JP2590781Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2590781Y2 JP2590781Y2 JP1989085740U JP8574089U JP2590781Y2 JP 2590781 Y2 JP2590781 Y2 JP 2590781Y2 JP 1989085740 U JP1989085740 U JP 1989085740U JP 8574089 U JP8574089 U JP 8574089U JP 2590781 Y2 JP2590781 Y2 JP 2590781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key component
- sheath
- guide
- housing
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、自動車の車内配線等の接続に使用されるコ
ネクタの改良に関するものである。
ネクタの改良に関するものである。
（従来技術） 従来のこの種のコネクタを図−３および図−４に示
す。図において、１は雄端子（図示せず）を収納するハ
ウジング、２はキー部品、３は雌端子（図示せず）を収
納するハウジングである。
す。図において、１は雄端子（図示せず）を収納するハ
ウジング、２はキー部品、３は雌端子（図示せず）を収
納するハウジングである。
雄端子側のハウジング１内にはランス４が形成されて
おり、雄端子はこのランス４に引っ掛かって引き抜けな
いようになっている。しかし雄端子がランス４に引っ掛
からない状態で組み立てられることがあり、この場合電
気的な接続不良が生じる。そこで雄端子の半挿入状態を
検知するためにキー部品２か用いられる。すなわち雄端
子が半挿入状態にあるときは、ランス４の自由端に突き
当たり、所定の位置まで挿入できなくなる。従ってこの
ようなときは雄端子が半挿入状態にあると判定できるわ
けである。
おり、雄端子はこのランス４に引っ掛かって引き抜けな
いようになっている。しかし雄端子がランス４に引っ掛
からない状態で組み立てられることがあり、この場合電
気的な接続不良が生じる。そこで雄端子の半挿入状態を
検知するためにキー部品２か用いられる。すなわち雄端
子が半挿入状態にあるときは、ランス４の自由端に突き
当たり、所定の位置まで挿入できなくなる。従ってこの
ようなときは雄端子が半挿入状態にあると判定できるわ
けである。
なおキー部品２にはハウジング１に組み込まれた雄端
子が挿通される端子穴６が形成されている。
子が挿通される端子穴６が形成されている。
（課題） 上記のようなコネクタでは、キー部品２をハウジング
１の鞘部７にスムーズに挿入できるようにするため、キ
ー部品２に鞘部７と嵌合する枠体８が形成されており、
雌端子側のハウジング３はこの枠体８によってガイドさ
れるようになっている。その結果、雄端子側ハウジング
１の鞘部７にはキー部品２の枠体８と雌端子側ハウジン
グ３が収納されることになるため、鞘部７が大型化する
という欠点がある。
１の鞘部７にスムーズに挿入できるようにするため、キ
ー部品２に鞘部７と嵌合する枠体８が形成されており、
雌端子側のハウジング３はこの枠体８によってガイドさ
れるようになっている。その結果、雄端子側ハウジング
１の鞘部７にはキー部品２の枠体８と雌端子側ハウジン
グ３が収納されることになるため、鞘部７が大型化する
という欠点がある。
（課題の解決手段とその作用） 本考案は上記のような課題を解決するため、実用新案
登録請求の範囲に記載の考案は、内部に雄端子抜け止め
用のランスを有するハウジングの鞘部内に一対の突片を
設けると共に、前記鞘部内に、前記ランスの内側に入り
込むキーを有するキー部品を挿入するようにしたコネク
タにおいて、前記の突片にキー部品のガイド溝又はガイ
ドリブを一対形成し、かつ、前記キー部品に前記ガイド
溝又はガイドリブとスライド係合するガイドリブ又はガ
イド溝を一対形成したことを特徴とするものである。
登録請求の範囲に記載の考案は、内部に雄端子抜け止め
用のランスを有するハウジングの鞘部内に一対の突片を
設けると共に、前記鞘部内に、前記ランスの内側に入り
込むキーを有するキー部品を挿入するようにしたコネク
タにおいて、前記の突片にキー部品のガイド溝又はガイ
ドリブを一対形成し、かつ、前記キー部品に前記ガイド
溝又はガイドリブとスライド係合するガイドリブ又はガ
イド溝を一対形成したことを特徴とするものである。
このようにするとキー部品に従来のように枠体を形成
する必要がなくなり、鞘部の大きさは雌端子側のハウジ
ング嵌合する大きさでよいことにより、鞘部の強度を低
下させることなく、鞘部を小型化することが可能とな
る。
する必要がなくなり、鞘部の大きさは雌端子側のハウジ
ング嵌合する大きさでよいことにより、鞘部の強度を低
下させることなく、鞘部を小型化することが可能とな
る。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
図−１および図−２は本考案に係るコネクタの一実施
例を示すもので、先に説明した図−３および図−４の各
部に対応する部分にはそれと同じ符号が付してある。
例を示すもので、先に説明した図−３および図−４の各
部に対応する部分にはそれと同じ符号が付してある。
このコネクタは、内部に雄端子抜止め用のランス４を
有するハウジング１の鞘部７内に、前記ランス４の内側
に入り込むキー５を有するキー部品２を挿入するように
構成され、前記ハウジング１の鞘部７内には通常、キー
部品２の挿入方向に一対の突片９が形成されている。こ
の突片９は雌端子側ハウジング３と嵌合するときにコジ
リ防止用ガイドとして使用されるものである。本実施例
では、この突片９に互いに対向するように２本のガイド
溝10を形成し、かつキー部品２にガイド用の枠体を設け
ることなくガイド溝10とスライド係合する２本のガイド
リブ11を形成したものである。
有するハウジング１の鞘部７内に、前記ランス４の内側
に入り込むキー５を有するキー部品２を挿入するように
構成され、前記ハウジング１の鞘部７内には通常、キー
部品２の挿入方向に一対の突片９が形成されている。こ
の突片９は雌端子側ハウジング３と嵌合するときにコジ
リ防止用ガイドとして使用されるものである。本実施例
では、この突片９に互いに対向するように２本のガイド
溝10を形成し、かつキー部品２にガイド用の枠体を設け
ることなくガイド溝10とスライド係合する２本のガイド
リブ11を形成したものである。
このような構成にすると、キー部品２を鞘部７に挿入
するときは、ガイドリブ11をガイド溝10に差し込むよう
にして挿入することにより、キー部品２をスムーズに安
定して挿入することができる。
するときは、ガイドリブ11をガイド溝10に差し込むよう
にして挿入することにより、キー部品２をスムーズに安
定して挿入することができる。
なお上記実施例では、鞘部７側の突片９にガイド溝10
を、キー部品２側にガイドリブ11を形成したが、これと
は逆に、鞘部７側にガイドリブ11を、キー部品２側にガ
イド溝10を形成することも可能である。
を、キー部品２側にガイドリブ11を形成したが、これと
は逆に、鞘部７側にガイドリブ11を、キー部品２側にガ
イド溝10を形成することも可能である。
（考案の効果） 以上説明したように本考案によれば、鞘部内の突片に
形成した一対のガイド溝とキー部品に形成した一対のガ
イドリブ、あるいは、鞘部内の突片に形成した一対のガ
イドリブとキー部品に形成した一対のガイド溝とのスラ
イド係合により、キー部品を鞘部内にスムーズに安定し
て挿入できるので、キー部品に従来のような枠体を形成
する必要がなく、このため鞘部は雌端子側のハウジング
が嵌合する大きさにすればよいので、鞘部の強度を低下
させることなく鞘部を小型化できるという利点がある。
形成した一対のガイド溝とキー部品に形成した一対のガ
イドリブ、あるいは、鞘部内の突片に形成した一対のガ
イドリブとキー部品に形成した一対のガイド溝とのスラ
イド係合により、キー部品を鞘部内にスムーズに安定し
て挿入できるので、キー部品に従来のような枠体を形成
する必要がなく、このため鞘部は雌端子側のハウジング
が嵌合する大きさにすればよいので、鞘部の強度を低下
させることなく鞘部を小型化できるという利点がある。
図−１および図−２は本考案の一実施例に係るコネクタ
の斜視図および断面図、図−３および図−４は従来のコ
ネクタの斜視図および断面図である。 1:雄端子側ハウジング、2:キー部品、3:雌端子側ハウジ
ング、4:ランス、5:キー、7:鞘部、9:突片、10:ガイド
溝、11:ガイドリブ。
の斜視図および断面図、図−３および図−４は従来のコ
ネクタの斜視図および断面図である。 1:雄端子側ハウジング、2:キー部品、3:雌端子側ハウジ
ング、4:ランス、5:キー、7:鞘部、9:突片、10:ガイド
溝、11:ガイドリブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/631 H01R 13/42
Claims (1)
- 【請求項１】内部に雄端子抜け止め用のランスを有する
ハウジングの鞘部内に一対の突片を設けると共に、前記
鞘部内に、前記ランスの内側に入り込むキーを有するキ
ー部品を挿入するようにしたコネクタにおいて、前記の
突片にキー部品のガイド溝又はガイドリブを一対形成
し、かつ、前記キー部品に前記ガイド溝又はガイドリブ
とスライド係合するガイドリブ又はガイド溝を一対形成
したことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989085740U JP2590781Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989085740U JP2590781Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0326064U JPH0326064U (ja) | 1991-03-18 |
| JP2590781Y2 true JP2590781Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=31635023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989085740U Expired - Lifetime JP2590781Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590781Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4805017B2 (ja) * | 2006-05-22 | 2011-11-02 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0347261Y2 (ja) * | 1986-05-30 | 1991-10-08 | ||
| JPS6329864U (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-26 | ||
| JPS63292584A (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-29 | アンプ・インコ−ポレ−テッド | 電気コネクタ |
| JP2555394Y2 (ja) * | 1988-10-26 | 1997-11-19 | 日本エー・エム・ピー 株式会社 | コネクタ |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP1989085740U patent/JP2590781Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0326064U (ja) | 1991-03-18 |
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| JPH0455765U (ja) |