし、cDNA3′末端に12個の(dC)鎖を
付加した。該反応物をフェノール−クロロホルム抽出
し、エタノール沈殿により(dC)鎖の付加したcDNA−ベ
クター−プライマーDNAを回収した。該DNAを10mMトリス
−HCl(pH7.5)、6mM MgCl2および60mM NaClからなる液
400μに溶かし、20uのHind IIIを加え、37℃2時間イ
ンキュベートし、Hind III部位で切断した、該反応物を
フェノール−クロロホルム抽出、エタノール沈殿して0.
5pmoleの(dC)鎖付加cDNA−ベクタ−プライマーDNAを
得た。該DNA0.08pmoleと前記のリンカーDNA0.16pmoleを
10mMトリス−HCl(pH7.5)、0.1M NaClおよび1mMEDTAか
らなる溶液40μに溶かし、65℃、42℃、0℃でそれぞ
れ10分、25分、30分間インキュベートした。20mMトリス
−HCl(pH7.5)4mM MgCl2、10mM(NH42SO4、0.1M KCl
および0.1mMβ−NADの組成で全量400μとなるよう反
応液を調製した。該反応液に10uの大腸菌DNAリガーゼ
(New England Biolabe社製)を加え、11℃一夜インキ
ュベートした。該反応液を約40μMのdNTP、015mMβ−N
ADとなるよう同成分を追加調製し、5uの大腸菌DNAリガ
ーゼ、7uの大腸菌DNAポリメラーゼI(p−L Biochemic
als社製)および2uの大腸菌リボヌクレアーゼH(p−L
Biochemicals社製)を加え、12℃、25℃で順次1時間
ずつインキューベートした。
上記反応でcDNAを含む組換えDNAの環状化とRNA−DNA
二重鎖のRNA部分がDNAに置換され、完全な二重鎖DNAの
組換えプラスミドが生成した。
このものを使用し、常法により作成した大腸菌MC1064
株のコンピテント細胞を形質転換した。形質転換体約5
万個をニトロセルロース上に固定した。これらのコロニ
ーをコロニー・ハイブリダイゼーション法〔Molecular
Cloning Cold Spring harbor laboratory PP 329(198
2)〕により、常法に従い実施例1で得たcDNA断片を32P
標識してプローブとして用い、スクリーニングした結
果、42℃で強く会合した3個の陽性なクローンが得られ
た。
これらのクローンをサザン(Southen)の方法(ジャ
ーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー(J.Mol.Bi
ol)98,503(1975)〕により詳しく解析した結果、図2
に示す非A非B型肝炎特異抗原蛋白質コードする遺伝子
の完全長のcDNAが得られた。
(発明の効果) 大腸菌、枯草菌、酵母、哺乳動物細胞等の公知の宿主
中、プロモータを含有する公知の発現制御配列の制御下
本発明の非A非B型肝炎特異高原性蛋白質をコードする
遺伝子を発現させ、非A非B型肝炎特異抗原を大量に得
ることができる。同抗原から得られる抗体は、免疫反応
による同抗体の検出に応用される。
また、本発明の非A非B型肝炎ウイルス抗原性蛋白質
をコードする遺伝子は、核酸ハイブリダイゼーションに
よる同抗原性蛋白質遺伝子の検出のためのプローブとし
て有用である。
【図面の簡単な説明】
図−1は、実施例1で得たcDNAの塩基配列を表わす。 図−2は、実施例2で得たcDNAの塩基配列を表わす。 図中、第57番から第1388番までが非A非B型肝炎特異抗
原蛋白質をコードする塩基部分を表わす。
フロントページの続き (72)発明者 紅林 理恵 横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成 工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 寺西 豊 横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成 工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 中西 重忠 京都市左京区岩倉長谷町517−116 (72)発明者 喜多村 直美 京都市左京区高野上竹屋町31

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のアミノ酸配列で示される非A非B型
    肝炎特異抗原蛋白質をコードする塩基配列を含んで成る
    DNA断片。
  2. 【請求項2】非A非B型肝炎特異抗原蛋白質をコードす
    る塩基配列が下記の塩基配列であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のDNA断片。 (配列中、「−」はその上に示された塩基に相補的な塩
    基を表わす。)
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