JP2587155B2 - 所定の磁気記憶媒体上のトラックへ所定の書き込み/読み出しヘッドを位置定めするための方法 - Google Patents

所定の磁気記憶媒体上のトラックへ所定の書き込み/読み出しヘッドを位置定めするための方法

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JP2587155B2
JP2587155B2 JP3202649A JP20264991A JP2587155B2 JP 2587155 B2 JP2587155 B2 JP 2587155B2 JP 3202649 A JP3202649 A JP 3202649A JP 20264991 A JP20264991 A JP 20264991A JP 2587155 B2 JP2587155 B2 JP 2587155B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気層メモリの記憶媒
体の種々異なるトラック上にて磁気ヘッドの位置定めを
行なうための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクメモリでも磁気テープメモ
リでも磁気記録及び再生の際、ディスク状ないしテープ
状の記憶媒体の種々のトラック上に調整可能な磁気ヘッ
ド系を使用することが通有である。もって、比較的簡単
な磁気書込/読出ヘッドにより記録媒体上の多数のトラ
ックにアクセスし得る。磁気ディスクメモリにおける書
込/読出ヘッドは屡々唯1つのヘッド系から成り、この
ヘッド系はリニヤー又は回転ポジショナを用いて所属の
メモリディスクの多数の情報トラックの各1つへ位置定
め可能である。
【0003】これに反して、磁気テープメモリでは比較
的多数の磁気ヘッド系の構成体が用いられる。このよう
な構成体は唯1つのギャップを有する簡単な磁気ヘッド
から、多数の(複数の)記録チャネル付即ち多数(複
数)トラックヘッド付きの複雑な磁気ヘッド系に至るま
で及んでいる。更に、磁気テープ装置では種々の動作モ
ードが可能である。而して、丁度記録された情報をその
直後に読出し、場合により記録(書込)エラーを補正、
訂正し得ることも一般に公知である。この場合には書込
ヘッドと、テープ送り方向でその後方に配置された読出
ヘッドとを必要とする、それというのは、“書込”と
“読出”が同時に進行しなければならないからである。
動作機能“書込(記録)”および/又は“読出”を磁気
テープの両送り方向で行なうことも公知である。上述の
ことからも明かなように、更に例を挙げるまでもなく、
磁気テープ装置の場合は適用例及び構成如何により種々
異なる多数の磁気ヘッド系が用いられるのである。
【0004】それらすべての可能な磁気層メモリにとっ
て一連の周辺条件が共通している。すべての磁気層メモ
リにおいて開発傾向は益々、同時に動作確実性の改良さ
れた状態で、即ち、書込および/又は読出の際の誤り率
の低減された状態で記憶容量増大の方向に向かってい
る。トラック方向では記憶容量は単位長さ当りの磁束変
化の増大によって拡大され得る。ビット密度の増大によ
っては勿論、読出振幅の低下、ピーク値シフトに基く信
号干渉、ひいては、記録パルスが抑圧される危険性の増
大を来たす。従ってビット密度は記憶媒体及び記憶ヘッ
ドの改良によっても任意に上昇させるわけにはいかな
い。記憶容量を増大させる別の手法によればトラック密
度を増大させるのである。その場合、益々狭幅になりつ
つある情報トラックの読出し、ないし、もっと一般的な
云い方をすれば、磁気ヘッドを精確に1つの選ばれた情
報トラックに位置定めすることには構成上の困難が益々
大になっている。
【0005】このような情勢傾向のもとで磁気ヘッド系
自体の機械的構成上、並びに、磁気ヘッド支持体への取
付け、更には位置定め装置全体(これは、記憶媒体の情
報トラックに対して磁気ヘッド系を位置定めする)にお
いてのトレランスの重要性が増大している。更に、この
ことは同様に異なった磁気ヘッド系に就いても、また異
なった位置定め装置に就いても成立つ(たとえ夫々の個
々の場合において、適宜のコストで構成上達成可能な個
別トレランスが異なったものであり得るとしても)。
【0006】米国特許明細書第4679104号(US
−A−4679104)から既に公知になっているとこ
ろによればそれらのトレランスの作用、影響が、同一型
式の磁気ヘッド系の個々のユニットにおいても異なった
ものになり得、従って、精密に位置定めし得るためそれ
らの作用、影響を検出することが必要である。上記刊行
物から公知の、磁気テープの種々のトラックへの磁気ヘ
ッドの位置定め方法および装置では磁気テープの種々の
トラックに対応づけられた規定−位置値と磁気ヘッドの
夫々の実際値−位置値とを比較することにより位置定め
ユニットの電動式作動による移動のための制御信号が発
生される。磁気テープメモリの(記憶媒体の)通常作動
中位置定め装置のモータ制御のための制御信号が、記憶
された位置値を用いて発生される。それらの位置値は測
定過程にて求められ、この測定過程では磁気ヘッドシス
テムが所定の基準位置から少なくとも1つのトラックに
位置定めされ、この位置は1つの所定の測定された位置
値に対応づけられる。公知の技術手法によれば当該位置
値は複数の同じ型式の磁気テープ装置について成立つ定
格規準値、及び個別補正値(これらは各々の磁気テープ
装置について個別に求められる)から構成され得る。上
記公知技術手段の背景にある基本的着想とは夫々の個々
の磁気テープ装置の制御部に、夫々個別に測定された所
定の値を入力し、この所定値に基づき、夫々の磁気テー
プ装置にて各位置定め過程ごとに当該制御部は個別のト
レランスを考慮、即ち、補償し得るようにするというも
のである。
【0007】上記公知手法は当該磁気テープテープ上に
ほぼ30までのパラレルの情報トラックを有する今日市
販のカセットテープ装置においては要求を充足する。但
し、ここで問題となるのはそのようにして測定された補
正値自体が相当不精確であるということである。それと
いうのは個々のテープ(送り)駆動メカニズム自体の校
正に誤り(エラー)が附随しているからである。このこ
とは記憶媒体の交換可能な記憶装置例えば磁気テープカ
セット装置の場合は大きな難点となる。そのような市販
のバーションの磁気テープ及びカセットのユニットに対
しての位置定め装置の個別のトレランスが検出され得
る。しかし乍ら通常動作中は異なったテープ送り駆動機
構にて上述のカセットが使用され得る。そのような機器
において公知の校正手法の維持下で記憶容量をさらに一
層増大させようとする場合、所期のトレランス補償に鑑
みても、コスト上の理由からまかない得ない負担、手間
により当該トレランスを低く抑えて十分な両立性を確保
することが試みざるを得なくなる。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところは
記憶媒体に対する磁気ヘッドの位置定めの公知方法を、
トレランス補償に関するさらに増大する要求をも充足す
るように改良発展することにある。更に本発明の目的と
するところはそのような方法を実施する装置を提供する
ことにある。
【0009】
【発明の構成】上記課題は請求項1の上位概念による方
法において、その特徴部分に規定された構成要件により
解決される。
【0010】本発明の基礎とする認識によれば、当該分
解能が駆動部から見て所要の位置定め幅に関して著しく
高い位置定め系の複数の実施例が利用可能であるという
ことである。よって、今日、既に、製造技術上適宜まか
ない得るコストで極めて精確に位置定めを行ない得るこ
ととなる。但し、問題となるのは各公知位置定め装置の
構造全体が比較的複雑であることである。このことは回
転ポジショナにおける誘導的に駆動される振動コイルに
ついても、リニアポジショナにおけるポット形コイル駆
動部又はステップモータ駆動部についても成立つ。いず
れにしろ、位置定め装置は夫々トレランスを伴なう複数
の個別部分から成る。それにより取付け組立の際はトレ
ランスの積重ね、ないし継起が生じ、従って駆動部の高
い分解能の手法がもはや十分に活用され得ない。各トレ
ランスの継起(連結)ないし系列的発生のため個別トレ
ランスに対する益々高くなる要求を課せられることはコ
スト上の理由から不都合なことである。このことは磁気
ヘッド自体に就いても、また、位置定め装置について
も、ひいては組付けられたユニットについても成立つこ
とである。
【0011】従って、そのような何等かの各トレランス
の系列的発生ないし継起を止むなく存在するものとして
受入れ、送り駆動機構におけるそれらのトレランスを補
償する別の手法をさぐらねばならなくなろう。そのよう
な前提条件下では、個々の送り駆動機構の校正の際の個
々の系列的継起トレランスは入念に検出されることを要
する。本発明の主要な要件によれば当該の校正のため、
(校正上規準的な)規準尺度体、即ちそれの特性例えば
その寸法ないし特性値が絶対的に精確に知られている記
憶媒体を使用するのである。なお、適宜のコストを以
て、公知手段によっても、例えば精確に定められた実験
研究上の条件下で、例えば、周囲温度、空気湿度、送り
駆動機構の精確な調整状態等々の所定条件下で、当該特
性、殊に、相対位置が達成可能な測定精度の枠内で知ら
れているトラックパターンを1つの選ばれた記憶媒体上
に記録することが可能である。
【0012】そのように作成された基準記憶媒体を用い
て、送り駆動機構の装置機器個別の校正のためテスト動
作を行なうようにすれば、装置機器機種固有の、即ち、
構造上設定されている規準位置からの、磁気ヘッドの絶
対位置の検出された一切の偏差が、個別の送り駆動機構
のトレランス継起にのみ基づくようになる。それらのト
レランスにのみ依存する補正値は機器個別に検出され
得、もって、或種の機器では交換可能な記憶媒体におい
ても、個別の送り駆動機構間の十分なコンパチビリティ
(両立性)が得られる。
【0013】基本的には所定の補正値の規模、範囲によ
り定められた枠自体内で固有のエラー(誤差)を補正す
ることを可能にする所定の“知性”(インテリジェン
ス)を個々の送り駆動機構中にとり込むことがトレンド
(趨勢)とされる。送り駆動機構にて必要なコストは得
られる利点に比してわずかな範囲に抑えられ得る。位置
定め装置(ポジショナ)に対する制御部はいずれにしろ
位置定め過程を行ない得るため磁気ヘッドの実際位置と
規定位置との比較を行ない得なければならない。そのた
め今日常にそのような制御部が相応のマイクロプロセッ
サ及び記憶装置を具備するのが屡々である。従って当該
マイクロプロセッサまたは適当に異なって構成された制
御装置はただ次のように構成されてさえいればよい、即
ち、所望の補正値が、磁気ヘッドの測定された規準位置
と、基準記憶媒体のトラックパターンによって定められ
た絶対位置との関係(比)が求められ非揮発的に記憶さ
れ得るように構成しさえすればよい。
【0014】上記補正値は通常動作中、瞬時の規準値を
そのつどの所属の補正係数を以て補正された位置値に変
換するために用いられ得る。それにより位置定め装置の
制御部は磁気ヘッドを絶対的に精確に位置定めし得る。
このことにより、例えば記憶媒体上の情報トラックを著
しく狭幅にすることができ、場合により、隣接し合うト
ラック間の書込(記録)されないテープ領域(ガードバ
ンド)を省き得る(磁気ヘッドの精確なトラック対応付
けないし整合的配置を損なうことなく)。
【0015】上記手法において比較的困難性を生じるの
は基準記憶媒体の作製、殊に、所望のトラックパターン
の形成である。本発明の上記の方法において使用し得る
装置の主要構成部分は先ず、相応の位置定め装置を有す
る機種(型式)固有の送り駆動機構である。上記送り駆
動機構を、当該位置定め装置のトレランスの継起的発生
のわずかな特性に鑑みて選定すると好適である。そのよ
うな基準機器向けに特有に且入念に作製された位置定め
装置を使用するのは好ましいことであるが、必ずしも必
要でないのである。要はそのために用いられる型式(機
種)固有の磁気ヘッドが、同じくそれの個別のトレラン
スに鑑みて選定又は独自に当該用途向けに作製されるこ
とである。その限りにおいて基準装置機器の装備配置構
成は総じて型式(機種)固有の送り駆動機構と何ら異な
るものではない。
【0016】更に、必要とされるのは磁気ヘッドないし
それの支持体に連結された装置であって、基準位置とし
て有利に基準記憶媒体のテープエッジ(縁)を、磁気ヘ
ッドの基準位置に対して相対的に位置関係で定め得る装
置である。更に、磁気ヘッドの夫々の絶対的位置を検出
可能な位置検出器として、それ自体公知の例えば機械的
又は光学的検出器が設けられ得る。それにより、所定の
条件下で所定のトラックパターンをいつでも再現可能に
作成し得る。
【0017】本発明の別の利点及び発展形態は図を用い
ての実施例の以降の説明から明らかである。
【0018】図1には必要と考えられる程度で、磁気テ
ープカセット装置用のテープ(送り)駆動機構の部分を
示す。断面略図で示してあるテープ1は図示してない磁
気テープ駆動(部)機構により図平面に対して垂直の方
向に送られる。磁気テープ1には書込(記録)/読出
(ライト/リード)ヘッドとして構成されている磁気ヘ
ッド2が対向している。この磁気ヘッド2の構造は所定
の実施例に限定されておらず、基本的に磁気ヘッドの公
知形態のいずれをも磁気テープカセット装置に用いられ
得る。
【0019】最も簡単な事例では磁気ヘッド2はたんに
唯1つの磁気ギャップ(これは読取り兼書込ギャップで
ある)を有し得る。比較的コストの高い実施例では磁気
ヘッド2は複数の磁気ギャップを有し得、それによって
は個別の読出しないし書込(記録)ヘッドを構成し得
る。この場合も、場合により字磁気テープ1の両送り方
向で個別の磁気ヘッド系で動作機能“読出”、及び“書
込(記録)”を可能にする異なった装置構成が可能であ
る。書込ヘッドによるなお進行中の記録過程中直ちに、
送り方向で後置の読出ヘッドによる丁度記録されたデー
タの監視(制御)読出を可能にする磁気ヘッドも公知で
ある。今日、磁気テープカセット装置にてデジタルデー
タの記録のため、磁気テープ1の送り方向に対して精確
に垂直な方向に向けられた書込ないし読出ギャップを有
する磁気ヘッドが通常使用されるが、次のような磁気ヘ
ッド2を使用することも可能である、即ち、それの磁気
ギャップが所定のアジマス角度のもとで磁気テープ1の
送り方向に対して横断方向に設けられている磁気ヘッド
2を使用することも可能である。その際、異なったアジ
マス角度により磁気テープ1上でのトラック密度の増大
が可能となり、その際隣接するトラックからの信号干渉
が惹起されることはない。
【0020】図2には多数の可能な構成形態の磁気ヘッ
ド(部)のなかから選ばれた1つの磁気ヘッド構成体2
の一例が示されている。図2にはそのようなヘッド配列
(構成)体の、磁気テープ1のほうに向いた表面が示さ
れており、上記のヘッド配列体は相互に上下に位置す
る、即ちテープ送り方向に対して横断方向に配置された
2つの磁気ヘッド系を有する。これら両磁気ヘッド系は
相応の磁気ギャップ201〜203、204〜206に
よって表わされており、その際上記両磁気ヘッド系の磁
気ギャップは夫々異なったアジマス角度を有する。図示
の例において夫々3つの磁気ギャップから成る磁気ヘッ
ド系において中央に位置する磁気ギャップ201ないし
204は夫々2つの書込ヘッド用の磁気ギャップを有す
るようにしてもよい。その場合それの左側ないし右側に
ある磁気ギャップ、例えば202ないし203は夫々1
つの読出ヘッドの磁気ギャップとなる。
【0021】上記装置構成の各磁気ヘッド系によっては
記録過程中直ちに磁気テープ1の両送り方向での、丁度
記録された情報の制御監視読出が可能になる。更に、磁
気ヘッド2の上記の2チャネル構造により、即ち、2つ
の磁気ヘッド系の相互に上下に位置する装置構成(上記
磁気ヘッド系の磁気ギャップは異なったアジマス角を有
する)によっては同様に磁気テープ1の相並ぶ記録トラ
ックにて相応の異なるアジマス角度で磁気テープ1上で
のデータ記録が可能である。
【0022】図3にはそのようにして形成された磁化パ
ターンが磁気テープ1の一部(1セクション)に略示し
てある。磁気テープ1の長手軸に対して平行に、異なる
型式のトラック(の種類)を有する記録トラック101
ないし102が交互に相並んでいる。1つの型式のトラ
ック(の種類の)情報トラック101は磁気テープ1の
長手軸に対して垂直方向に向けられた線分として示す磁
化変化状態が示されている。上記情報トラック101は
第1磁気ヘッド系の書込(記録)ヘッド201で記録さ
れている。一方のトラック型式のそれらの情報トラック
101の間に、他方の型式の情報トラック102が存在
しており、この他方の型式のトラックでは磁化変化状態
が第2磁気ヘッド系の書込ヘッド204によって記録さ
れており、従って、所定のアジマス角度で、磁気テープ
1の横軸に対して斜め方向に向けられている。再度強調
すべきは図2に示す磁気ヘッド構造を用いてのその種記
録手法はたんに、磁気テープカセット装置におけるデジ
タルデータ記録のための多くの手法の1つである。図2
ないし図3を用いて説明した例が殊に選んである理由
は、当該例でも磁気テープ上でのデジタルデータの記録
のためには既に相当複雑であり、本事例においてその種
磁気ヘッド構造の使用も可能であることを示すためであ
り、但し、その場合これから説明しようとする技術思想
はそのことに限られていない。
【0023】図3に対してなされた記載から直ちに明か
なように、磁気ヘッド2は異なったトラック101ない
し102の記録のため磁気テープ1の長手軸に対して横
断方向に位置定め可能である必要がある。従来の磁気テ
ープカセット装置は位置定め装置を有する。それに関連
してはたんに1例としてUS−A−4,679,104
(米国特許第4,679,104号明細書)から公知の
位置定め装置を参照し得る。従って図1にはそのような
位置定め装置をたんに略示だけしてある。
【0024】図7は図3に示すものに代わって用いられ
得る実施例のトラックレイアウト(配置例)を示す。図
7では、当該テープ300のトラックはアジマス角度な
しで、また、トラック間にガードバンド(クリーンエリ
ヤ)を以って記録される。
【0025】図6のA、B、Cには図2に示す磁気ヘッ
ド構造体に対する3つの態様を示す。そこにおいてWは
書込(記録)、Rは読出の機能を示す。
【0026】図1に示すように、磁気テープ2は支持ア
ーム3にて位置固定されており、この支持アームは2重
矢印で示すように伝動装置を用いて磁気テープ1の長手
軸に対して横断方向に移動可能である。
【0027】上記伝動装置機構には、磁気テープ1の横
方向軸に対して軸平行に配置された位置定めスピンドル
4が設けられており、このスピンドルは両端にて軸承5
ないし6に回転可能に支承されている。位置定めスピン
ドル4は上方のスピンドル軸承4の下方の領域にてねじ
山を有し、このねじ山は有利にウォームねじ山41とし
て構成されている。このねじ山上にはねじ山付スリーブ
31が嵌着されており、このスリーブには支持アーム3
が側方で関着されている。支持アーム3に対する案内部
材7が略示してあり、この案内部材によっては動作状態
において支持アーム3の側方旋回が阻止される。位置定
めスピンドル4を回転運動させるとねじ山付スリーブ3
1は上述の案内部材7の回転運動制限に基づき位置定め
スピンドルの回転方向に応じて、支持アーム3と共に上
記位置定めスピンドル上を上方ないし下方へ移動し、そ
の際磁気テープ1に対する磁気ヘッド2の相対位置が変
化する。
【0028】上記位置定めスピンドル4のそのような回
転運動を生じさせるため上記スピンドル4上に、下方部
分にて外ねじ山付きのウォーム歯車42が位置固定され
ている。この外ねじ山にはウォーム8が係合し、このウ
ォームはモータ10の軸9上に配置されている。このモ
ータ10は直流モータとして構成されているが有利にス
テップとして構成され得る。駆動モータ10の回転ステ
ップ運動によっては上述の伝動装置機構を用いて当該回
転方向に応じて支持アーム3の昇降運動が生ぜしめられ
る。位置定め装置の上記の構造が上記例に対して選んで
あるのはわかり易く説明するためである。当該の構造は
その種位置定め装置に対する唯1つの有利な実施例では
ない。これにより示そうとしているのは、ただ、駆動部
材の回転運動の、直線的昇降運動への所要の変換のた
め、磁気テープカセット装置の磁気ヘッド配列体ないし
磁気ヘッド系に対する位置定め装置が、機械的に比較的
複雑であり、また、すべてトレランスを伴なう多数の機
械的部材が共働するということである。従って、すべて
のその種位置定め装置は高い作製コストのもとでも、ま
た、有利な構造設計のもとでも、無造作に十分にトレラ
ンスのない状態で作製可能であるという訳にはいかな
い。
【0029】図1には適当であると見做される限り、磁
気テープカセット装置に対するテープ駆動部の電子回路
が略示してある。図示してあるのは書込アンプ11の形
の書込電子回路であり、このアンプは記録さるべきデー
タDIの供給を受け、このデータを増幅された書込信号
WRSとして磁気ヘッド2に供給する。データ記録過程
及び記録手法(プロセス)は本例ではたんに従属的(副
次的)重要性しかなく、それにより、図1における書込
電子回路について詳述し記載する必要がない。これにつ
いては公知の磁気テープカセット装置の相応の電子回路
について参照し得る。
【0030】読出過程の際は磁気テープ1上での磁化パ
ターンにより、磁気ヘッド2にて、アナログ読出信号R
DSが生ぜしめられ、これら信号は磁気カセットテープ
装置の読出電子回路12に供給される。その種読出電子
回路もそれ自体公知であり、従って、ここでは簡単化し
て読出アンプ121(これは上記読出信号RDSを受信
することとなる)が示してある。上記読出アンプ121
の出力側はフィルタ装置122に接続されており、この
フィルタ装置は増幅された読出信号を変換し(成形
し)、制限する。上記フィルタ装置の出力側には破線で
示す信号線路が設けられており、ここで示されているの
は読出電子回路12の読出信号RDSiが後続処理さ
れ、デジタル化された読出データDOとして送出される
ということである。
【0031】本例においてさらにただ重要なこととして
は上記フィルタ装置122から送出される信号を評価す
るユニットが設けられていることである。この評価ユニ
ットは図示のように、シュミットトリガ、換言すれば、
信号振幅検出器123であってよい。この評価ユニット
をA/D変換器として構成することも可能である。わか
り易く仮定した振幅検出器の例では上記振幅検出器はそ
れの出力側に正の側縁を有する信号を送出する(上記フ
ィルタ装置122から送出された読出信号が限界値を上
回ると直ちに)。当該パルス状態は下記の状態生起まで
保持される、即ち、振幅検出器123の入力側における
信号振幅が当該限界値を下回るまで保持される。もっ
て、振幅検出器123の出力信号が矩形波パルスとな
る。これら矩形波パルスは後述する理由から磁気テープ
カセット装置のテープ駆動部の制御電子回路に供給され
る。通常作動中上記制御電子回路は磁気ヘッド2を、磁
気テープ1の選定されたトラックに調整するために用い
られる。磁気テープカセット装置に対する駆動部のその
種電子回路もまた公知であり、例えば上述のUS−A−
4,679,104(米国特許第4,679,104号
明細書)においても記載されている。従って、図1には
その種制御電子回路13がたんに簡単化して示してあ
り、本適用例の詳細に鑑みて選んで示してある。
【0032】中央制御装置としては、マイクロプロセッ
サ131が示してあり、このマイクロプロセッサは動作
機能“読出”、ないし“書込”を監視し、従って、略示
のように、制御線路132を介して、書込電子回路11
ないし読出電子回路12に接続されている。マイクロプ
ロセッサ131は磁気ヘッドのトラック切換変化の際新
たな規定位置を指定する。磁気ヘッド2の実際の実際値
−位置は連続的にメモリに記憶されており、このメモリ
は本実施例ではアップ/ダウンカウンタ133として構
成されている。
【0033】磁気ヘッド2の規定−位置値に相応する、
マイクロプロセッサ131の出力信号により、補正値メ
モリ134(これは有利にプログラミング可能固定値メ
モリとして構成される)がアドレス制御される。この補
正値メモリは駆動部個別の補正値を含んでおり、選択さ
れるトラック番号に関して、マイクロプロセッサ131
から送出された規定情報を、選択された規定位置に対す
る補正された値の形で、即ち、個別のテープ駆動部に相
応する値として送出する。
【0034】上記カウンタ133ないし補正値メモリ1
34の出力側にはコンパレータ135が接続されてお
り、このコンパレータは規定位置と、瞬時の実際値位置
との差から、選択された当該のトラックからの磁気ヘッ
ド2の間隔を、大きさと方向に関して検出する。
【0035】コンパレータ135はそれの出力信号によ
り、パルス発生器136を制御する。次いで、パルス発
生器136は駆動モータ10に配属されたモータ制御部
14にパルスを送出する(選択された規定−位置が瞬時
の実際値−位置と一致するまで)。同時に、アップ/ダ
ウンカウンタ133のカウンタ状態がパルス発生器13
6の出力信号により常時更新される。
【0036】本例では磁気テープカセット装置において
も、記憶媒体、ここでは磁気テープ1上のトラック密度
の増大によって記憶容量を向上させることに開発、発展
の主眼がおかれていることを基礎としている。このよう
な発展は物理的にもトレランスの小さい改善された磁気
ヘッド、及び改善された位置定め装置によってのみ達成
可能である。それにより、磁気ヘッド、及びこれを磁気
テープ1に対して位置定めする装置の作製のコストが上
昇する。市場での競争により、メーカーはそれの製品の
製造コストを最適化することを強いられ、換言すれば、
少なくとも均一な製品品質のもとでの高められた記憶容
量は製造コストを増大させても達成され得ない。改良さ
れた作製方法によって、確実に、製造された製品、即ち
磁気ヘッド、ならびに位置定め装置全体のトレランス幅
が低くされ得るが、必要な程度にはされ得ない。従っ
て、磁気ヘッド自体、及び位置定め装置の構造における
比較的高いトレランスが定められていて、制御されねば
ならない。
【0037】そのようなジレンマないし不十分性を克服
する手段は、所定の規格からのその種の個別の偏差を所
与のものとして前提とし、これを、装置機器個別に位置
定め過程に対する作用の点で精確に検出することであ
る。磁気テープカセット装置に対するテープ駆動部機構
の制御部には磁気ヘッド2の、通常(正常)位置からの
位置ずれが報知され、その結果位置定め装置に対する制
御部により、各位置定め過程ごとにでも装置機器個別の
誤差が補償され得る。
【0038】上記の技術思想は磁気ヘッド2の所定の構
造に限定されておらず、また所定の記録手法にも限定さ
れておらず、更に、位置定め装置に対する所定のコンセ
プトに限られるものでもない。勿論前提としなければな
らないのは磁気ヘッド2に対する位置定め装置が磁気テ
ープの幅に関して高い分解能を有する、即ち、小さなス
テップ多数を以て、磁気テープ1の幅に亙って可動でな
ければならない。上記位置定め装置はそれの制御部、殊
に制御電子回路13において磁気ヘッド2が通常(定格
規準的に)どこに位置すべきであることが“知得されて
いる”ように構成されていなければならない。このこと
は次のようにして実現され得る、磁気テープ1に対する
磁気ヘッド2の瞬時の実際値位置に対する検出器が設け
られるか、それとも、位置定め装置が直接的に制御され
得るようにするのでる。上述のように、このことは多く
の場合次のようにして実現可能である、即ち、位置定め
装置に対する駆動モータ10を成すステップモータにス
テップパルスが供給されこれらステップパルスはカウン
トされるようにするのである。それは別として、位置定
め装置の特定の構成はたんに附随的な(従属的な)重要
性を有するに過ぎない。 更に、いずれにしろ、磁気テ
ープ1上の記憶された情報を読出し評価し得る検出装置
を必要とする。その種読出電子回路の1例について既に
図1を用いて説明してある。
【0039】更に、磁気ヘッドの実際値位置についての
所定情報を記憶しこの記憶された情報を、通常動作状態
において位置定め過程に際して制御の精確な実施のため
再び利用し、その際、装置機器個別の誤差を補償し得る
電子制御部を要する。図1を用いて説明した制御電子回
路13により上記制御が可能である。
【0040】上述の前提条件(磁気テープカセット装置
のテープ駆動部により充足されねばならない)のもと
で、個々のテープ駆動部の、装置機器個別のトレランス
を検出するため、所定のトラックが高分解能で記録され
ている基準磁気テープを使用し得る(これについては以
下詳述する)。
【0041】先ず、述べるべきは基準磁気テープがどの
ように作製(製造)されるかについてである。明らか
に、そのために、特別に装備を有するテープ駆動部機構
を要する。この機構は差当り磁気ヘッド2に係わる。磁
気ヘッド2は夫々の適用例に対して設けられた標準ヘッ
ドであってよく、この標準ヘッドは勿論、当該の使用例
に対して、わずかなトレランスに鑑みて特別に選定され
ている必要がある。そのために特別に作製された磁気ヘ
ッドを使用することも屡々有利である。この構成も比較
的複雑且またコスト高であるが、そのような構成は個々
の磁気ヘッドの場合は有利であるが、量産の相応の標準
ヘッドの場合は有利ではない。例えば、上記記録ヘッド
を、当該の1つの基準磁気テープに対して、場合により
複数の基準テープに対して別の技術手段により、例え
ば、薄膜磁気ヘッドとして作製することも可能である。
薄膜技術は全く洗練はされているが、フェライトヘッド
の作製技術に比して複雑で、従ってコスト高である。先
に述べたことから明かなように、基準磁気テープの作製
に適する磁気テープを作製する各種手法が当業者にとっ
て利用可能である。
【0042】その種ヘッドは図1を用いて説明した種類
の位置定め装置上に入念に取付けられなければならな
い。実験研究的条件のもとでは上記の取付手段は相応の
コストを要するとしても従来の技術手法により無造作に
可能である。上記の実験研究的条件とは更に、相応のパ
ラメータ、例えば場合により空気湿度とか周囲温度が検
出され、テープ駆動部の校正中維持されるという謂であ
る。
【0043】基準磁気テープの作製のためのテープ駆動
部(送り駆動機構)の校正のため図4の装置構成が用い
られる。図1を用いてなされた位置定め装置の説明に鑑
みて、図4にはたんに、支持アーム3上に取付けられた
磁気ヘッド2、及び位置定めスピンドル4が相応の駆動
部10と共に示してある。テープ駆動部の校正の際連続
的に磁気ヘッド2の絶対位置が、位置定め装置の駆動部
10,14によりそのつど定められた定格(基準)位置
が求められなければならない。
【0044】このためには測定ヘッド2の絶対的位置を
検出可能にする測定装置が必要である。図4ではこれは
位置検出器15によって略示されており、この検出器は
測定ヘッド2に作用する測定センサ151及び指示装置
152を有していて磁気ヘッドの夫々の絶対位置を指示
する。当業者にとっては絶対位置の検出のためのその種
測定装置の構成のためには純機械的に光学的又は誘導的
手段でそのような測定を可能にする多数の手法が用いら
れ得、それによりそれ以上の詳細な説明を要しない。
【0045】校正の基礎とされているのは磁気ヘッド2
の基準位置であり、この基準位置はここでは有利に、カ
セットにてテープ駆動部中に挿入された基準磁気テープ
1′の縁である。磁気テープのテープ縁の識別のための
手法は当業者にとってUS−A−4,476,503
(米国特許第4,476,503号明細書)、US−A
−4,639,796(米国特許第4,639,796
号明細書)から詳細に知られている。
【0046】図4には光検出系16がたんに略示してあ
る。上記光検出系16の送信器161は支持アーム3に
位置固定されており、一方、上記光検出系の所属の受信
器162が位置固定に設けられている。受信器162の
出力信号は縁検出器17に供給されこの検出器17は光
検出器16の出力信号を評価し、よって、何時磁気ヘッ
ド2が基準位置を占めるかを検出する。上記基準位置か
ら出発して、磁気ヘッド2は位置定め装置を介して磁気
テープ1′に対して各々の任意の相対位置に動かされ
得、その際位置精度はたんに、位置定め装置の駆動部の
ステップ幅と、選ばれた位置検出器15の測定精度とに
依存する。
【0047】校正過程の結果に基づき従来形式で各々の
所望の位置で基準磁気テープ1′上で情報トラックを通
常形式で記録できる。基準磁気テープとしては有利に定
性的に特に選ばれたテープ材料が使用される。場合によ
り、基準テープを特別に作製されもって極めてわずかな
トレランスの磁気テープカセットと共に使用することも
有利に行なわれ得る。勿論このことはどんな場合でも必
要であるとは限らない、それというのは、上述のよう
に、基準位置を規定する基準磁気テープ1′のテープ縁
を基礎とし得るからである。
【0048】一連の量産の個々のテープ駆動部を校正す
るために、基準テープ1上に多様のトラックパターンが
記録され得る。最も簡単な場合には唯1つの情報トラッ
クで事足り、この情報トラックは上述の装置構成では基
準磁気テープ1′のテープ縁に対して所定の相対位置で
有利にテープ中央に記録される。
【0049】有利には図5に略示するように基準磁気テ
ープ1′上に2つの情報トラック103,104を記録
することもでき、その際それら情報トラックは当該両ト
ラック相互間の間隔をできるだけ大にし、もって、個々
のテープ駆動部の校正過程の精度を高めるために両テー
プ縁の1つの近くにそれぞれ配置されるようにするとよ
いのである。その場合両基準トラック103ないし10
4のトラック中央間の間隔が記録過程によりできるだけ
精確に定められることを基礎とする。更に、基準テープ
作製のための前述の校正過程から同様に既知になってい
るのは磁気ヘッド2を一方の基準トラック例えば103
のトラック中央上方の位置から他方の基準トラック10
4のトラック中央上方の位置へ位置定めするため、例え
ばステップモータ制御部にて定格的規準的にどの位のス
テップが必要であるかということである。
【0050】上記の前提条件のもとで、量産−テープ駆
動部機構に対して個別的に校正過程が実施され得る。上
述の基準磁気テープ1′はテストさるべきテープ駆動部
中に挿入され、テスト作動中にて先ず下方基準トラック
のトラック中央が磁気ヘッド2から送出される読出信号
RDSを用いて検出される。その場合、磁気ヘッド2は
図5に略示するように、緩慢に−基準トラック104の
下方の位置から出発して−当該トラックを介して(横切
って)上方へ向って動く。この過程において、図1を用
いて説明した如く、トラック縁が、位置定め装置の所要
のステップの数に依存して、制御電子回路13にて検出
される。同様のことが上方の基準トラック103の評価
についても成立つ。その場合、殊に同じく、制御電子回
路13のマイクロプロセッサ131により、基準トラッ
ク103,104の両トラック中央間のステップの実際
の数が検出されるものである。
【0051】このことを1例を用いて説明する。その場
合、磁気ヘッド2が下方基準トラック104の下方の位
置にあるものと仮定する。磁気ヘッド2が基準磁気テー
プ1′の長手方向に対して横断方向に上方に向って動か
されると、振幅検出器123を用いて所定位置にて基準
トラック104の下方トラック縁が検出される。この位
置は零位置と規定する(定義付ける)ものとする。その
場合、磁気ヘッド2は上方へ動かされていって、遂には
振幅検出器123を介して、上方トラック縁が検出され
る。このことは、例えば52ステップの後生起する。制
御電子回路13は簡単な差形成によって、下方基準トラ
ック104のトラック中央が位置26にあるとの情報を
導出する。
【0052】上方の基準トラック103の方向への磁気
ヘッド2のひきつづいての変位の際、連続的に個々のス
テップがカウントされる。例えば振幅検出器123はカ
ウント値620の際上方基準トラック103の下方トラ
ック縁に達するようにするとよい。磁気ヘッド2はさら
に基準磁気テープ1′の上方テープ縁の方向に動かさ
れ、例えば位置値674の際基準トラック123の上方
トラック縁を検出する。同様に、位置値674ないし
20の差から、位置値647を有する上方基準トラック
103のトラック中央が算出され得る。更に制御電子回
路13ないしそれのマイクロプロセッサ131は基準ト
ラックのトラック中央に対する位置値の差から、基準ト
ラック103,104の両トラック中央間の間隔を算出
できる。仮定した例では、上記差は621位置ステップ
となる。
【0053】被検(テストされる)テープ駆動部に対す
る仕様によれば両トラック中央間の位置定めステップの
定格の予期される数は600であると仮定する。その場
合、実際に検出されたステップ数621と仕様化ステッ
プ数600との比から補正係数K(これは上述の例では
値1.035を有する)を検出できる。よって、これは
装置機器個別の補正値であり、当該のテスト済駆動部の
制御電子回路に記憶され、通常動作中常にすべての位置
定め過程の補正のために用いられる。補正係数Kに対す
る例として与えた値が必ずしも>1でなくてもよいこと
は自明である。位置定め装置は非常に屡々所定のヒステ
リシス特性を示し、従って、上方から下方へ向ての磁気
ヘッドの運動に基づき補正値をも検出し、場合により、
方向に依存する2つの補正係数から1つの平均値を形成
すると有利である。
【0054】図5を用いて示すトラックパターンは複数
の可能な事例の1つを成し、それにより、適用はそれに
限られない。既述のように、補正係数Kの検出のため、
唯1つのトラックを用いることも可能であり、このこと
は勿論、有利に著しく幅広いトラックとなる。その際殊
に、両トラック縁が、相応の形式で検出され評価され
る。他の理由から基準磁気テープ1′上に多数の基準ト
ラックが記録されている場合、そのようなトラックパタ
ーンも、補正係数Kの検出のために用いられ得る(相応
の駆動部の制御電子回路13が、補正係数Kの精確な検
出のため横断走行された基準トラックのどれが用いられ
るべきであるかを検出し得る限り)。
【0055】上述の説明内容は位置定め装置のトレラン
ス、すなわち駆動部、及び殊に、変換伝動装置のトレラ
ンスをカバーする(捕捉する)個別の補正係数Kの検出
に係わる。基本的に、更にほかの補正係数も検出され、
そのつどテストされる駆動部の制御電子回路13内にて
固定的に記憶されるようにしてもよい。図2では磁気ヘ
ッド2の構造の例として、2つの磁気ヘッドシステムを
有する実施例が示してある。そこで、アナログ的評価に
て、2つ又は複数の磁気ヘッド系相互間の差(間隔)の
実際の偏差に対する補正係数をも検出し得る。この場合
には個々の磁気ヘッド系をそのつど、前述のように、所
定の基準トラックのトラック中央に関して、例えば図5
の下方基準トラック103に関して位置定めし、そのよ
うにして、夫々の磁気ヘッド系相互間の実際の間隔を検
出する。そのような補正係数(これは測定された間隔及
び設計仕様の間隔の比により定まる)は同様に制御電子
回路13にて記憶され、それにより、通常動作中、1つ
の磁気ヘッド系利用方式から他の方式へ移行する際常に
用いられ得る。
【0056】それぞれの磁気ヘッドのトレランスについ
ての他の情報を得るため、個々の駆動部の校正の際さら
なる測定が行なわれ得る。図2に示す磁気ヘッド構造の
磁気ヘッド系は例えばその間に中央に設けられた1つの
書込ヘッドを有する2つの読出ヘッドを有する。磁気ヘ
ッドが全く精確には位置調整されず、ないし、1つの磁
気ヘッド系内でのヘッドの装置構成にてトレランスを有
する場合、上述の測定は両読出ヘッドの実際のギャップ
中央を検出するためにも用いられ得る。理論上、両中央
位置は情報読出の際どの読出ヘッドが用いられるかに無
関係に同じであるべきである。差が検出される場合には
このことはトラック中央偏差を表わしている。そのよう
な補正値は次のような際常に利用され得る、即ち、常に
先に記録されたデータが相応の読出ヘッドで再び読出さ
れる際常に利用され得る。
【0057】これまで、既に何度も、指摘したように、
複数影響量(作用量)の1つとして温度が挙げられる。
基準磁気テープ1′の作成及びテープ駆動部の校正を同
じ温度のもとで行なうことが有利である。更に、夫々の
テープ駆動部の比較的大きな温度特性のもとで個々の温
度領域に対する個別の補正値Kを検出するのが有利であ
る。その場合テープ駆動部中に温度センサを設けて、当
該制御部13により、適合された補正係数が選別され得
るようにすることも可能である。同様のことが場合によ
っては空気湿度を考慮する際についても行なわれ得る。
【0058】前述の実施例では磁気カセットテープ装置
のテープ駆動部の、製造トレランスに帰せられるべき位
置定め誤差が、低減され、できるだけ補償され得るよう
にするものであるが、本発明はこの実施例に限られるも
のでなく、上記実施例は種々可能な適用例のうち唯1つ
を示しているに過ぎない。基本的には当該補正手法と、
オーディオ−及び画像記録用の磁気テープカセット装置
にて一般的に使用できるのみならず、相応の適合調整操
作により、フロッピーディスクメモリ、及びハードディ
スクメモリ用のテープ駆動部の、装置機器個別の校正の
ためにも使用することが可能である。上述の実施例から
も明かなように、本発明の手法の適用が、所定型式の位
置定め装置に限られるものでない。例えば、前述のステ
ップメカニズムの代わりに他の公知の位置定め装置、例
えば電流制御されるプランジャ型コイルを有するリニヤ
ポジショナとか、振動コイル駆動部付き回転ポジショナ
を使用することも可能である。
【0059】更に、明らかにされたところによれば本発
明の適用が、所定の磁気ヘッド構造にも限られておら
ず、作製上のトレランスの検出、補償手法が融通性を以
て、そのつど生起する適用例に適合可能である。すべて
それらの適用例においてただ重要なことは基準として用
いられる記憶媒体上のトラックパターンが、(この記憶
媒体が磁気テープであろうと磁気ディスクであろうと)
できるだけ精確に校正されたテープ駆動部を以て精確に
作成され、その結果当該基準担体は装置機器個別の校正
のための校正規準体として使用され得る。更に前提とさ
れているところは夫々のテープ駆動部制御部が、当該校
正規準体上に記録された情報を読出し、評価し、それ故
に装置機器個別の偏差を検出し得る手段を有する。更
に、そのようにして検出された補正値はテープ駆動部制
御部にて非揮発性に記憶可能である必要がある。その際
それにより、当該補正値が連続的動作中いつでも利用可
能となる(上記テープ駆動部の位置定め装置が、また場
合により、磁気ヘッドも取換えられない限り)ようにす
るためである。その種保守作業を行なった後では勿論個
別のテープ駆動部の新たな校正が必要となる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば記憶媒体に対する磁気ヘ
ッドの位置定めの公知手法を、トレランス補償に関する
さらに増大する要求をも充足し得るように改良する効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープ装置用の位置定め装置の構成及び所
属の読出ないし制御電子回路の構成を示す構成図であ
る。
【図2】図1に示す送り駆動機構にて使用可能な磁気ヘ
ッドの構造を示す図である。
【図3】図2の磁気ヘッドにより情報トラックを記録し
てある磁気テープの1セクションを示す図である。
【図4】基準磁気テープの作製のための位置定め装置を
略示する構成図である。
【図5】基準磁気テープ上に記録されているトラックパ
ターン、及び上記基準磁気テープに対して相対的な磁気
ヘッドの種々の位置を装置機器個別の校正過程中で示す
図である。
【図6】図2に示す磁気ヘッド構造体の3つの選択例を
示す図である。
【図7】図3に示す磁気テープの磁化パターンの別の例
を示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 磁気ヘッド 3 支持アーム 4 位置定めスピンドル 5,6 軸受

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の位置定め(ポジショニング)装置
    を用いて、所定の磁気記憶媒体上のトラックへ所定の書
    き込み/読み出しヘッドを位置定め(ポジショニング)
    するための方法であって、前記位置定め(ポジショニン
    グ)装置により、前記書き込み/読み出しヘッドは、前
    記の所定の磁気記憶媒体に対して歩進的横断走行(トラ
    バース)せしめられるようにした当該方法において、 下記の過程ステップを有し、即ち、 精確に規定された位置定め(ポジショニング)された基
    準トラックパターンをその上に施されている基準磁気記
    憶媒体を用意し; 前記の基準記憶媒体に対して複数の定格基準のステップ
    数を求め、ここで、該定格基準のステップ数は、定格基
    準のヘッド位置定め(ポジショニング)装置により定格
    基準書き込み/読み出しヘッドが前記の基準トラックパ
    ターン上で第一の基準トラックパターンの基準ポイント
    から第二の基準トラックパターンの基準ポイントへ移動
    せしめられるのに必要な移動ステップ数であり; 前記の位置定め(ポジショニング)装置及び所定の書き
    込み/読み出しヘッドに隣接して前記の基準磁気記憶媒
    体を配し; 所定の書き込み/読み出しヘッドを、当該の第一の基準
    トラックパターンポイントから当該の第二の基準トラッ
    クパターンポイントへ移動せしめ、そして、前記の所定
    の位置定め(ポジショニング)装置により必要とされる
    実際のステップ数をカウントし; 実際のステップ数と定格基準のステップ数とを比較し
    て、当該の比較に基づいて補正ファクタを生成し; 該補正ファクタを記憶し; 所定のヘッド位置定め装置により上記記憶媒体上のトラ
    ックへの磁気ヘッドの位置定めをする際、前記補正ファ
    クタを使用することを特徴とする所定の磁気記憶媒体上
    のトラックへ所定の書き込み/読み出しヘッドを位置定
    めするための方法。
  2. 【請求項2】 前記の所定の書き込み/読み出しヘッド
    に第一及び第二書き込み/読み出しチャネルを設け; 前記の所定の書き込み/読み出しヘッドの第一の書き込
    み/読み出しチャネルを、第一の基準トラックパターン
    ポイントから第二の基準トラックパターンポイントへ移
    動せしめ、そして、前記の所定の位置定め(ポジショニ
    ング)装置により必要とされる実際のステップ数を第一
    のカウントとしてカウントし; 前記の所定の書き込み/読み出しヘッドの第二の書き込
    み/読み出しチャネルを、第一の基準トラックパターン
    の基準ポイントから第二の基準トラックパターンの基準
    ポイントへ移動せしめ、そして、前記の所定の位置定め
    (ポジショニング)装置により必要とされる実際のステ
    ップ数を第二のカウントとしてカウントし; 第一の実際のステップカウント(状態量)と第二の実際
    のステップカウント(状態量)とを比較して、当該の比
    較に基づいてさらなる補正ファクタを生成し、ここで、
    前記のさらなる補正ファクタは、第一及び第二書き込み
    /読み出しチャネル間の間隔(スペーシング)の定格基
    準からのずれを表わしており; 前記のさらなる補正ファクタを記憶し、 所定のヘッド位置定め装置により所定の磁気記憶媒体上
    のトラックへの所定の書き込み/読み出しヘッドを位置
    定めする際、前記補正ファクタ及びさらなる補正ファク
    タの双方を使用することを特徴とする所定の磁気記憶媒
    体上のトラックへ所定の書き込み/読み出しヘッドを位
    置定めするための方法。
  3. 【請求項3】 前記の基準トラックパターンを、精確に
    規定され、位置定めされた比較的幅広の基準トラックと
    して形成し、 前記の第一の基準トラックパターンの基準ポイントを、
    前記の幅広の基準トラックの下方トラック縁とし、そし
    て、第二の基準トラックパターンの基準ポイントを、前
    記の幅広の基準トラックの上方トラック縁とすることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記の基準トラックパターンを、精確に
    規定され、位置定めされた比較的幅広の第一及び第二
    の、間隔(スペーシング)をおいて設けられた基準トラ
    ックとして形成し、 前記の第一の基準トラックパターンの基準ポイントを、
    前記の第一の基準トラックのセンタ(中心)とし、そし
    て、第二の基準トラックパターンの基準ポイントを、前
    記の第二基準トラックのセンタ(中心)とすることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 所定の位置定め(ポジショニング)装置
    を用いて、所定の磁気記憶媒体上のトラックへ所定の書
    き込み/読み出しヘッドを位置定め(ポジショニング)
    するための方法であって、前記位置定め(ポジショニン
    グ)装置により、前記書き込み/読み出しヘッドは、前
    記の所定の磁気記憶媒体に対して歩進的横断走行(トラ
    バース)せしめられるようにした当該方法において、 下記の過程ステップを有し、即ち、 精確に規定された位置定め(ポジショニング)された第
    一及び第二の、間隔(スペーシング)をおいて設けられ
    た基準トラックをその上に施されている基準記憶媒体を
    用意し; 前記の基準記憶媒体に対して複数の定格基準のステップ
    数を求め、ここで、該定格基準のステップ数は、定格基
    準のヘッド位置定め(ポジショニング)装置により定格
    基準書き込み/読み出しヘッドが前記の基準トラックパ
    ターン上で第一の基準トラックのセンタ(中心)から第
    二の基準トラックのセンタ(中心)へ移動せしめられる
    のに必要な移動ステップ数であり、ここで、第一及び第
    二の基準トラックのセンタ(中心)は、先ず最初前記の
    トラックの上方トラック縁(エッジ)及び下方トラック
    縁(エッジ)の検出により、そして、該上方、下方縁
    (エッジ)を、前記センタ(中心)を見出すために用い
    ることにより求められ、 前記の位置定め(ポジショニング)装置及び所定の書き
    込み/読み出しヘッドに隣接して前記の基準記憶媒体を
    配し; 所定の書き込み/読み出しヘッドを、前記の基準トラッ
    クパターン上の第一の基準トラックのセンタ(中心)か
    ら第二の基準トラックのセンタ(中心)へ移動せしめ、
    そして、前記の所定の位置定め(ポジショニング)装置
    により必要とされる実際のステップ数をカウントし; 実際のステップ数と定格基準のステップ数とを比較し
    て、当該の比較に基づいて補正ファクタを生成し; 該補正ファクタを記憶し; 所定の磁気記憶媒体上の1つの情報トラックへの磁気ヘ
    ッドの位置定めの際、前記補正ファクタを使用すること
    を特徴とする所定の磁気記憶媒体上のトラックへ所定の
    書き込み/読み出しヘッドを位置定めするための方法。
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