JP2587529Y2 - 継手用パッキン - Google Patents

継手用パッキン

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JP2587529Y2
JP2587529Y2 JP1992044614U JP4461492U JP2587529Y2 JP 2587529 Y2 JP2587529 Y2 JP 2587529Y2 JP 1992044614 U JP1992044614 U JP 1992044614U JP 4461492 U JP4461492 U JP 4461492U JP 2587529 Y2 JP2587529 Y2 JP 2587529Y2
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雅史 金井
孝志 長澤
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勝敏 中澤
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茂 小此木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は継手への装着性を改良し
た継手用パッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の継手用パッキンとして実
開昭58−94086号に開示されたもの、図4、図5
及び図6に示す継手用パッキンが知られている。
【0003】この継手用パッキン1は軟質の樹脂で偏平
円筒状に形成されたもので、その一方の開口1aは径を
小さく、この開口1aと対向する他方の開口1bは径を
大きくして、その内外面を傾斜して形成する一方、この
開口1bの周縁に複数の突起1cを形成している。
【0004】このように構成された継手用パッキン1は
図5に示すように継手部品2とフレアナット3が固定さ
れたパイプ4との間に介装されている。この継手部品2
の先端はその先端の外面がテ−パ状になっており、その
外面の傾斜が継手用パッキン1の内面の傾斜と同一に形
成され、他方、パイプ4の先端は継手用パッキン1の外
面の傾斜と同一に形成され、この継手用パッキン1によ
り継手部品2とパイプ4が気密状態で連結されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された継手用パッキン1は、図6に示すように、そ
の大径側の開口1bと介して継手部品2の先端に当接さ
せ、或いは、フレアナット3内部に予め収納しパイプ4
の先端に小径側の開口1aを介して当接させ、次いで、
継手部品2とフレアナット3を螺合する。これにより、
継手用パッキン1が継手部品2とパイプ4との間に介装
される。
【0006】しかしながら、前者の如く継手用パッキン
1を継手部品2の先端に当接されて連結する方法では、
この連結作業時にこの継手用パッキン1を一方の手で常
時押さえておかなければならず面倒であったし、この継
手用パッキン1が外れて落下することがしばしばあっ
た。また、後者の如くフレアナット3内に継手用パッキ
ン1を収納する方法では、この収納された継手用パッキ
ン1が適確にパイプ4の先端に当接しない場合が多々あ
る。即ち、図7に示すように、この継手用パッキン1は
その突起1cがフレアナット3の内面のめねじ部に嵌入
して係止されるため、この継手用パッキン1が斜めに入
り込み、この状態で継手部品2を固定していまう。この
ため、気密漏れを起こすという問題点を有していた。
【0007】本考案の目的は前記従来の課題に鑑み、装
着作業が簡単でかつ気液漏れを起こすことがない継手用
パッキンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するため、先端部には先端に向かうに従って大径に形成
した先端内面を有する配管と、先端部には軸線に対して
平行で環状に形成された第1周側面と該第1周側面
から先端に向かうに従って小径に形成した第2周側面
とを有する継手部品とをナットで締め付けて接続すると
き、該配管の先端部と該継手部品の先端部との間に介装
される継手用パッキンにおいて、外面全体が前記配管の
先端内面に面接触で当接し内面全体が前記継手部品の第
周側面に面接触で当接する筒形円錐台形状のパッキ
ン本体と、該パッキン本体の周縁から延び該継手部品の
第1周側面に圧入される複数の舌状の嵌合保持部とか
らなり、該パッキン本体と該嵌合保持部を軟質樹脂で形
成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案によれば、継手用パッキンを介して配管
と継手部品を接続するときは、予めパッキン本体を継手
部品の第2周側面に当接するとともに嵌合保持部を第
周側面に圧入する。これにより、継手用パッキンが
継手部品に保持される。その後、この継手用パッキンの
外面を配管の先端内面に当接させ、接続すれば良い。こ
こで、嵌合保持部が舌状でかつ軟質樹脂で形成されてい
るため、この嵌合保持部を継手部品の第1周側面に圧
入するとき、嵌合保持部と継手部品が面接触となり、そ
の保持力が非常に大きくなるし、また、継手部品に傷を
つけることがない。
【0010】
【実施例】図1乃至図3は本考案の一実施例を示すもの
で、図1は継手用パッキンの全体斜視図、図2は継手用
パッキンが介装された状態を示す一部破断断面図、図3
は継手用パッキンの取り付け方法を示す組み立て斜視図
である。なお、図4、図5、図6及び図7で説明した従
来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。
【0011】即ち、2は後端(図2に向かって右側)に
図示しない一方のパイプが連結する継手部品、3は他方
のパイプ4の先端側に固定された継手部品として機能す
るフレアナットである。この継手部品2はその先端側
(図2に向かって左側)が接続部21となっており、先
端部には軸線に対して平行で環状に形成された第1
側面とこの第1周側面から先端に向かうに従って小径
に形成した第2周側面(傾斜面22)とを有してい
る。他方、パイプ4はその先端側が同じく接続部41と
なっており、先端部の内面が外側に向かって徐々に径が
大きくなるよう傾斜(傾斜面42)している。
【0012】本考案に係る継手用パッキン10は図1、
図2及び図3に示すように構成されている。即ち、この
継手用パッキン10は軟質の樹脂で形成され、気密機能
を有するパッキン本体11と、このパッキン本体11を
固定する嵌合保持部12とから構成される。このパッキ
ン本体11は、偏平円筒状となっており、その一方の開
口111は径を小さく、この開口111と対向する他方
の開口112は径を大きくして、その内外面を傾斜(傾
斜面113,114)している。この内側の傾斜面11
3は継手部品2の傾斜面22に対応した傾斜で、また、
外側の傾斜面114はパイプ4の傾斜面42と対応した
傾斜でそれぞれ形成されている。このようなパッキン本
体11の構造により、図2に示すように、継手部品2の
傾斜面22及びパイプ4の傾斜面42で構成される接続
境界面が気密に連結される。
【0013】他方、継手パッキン10の嵌合保持部12
はパッキン本体11の開口112から軸方向に舌状に複
数延びており、その嵌合保持部12が継手部品2の接続
部21の外面(第1周側面)に圧入されるようになっ
ている。
【0014】このような継手用パッキン10をフレアナ
ット3が固定されたパイプ4と継手部品2との間に介装
し連結するときは、図3に示すように行う。
【0015】即ち、継手部品2の接続部21の傾斜面2
2に継手用パッキン10の大径の開口112を対応させ
て嵌め込む。このとき、継手用パッキン10の嵌合保持
部12が接続部21の外面に圧入され、この継手用パッ
キン10が継手部品2に固定される。
【0016】この継手用パッキン10の継手部品2への
固定作業が終了したときは、継手用パッキン10が装着
された継手部品2をフレアナット3内に挿入する。しか
る後に、継手用パッキン10の外側の傾斜面114とパ
イプ4の傾斜面42とが圧接するようにフレアナット3
のねじ部に継手部品2のねじ部を螺合する。これによ
り、継手用パッキン10の介装作業が終了する。
【0017】このように本実施例によれば、継手用パッ
キン10の介装作業において、フレアナット3と継手部
品2とを螺合する前に継手用パッキン10を継手部品2
に予め保持できるため、その組み付け作業が簡単になっ
ている。
【0018】また、継手用パッキン10を適確に装着で
きるため、組み付けの後に気液漏れを起こすことがな
い。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
嵌合保持部が舌状でかつ軟質樹脂で形成されているた
め、この嵌合保持部を継手部品の第1周側面に圧入す
るとき、嵌合保持部と継手部品が面接触となり、その保
持力が非常に大きくなるし、また、継手部品に傷をつけ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の継手用パッキンを示す全体斜視図
【図2】本考案の継手用パッキンが介装された状態を示
す一部破断断面図
【図3】本考案の継手用パッキンの取り付け方法を示す
組み立て斜視図
【図4】従来の継手用パッキンを示す全体斜視図
【図5】従来の継手用パッキンが介装された状態を示す
一部破断断面図
【図6】従来の継手用パッキンの取り付け方法を示す組
み立て斜視図
【図7】従来の継手用パッキンの不具合を示す断面図
【符号の説明】
2…継手部品、3…フレアナット、10…継手用パッキ
ン、11…パッキン本体、12…嵌合保持部、21,4
1…接続部、22,42,113,114…傾斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小山 恵二 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式 会社内 (72)考案者 中澤 勝敏 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式 会社内 (72)考案者 田所 利雄 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式 会社内 (72)考案者 堀田 秋広 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式 会社内 (72)考案者 小此木 茂 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭62−270887(JP,A) 実開 昭61−1793(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 19/00 - 19/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部には先端に向かうに従って大径に
    形成した先端内面を有する配管と、先端部には軸線に対
    して平行で環状に形成された第1周側面と該第1
    側面から先端に向かうに従って小径に形成した第2
    側面とを有する継手部品とをナットで締め付けて接続す
    るとき、該配管の先端部と該継手部品の先端部との間に
    介装される継手用パッキンにおいて、 外面全体が前記配管の先端内面に面接触で当接し内面
    が前記継手部品の第2周側面に面接触で当接する
    形円錐台形状のパッキン本体と、該パッキン本体の周縁
    から延び該継手部品の第1周側面に圧入される複数の
    舌状の嵌合保持部とからなり、該パッキン本体と該嵌合
    保持部を軟質樹脂で形成したことを特徴とする継手用パ
    ッキン。
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US4650227B1 (en) * 1982-08-23 2000-11-28 Cajon Co Fluid coupling
JPS611793U (ja) * 1984-06-12 1986-01-08 日本建鐵株式会社 ホ−ス接続構造

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