JP2590484B2 - ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置 - Google Patents
ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置Info
- Publication number
- JP2590484B2 JP2590484B2 JP62199893A JP19989387A JP2590484B2 JP 2590484 B2 JP2590484 B2 JP 2590484B2 JP 62199893 A JP62199893 A JP 62199893A JP 19989387 A JP19989387 A JP 19989387A JP 2590484 B2 JP2590484 B2 JP 2590484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- direct drive
- drive shaft
- support device
- type motor
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明に係るダイレクトドライブ型モータ用回転支
持装置は、ビデオテープレコーダ（VTR）、或はデジタ
ルオーディオテープレコーダ（DAT）、磁気ディスクに
組み込まれる回転ヘッド等を駆動する、ダイレクトドラ
イブ型モータの駆動軸を、低い回転トルクで回転自在に
支承するのに利用する。
持装置は、ビデオテープレコーダ（VTR）、或はデジタ
ルオーディオテープレコーダ（DAT）、磁気ディスクに
組み込まれる回転ヘッド等を駆動する、ダイレクトドラ
イブ型モータの駆動軸を、低い回転トルクで回転自在に
支承するのに利用する。
（従来の技術） VTR等に組み込まれて使用される回転ヘッド等は、ダ
イレクトドライブ型モータにより、減速機構を介する事
なく、直接回転駆動する様にしている。第１図はこの様
な回転ヘッド用駆動装置を示している。
イレクトドライブ型モータにより、減速機構を介する事
なく、直接回転駆動する様にしている。第１図はこの様
な回転ヘッド用駆動装置を示している。
ダイレクトドライブ型モータを構成する駆動軸１の一
端（第１図の下端）にはロータ２を固定し、他端（第１
図の上端）には回転ヘッド３を固定している。VTR等の
機体に固定されるケーシング４には、円筒状の保持部13
を形成し、この保持部13の内側を、上記駆動軸１を挿通
する為の通孔５としている。駆動軸１の外周面の２個所
位置には、互いに間隔をあけて１対の内輪６、６を固定
しており、上記通孔５の内周面でこれら各内輪６、６と
対向する位置には、１対の外輪７、７を固定している。
そして、これら各内輪６、６と外輪７、７との間に複数
の玉８、８を設ける事により、駆動軸１と通孔５との上
下２個所位置に玉軸受９、９を設けている。そして、こ
れら両玉軸受９、９により、上記保持部13の内側に上記
駆動軸１を回転自在に支承している。
端（第１図の下端）にはロータ２を固定し、他端（第１
図の上端）には回転ヘッド３を固定している。VTR等の
機体に固定されるケーシング４には、円筒状の保持部13
を形成し、この保持部13の内側を、上記駆動軸１を挿通
する為の通孔５としている。駆動軸１の外周面の２個所
位置には、互いに間隔をあけて１対の内輪６、６を固定
しており、上記通孔５の内周面でこれら各内輪６、６と
対向する位置には、１対の外輪７、７を固定している。
そして、これら各内輪６、６と外輪７、７との間に複数
の玉８、８を設ける事により、駆動軸１と通孔５との上
下２個所位置に玉軸受９、９を設けている。そして、こ
れら両玉軸受９、９により、上記保持部13の内側に上記
駆動軸１を回転自在に支承している。
上記各内輪６、６の外周面両端部と各外輪７、７の内
周面両端部との間には、内外両輪６、７の間の空間の内
外をシールするシール体10、10を設けて、上記空間内に
封入した潤滑用グリースの漏洩を防止している。
周面両端部との間には、内外両輪６、７の間の空間の内
外をシールするシール体10、10を設けて、上記空間内に
封入した潤滑用グリースの漏洩を防止している。
（発明が解決しようとする課題） ところが、上述の様に構成される従来のダイレクトド
ライブ型モータ用回転支持装置に於いては、次に述べる
様な不都合を生じる。
ライブ型モータ用回転支持装置に於いては、次に述べる
様な不都合を生じる。
即ち、回転ヘッド３がむらなく円滑に回転する為に
は、ケーシング４の通孔５の内側に駆動軸１を支承して
いる玉軸受９、９の回転が、軽い力で行なえる事が必要
である。ところが、従来の玉軸受９、９の場合、必ずし
も十分に軽い力が回転できるとは言えず、回転ヘッド３
に回転むら（ワウフラッタ）が発生する可能性があっ
た。
は、ケーシング４の通孔５の内側に駆動軸１を支承して
いる玉軸受９、９の回転が、軽い力で行なえる事が必要
である。ところが、従来の玉軸受９、９の場合、必ずし
も十分に軽い力が回転できるとは言えず、回転ヘッド３
に回転むら（ワウフラッタ）が発生する可能性があっ
た。
例えば、本発明者がJIS 696型の玉軸受（外径15mm、
内径6mm、幅5mm、玉数７個）に鉄製の保持器を組み込
み、内外両輪の間の隙間内に、隙間容積に対して約20％
のグリースを充填して、内輪の内側に嵌合させた駆動軸
を1800rpmで回転させたところ、上記玉軸受により支承
された駆動軸の回転に要するトルク（玉軸受１個当り）
は、時間の経過と共に第５図に示す様に変化した。
内径6mm、幅5mm、玉数７個）に鉄製の保持器を組み込
み、内外両輪の間の隙間内に、隙間容積に対して約20％
のグリースを充填して、内輪の内側に嵌合させた駆動軸
を1800rpmで回転させたところ、上記玉軸受により支承
された駆動軸の回転に要するトルク（玉軸受１個当り）
は、時間の経過と共に第５図に示す様に変化した。
この第５図から明らかな通り、鉄製の保持器を使用
し、潤滑にグリースを使用した従来のダイレクトドライ
ブ型モータ用回転支持装置の場合、駆動軸を回転させる
のに要するトルクの絶対値並びにその変動が大きく、回
転ヘッド等の回転駆動を十分に安定して行なえない。
し、潤滑にグリースを使用した従来のダイレクトドライ
ブ型モータ用回転支持装置の場合、駆動軸を回転させる
のに要するトルクの絶対値並びにその変動が大きく、回
転ヘッド等の回転駆動を十分に安定して行なえない。
又、保持器を合成樹脂製とし、グリースの充填量を約
10％として同様の実験を行なったところ、駆動軸の回転
に要するトルク（玉軸受１個当り）は、時間の経過と共
に第６図に示す様に変化した。
10％として同様の実験を行なったところ、駆動軸の回転
に要するトルク（玉軸受１個当り）は、時間の経過と共
に第６図に示す様に変化した。
この第６図から明らかな通り、合成樹脂製の保持器を
使用し、潤滑にグリースを使用した場合、駆動軸を回転
させるのに要するトルクの変動は、鉄製の保持器を使用
した場合に比較して多少小さくなるにしても、未だ無視
できない程度の変動があり、回転ヘッド等の回転駆動を
十分に安定して行なえない。
使用し、潤滑にグリースを使用した場合、駆動軸を回転
させるのに要するトルクの変動は、鉄製の保持器を使用
した場合に比較して多少小さくなるにしても、未だ無視
できない程度の変動があり、回転ヘッド等の回転駆動を
十分に安定して行なえない。
本発明のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置
は、駆動軸を回転駆動するのに要するトルクの絶対値と
その変動とを小さくする事により、VTRの回転ヘッド等
の回転駆動を安定して行なえる様にするものである。
は、駆動軸を回転駆動するのに要するトルクの絶対値と
その変動とを小さくする事により、VTRの回転ヘッド等
の回転駆動を安定して行なえる様にするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置
は、前述した従来のダイレクトドライブ型モータ用回転
支持装置と同様に、ダイレクトドライブ型モータのケー
シングと、このケーシングに形成された円筒状の保持部
の内側に挿通されて回転する駆動軸と、この駆動軸を上
記保持部に対して回転自在に支持する玉軸受とを有す
る。
は、前述した従来のダイレクトドライブ型モータ用回転
支持装置と同様に、ダイレクトドライブ型モータのケー
シングと、このケーシングに形成された円筒状の保持部
の内側に挿通されて回転する駆動軸と、この駆動軸を上
記保持部に対して回転自在に支持する玉軸受とを有す
る。
特に、本発明のダイレクトドライブ型モータ用回転支
持装置に於いては、上記玉軸受は保持部の内周面と駆動
軸の外周面との間の円筒状空間の内側の軸方向２個所位
置に互いに間隔をあけて配設されており、且つ各玉軸受
は、それぞれ複数の玉を合成樹脂製の保持器により保持
し、潤滑剤として、上記各玉軸受を構成する玉の転動面
及び内外両輪の軌道に軽く塗布された微量のオイルを使
用している。
持装置に於いては、上記玉軸受は保持部の内周面と駆動
軸の外周面との間の円筒状空間の内側の軸方向２個所位
置に互いに間隔をあけて配設されており、且つ各玉軸受
は、それぞれ複数の玉を合成樹脂製の保持器により保持
し、潤滑剤として、上記各玉軸受を構成する玉の転動面
及び内外両輪の軌道に軽く塗布された微量のオイルを使
用している。
（作 用） 上述の様に構成される本発明のダイレクトドライブ型
モータ用回転支持装置の回転支持作用自体は、前述した
従来の回転支持装置と同様である。特に、本発明のダイ
レクトドライブ型モータ用回転支持装置の場合、駆動軸
を回転させる為に要するトルクの絶対値並びにその変動
が小さい為、駆動軸の回転駆動を安定して行なう事がで
きる。又、ダイレクトドライブ型モータの省電力化を図
れる。
モータ用回転支持装置の回転支持作用自体は、前述した
従来の回転支持装置と同様である。特に、本発明のダイ
レクトドライブ型モータ用回転支持装置の場合、駆動軸
を回転させる為に要するトルクの絶対値並びにその変動
が小さい為、駆動軸の回転駆動を安定して行なう事がで
きる。又、ダイレクトドライブ型モータの省電力化を図
れる。
又、潤滑油の供給は、各玉軸受を構成する玉の転動面
及び内外両輪の軌道に軽く塗布するのみで足りる為、必
要とする潤滑油の供給が容易で、製造コストが嵩む事が
ない。
及び内外両輪の軌道に軽く塗布するのみで足りる為、必
要とする潤滑油の供給が容易で、製造コストが嵩む事が
ない。
（実施例） 次に、本発明のダイレクトドライブ型モータ用回転支
持装置の実施例を説明する。前述した従来の回転支持装
置の場合と同様、第１図に示す様に、一端（第１図の下
端）にダイレクトドライブ型モータを構成するロータ２
を固定した、ダイレクトドライブ型の駆動軸１を、機体
に固定されるケーシング４に形成した円筒状の保持部13
の内側である通孔５の内側に、回転自在に支承してい
る。駆動軸１の他端（第１図の上端）で上記保持部13か
ら突出した部分には、上記駆動軸１と共に回転する回転
ヘッド３を固定している。そして、上記駆動軸１の外周
面の上下２個所位置には、互いに間隔をあけて、１対の
内輪６、６を固定している。
持装置の実施例を説明する。前述した従来の回転支持装
置の場合と同様、第１図に示す様に、一端（第１図の下
端）にダイレクトドライブ型モータを構成するロータ２
を固定した、ダイレクトドライブ型の駆動軸１を、機体
に固定されるケーシング４に形成した円筒状の保持部13
の内側である通孔５の内側に、回転自在に支承してい
る。駆動軸１の他端（第１図の上端）で上記保持部13か
ら突出した部分には、上記駆動軸１と共に回転する回転
ヘッド３を固定している。そして、上記駆動軸１の外周
面の上下２個所位置には、互いに間隔をあけて、１対の
内輪６、６を固定している。
一方、上記通孔５の内周面で、上記各内輪６、６の外
周面と対向する位置には、上下１対の外輪７、７を固定
している。各内輪６、６と外輪７、７との間には、それ
ぞれ複数個の玉８、８を設け、保持部13に固定の外輪
７、７に対して、内輪６、６が回転できる様にしてい
る。但し、内輪６を省略して駆動軸１の外周面に直接軌
道を設け、玉８、８を直接駆動軸１と接触させる事もで
きる。
周面と対向する位置には、上下１対の外輪７、７を固定
している。各内輪６、６と外輪７、７との間には、それ
ぞれ複数個の玉８、８を設け、保持部13に固定の外輪
７、７に対して、内輪６、６が回転できる様にしてい
る。但し、内輪６を省略して駆動軸１の外周面に直接軌
道を設け、玉８、８を直接駆動軸１と接触させる事もで
きる。
この様に、それぞれ内輪６と外輪７と複数個の玉８、
８とより成る玉軸受９、９に於いては、第２図に詳示す
る様に、内輪６の外周面両端部と外輪７の内周面両端部
との間に、内外両輪６、７の間の空間11の内外をシール
する非接触型（ラビリンス型）のシール体10、10を設け
て、上記空間11内への塵芥の進入防止を図っている。
８とより成る玉軸受９、９に於いては、第２図に詳示す
る様に、内輪６の外周面両端部と外輪７の内周面両端部
との間に、内外両輪６、７の間の空間11の内外をシール
する非接触型（ラビリンス型）のシール体10、10を設け
て、上記空間11内への塵芥の進入防止を図っている。
更に、本発明のダイレクトドライブ型モータ用回転支
持装置に於いては、玉軸受９、９を構成するそれぞれ複
数個の玉８、８を、内外両輪６、７の間に等間隔で保持
する為の保持器12として、合成樹脂製のものを使用して
いる。合成樹脂製の保持器12としては、第２〜３図に示
した冠型の保持器等、従来から公知のものを使用する。
持装置に於いては、玉軸受９、９を構成するそれぞれ複
数個の玉８、８を、内外両輪６、７の間に等間隔で保持
する為の保持器12として、合成樹脂製のものを使用して
いる。合成樹脂製の保持器12としては、第２〜３図に示
した冠型の保持器等、従来から公知のものを使用する。
更に、内外両輪６、７と複数の玉８、８との間の潤滑
剤として、玉８、８及び内外両輪６、７の軌道に軽く塗
布されている程度（オイルプレーティング）の、微量の
オイル（グリースを含まない。）を使用している。
剤として、玉８、８及び内外両輪６、７の軌道に軽く塗
布されている程度（オイルプレーティング）の、微量の
オイル（グリースを含まない。）を使用している。
上述の様に構成される本発明のダイレクトドライブ型
モータ用回転支持装置に於ける回転支持作用自体は、前
述した従来のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装
置と同様である。特に、本発明のダイレクトドライブ型
モータ用回転支持装置の場合、駆動軸１を回転させる為
に要するトルクの絶対値並びにその変動が小さい為、VT
Rのダイレクトドライブ型回転ヘッド等の回転駆動を安
定して行なう事ができる。
モータ用回転支持装置に於ける回転支持作用自体は、前
述した従来のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装
置と同様である。特に、本発明のダイレクトドライブ型
モータ用回転支持装置の場合、駆動軸１を回転させる為
に要するトルクの絶対値並びにその変動が小さい為、VT
Rのダイレクトドライブ型回転ヘッド等の回転駆動を安
定して行なう事ができる。
即ち、本発明者が、前述した従来の回転支持装置と同
様の条件により行なった実験によると、本発明のダイレ
クトドライブ型モータ用回転支持装置を用いた場合、駆
動軸１の回転に要するトルクは、時間の経過と共に第４
図に示す様に変化した。
様の条件により行なった実験によると、本発明のダイレ
クトドライブ型モータ用回転支持装置を用いた場合、駆
動軸１の回転に要するトルクは、時間の経過と共に第４
図に示す様に変化した。
この第４図から明らかな通り、合成樹脂製の保持器12
を使用し、潤滑に微量のオイルを使用した本発明のダイ
レクトドライブ型モータ用回転支持装置の場合、駆動軸
１を回転させるのに要するトルクの絶対値並びにその変
動が小さく、回転ヘッド３の回転駆動を十分に安定して
行なえる。
を使用し、潤滑に微量のオイルを使用した本発明のダイ
レクトドライブ型モータ用回転支持装置の場合、駆動軸
１を回転させるのに要するトルクの絶対値並びにその変
動が小さく、回転ヘッド３の回転駆動を十分に安定して
行なえる。
しかも、潤滑油の供給は、前記各玉軸受９、９を構成
する玉８、８の転動面及び内外両輪６、７の軌道に軽く
塗布するのみで足りる為、必要とする潤滑油の供給が容
易で、製造コストが嵩む事がない。
する玉８、８の転動面及び内外両輪６、７の軌道に軽く
塗布するのみで足りる為、必要とする潤滑油の供給が容
易で、製造コストが嵩む事がない。
（発明の効果） 本発明のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置
は、以上に述べた通り構成され作用する為、VTRの回転
ヘッド等の回転駆動を十分に安定して、少ない消費電力
で行なう事ができ、VTRやDAT等、ダイレクトドライブ型
モータを組み込んだ機器の性能向上及び低廉化に果たす
役割は大きい。
は、以上に述べた通り構成され作用する為、VTRの回転
ヘッド等の回転駆動を十分に安定して、少ない消費電力
で行なう事ができ、VTRやDAT等、ダイレクトドライブ型
モータを組み込んだ機器の性能向上及び低廉化に果たす
役割は大きい。
第１図は本発明の対象となるダイレクトドライブ型モー
タ用回転支持装置の断面図、第２図は玉軸受の拡大断面
図、第３図は合成樹脂製保持器の端面図、第４図は本発
明のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置により
支承された駆動軸を回転させるのに要する玉軸受１個当
りのトルクと時間との関係を示す線図、第５図は従来の
ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置により支承
された駆動軸を回転させるのに要する玉軸受１個当りの
トルクと時間との関係を示す線図、第６図は本発明の開
発過程に於いて考えられたダイレクトドライブ型モータ
用回転支持装置により支承された駆動軸を回転させるの
に要する玉軸受１個当りのトルクと時間との関係を示す
線図である。 1:駆動軸、2:ロータ、3:回転ヘッド、4:ケーシング、5:
通孔、6:内輪、7:外輪、8:玉、9:玉軸受、10:シール
体、11:空間、12:保持器、13:保持部。
タ用回転支持装置の断面図、第２図は玉軸受の拡大断面
図、第３図は合成樹脂製保持器の端面図、第４図は本発
明のダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置により
支承された駆動軸を回転させるのに要する玉軸受１個当
りのトルクと時間との関係を示す線図、第５図は従来の
ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置により支承
された駆動軸を回転させるのに要する玉軸受１個当りの
トルクと時間との関係を示す線図、第６図は本発明の開
発過程に於いて考えられたダイレクトドライブ型モータ
用回転支持装置により支承された駆動軸を回転させるの
に要する玉軸受１個当りのトルクと時間との関係を示す
線図である。 1:駆動軸、2:ロータ、3:回転ヘッド、4:ケーシング、5:
通孔、6:内輪、7:外輪、8:玉、9:玉軸受、10:シール
体、11:空間、12:保持器、13:保持部。
Claims (1)
- 【請求項１】ダイレクトドライブ型モータのケーシング
と、このケーシングに形成された円筒状の保持部の内側
に挿通されて回転する駆動軸と、この駆動軸を上記保持
部に対して回転自在に支持する玉軸受とを有するダイレ
クトドライブ型モータ用回転支持装置に於いて、上記玉
軸受は保持部の内周面と駆動軸の外周面との間の円筒状
空間の内側の軸方向２個所位置に互いに間隔をあけて配
設されており、且つ各玉軸受は、それぞれ複数の玉を合
成樹脂製の保持器により保持し、潤滑剤として、上記各
玉軸受を構成する玉の転動面及び内外両輪の軌道に軽く
塗布された微量のオイルを使用している事を特徴とする
ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62199893A JP2590484B2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62199893A JP2590484B2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446011A JPS6446011A (en) | 1989-02-20 |
| JP2590484B2 true JP2590484B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=16415358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62199893A Expired - Fee Related JP2590484B2 (ja) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590484B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11692611B2 (en) | 2016-04-22 | 2023-07-04 | Igus Gmbh | Chain link for an energy guiding chain and an energy guiding chain |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5401105A (en) * | 1992-12-28 | 1995-03-28 | Nsk Ltd. | Ball bearing and method for producing a cage of the ball bearing |
| US6477885B1 (en) | 1998-12-25 | 2002-11-12 | Nsk Ltd. | Lubricant applying system for a rolling bearing |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3106184C2 (de) * | 1981-02-19 | 1983-01-27 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zur Schmierung von Lagerstellen und Getriebeteilen |
| JPS616429A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-13 | Youbea Le-Ron Kogyo Kk | 軸受保持器 |
| JPS6133218U (ja) * | 1984-07-28 | 1986-02-28 | パイオニア株式会社 | 回転ヘツドドラムの軸受装置 |
| JPS6249019A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受 |
-
1987
- 1987-08-12 JP JP62199893A patent/JP2590484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11692611B2 (en) | 2016-04-22 | 2023-07-04 | Igus Gmbh | Chain link for an energy guiding chain and an energy guiding chain |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446011A (en) | 1989-02-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03149410A (ja) | 動圧軸受装置 | |
| JPH099568A (ja) | ディスク駆動装置 | |
| JPH1182488A (ja) | 転がり軸受及びスピンドル装置 | |
| JP2590484B2 (ja) | ダイレクトドライブ型モータ用回転支持装置 | |
| US6181513B1 (en) | Spindle motor and a hard disk drive apparatus including such a motor | |
| US4958945A (en) | Spindle unit | |
| JP3234030B2 (ja) | スピンドルモータ | |
| JP2006316915A (ja) | 軸受装置 | |
| KR100193557B1 (ko) | 스핀들 모터 | |
| US5724213A (en) | Head drum assembly of video cassette recorder | |
| JPS63168865A (ja) | 記録または再生装置 | |
| JP2003016742A (ja) | スイングアーム装置 | |
| JP2597521Y2 (ja) | シール付転がり軸受 | |
| JP2558896Y2 (ja) | スラスト軸受装置 | |
| JPS6319622Y2 (ja) | ||
| JPS6117714A (ja) | 回転機器の回転体アセンブリ | |
| JP2525012Y2 (ja) | ボールベアリング | |
| JP2534522B2 (ja) | 回転ドラム装置 | |
| JPH01276416A (ja) | 磁気記録再生装置の回転ヘツドアセンブリを組立てる方法 | |
| JPH0422105Y2 (ja) | ||
| JPH03213712A (ja) | 軸受装置 | |
| JPH0447782Y2 (ja) | ||
| JPH0214302Y2 (ja) | ||
| JPH0522964B2 (ja) | ||
| JPH02223363A (ja) | キャプスタンモータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |