JP2587886Y2 - 券売機用等のエンコ−ド装置 - Google Patents
券売機用等のエンコ−ド装置Info
- Publication number
- JP2587886Y2 JP2587886Y2 JP1992066189U JP6618992U JP2587886Y2 JP 2587886 Y2 JP2587886 Y2 JP 2587886Y2 JP 1992066189 U JP1992066189 U JP 1992066189U JP 6618992 U JP6618992 U JP 6618992U JP 2587886 Y2 JP2587886 Y2 JP 2587886Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- encoding device
- reading
- punch
- encoding
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は券売機用等のエンコ−ド
装置の改良に関するものである。
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のものは,図5の流れ図に示すよう
に,エンコ−ダモ−タを回転し,そこに導入された所要
事項が印刷ずみの切符(以下券という)に対して上記所
要事項に対応するエンコ−ド情報の書き込みを行い,次
いで,このエンコ−ド情報を読み取るが,この読み取り
結果に応じて次の2つの動作を行っていた。即ち,読み
取り結果がOKの場合は切替レバ−ソレノイドを励磁し
て券を正規券として発行するが,読み取り結果がNOの
場合には券を所定位置に停止し,パルスモ−タを停止
し,エンコ−ド情報の書き込みミス,又は読取りミスが
生じたとき,これを表示するために当該券の磁気面のク
ロックパルストラック上の所定位置に1個のパンチ孔を
設けるか,又は廃札券であることを示す「廃札」の文字
をゴム印又はサ−マル印刷を行って表示し,エンコ−ダ
モ−タを回転,停止し,券を別途放出し,正規券を再発
行するようにしていた。
に,エンコ−ダモ−タを回転し,そこに導入された所要
事項が印刷ずみの切符(以下券という)に対して上記所
要事項に対応するエンコ−ド情報の書き込みを行い,次
いで,このエンコ−ド情報を読み取るが,この読み取り
結果に応じて次の2つの動作を行っていた。即ち,読み
取り結果がOKの場合は切替レバ−ソレノイドを励磁し
て券を正規券として発行するが,読み取り結果がNOの
場合には券を所定位置に停止し,パルスモ−タを停止
し,エンコ−ド情報の書き込みミス,又は読取りミスが
生じたとき,これを表示するために当該券の磁気面のク
ロックパルストラック上の所定位置に1個のパンチ孔を
設けるか,又は廃札券であることを示す「廃札」の文字
をゴム印又はサ−マル印刷を行って表示し,エンコ−ダ
モ−タを回転,停止し,券を別途放出し,正規券を再発
行するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで,従来の廃札
券の処理はパンチ方式の場合,ゴム印方式の場合又はサ
−マル印刷方式の場合のいづれの処理の場合も,これら
の表示によって正規券とは区別されるものの,発生した
エンコ−ド情報不良が,どういう内容の不良かの表示が
ないため,その都度手探りの状態で機械を修理する対策
を立てる必要があり,修理を短時間で行なうことができ
なかった。従って,機械の稼働率を上げるためにも不良
切符を目視することのみでその不良内容が判明し,その
修理,対策を早期に行うことができるようにすることが
求められていた。本考案は従来のこのような課題を解決
するようにした券売機用等のエンコ−ド装置を提供する
ことを目的とする。
券の処理はパンチ方式の場合,ゴム印方式の場合又はサ
−マル印刷方式の場合のいづれの処理の場合も,これら
の表示によって正規券とは区別されるものの,発生した
エンコ−ド情報不良が,どういう内容の不良かの表示が
ないため,その都度手探りの状態で機械を修理する対策
を立てる必要があり,修理を短時間で行なうことができ
なかった。従って,機械の稼働率を上げるためにも不良
切符を目視することのみでその不良内容が判明し,その
修理,対策を早期に行うことができるようにすることが
求められていた。本考案は従来のこのような課題を解決
するようにした券売機用等のエンコ−ド装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる券売機用
等のエンコード装置は、エンコード情報の書き込み及び
読み取り不良を起こした券を検出し,この券の磁気面の
クロックパルストラック上に設定された複数個の孔位置
から選択し,選択された孔位置に券の不良内容を示す目
視可能な1個又は複数個の孔の組み合わせから成るコー
ド化されたパンチ孔を開けるようにし,その孔位置及び
孔数によって上記不良内容を判別するようにしたことを
特徴とする。
等のエンコード装置は、エンコード情報の書き込み及び
読み取り不良を起こした券を検出し,この券の磁気面の
クロックパルストラック上に設定された複数個の孔位置
から選択し,選択された孔位置に券の不良内容を示す目
視可能な1個又は複数個の孔の組み合わせから成るコー
ド化されたパンチ孔を開けるようにし,その孔位置及び
孔数によって上記不良内容を判別するようにしたことを
特徴とする。
【0005】
【作用】本考案のものでは,エンコ−ドミスが発見され
た券に対し,1個又は複数個のパンチ孔の組み合わせに
よってエンコ−ドミスの内容をコ−ド化してパンチして
放出するようにしたため,係員は廃札券の孔の数及び位
置を目視することによりエンコ−ドミスの原因となった
券売機中の不良内容がすぐに判断でき,不良箇所の修
理,対策を迅速,適確に行うことができる
た券に対し,1個又は複数個のパンチ孔の組み合わせに
よってエンコ−ドミスの内容をコ−ド化してパンチして
放出するようにしたため,係員は廃札券の孔の数及び位
置を目視することによりエンコ−ドミスの原因となった
券売機中の不良内容がすぐに判断でき,不良箇所の修
理,対策を迅速,適確に行うことができる
【0006】
【実施例】以下図1〜図4に示す一実施例により本考案
を具体的に説明する。図1において,1は乗車券等の切
符(以下券と略す)で,図示しないがその前工程で券用
紙に所定の印刷がされ,所定寸法にて切断されたものが
供給される。2a,2bは券搬入用のロ−ラである。3
は第1の搬送ベルトで,これは駆動ロ−ラ4a,被動ロ
−ラ4b1,4b2によって駆動される。なお,駆動ロ−
ラ4aは,ステッピングモ−タ等のパルスモ−タ5のト
ルクを駆動ベルト6により与えられて駆動される。7は
第2の搬送ベルトで,これはベルト3の駆動力を摩擦力
の形で伝達されて被動ロ−ラ8a,8b,8cによって
駆動される。9は所要のエンコ−ド情報を券に書き込む
ための書き込みヘッド,9aはベルト3,7を介して書
き込みヘッド9に対向設置されるプラテンロ−ルであ
る。10は書き込みヘッド9で書き込まれたエンコ−ド
情報を読み取るための読み取りヘッド,10aはベルト
3,7を介して読み取りヘッド10に対向設置されるプ
ラテンロ−ルである。11は廃札用通路でこれは支承用
ロ−ラ11a,11b等により形成される。12はエン
コ−ドミスの内容をコ−ド化してパンチするための廃札
用パンチで,図4(A)に示す券1の磁気面上のクロッ
クパルストラック1aに設定された複数個(同図では4
個)のパンチ孔予定位置S1,S2,S3,S4中の所要の
孔位置に対して,図4(B)に黒丸で示すようにエラ−
内容に応じて定められた孔位置及び数のパンチを行うも
のである。なお,図4(A),(B)はパンチ孔の一例
を示すものであり,パンチ孔の予定位置数も4個ではな
く3個であっても良く,また空けられる孔の位置も同図
(B)には示されていないS1,S3の組み合わせでも良
い等,管理を必要とするエラ−内容の項目数に応じて,
これ以外の任意の組み合わせで選定できるものである。
図1に戻り,13a,13bは1対の光電素子等から成
る券突入検知センサで,この位置に券がきたとき光を遮
断することによって券の突入を検知する。14は切替レ
バ−,15は券の発行出口で,これは支承体15a,1
5bによって形成される。なお,切替レバ−14は,読
み取りヘッド10でエンコ−ド情報を読み取られた券が
正規券のときには発行出口15側,エンコ−ドミスのあ
る券(これを廃札券とする)のときには廃札出口11側
へと案内するために,図2のコンピュ−タ(以下CPU
という)からの指令により上記通路の切替を行う。16
は廃札券検知センサで,一対の光電素子16a,16b
により構成される。図2はエンコ−ド装置の制御手段を
示す接続図である。同図において,17はCPU,18
はCPU17の指令を一時記憶するメモリである。19
aはパルスモ−タ制御回路で,CPU17からの制御指
令によりパルスモ−タドライブ回路19bを介してパル
スモ−タ5を制御するためのものである。20aはエン
コ−ド書き込み制御回路で,CPU17から与えられる
エンコ−ド書き込み指令により書き込みドライブ回路2
0bを介して書き込みヘッド9に書き込み用のエンコ−
ド情報を与える。この情報により,書き込みヘッド9は
券に所要のエンコ−ド情報を書き込む。21aはエンコ
−ド読み取り制御回路で,CPU17から与えられる読
み取り指令に基づき,読み取りアンプ回路21bを介し
て読み取りヘッド10に指令を与え,到来した券から前
記書き込みヘッド9により書き込まれたエンコ−ド情報
の内容を読み取り,CPU17へ伝える。22aはフオ
ト読み取り回路で,廃札券検知センサ16からの検出信
号をフオトアンプ回路22bを介してCPU17へ伝え
る。23aはソレノイド制御回路で,CPU17からの
制御指令を受けてソレノイドドライブ回路23bを介し
て,切替レバ−ソレノイド24又はパンチソレノイド2
5の両者をそれぞれのタイミングで励磁し,切替レバ−
14,パンチ12の順序でこれらを作動する。
を具体的に説明する。図1において,1は乗車券等の切
符(以下券と略す)で,図示しないがその前工程で券用
紙に所定の印刷がされ,所定寸法にて切断されたものが
供給される。2a,2bは券搬入用のロ−ラである。3
は第1の搬送ベルトで,これは駆動ロ−ラ4a,被動ロ
−ラ4b1,4b2によって駆動される。なお,駆動ロ−
ラ4aは,ステッピングモ−タ等のパルスモ−タ5のト
ルクを駆動ベルト6により与えられて駆動される。7は
第2の搬送ベルトで,これはベルト3の駆動力を摩擦力
の形で伝達されて被動ロ−ラ8a,8b,8cによって
駆動される。9は所要のエンコ−ド情報を券に書き込む
ための書き込みヘッド,9aはベルト3,7を介して書
き込みヘッド9に対向設置されるプラテンロ−ルであ
る。10は書き込みヘッド9で書き込まれたエンコ−ド
情報を読み取るための読み取りヘッド,10aはベルト
3,7を介して読み取りヘッド10に対向設置されるプ
ラテンロ−ルである。11は廃札用通路でこれは支承用
ロ−ラ11a,11b等により形成される。12はエン
コ−ドミスの内容をコ−ド化してパンチするための廃札
用パンチで,図4(A)に示す券1の磁気面上のクロッ
クパルストラック1aに設定された複数個(同図では4
個)のパンチ孔予定位置S1,S2,S3,S4中の所要の
孔位置に対して,図4(B)に黒丸で示すようにエラ−
内容に応じて定められた孔位置及び数のパンチを行うも
のである。なお,図4(A),(B)はパンチ孔の一例
を示すものであり,パンチ孔の予定位置数も4個ではな
く3個であっても良く,また空けられる孔の位置も同図
(B)には示されていないS1,S3の組み合わせでも良
い等,管理を必要とするエラ−内容の項目数に応じて,
これ以外の任意の組み合わせで選定できるものである。
図1に戻り,13a,13bは1対の光電素子等から成
る券突入検知センサで,この位置に券がきたとき光を遮
断することによって券の突入を検知する。14は切替レ
バ−,15は券の発行出口で,これは支承体15a,1
5bによって形成される。なお,切替レバ−14は,読
み取りヘッド10でエンコ−ド情報を読み取られた券が
正規券のときには発行出口15側,エンコ−ドミスのあ
る券(これを廃札券とする)のときには廃札出口11側
へと案内するために,図2のコンピュ−タ(以下CPU
という)からの指令により上記通路の切替を行う。16
は廃札券検知センサで,一対の光電素子16a,16b
により構成される。図2はエンコ−ド装置の制御手段を
示す接続図である。同図において,17はCPU,18
はCPU17の指令を一時記憶するメモリである。19
aはパルスモ−タ制御回路で,CPU17からの制御指
令によりパルスモ−タドライブ回路19bを介してパル
スモ−タ5を制御するためのものである。20aはエン
コ−ド書き込み制御回路で,CPU17から与えられる
エンコ−ド書き込み指令により書き込みドライブ回路2
0bを介して書き込みヘッド9に書き込み用のエンコ−
ド情報を与える。この情報により,書き込みヘッド9は
券に所要のエンコ−ド情報を書き込む。21aはエンコ
−ド読み取り制御回路で,CPU17から与えられる読
み取り指令に基づき,読み取りアンプ回路21bを介し
て読み取りヘッド10に指令を与え,到来した券から前
記書き込みヘッド9により書き込まれたエンコ−ド情報
の内容を読み取り,CPU17へ伝える。22aはフオ
ト読み取り回路で,廃札券検知センサ16からの検出信
号をフオトアンプ回路22bを介してCPU17へ伝え
る。23aはソレノイド制御回路で,CPU17からの
制御指令を受けてソレノイドドライブ回路23bを介し
て,切替レバ−ソレノイド24又はパンチソレノイド2
5の両者をそれぞれのタイミングで励磁し,切替レバ−
14,パンチ12の順序でこれらを作動する。
【0007】以下図1,図2のほか図3の流れ図を用い
て本考案装置の動作を説明する。即ち,CPU17には
図3の流れ図に示すような動作を行うための指令を各部
に送るようなプログラムが予めセットされている。CP
U17からの駆動指令により各回路19a,19bによ
りパルスモ−タ5を回転させ,各ベルト3,7を駆動さ
せた状態において所要事項が印刷された券1が到来する
と,この券はロ−ラ4b2,8cを経て,各ベルト3,
7に挟着されて移送される。この券1が書き込みヘッド
9の前に来たとき,CPU17からの書き込み指令が回
路20a,20bを経て与えられるから,書き込みヘッ
ド9により券1に対して所要のエンコ−ド情報の書き込
みが行なわれる。次いで,CPU17からの読み取り指
令が回路21a,21bから与えられる。したがって,
券が読み取りヘッド10の所に来たとき,読み取りヘッ
ド10により券1のエンコ−ド情報の読み取りがなされ
る。この読み取り結果について,CPU17内で読み取
り内容がOKか否かの判断がなされ,OK(YES)の
ときは,回路23a,23bを経て切替レバ−ソレノイ
ド24がレバ−14を発行出口15側に切替えて券1を
正規券として発行する。一方,読み取り結果がOKでな
い(NO)のときは,切替レバ−14は券1を廃札出口
11側へ切替えたままにしてあるから,券1は廃札券と
して同出口11側へ移行し,又上記エラ−内容が何かを
判断し,図4(A)に示す券1のパンチ孔予定部分を検
知する。その後,回路19a,19bを介して停止指令
を与えてパルスモ−タ5従って券を停止し,回路23
a,23bを介してパンチソレノイド25に所定のパン
チ指令を与えて券1に対して所要のパンチを行う。この
パンチは,エンコ−ド情報のエラ−ミスの内容に応じ
て,図4(B)に示すように,例えば,パンチ孔が位置
S1のみの場合はエンコ−ド1回ミス,また,パンチ孔
がS1,S3及びS4の3個の場合には印刷不良というよ
うに,4個の孔位置S1〜S4のどの孔位置にパンチする
かをコ−ド化して該当の孔位置に行うものとする。この
パンチが行なわれた後,パルスモ−タ5を上記と同様に
して回転して,この廃札券を放出する。次に,この廃札
された券に代わる券が発行されてきたとき,この券のエ
ンコ−ド情報がOKのときは,出口15から乗客に対し
発行されるが,NOのときはOKとなるまで,上記動作
を繰り返す。なお,NOの動作が所定回数なされた場合
には,図示しない機構により「発売中止」として係員が
チェックすることになる。ところで,廃札券は所定の場
所に集められ後,エラ−内容の分析を係員によってなさ
れるが,本考案のエンコ−ド装置を使用した場合には,
図4(B)に示すように,廃札券に対し,目視可能な状
態にコ−ド化された孔がパンチされており,その孔位置
によって,エンコ−ドミスの内容を表示するようにして
いる。従って,そのエンコ−ドミスの内容によって,修
理箇所は係員に容易に判明できるので,その処置を直ち
に行うことができる。
て本考案装置の動作を説明する。即ち,CPU17には
図3の流れ図に示すような動作を行うための指令を各部
に送るようなプログラムが予めセットされている。CP
U17からの駆動指令により各回路19a,19bによ
りパルスモ−タ5を回転させ,各ベルト3,7を駆動さ
せた状態において所要事項が印刷された券1が到来する
と,この券はロ−ラ4b2,8cを経て,各ベルト3,
7に挟着されて移送される。この券1が書き込みヘッド
9の前に来たとき,CPU17からの書き込み指令が回
路20a,20bを経て与えられるから,書き込みヘッ
ド9により券1に対して所要のエンコ−ド情報の書き込
みが行なわれる。次いで,CPU17からの読み取り指
令が回路21a,21bから与えられる。したがって,
券が読み取りヘッド10の所に来たとき,読み取りヘッ
ド10により券1のエンコ−ド情報の読み取りがなされ
る。この読み取り結果について,CPU17内で読み取
り内容がOKか否かの判断がなされ,OK(YES)の
ときは,回路23a,23bを経て切替レバ−ソレノイ
ド24がレバ−14を発行出口15側に切替えて券1を
正規券として発行する。一方,読み取り結果がOKでな
い(NO)のときは,切替レバ−14は券1を廃札出口
11側へ切替えたままにしてあるから,券1は廃札券と
して同出口11側へ移行し,又上記エラ−内容が何かを
判断し,図4(A)に示す券1のパンチ孔予定部分を検
知する。その後,回路19a,19bを介して停止指令
を与えてパルスモ−タ5従って券を停止し,回路23
a,23bを介してパンチソレノイド25に所定のパン
チ指令を与えて券1に対して所要のパンチを行う。この
パンチは,エンコ−ド情報のエラ−ミスの内容に応じ
て,図4(B)に示すように,例えば,パンチ孔が位置
S1のみの場合はエンコ−ド1回ミス,また,パンチ孔
がS1,S3及びS4の3個の場合には印刷不良というよ
うに,4個の孔位置S1〜S4のどの孔位置にパンチする
かをコ−ド化して該当の孔位置に行うものとする。この
パンチが行なわれた後,パルスモ−タ5を上記と同様に
して回転して,この廃札券を放出する。次に,この廃札
された券に代わる券が発行されてきたとき,この券のエ
ンコ−ド情報がOKのときは,出口15から乗客に対し
発行されるが,NOのときはOKとなるまで,上記動作
を繰り返す。なお,NOの動作が所定回数なされた場合
には,図示しない機構により「発売中止」として係員が
チェックすることになる。ところで,廃札券は所定の場
所に集められ後,エラ−内容の分析を係員によってなさ
れるが,本考案のエンコ−ド装置を使用した場合には,
図4(B)に示すように,廃札券に対し,目視可能な状
態にコ−ド化された孔がパンチされており,その孔位置
によって,エンコ−ドミスの内容を表示するようにして
いる。従って,そのエンコ−ドミスの内容によって,修
理箇所は係員に容易に判明できるので,その処置を直ち
に行うことができる。
【0008】
【考案の効果】本考案の券売機用等のエンコ−ド装置で
は,上記のようにエンコ−ドミスが発見された券に対
し,その券に孔を空けることにより券の有効性を失わせ
ると同時にエンコ−ドミスの内容をコ−ド化してパンチ
して放出するようにしたため,係員は廃札券の孔の数及
び位置を目視することによりエンコ−ドミスの原因とな
った券売機中の不良内容がすぐに判断でき,不良箇所の
修理,対策を迅速,的確に行うことができるという優れ
た効果を有する。
は,上記のようにエンコ−ドミスが発見された券に対
し,その券に孔を空けることにより券の有効性を失わせ
ると同時にエンコ−ドミスの内容をコ−ド化してパンチ
して放出するようにしたため,係員は廃札券の孔の数及
び位置を目視することによりエンコ−ドミスの原因とな
った券売機中の不良内容がすぐに判断でき,不良箇所の
修理,対策を迅速,的確に行うことができるという優れ
た効果を有する。
【図1】本考案の一実施例を示すもので,本考案のエン
コ−ド装置の要部の構成を示す正面図である。
コ−ド装置の要部の構成を示す正面図である。
【図2】本考案のエンコ−ド装置の制御手段を示す接続
図である。
図である。
【図3】本考案の制御手段に指令を与えるCPUの動作
プログラムの内容を示す流れ図である。
プログラムの内容を示す流れ図である。
【図4】本考案のエンコ−ド装置によりパンチされる廃
札券のパンチ孔を示すもので,同図(A)は廃札券の平
面図,同図(B)はパンチ孔の数及び孔位置とエラ−内
容の関係を示す図表である。
札券のパンチ孔を示すもので,同図(A)は廃札券の平
面図,同図(B)はパンチ孔の数及び孔位置とエラ−内
容の関係を示す図表である。
【図5】従来例を示す流れ図である。
1:券 3:第1の搬送ベルト 5:エンコ−ダ用のパルスモ−タ 7:第2の搬送ベルト 9:書き込みヘッド 10:読み取りヘッド 11:廃札用出口 12:パンチ 14:切替レバ− 15:発行用出口 16:廃札券検知センサ 17:CPU S1〜S4:パンチ予定位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 5/00 G06F 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】 エンコード情報の書き込み及び読み取り
不良を起こした切符(以下券という)を検出し,この券の
磁気面のクロックパルストラック上に設定された複数個
の孔位置から選択し,選択された孔位置に券の不良内容
を示す目視可能な1個又は複数個の孔の組み合わせから
成るコード化されたパンチ孔を開けるようにし,その孔
位置及び孔数によって上記不良内容を判別するようにし
たことを特徴とする券売機用等のエンコード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066189U JP2587886Y2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 券売機用等のエンコ−ド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992066189U JP2587886Y2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 券売機用等のエンコ−ド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625956U JPH0625956U (ja) | 1994-04-08 |
JP2587886Y2 true JP2587886Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=13308655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992066189U Expired - Lifetime JP2587886Y2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 券売機用等のエンコ−ド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587886Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6385891A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-16 | 三菱電機株式会社 | 券発行装置 |
JP2795697B2 (ja) * | 1989-09-30 | 1998-09-10 | グローリー工業株式会社 | 回収商品券分類集計システム |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP1992066189U patent/JP2587886Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625956U (ja) | 1994-04-08 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |