JP2590592B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JP2590592B2
JP2590592B2 JP16946190A JP16946190A JP2590592B2 JP 2590592 B2 JP2590592 B2 JP 2590592B2 JP 16946190 A JP16946190 A JP 16946190A JP 16946190 A JP16946190 A JP 16946190A JP 2590592 B2 JP2590592 B2 JP 2590592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter door
vending machine
drive motor
motor
door mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16946190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0458393A (ja
Inventor
利夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP16946190A priority Critical patent/JP2590592B2/ja
Publication of JPH0458393A publication Critical patent/JPH0458393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2590592B2 publication Critical patent/JP2590592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機内に移動式ベンドステージを装備したカ
ップ式飲料自動販売機を対象に、販売動作中に商品取出
口を閉塞し、商品の搬出を待って開放動作する電動式シ
ャッタ扉機構を備えた自動販売機に関する。
〔従来の技術〕
機内で製造した飲料をカップに入れて販売に供する頭
記のカップ式飲料自動販売機として、機内に移動式ベン
ドステージを備え、販売動作の最終段で飲料入りカップ
を移動式ベンドステージに載せて商品取出口に臨む位置
へ搬出するようにした販売方式のものが特開昭62−1710
96号公報などで公知である。
かかるカップ式飲料自動販売機では、販売動作中に商
品取出口より機内に手を差し入れると、ベンドステージ
を移動操作するチェーン機構などに手が触れたり,挟ま
れたりして怪我をするおそれがあり、その安全策として
販売動作中には商品取出口を閉塞し、商品の搬出を待っ
て開放動作する電動式シャッタ扉機構を備えている。
第3図,第4図はかかるシャッタ扉機構を装備したカ
ップ式飲料自動販売機を示したものであり、図において
1は自動販売機の本体ケース、2はその前面に開口した
商品取出口、3は機内の配備した移動式ベンドステー
ジ、4はベンドステージ3を移動操作するチェーン機
構、5は飲料カップ、6が商品取出口2の背後に配置し
て商品取出口を閉塞,開放する電動式シャッタ扉機構で
ある。
ここで、シャッタ扉機構6は、上下のガイドレール7
にローラ8を介してガイド支持された引戸式のシャッタ
扉9と、シャッタ扉9にラック/ピニオン機構10を介し
て伝動結合した可逆転式の駆動モータ11とからなり、該
駆動モータ11は販売動作に合わせてシャッタ扉9を開閉
移動するよう運転制御される。
すなわち、自動販売機の販売待機状態(販売待機状態
ではベンドステージ3は商品取出口2の位置に停止して
いる)ではシャッタ扉9は開放位置(第4図参照)に後
退して商品取出口2を開放しており、ここで販売指令が
与えられるとまず駆動モータ11が始動し、シャッタ扉9
を閉位置に移動して商品取出口2を閉塞する。そして、
シャッタ扉9が閉じた後に機内では一連の飲料販売動作
を開始し、先述のように販売動作の最終段で移動式ベン
ドステージ3とともに飲料入りのカップ5が商品取出口
2の位置に到達すると、この到達信号を受けて駆動モー
タ11が逆転し、シャッタ扉9を開放位置に移動操作して
商品取出口2を開放する。なお、シャッタ扉の開,閉終
端位置にはリミットスイッチが設けてあり、このスイッ
チの動作信号で駆動モータを停止制御するようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記した従来のシャッタ扉機構のままでは
安全機能の面で十分とは言えず、次記のような問題点が
残る。
すなわち、販売開始時にシャッタ扉9が閉じる前に利
用者がうっかり商品取出口2へ手を差し入れると、閉位
置に向けて移動して来たシャッタ扉9に手指が挟まれる
おそれがある。しかも、シャッタ扉機構6の駆動モータ
11とシャッタ扉9との間がラック/ピニオン機構10を介
して伝動結合されているのて、シャッタ扉9に手が挟ま
れると簡単に手を外すことができず、しかも駆動モータ
11のトルクがそのままシャッタ扉に伝達されるために、
手,指に怪我を与えるおそれがある。また、駆動モータ
11自身も通電のままロック状態となるので、この状態が
長時間続くとモータが焼損するなどして故障するおそれ
がある。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、商
品取出口に電動式シャッタ扉機構を備えたカップ式飲料
自動販売機を対象に、販売時に利用者が誤って手指をシ
ャッタ扉に挟んだ場合でも、怪我を与えることのないよ
うに安全策を施した自動販売機、特にそのシャッタ扉機
構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、シャッタ扉機
構の駆動モータに、一定以上の負荷トルクが加わった際
にモータを空転させるスリップクラッチを組合わせて構
成するものとする。
また、前記の構成での安全性をより一層高める対策と
して、シャッタ扉機構の閉動作時に、モータ始動から一
定時間を経過してもシャッタ扉が半開状態のままである
条件で、シャッタ扉機構を閉動作から開放動作に切り換
えてシャッタ扉を開放する制御手段を備えることができ
る。
〔作用〕
前記構成において、スリップクラッチは駆動モータの
出力軸上に設けてあり、シャッタ扉の閉動作時にスリッ
プクラッチに規定トルク以上の負荷が加わると、駆動側
ディスクと従動側ディスクとの間の摩擦面がスリップし
てモータを空転させるように動作する。ここでスリップ
クラッチの規定トルク(伝達トルクの上限値)を安全面
から例えば0.5〜1.5kg程度に設定しておく。これによ
り、シャッタ扉が閉じる際に誤って手指がシャッタ扉に
挟まれた場合にはクラッチがスリップ動作して駆動モー
タが空転し、シャッタ扉に挟まれた手指に過大な力が加
わるのを回避するととも、駆動モータが通電のままロッ
ク状態となるのを防止できる。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例の要部構成図、第2図は第1図
におけるスリップクラッチ付き駆動モータの構造図であ
り、第3図,第4図に対応する同一部材には同じ符号が
付してある。
まず、第1図において、駆動モータ11とシャッタ扉9
との間の動力伝達経路となるモータ出力軸11aには符号1
2で示すスリップクラッチが配置されている。このスリ
ップクラッチ12は、第2図で示すように例えば駆動側ク
ラッチ板12aと従動側クラッチ板12bとの摩擦面がマグネ
ットの磁気力で吸引し合うにしたマグネット式の摩擦ク
ラッチであり、駆動モータ11と一体に組立てられてい
る。また、第1図における13,14はシャッタ扉9の開,
閉位置を検知するリミットスイッチ、15は前記スイッチ
に対向してシャッタ扉9に取付けた作動片、16は駆動モ
ータ11のコントローラである。
かかる構成で、販売待機状態ではシャッタ扉9は開放
位置(図示の実線位置)に後退している。ここでコント
ローラ16に販売信号が与えられると駆動モータ11が始動
し、そのトルクがスリップクラッチ12,ラック/ピニオ
ン機構10を介してシャッタ扉9に伝達され、シャッタ扉
9を開放位置から閉塞位置に向けて移動操作する。
一方、シャッタ扉9の閉動作過程で、誤って商品取出
口2に差し入れた手指がシャッタ扉に挟まれるなどして
扉が半開状態のまま停止し、このためにシャッタ扉9に
加わる負荷がスリップクラッチ12の規定トルクを超えた
状態になると、スリップクラッチ12の駆動側クラッチ板
12aと従動側クラッチ板12bとの間にスリップが生じてシ
ャッタ扉9に伝達されるトルクが規定トルク以下に制限
される。これにより、シャッタ扉9に挟まれた手指を過
大な力で挟み付けることがなく、かつ駆動モータ11も空
転し続けるのでモータロック状態にはならない。ここ
で、シャッタ扉9に挟まれた手指を引き外せば、再びク
ラッチ12を介して駆動モータ12のトルクがシャッタ扉9
に伝達されて移動を再開し、シャッタ扉が閉位置に到達
して閉位置検知スイッチ14が作動すると、このスイッチ
信号を受けて駆動モータ11が自動的に停止する。
また、シャッタ扉9が完全に閉じた状態になれば、続
いて機内では一連の飲料販売動作を開始する。そして飲
料入りカップ5を搭載したベンドステージ3が商品取出
口2の位置に到達すると、今度は駆動モータ11が逆転始
動し、シャッタ扉9を開放位置に移動して商品取出口2
を開放するとともに、開位置検出用のスイッチ13が作動
したところで駆動モータ11が停止して再び販売待機状態
に戻る。
なお、前記したスリップクラッチ12はマグネット式以
外に、ばね付勢式の摩擦クラッチを採用することもでき
る。
ところで、前記のように駆動モータにスリップクラッ
チを組み合わせた構成でも、子供のように力の弱い利用
者はシャッタ扉に挟まれた手を抜き出すことが困難な場
合がある。そこで、シャッタ扉機構の安全性をより一層
高めるための対策として、コントローラ16に次記のよう
な制御機能を持たせて駆動モータ11を制御するのがよ
い。
すなわち、シャッタ扉9の開位置から閉位置に向けて
閉じる際に、駆動モータ11の始動後に一定時間(数秒程
度)が経過してもシャッタ扉9が半開状態のまま閉位置
まで移動せず、閉位置検知スイッチ14が作動しない場合
には、利用者の手指がシャッタ扉9に挟まれるなどの異
常事態が発生したものと判断し、直ちに駆動モータ11を
逆転してシャッタ扉9を開放位置に後退移動させる。こ
れにより、シャッタ扉9に挟まれていた手指は自由とな
り、商品取出口2より離すことができる。
〔発明の効果〕
本発明の自動販売機は、以上説明したように構成され
ているので、次記の効果を奏する。
(1)販売時に誤って商品取出口に差し入れた手指が閉
動作途上のシャッタ扉に挟まれた場合には、スリップク
ラッチが動作して駆動モータが空転するようになるの
で、シャッタ扉に挟まれた手指に怪我を与えることがな
く、容易に手指を引き抜くことができて安全性が高ま
る。
(2)また、シャッタ扉の閉動作途中で手指などが挟ま
れて扉が半開状態のまま停止しても、駆動モータは空転
し続けるのでモータロック状態にならず、モータの故障
を回避できる。
(3)シャッタ扉機構の閉動作時に一定時間を経過して
もシャッタ扉が半開状態のまま停止位置まで移動しない
場合には、異常発生と判断してシャッタ扉を閉動作から
開動作に切換えて開放制御するようにしたことにより、
シャッタ扉に挟まれていた手指が自由になるので、安全
性がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例を示す電動式シャッタ扉機構の全
体構成図、第2図は第1図における要部の具体構成図、
第3図はシャッタ扉機構を装備したカップ式飲料自動販
売機の商品取出口周辺の構造図、第4図は第3図の平面
図である。図において、 2:商品取出口、3:移動式ベンドステージ、5:カップ、6
……電動式シャッタ扉機構、9:シャッタ扉、11:駆動モ
ータ、12:スリップクラッチ、16:コントローラ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動式ベンドステージを装備した自動販売
    機であり、本体ケースの前面に開口した商品取出口の背
    後に、販売動作に合わせて開閉動作する電動式シャッタ
    扉機構を備えたものにおいて、前記シャッタ扉機構の駆
    動モータの出力軸に、一定以上の負荷トルクが加わった
    際にモータを空転させるスリップクラッチを組合わせた
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動販売機において、シ
    ャッタ扉機構の閉動作時に、モータ始動から一定時間を
    経過してもシャッタ扉が半開状態のままである条件で、
    シャッタ扉機構を閉動作から開放動作に切り換えてシャ
    ッタ扉を開放する制御手段を備えたことを特徴とする自
    動販売機。
JP16946190A 1990-06-27 1990-06-27 自動販売機 Expired - Fee Related JP2590592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16946190A JP2590592B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16946190A JP2590592B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0458393A JPH0458393A (ja) 1992-02-25
JP2590592B2 true JP2590592B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=15887009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16946190A Expired - Fee Related JP2590592B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2590592B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002245539A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の商品取出口扉装置
JP4316398B2 (ja) * 2004-02-16 2009-08-19 サンデン株式会社 飲料自動販売機
JP5070826B2 (ja) * 2006-12-07 2012-11-14 富士電機リテイルシステムズ株式会社 カップ式自動販売機
JP5115106B2 (ja) * 2007-09-04 2013-01-09 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機の扉開閉装置
JP5272403B2 (ja) * 2007-12-27 2013-08-28 パナソニック株式会社 自動販売機
JP5239620B2 (ja) * 2008-08-20 2013-07-17 サクサ株式会社 非接触型ic媒体処理装置におけるシャッタ開閉構造
JP2010205249A (ja) * 2009-02-06 2010-09-16 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd カップ把持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0458393A (ja) 1992-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4384190B2 (ja) 冷蔵庫および冷蔵庫の扉開閉装置
JP2590592B2 (ja) 自動販売機
US4614057A (en) Automatic operating system and method for swinging doors
EP3910273B1 (en) Control method for drawer door of refrigerator and refrigerator
JPH09195625A (ja) 車両用スライド扉自動開閉装置
JP7309924B2 (ja) 冷蔵庫
JPH02157581A (ja) 引出し式扉開放装置
JPH11315667A (ja) フラッシュドアの自動開閉装置
JP2007334496A (ja) 自動販売機の商品取出口扉装置
JP2709441B2 (ja) 電動シャッターの制御方法及び電動シャッターの手動切換装置
JP2005345040A (ja) 冷蔵ショーケース
JP2002245539A (ja) 自動販売機の商品取出口扉装置
JP3146754B2 (ja) カップ式飲料自動販売機の商品取出口扉装置
JPH06251229A (ja) 自動販売機の商品取出口装置
JPH0468493A (ja) カップ式自動販売機の販売扉作動装置
JP3197600B2 (ja) 自動販売機
JPH07115816B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH0842219A (ja) ドアの自動開閉操作装置
JP2936721B2 (ja) 自動販売機の商品取出口
JP3099731B2 (ja) 自動販売機の商品取出口扉装置
JPS6017009Y2 (ja) 乗車券自動精算機のシヤツタ機構
JPH0631577Y2 (ja) シャッターの開閉装置
JP4639554B2 (ja) 便座・便蓋の開閉装置
JPH09180040A (ja) 自動販売機の商品取出口扉装置
JP2839216B2 (ja) 扉開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees