JP2589133B2 - 回転継手 - Google Patents
回転継手Info
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- JP2589133B2 JP2589133B2 JP63063792A JP6379288A JP2589133B2 JP 2589133 B2 JP2589133 B2 JP 2589133B2 JP 63063792 A JP63063792 A JP 63063792A JP 6379288 A JP6379288 A JP 6379288A JP 2589133 B2 JP2589133 B2 JP 2589133B2
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- Japan
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- joint
- eccentric
- shaft
- supported
- rotary joint
- Prior art date
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/024—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
- A47C1/027—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of clamps or friction locking members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/225—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
- B60N2/2252—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、相対運動可能な２つの継手部分が揺動軸を
介して互いに結合され、両方の継手部分の相対位置を決
定する伝動装置として構成される移動兼固定装置が設け
られ、この移動兼固定装置が、揺動軸上に設けられてこ
の揺動軸と共に回転可能な偏心輪を持ち、揺動軸が、一
方の継手部分に支持される弾性手段を介して軸線方向に
移動可能である、特に調整可能な背もたれを持つ座席用
の回転継手に関する。
介して互いに結合され、両方の継手部分の相対位置を決
定する伝動装置として構成される移動兼固定装置が設け
られ、この移動兼固定装置が、揺動軸上に設けられてこ
の揺動軸と共に回転可能な偏心輪を持ち、揺動軸が、一
方の継手部分に支持される弾性手段を介して軸線方向に
移動可能である、特に調整可能な背もたれを持つ座席用
の回転継手に関する。
冒頭に挙げた種類の回転継手は欧州特許出願第004829
4号明細書から公知であり、この回転継手では偏心輪部
分が円錐台として構成され、この偏心輪部分に、例えば
平歯車を持つ一方の継手部分が支持され、他方の継手部
分が、偏心的に配置された円錐台の両側に続く揺動軸の
中心部分に遊隙をもつて支持されている。この場合、揺
動軸は偏心円錐台を包囲する円錐孔の方向に圧力溜めか
ら圧力を受ける。背もたれ調節のために揺動軸へ導入さ
れる回転運動の際に、静摩擦に打ち勝つことにより滑り
摩擦力が作用し、この滑り摩擦力は弾性手段蓄勢器の復
帰力と合わせて、半径方向から生ずる軸線方向力より小
さい。それによつて歯のかみ合い個所及び支持個所にあ
る公差に適合した偏心輪の移動が行なわれるので、背も
たれのやりやすい調節が可能であり、調節移動の停止後
に背もたれは半径方向遊隙の除去のために固定位置へ戻
る。しかし背もたれの調節は大体においてこの背もたれ
の荷重除去の際にしかやりやすくないので、座席使用者
は調節中に背もたれにもたれることを避けるのが好まし
い。すなわち背もたれに荷重をかける際に、揺動軸の増
大した半径方向及び材料の固有弾性により支持個所にお
ける揺動軸の傾斜が起こるので、操作トルクが増大す
る。これは、傾斜の際に支持個所における面状支持がも
はや存在せず、そのために操作トルクを増大させる一層
高い摩擦値が生ずるから起こるのである。
4号明細書から公知であり、この回転継手では偏心輪部
分が円錐台として構成され、この偏心輪部分に、例えば
平歯車を持つ一方の継手部分が支持され、他方の継手部
分が、偏心的に配置された円錐台の両側に続く揺動軸の
中心部分に遊隙をもつて支持されている。この場合、揺
動軸は偏心円錐台を包囲する円錐孔の方向に圧力溜めか
ら圧力を受ける。背もたれ調節のために揺動軸へ導入さ
れる回転運動の際に、静摩擦に打ち勝つことにより滑り
摩擦力が作用し、この滑り摩擦力は弾性手段蓄勢器の復
帰力と合わせて、半径方向から生ずる軸線方向力より小
さい。それによつて歯のかみ合い個所及び支持個所にあ
る公差に適合した偏心輪の移動が行なわれるので、背も
たれのやりやすい調節が可能であり、調節移動の停止後
に背もたれは半径方向遊隙の除去のために固定位置へ戻
る。しかし背もたれの調節は大体においてこの背もたれ
の荷重除去の際にしかやりやすくないので、座席使用者
は調節中に背もたれにもたれることを避けるのが好まし
い。すなわち背もたれに荷重をかける際に、揺動軸の増
大した半径方向及び材料の固有弾性により支持個所にお
ける揺動軸の傾斜が起こるので、操作トルクが増大す
る。これは、傾斜の際に支持個所における面状支持がも
はや存在せず、そのために操作トルクを増大させる一層
高い摩擦値が生ずるから起こるのである。
本発明の課題は、最初にあげた種類の回転継手を改良
して、両方の継手部分の相対位置固定の際における半径
方向遊隙をなくすと共に、調節の際背もたれに荷重がか
かつても背もたれの容易な調節を可能にすることであ
る。
して、両方の継手部分の相対位置固定の際における半径
方向遊隙をなくすと共に、調節の際背もたれに荷重がか
かつても背もたれの容易な調節を可能にすることであ
る。
この課題を解決するため本発明によれば、揺動軸が、
円筒状偏心輪部分の軸線方向に、揺動軸の中心軸線と一
致する中心軸線の回りに同心的な円錐面を持つ中心部分
を持ち、これらの中心部分が、継手穴範囲で、他方の継
手部分の回りを包囲する一方の継手部分に支持されてい
る。
円筒状偏心輪部分の軸線方向に、揺動軸の中心軸線と一
致する中心軸線の回りに同心的な円錐面を持つ中心部分
を持ち、これらの中心部分が、継手穴範囲で、他方の継
手部分の回りを包囲する一方の継手部分に支持されてい
る。
こうして本発明によれば、弾性手段例えば皿ばねによ
り揺動軸が軸線方向移動可能なので、この軸線方向移動
により、両方の中心部分の円錐面を介して両方の継手部
分の種々の大きさの半径方向相対移動が行われて、その
半径方向遊隙をなくすことができる。更に両方の継手部
分の相対位置を調節する際背もたれに大きい荷重がかか
つて、揺動軸がその正常な中心軸線に対して傾斜して
も、円筒状偏心輪部分の一方の側にある揺動軸の円錐状
中心部分が下部周範囲を面状に支持され、他方の側にあ
る円錐状中心部分は上部周範囲を面状に支持されるの
で、大きい荷重の存在にもかかわらず、背もたれの調節
は容易に行われる。従つて本発明による回転継手は、公
知の回転継手より軽量に構成することができる。
り揺動軸が軸線方向移動可能なので、この軸線方向移動
により、両方の中心部分の円錐面を介して両方の継手部
分の種々の大きさの半径方向相対移動が行われて、その
半径方向遊隙をなくすことができる。更に両方の継手部
分の相対位置を調節する際背もたれに大きい荷重がかか
つて、揺動軸がその正常な中心軸線に対して傾斜して
も、円筒状偏心輪部分の一方の側にある揺動軸の円錐状
中心部分が下部周範囲を面状に支持され、他方の側にあ
る円錐状中心部分は上部周範囲を面状に支持されるの
で、大きい荷重の存在にもかかわらず、背もたれの調節
は容易に行われる。従つて本発明による回転継手は、公
知の回転継手より軽量に構成することができる。
構成部材の製造を簡単化するために、中心部分の円錐
面を揺動軸に同じ方向に傾斜して配置することが有利で
ある。この場合、継手部分における支持個所の傾斜部も
同じ方向に傾斜して延びていることは自明のことであ
る。
面を揺動軸に同じ方向に傾斜して配置することが有利で
ある。この場合、継手部分における支持個所の傾斜部も
同じ方向に傾斜して延びていることは自明のことであ
る。
回転継手の簡単な組立ては、本発明の別の特徴によれ
ば、偏心輪部分から遠ざかる先細り部分を持つ中心円錐
台が偏心輪部分の直径と同じか又はそれより小さい最大
直径を持ち、偏心輪部分へ向く先細り部分を持つ中心円
錐台が偏心輪部分の直径と同じか又はそれより大きい最
小直径を持つていることによつて有利に達成される。そ
れによつて、一方の側だけからの継手金具への揺動軸の
導入が可能である。
ば、偏心輪部分から遠ざかる先細り部分を持つ中心円錐
台が偏心輪部分の直径と同じか又はそれより小さい最大
直径を持ち、偏心輪部分へ向く先細り部分を持つ中心円
錐台が偏心輪部分の直径と同じか又はそれより大きい最
小直径を持つていることによつて有利に達成される。そ
れによつて、一方の側だけからの継手金具への揺動軸の
導入が可能である。
揺同軸の両方の中心円錐台の一方のみを一体構成部材
として構成することももちろん可能であり、この場合、
偏心輪部分の両側に配置された中心円錐台はそれぞれ偏
心輪部分に向く先細り部分を持ち、両円錐台の一方は揺
動軸の非円形係合部分に相対回転しないように、しかし
軸線方向に移動可能に支持されている。この場合は、揺
動軸と固定的に結合された中心円錐台の傾斜方向におけ
る蓄勢器による揺動軸への作用の他に、軸線方向に移動
可能に揺動軸上に相対回転しないように支持された他方
の中心円錐台は蓄勢器によりこの円錐台の先細り部分の
方向に作用を受ける。
として構成することももちろん可能であり、この場合、
偏心輪部分の両側に配置された中心円錐台はそれぞれ偏
心輪部分に向く先細り部分を持ち、両円錐台の一方は揺
動軸の非円形係合部分に相対回転しないように、しかし
軸線方向に移動可能に支持されている。この場合は、揺
動軸と固定的に結合された中心円錐台の傾斜方向におけ
る蓄勢器による揺動軸への作用の他に、軸線方向に移動
可能に揺動軸上に相対回転しないように支持された他方
の中心円錐台は蓄勢器によりこの円錐台の先細り部分の
方向に作用を受ける。
移動の場合の回転継手のやりやすさを高めるために、
偏心輪部分に支持されている継手部分とこの偏心輪部分
との間にころがり軸受が配置されているのが有利であ
る。
偏心輪部分に支持されている継手部分とこの偏心輪部分
との間にころがり軸受が配置されているのが有利であ
る。
本発明の実施例が図面に示されており、以下に詳細に
説明される。
説明される。
例えば自動車座席用の継手金具として適している回転
継手は、座部分に付属する固定継手部分10と背もたれに
付属する揺動可能な継手部分11とを持つている。これら
の継手部分は揺動軸12を介して互いに関節結合されてい
る。この揺動軸12は円筒状の偏心輪部分15を持つてお
り、この偏心輪部分は、円錐台13及び14として構成され
た２つの中心部分の間に配置されている。円錐台14の小
さい方の直径に円筒部分16が続き、この円筒部分に、例
えば図示していないハンドルを相対回転しないように支
持するための軸部分17が続いている。第２図及び第３図
から明らかな実施例では、円錐面18及び19は同じ方向に
傾斜している。偏心輪部分15にころがり軸受20を介して
平歯車21が支持されており、この平歯車は、継手部分10
と一体に結合されかつ例えば押出し加工により製造され
た壁円板から成り、この壁円板の歯切り部に対して同心
的な中心点範囲にころがり軸受20の支持孔が設けられて
いる。揺動可能な継手部分11は内歯環状歯車22を持つて
おり、この内歯環状歯車の歯先円直径は平歯車21の歯先
円直径より少なくとも１つの歯たけだけ大きい。内歯環
状歯車22の歯数も平歯車21の歯数よりも少なくとも１つ
の歯だけ大きい。例えば背もたれ枠24と結合されている
揺動可能な継手部分11の内歯環状歯車22は、この継手部
分と一体に結合されている壁円板23により連絡され、こ
の壁円板は円錐台部分上に、内歯環状歯車22に対して同
心的な円錐孔により支持されている。揺動可能な継手部
分11と軸受蓋25が例えば鋲26により固定的に結合されて
おり、この継手部分11は継手穴範囲にある継手部分10を
包囲するように円錐ブシユを介して円錐台13上に支持さ
れている。この場合、軸受蓋25を背もたれ枠24の一体形
成延長部として構成することもできる。回転継手の軸線
方向保持に、例えば継手部分10に取り付けられた保持扇
形片27及び28が役立つ。円錐台14に続く円筒部分16は、
互いに間隔を置いて配置された２つの環状溝29及び30を
持つており、これらの環状溝は止め環の支持に役立ち、
これらの止め環の間に押圧環31及び案内環32が配置され
ている。案内環32は、蓄勢器として作用する皿ばね33の
支持に役立ち、この皿ばねは他端において揺動可能な継
手部分11の壁円板23に支持されかつ揺動軸を常に円錐台
13及び14の傾斜方向に締め付けられて保持し、それによ
つて固定の場合に継手部分相互の半径方向締め付け従つ
て又半径方向遊隙の除去が行なわれる。
継手は、座部分に付属する固定継手部分10と背もたれに
付属する揺動可能な継手部分11とを持つている。これら
の継手部分は揺動軸12を介して互いに関節結合されてい
る。この揺動軸12は円筒状の偏心輪部分15を持つてお
り、この偏心輪部分は、円錐台13及び14として構成され
た２つの中心部分の間に配置されている。円錐台14の小
さい方の直径に円筒部分16が続き、この円筒部分に、例
えば図示していないハンドルを相対回転しないように支
持するための軸部分17が続いている。第２図及び第３図
から明らかな実施例では、円錐面18及び19は同じ方向に
傾斜している。偏心輪部分15にころがり軸受20を介して
平歯車21が支持されており、この平歯車は、継手部分10
と一体に結合されかつ例えば押出し加工により製造され
た壁円板から成り、この壁円板の歯切り部に対して同心
的な中心点範囲にころがり軸受20の支持孔が設けられて
いる。揺動可能な継手部分11は内歯環状歯車22を持つて
おり、この内歯環状歯車の歯先円直径は平歯車21の歯先
円直径より少なくとも１つの歯たけだけ大きい。内歯環
状歯車22の歯数も平歯車21の歯数よりも少なくとも１つ
の歯だけ大きい。例えば背もたれ枠24と結合されている
揺動可能な継手部分11の内歯環状歯車22は、この継手部
分と一体に結合されている壁円板23により連絡され、こ
の壁円板は円錐台部分上に、内歯環状歯車22に対して同
心的な円錐孔により支持されている。揺動可能な継手部
分11と軸受蓋25が例えば鋲26により固定的に結合されて
おり、この継手部分11は継手穴範囲にある継手部分10を
包囲するように円錐ブシユを介して円錐台13上に支持さ
れている。この場合、軸受蓋25を背もたれ枠24の一体形
成延長部として構成することもできる。回転継手の軸線
方向保持に、例えば継手部分10に取り付けられた保持扇
形片27及び28が役立つ。円錐台14に続く円筒部分16は、
互いに間隔を置いて配置された２つの環状溝29及び30を
持つており、これらの環状溝は止め環の支持に役立ち、
これらの止め環の間に押圧環31及び案内環32が配置され
ている。案内環32は、蓄勢器として作用する皿ばね33の
支持に役立ち、この皿ばねは他端において揺動可能な継
手部分11の壁円板23に支持されかつ揺動軸を常に円錐台
13及び14の傾斜方向に締め付けられて保持し、それによ
つて固定の場合に継手部分相互の半径方向締め付け従つ
て又半径方向遊隙の除去が行なわれる。
揺動軸上の継手部分の確実な支持状態を得るために、
各円錐台13,14の円錐面部分37,38は偏心輪部分15の偏心
とは反対側の範囲に、円錐台の残りの円錐面より小さい
曲率を持つている。それによつて円錐台の縦中心（第５
図）の両側において、ゆるやかに曲げられた円錐面部分
37又は38と残りの円錐面との間に移行点39及び40が生
じ、これらの移行点は支持個所における偏心輪15の支持
線と共に３点支持を形成する。
各円錐台13,14の円錐面部分37,38は偏心輪部分15の偏心
とは反対側の範囲に、円錐台の残りの円錐面より小さい
曲率を持つている。それによつて円錐台の縦中心（第５
図）の両側において、ゆるやかに曲げられた円錐面部分
37又は38と残りの円錐面との間に移行点39及び40が生
じ、これらの移行点は支持個所における偏心輪15の支持
線と共に３点支持を形成する。
回転運動を揺動軸12へ導入する際に、揺動軸の支持個
所における蓄勢器33の作用を助長する静摩擦力は低下し
かつ滑り摩擦に移行するので、円錐台13及び14に作用す
る半径方向力から生ずる軸線方向力は蓄勢器33の力及び
この力を助長する滑り摩擦力より大きく、それによつて
揺動軸12は第２図に示した固定位置から左へ移動せしめ
られるので、存在する公差に適合した揺動軸のずれ運動
により調節運動が容易になる。従つて調節運動中操作ト
ルクは同じままである。この場合、継手部分における円
錐台13及び14及び付属の円錐孔の傾斜を、静摩擦角度が
戻り止め範囲にあるように選ぶことが好ましい。揺動軸
の円錐状支持は傾斜を作用させないので、操作トルクは
強制力により大きくされない。さらに製造による公差は
本発明による解決策では決して操作力を高めるように作
用しない。なぜならば揺動軸は第２図の考察において支
持個所における一層大きい公差の場合に少し右へ移動せ
しめられ、一層小さい公差の場合は僅かに僅かに左へ移
動せしめられているからである。
所における蓄勢器33の作用を助長する静摩擦力は低下し
かつ滑り摩擦に移行するので、円錐台13及び14に作用す
る半径方向力から生ずる軸線方向力は蓄勢器33の力及び
この力を助長する滑り摩擦力より大きく、それによつて
揺動軸12は第２図に示した固定位置から左へ移動せしめ
られるので、存在する公差に適合した揺動軸のずれ運動
により調節運動が容易になる。従つて調節運動中操作ト
ルクは同じままである。この場合、継手部分における円
錐台13及び14及び付属の円錐孔の傾斜を、静摩擦角度が
戻り止め範囲にあるように選ぶことが好ましい。揺動軸
の円錐状支持は傾斜を作用させないので、操作トルクは
強制力により大きくされない。さらに製造による公差は
本発明による解決策では決して操作力を高めるように作
用しない。なぜならば揺動軸は第２図の考察において支
持個所における一層大きい公差の場合に少し右へ移動せ
しめられ、一層小さい公差の場合は僅かに僅かに左へ移
動せしめられているからである。
第４図から明らかな実施例では、円錐台14′が円錐台
13の先細り部分に対して傾斜しておりかつ軸線方向に移
動可能に揺動軸12′の係合部分34に配置されている。こ
の係合部分34は例えば四角柱体から成り、この四角柱体
は円錐台14′の回転係合を保証し、しかしこの円錐台の
軸線方向移動を許容する。円錐台13及び14′へこれらの
円錐台の傾斜方向に力を与えることができるようにする
ために、一方では揺動軸12′に案内環32を介して、他方
では円錐台14′に環状ばね36が支持されている。第４図
から明らかな回転継手の動作のやり方は、第１図ないし
第３図から明らかな実施例において既に述べた動作のや
り方と同じであるのが好ましい。
13の先細り部分に対して傾斜しておりかつ軸線方向に移
動可能に揺動軸12′の係合部分34に配置されている。こ
の係合部分34は例えば四角柱体から成り、この四角柱体
は円錐台14′の回転係合を保証し、しかしこの円錐台の
軸線方向移動を許容する。円錐台13及び14′へこれらの
円錐台の傾斜方向に力を与えることができるようにする
ために、一方では揺動軸12′に案内環32を介して、他方
では円錐台14′に環状ばね36が支持されている。第４図
から明らかな回転継手の動作のやり方は、第１図ないし
第３図から明らかな実施例において既に述べた動作のや
り方と同じであるのが好ましい。
既に述べたように、図示及び上述された実施例は本発
明をただ例として示しており、本発明は決してそれだけ
に限られない。むしろ本発明のさらに種々の変形例及び
別の構成が考えられる。
明をただ例として示しており、本発明は決してそれだけ
に限られない。むしろ本発明のさらに種々の変形例及び
別の構成が考えられる。
第１図は本発明による継手金具の側面図、第２図は第１
図のII−II線に沿う本発明による継手金具の断面図、第
３図は継手金具の継手穴の第２図と同様な断面図、第４
図は揺動軸の両方の中心円錐台が互いに傾斜し合う円錐
面を持つ継手金具の別の実施例の断面図、第５図は平歯
車における偏心輪の支持部及び揺動可能な継手部分と結
合された軸受蓋における一方の円錐台の支持部の、第２
図のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。 10,11……継手部分、12,12′……揺動軸、13,14……円
錐台、15……偏心輪部分、18,19……円錐面
図のII−II線に沿う本発明による継手金具の断面図、第
３図は継手金具の継手穴の第２図と同様な断面図、第４
図は揺動軸の両方の中心円錐台が互いに傾斜し合う円錐
面を持つ継手金具の別の実施例の断面図、第５図は平歯
車における偏心輪の支持部及び揺動可能な継手部分と結
合された軸受蓋における一方の円錐台の支持部の、第２
図のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。 10,11……継手部分、12,12′……揺動軸、13,14……円
錐台、15……偏心輪部分、18,19……円錐面
Claims (5)
- 【請求項１】相対運動可能な２つの継手部分が揺動軸を
介して互いに結合され、両方の継手部分の相対位置を決
定する伝動装置として構成される移動兼固定装置が設け
られ、この移動兼固定装置が、揺動軸上に設けられてこ
の揺動軸と共に回転可能な偏心輪を持ち、揺動軸が、一
方の継手部分に支持される弾性手段を介して軸線方向に
移動可能である回転継手において、揺動軸（12,12′）
が、円筒状偏心輪部分（15）の軸線方向両側に、揺動軸
（12,12′）の中心軸線と一致する中心軸線の回りに同
心的な円錐面（18,19）を持つ中心部分（13,14）を持
ち、これらの中心部分が、継手穴範囲で他方の継手部分
（10）の回りを包囲する一方の継手部分（11）に支持さ
れていることを特徴とする、回転継手。 - 【請求項２】中心部分（13,14）の円錐面（18,19）が同
じ方向に傾斜して延びていることを特徴とする、請求項
１に記載の回転継手。 - 【請求項３】偏心輪部分（15）から遠ざかる先細り部分
を持つ中心円錐台（14）が偏心輪部分（15）の直径と同
じか又はそれより小さい最大直径を持ち、偏心輪部分
（15）へ向く先細り部分を持つ中心円錐台（13）が偏心
輪部分（15）の直径と同じか又はそれより大きい最小直
径を持つていることを特徴とする、請求項１又は２に記
載の回転継手。 - 【請求項４】偏心輪部分（15）の両側に配置された中心
円錐台（13,14′）がそれぞれ偏心輪部分（15）に向く
先細り部分を持ち、両円錐台（13,14′）の一方（1
4′）が揺動軸（12′）の非円形係合部分（34）に相対
回転しないように、しかし軸線方向に移動可能に支持さ
れていることを特徴とする、請求項１に記載の回転継
手。 - 【請求項５】偏心輪部分（15）に支持されている継手部
分（10）とこの偏心輪部分との間にころがり軸受（20）
が配置されていることを特徴とする、請求項１ないし４
のうち１つに記載の回転継手。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3709403.3 | 1987-03-21 | ||
| DE19873709403 DE3709403A1 (de) | 1987-03-21 | 1987-03-21 | Drehgelenk, insbesondere fuer sitze mit verstellbarer lehne |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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