JP2589684B2 - 電気機器の試験装置 - Google Patents
電気機器の試験装置Info
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- JP2589684B2 JP2589684B2 JP62005370A JP537087A JP2589684B2 JP 2589684 B2 JP2589684 B2 JP 2589684B2 JP 62005370 A JP62005370 A JP 62005370A JP 537087 A JP537087 A JP 537087A JP 2589684 B2 JP2589684 B2 JP 2589684B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はキャビネット等に取付る前の実装回路基板を
電気的試験を行う電気機器の試験装置に関するものであ
り、特に試験後の実装回路網に残電圧を無すことと放電
時間を短かくできるようにしたものである。
電気的試験を行う電気機器の試験装置に関するものであ
り、特に試験後の実装回路網に残電圧を無すことと放電
時間を短かくできるようにしたものである。
従来の技術 従来、電源スイッチと放電スイッチを兼ねたスイッチ
で、試験後の実装回路網の放電を行なっている。
で、試験後の実装回路網の放電を行なっている。
以下図面を参照しながら従来の試験後の実装回路網の
放電する一例について説明する。第３図に示す電源コン
セント１から商用電源（図示せず）を供給し、スイッチ
２の接点2aを通じてトランス３を介して、実装回路基板
４の回路網の整流器５に交流電源が供給され、更に平滑
用コンデンサ6,7で直流化されて各回路部（図示せず）
に直流電源が供給されて各回路が能動状態になり、各種
の試験が行なわれる。試験終了後、スイッチ２にオフす
ると平滑用コンデンサ6,7に残った電位は放電接続系10
a,10bを通しスイッチ２の接点2b,2cを通じ放電抵抗8,9
を介して放電をさせていた。
放電する一例について説明する。第３図に示す電源コン
セント１から商用電源（図示せず）を供給し、スイッチ
２の接点2aを通じてトランス３を介して、実装回路基板
４の回路網の整流器５に交流電源が供給され、更に平滑
用コンデンサ6,7で直流化されて各回路部（図示せず）
に直流電源が供給されて各回路が能動状態になり、各種
の試験が行なわれる。試験終了後、スイッチ２にオフす
ると平滑用コンデンサ6,7に残った電位は放電接続系10
a,10bを通しスイッチ２の接点2b,2cを通じ放電抵抗8,9
を介して放電をさせていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来の放電機能において放電時間を短縮
しようとすると放電抵抗8,9を小さい抵抗値にしなけれ
ばならないと同時にスイッチ２も大容量の接点が必要で
ある。更に電位が高い初期に大電流を流すと平滑用コン
デンサ6,7の劣化もまねきやすいことと放電抵抗8,9の抵
抗値がある以上、放電時間の短縮にも限界があった。本
発明はかかる点に鑑み、実装回路網の残電圧の放電処理
問題点を無くした電気機器の試験装置を提供するもので
ある。
しようとすると放電抵抗8,9を小さい抵抗値にしなけれ
ばならないと同時にスイッチ２も大容量の接点が必要で
ある。更に電位が高い初期に大電流を流すと平滑用コン
デンサ6,7の劣化もまねきやすいことと放電抵抗8,9の抵
抗値がある以上、放電時間の短縮にも限界があった。本
発明はかかる点に鑑み、実装回路網の残電圧の放電処理
問題点を無くした電気機器の試験装置を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の電気機器の試験
装置は、電気機器の実装回路基板の各種試験終了後に当
該実装回路基板上の回路網各被放電部の残電圧を放電す
るように構成した電気機器の試験装置であって、上記実
装回路基板の被放電部の接続系に接続される放電回路
と、この放電回路を制御する制御装置とを備え、上記放
電回路は、スイッチのみからなる１つの回路と、スイッ
チ及び放電抵抗よりなる直列回路とを並列に接続してお
り、上記制御装置によって、上記複数のスイッチを順次
オン制御することにより、上記実装回路基板の回路網各
被放電部の残電圧を段階的に強制放電させ、回路網各部
の電位を段階的に下げるように構成したものである。
装置は、電気機器の実装回路基板の各種試験終了後に当
該実装回路基板上の回路網各被放電部の残電圧を放電す
るように構成した電気機器の試験装置であって、上記実
装回路基板の被放電部の接続系に接続される放電回路
と、この放電回路を制御する制御装置とを備え、上記放
電回路は、スイッチのみからなる１つの回路と、スイッ
チ及び放電抵抗よりなる直列回路とを並列に接続してお
り、上記制御装置によって、上記複数のスイッチを順次
オン制御することにより、上記実装回路基板の回路網各
被放電部の残電圧を段階的に強制放電させ、回路網各部
の電位を段階的に下げるように構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、実装回路基板の試験
後の実装回路網に本装置を接続し、放電回路の複数のス
イッチを順次オン制御することにより、実装回路基板の
回路網各被放電部の残電圧を段階的に強制放電をさせ、
回路網各部の電位を段階的に下げることができ、コンデ
ンサの劣化防止と放電時間の短縮が容易となるものであ
る。
後の実装回路網に本装置を接続し、放電回路の複数のス
イッチを順次オン制御することにより、実装回路基板の
回路網各被放電部の残電圧を段階的に強制放電をさせ、
回路網各部の電位を段階的に下げることができ、コンデ
ンサの劣化防止と放電時間の短縮が容易となるものであ
る。
実 施 例 第１図は本発明の電気機器の試験装置の一実施例を示
す回路構成の一部の回路図であり、第２図は本装置によ
る放電特性のグラフである。図において、１は電源コン
セント、３はトランス、４は実装回路基板、５は整流
器、6,7は平滑コンデンサ、8a,8b,9a,9bは放電抵抗、10
a,10bは放電接続系、11は制御装置、12は電源用リレ
ー、12aは12の電源用リレーのスイッチ、13,14,15は放
電用リレー、13a,14a,15a,13b,14b,15bは放電用リレー
のスイッチである。
す回路構成の一部の回路図であり、第２図は本装置によ
る放電特性のグラフである。図において、１は電源コン
セント、３はトランス、４は実装回路基板、５は整流
器、6,7は平滑コンデンサ、8a,8b,9a,9bは放電抵抗、10
a,10bは放電接続系、11は制御装置、12は電源用リレ
ー、12aは12の電源用リレーのスイッチ、13,14,15は放
電用リレー、13a,14a,15a,13b,14b,15bは放電用リレー
のスイッチである。
第１図において電源コンセント１から商用電源（図示
せず）を供給し、制御装置11でリレーR1の12をオンにし
スイッチ12aを通じてトランス３を介して、実装回路基
板４の回路網の整流器５に交流電源が供給され、更に平
滑用コンデンサ6,7で直流化されて各回路（図示せず）
に直流電源が供給されて各回路が能動状態になり、各種
の試験が行なわれる。試験終了後、制御装置11で、リレ
ーR1（12）をオフにする。次に制御装置11で放電用リレ
ーR2（13）をオンにしてスイッチ13a,13bをオンにする
ことにより、放電接続系10a,10bより放電抵抗8a,9aを介
してコンデンサ6,7に残った電位の放電を行なう。次に
制御装置11で放電用リレーR3（14）をオンにしてスイッ
チ14a,14bをオンにすることにより、放電抵抗8b,9bで更
に放電を行ない、次に制御装置11で放電リレーR4（15）
をオンにしてスイッチ15a,15bをオンにすることによ
り、放電接続系1a,10bの放電抵抗値をゼロΩにし、放電
をさせる。
せず）を供給し、制御装置11でリレーR1の12をオンにし
スイッチ12aを通じてトランス３を介して、実装回路基
板４の回路網の整流器５に交流電源が供給され、更に平
滑用コンデンサ6,7で直流化されて各回路（図示せず）
に直流電源が供給されて各回路が能動状態になり、各種
の試験が行なわれる。試験終了後、制御装置11で、リレ
ーR1（12）をオフにする。次に制御装置11で放電用リレ
ーR2（13）をオンにしてスイッチ13a,13bをオンにする
ことにより、放電接続系10a,10bより放電抵抗8a,9aを介
してコンデンサ6,7に残った電位の放電を行なう。次に
制御装置11で放電用リレーR3（14）をオンにしてスイッ
チ14a,14bをオンにすることにより、放電抵抗8b,9bで更
に放電を行ない、次に制御装置11で放電リレーR4（15）
をオンにしてスイッチ15a,15bをオンにすることによ
り、放電接続系1a,10bの放電抵抗値をゼロΩにし、放電
をさせる。
以上の動作による放電接続系10a,10bの電圧特性を第
２図（ａ）に、電流特性を第２図（ｂ）に示す。Ａ点は
放電リレーR2（13）がオンした時点であり、Ｂ点はリレ
ーR3（14）がオンした時点であり、Ｃ点はリレーR4（1
5）がオンした時点であり、残電圧の電位が段階的に下
げられる様子を示したものである。
２図（ａ）に、電流特性を第２図（ｂ）に示す。Ａ点は
放電リレーR2（13）がオンした時点であり、Ｂ点はリレ
ーR3（14）がオンした時点であり、Ｃ点はリレーR4（1
5）がオンした時点であり、残電圧の電位が段階的に下
げられる様子を示したものである。
発明の効果 以上のように本発明では、実装回路網各部の放電接続
系に複数の放電スイッチと放電抵抗を用意し、コントロ
ーラで段階的に動作させて放電を行なうために、大電流
を流さなくても、高速に回路網各部の電位を下げられる
ために試験時間の大巾な削減ができ、実用的に効果大で
ある。
系に複数の放電スイッチと放電抵抗を用意し、コントロ
ーラで段階的に動作させて放電を行なうために、大電流
を流さなくても、高速に回路網各部の電位を下げられる
ために試験時間の大巾な削減ができ、実用的に効果大で
ある。
第１図は本発明の一実施例の電気機器の測定装置の回路
構成の一部の回路図、第２図は本発明の装置による放電
特性図、第３図は従来の回路構成の一部の回路図であ
る。 ４……実装回路基板、6,7……平滑コンデンサ、8a,8b,9
a,9b……放電抵抗、10a,10b……放電接続系、11……制
御装置、12……電源用リレー、13,14,15……放電用リレ
ー。
構成の一部の回路図、第２図は本発明の装置による放電
特性図、第３図は従来の回路構成の一部の回路図であ
る。 ４……実装回路基板、6,7……平滑コンデンサ、8a,8b,9
a,9b……放電抵抗、10a,10b……放電接続系、11……制
御装置、12……電源用リレー、13,14,15……放電用リレ
ー。
Claims (1)
- 【請求項１】電気機器の実装回路基板の各種試験終了後
に当該実装回路基板上の回路網各被放電部の残電圧を放
電するように構成した電気機器の試験装置であって、 上記実装回路基板の被放電部の接続系に接続される放電
回路と、この放電回路を制御する制御装置とを備え、 上記放電回路は、スイッチのみからなる１つの回路と、
スイッチ及び放電抵抗よりなる直列回路とを並列に接続
しており、 上記制御装置によって、上記複数のスイッチを順次オン
制御することにより、上記実装回路基板の回路網各被放
電部の残電圧を段階的に強制放電させ、回路網各部の電
位を段階的に下げるように構成したことを特徴とする電
気機器の試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62005370A JP2589684B2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 電気機器の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62005370A JP2589684B2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 電気機器の試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63172972A JPS63172972A (ja) | 1988-07-16 |
| JP2589684B2 true JP2589684B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=11609281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62005370A Expired - Fee Related JP2589684B2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 電気機器の試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589684B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-13 JP JP62005370A patent/JP2589684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63172972A (ja) | 1988-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |