JP2588775B2 - ヴイアホールの形成方法 - Google Patents

ヴイアホールの形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、絶縁膜材料として感光性有機樹脂を用いた
多層配線板におけるヴイアホールの形成技術に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来法による柱状のヴイア導体の形成後に絶
縁膜を形成するヴイアホールの形成工程を示す工程図で
ある。第2図(a)に示すように薄膜導体2及び下層配
線導体3を形成した基板1上に、フオトレジスト4を塗
布し、露光、現像によりヴイアホールとなる穴を形成す
る。続いて、(b)に示すように電解めつきによりヴイ
ア導体5を形成した後、フオトレジスト4及び不要とな
る薄膜導体2を除去する。次に、(c)に示すように塗
布及び熱処理により非感光性有機樹脂絶縁膜6を形成
し、(d)に示すようにヴイア導体5上の有機樹脂絶縁
膜6を研磨により除去し、ヴイア導体5の表面を露出さ
せる。最後に、(e)に示すように上層配線導体7を形
成し、穴の内部がヴイア導体で完全に満たされた埋込み
構造のヴイアホールが完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような方法では、研磨によりヴイア導体
上の有機樹脂絶縁膜を除去していることから工程は複雑
となり、絶縁膜の厚さの制御も困難で、ヴイア導体表面
を傷つける恐れが生じる〔J.T.パン(J.T.Pan)ほか、1
988年11月開催、第8回IEPS会報(Proc.8th IEPS)第17
4頁〕。
本発明の目的は柱状のヴイア導体で満たした埋込み構
造のヴイアホールを得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明はヴイアホールの形成方
法に関する発明であつて、絶縁膜材料として感光性有機
樹脂を用いた多層配線の下層配線導体と上層配線導体と
を接続するヴイアホールの形成方法において、柱状のヴ
イア導体を形成した後、絶縁膜を実現する感光性有機樹
脂を塗布し、上記感光性有機樹脂の表面に所定の強度分
布を有する露光用光を照射し、続いて現像及び熱処理す
ることにより、ヴイア導体表面を露出させ、かつヴイア
導体と同一の膜厚を有する絶縁膜を形成したヴイアホー
ルを形成させることを特徴とする。
第1図は本発明によるヴイアホール形成工程の一実施
例を示す工程図、第3図は露光用光の強度分布を示す図
である。
第1図(a)に示すように薄膜導体201及び下層配線
導体301を形成した基板101上に、フオトレジスト401を
塗布し、露光、現像によりヴイアホールとなる穴を形成
する。続いて、(b)に示すように薄膜導体201を電極
とする電解めつきによりヴイア導体501を形成し、フオ
トレジスト401及び不要な薄膜導体201をエツチング等に
より除去する。次に、(c)に示すようにスピンコート
等により感光性有機樹脂8を塗布し、プリベークを行
う。続いて、第3図に示すような露光用光の強度分布10
を有するフオトマスクを用いて、段差を有する感光性有
機樹脂8に露光し、現像及び熱処理することにより、第
1図(d)に示すようにヴイア導体501の表面を露出さ
せ、かつヴイア導体501と同一の膜厚を有する感光性有
機樹脂絶縁膜9を形成する。最後に、(e)に示すよう
に上層配線導体701を形成し、穴の内部がヴイア導体で
完全に満たされた埋込み構造のヴイアホールが完成す
る。
第4図は第3図に示した露光用光の強度分布10を得る
方法の一例を説明する図である。
露光用フオトマスク11の遮光部に微小な角形パターン
12を設け、一辺の長さあるいはパターンの間隔を変え
て、開口率(単位面積当りの角形パターンの面積の占め
る割合)を制御することにより、露光用光の強度分布10
を実現している。一辺の長さが感光性有機樹脂の露光波
長と同程度以下であれば、角形パターンを通過した光の
回析や角形パターンの縁での乱反射等により、感光性有
機樹脂表面における光の強度分布が実用上平滑とみなせ
るようになる。
以下の実施例では、フオトマスクを用いて感光性有機
樹脂を露光する場合について説明したが、所定の強度分
布を有する露光用光を照射する方法として、レーザ、あ
るいは電子ビーム等を使用し、露光用ビームを所定の強
度に制御しながら照射してもよい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されない。
実施例1 第1図の実施例として、フオトレジストとしてポジ型
レジスト、感光性有機樹脂として感光性ポリイミド樹脂
を用い、無電解めつきにより形成した銅薄膜を電極とし
て電解めつきにより銅配線導体、及び銅ヴイア導体を形
成することにより、厚さ約25μm、径膜25μmの銅導体
で満たされた埋込み構造のヴイアホールが形成できた。
実施例2 第5図は本発明によるヴイアホール形成工程の他の実
施例を示す工程図である。第5図(a)に示すように下
層配線導体302を形成した基板102上に、(b)に示すよ
うにスパツタ、あるいは蒸着等により導体膜13を形成し
た後、その上にエツチング用マスク14を形成する。続い
て、(c)に示すようにスパツタエツチング、あるいは
ウエツトエツチング等によりヴイア導体502を形成し、
(d)に示すようにエツチング用マスク14を除去した
後、スピンコート等により感光性有機樹脂801を塗布
し、プリベークを行う。次に、第3図に示すように露光
用光の強度分布10を有するフオトマスクを用いて、段差
を有する感光性有機樹脂801に露光し、現像及び熱処理
することにより、第5図(e)に示すようにヴイア導体
502の表面を露出させ、かつヴイア導体502と同一の膜厚
を有する感光性有機樹脂絶縁膜901を形成する。最後
に、(f)に示すように上記配線導体702を形成し、穴
の内部がヴイア導体で完全に満たされた埋込み構造のヴ
イアホールが完成する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本方法では感光性有機樹脂を用
い、露光、現像により絶縁膜を形成するため、工程は比
較的簡単であり、ヴイア導体表面を傷つけることはな
い。また、基板上に塗布する感光性有機樹脂の厚さを制
御することにより、露光、現像及び熱処理後の絶縁膜の
厚さを容易に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるヴイアホール形成工程の一実施例
を示す工程図、第2図は従来法によるヴイアホール形成
工程の一実施例を示す工程図、第3図は第1図の実施例
における露光用光の強度分布を示す図、第4図は第3図
の露光用光の強度分布を得る方法の一例の説明図、第5
図は本発明によるヴイアホール形成工程の他の実施例を
示す工程図である。 1,101及び102……基板、2及び201……薄膜導体、3,301
及び302……下層配線導体、4及び401……フオトレジス
ト、5,501及び502……ヴイア導体、6……非感光性有機
樹脂絶縁膜、7,701及び702……上層配線導体、8及び80
1……感光性有機樹脂、9及び901……感光性有機樹脂絶
縁膜、10……露光用光の強度分布、12……露光用フオト
マスクに形成した角形パターン、11……露光用フオトマ
スク、13……導体膜、14……エツチング用マスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁膜材料として感光性有機樹脂を用いた
    多層配線の下層配線導体と上層配線導体とを接続するヴ
    イアホールの形成方法において、柱状のヴイア導体を形
    成した後、絶縁膜を実現する感光性有機樹脂を塗布し、
    上記感光性有機樹脂の表面に所定の強度分布を有する露
    光用光を照射し、続いて現像及び熱処理することによ
    り、ヴイア導体表面を露出させ、かつヴイア導体と同一
    の膜厚を有する絶縁膜を形成したヴイアホールを形成さ
    せることを特徴とするヴイアホールの形成方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の所定の強度分布を有する
    露光用光を得る方法として、フオトマスクに複数の微細
    パターンを設け、微細パターンの寸法、及び微細パター
    ンの間隔の、一方あるいは双方を変えることを特徴とす
    るヴイアホールの形成方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の所定の強度分布を有する
    露光用光を照射する方法として、集光した露光用ビーム
    を所定の強度に制御しながら照射し、続いて現像及び熱
    処理することにより、ヴイア導体表面を露出させ、かつ
    ヴイア導体と同一の膜厚を有する絶縁膜を形成すること
    を特徴とするヴイアホールの形成方法。
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