JP2586093Y2 - 電気冷蔵庫用扉 - Google Patents

電気冷蔵庫用扉

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JP2586093Y2
JP2586093Y2 JP107093U JP107093U JP2586093Y2 JP 2586093 Y2 JP2586093 Y2 JP 2586093Y2 JP 107093 U JP107093 U JP 107093U JP 107093 U JP107093 U JP 107093U JP 2586093 Y2 JP2586093 Y2 JP 2586093Y2
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JP
Japan
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corner cap
door
bent
flange
sides
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JP107093U
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JPH0659780U (ja
Inventor
和博 川崎
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気冷蔵庫用扉に係り、
特に扉本体とコーナーキャップの接合部の隙間を防止す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の電気冷蔵庫扉は、図1および
図3で示すように、四隅部を切欠した表面処理鋼板の左
右両端を前面の両端に曲部を持たせるように後方に折
曲げて左右側面を形成し、更にその端面を内側に折曲
げてフランジ部を形成し、また上下両端を後方に直角に
折曲げて上下側面を形成し、更にこの端面を内側に折
曲げてフランジ部を形成した扉本体と、前記扉本体
の裏側のフランジ部に取付けたプラスチック成形による
扉内板と、前記扉本体の上下側面の両側に生
隙間を閉塞するために、上から覆うように嵌めたコーナ
ーキャップ等から構成されている。これらの壁板間に
発泡ウレタン樹脂原液を注入して内部で発泡固化させて
断熱壁を形成しているが、前記扉本体とコーナーキャ
ップの接合部分に僅かな間隙が存在してもウレタン樹
脂の膨張硬化により多大な押圧力が加わるので、その間
隙よりウレタン樹脂の未発泡原液が漏出することがあ
る。ところが、従来から使用されているコーナーキャッ
と扉本体との接合部は、図3で示す従来の電気冷
蔵庫用扉の要部断面図ように、扉本体の両側に曲部
を持った前面及び左右側面の端部は、コーナーキャッ
の周縁に設けたフランジ部と、このフランジ部に相
対して設けた複数のリブの間で挟持されたいるため接
合部は密着しているが、扉本体の上下側面はコーナ
ーキャップに設けた爪部12で係止どめされているだけ
なので接合部に隙間が生じ易く、その間隙よりウレタン
樹脂の未発泡原液が漏出し、コーナーキャップが扉本
から浮いてしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような点
に鑑みなされたもので、扉本体の上下面とコーナーキャ
ップとの接合部を密着させて隙間が生じない電気冷蔵庫
用扉を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上述の課題を
解決するため、四隅部を切欠した板材の左右両端部を後
方に折曲げて左右側面を形成し、更にその端面を内側に
折曲げてフランジ部を形成すると共に、上下両端を後方
に直角に折曲げて上下側面を形成し、更にその端面を内
側に折曲げてフランジ部を形成した扉本体と、この扉本
体の上下側面の両側に生る隙間を閉塞するコーナーキ
ャップ等から構成されている冷蔵庫用扉において、前記
コーナーキャップは、同コーナーキャップの前面及び一
側面の周縁に設けられた下方向のフランジ部と、同フラ
ンジ部に相対向して裏面に設けられた複数のリブと、同
リブが設けられた裏面に立設されて略中央部に肉薄部を
有した支持部とで構成され、前記フランジ部と前記リブ
とで前記左右側面を挟持すると共に、前記コーナーキャ
ップの内面で前記上下側面を受ける一方、同上下側面の
所定の箇所を前記肉薄部により下方に折曲げた前記支持
部の先端部により圧着するようにしたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本考案による冷蔵
庫用扉においては、コーナーキャップの裏側のリブを設
けた面に、略中央部に肉薄部を形成した支持部を立設
し、この支持部を肉薄部から折曲げて、この支持部の先
端部で扉本体の上下側面を圧着するようにしたので、接
合部が密着されて隙間が生じない。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案による実施例を
詳細に説明する。図1は本考案における電気冷蔵庫用扉
の一実施例の要部斜視図であり、図2は本考案における
電気冷蔵庫用扉の一実施例の要部断面図である。図にお
いて、1は電気冷蔵庫用扉であり、2は扉本体で、四隅
を切欠した表面処理鋼板の左右両端を前面の両側に曲部
3を持つように後方に折曲げて左右側面4を形成し、更
にその端面を内側に折曲げてフランジ部を形成し、また
上下両端を後方に直角に折曲げて上下側面5を形成し、
更にその端面を内側に折曲げてフランジ部を形成する。
前記扉本体2の裏側に形成したフランジ部にプラスチッ
ク成形による扉内板6が取付けられている。前記扉本体
2の上下側面5の両側に生じる隙間を閉塞するために、
上から覆うようにコーナーキャップ7が嵌められてお
り、これらの壁板間に発泡ウレタン樹脂原液を注入して
内部で発泡固化させて断熱壁を形成する。また、コーナ
ーキャップ7の前面及び一側面の周縁には下方向のフラ
ンジ部8が設けられており、このフランジ部8に相対し
てコーナーキャップ7の裏側に設けた複数のリブ9の間
に扉本体2の両端に曲部3を持った前面及び左右側面4
の端部を挟持し、コーナーキャップの裏側のリブ9を設
けた面に、略中央部に肉薄部11を有する支持部10を
立設し、この支持部10を肉薄部11から折曲げて、こ
の支持部10の先端部で扉本体2の上下面5の所定の箇
所を圧着する。
【0007】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案による冷
蔵庫用扉においては、コーナーキャップの裏側のリブを
設けた面に、略中央部に肉薄部を形成した支持部を立設
し、この支持部を肉薄部から折曲げて、この支持部の先
端部で扉本体の上下側面を圧着するようにしたので、接
合部が密着されて隙間が生じないためウレタン樹脂の未
発泡原液の漏出を防止できる。また、コーナーキャップ
の挿入は一方向からのみで可能であるため、作業性もよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案及び従来例による電気冷蔵庫用扉の要部
斜視図である。
【図2】本考案による電気冷蔵庫用扉の一実施例とし
て、図1で示すAーA断面図である。
【図3】(A)は従来例による電気冷蔵庫用扉の一例
して、図1で示すAーA断面図であり、(B)は(A)
を上方から見た矢視図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅部を切欠した板材の左右両端部を後
    方に折曲げて左右側面を形成し、更にその端面を内側に
    折曲げてフランジ部を形成すると共に、上下両端を後方
    に直角に折曲げて上下側面を形成し、更にその端面を内
    側に折曲げてフランジ部を形成した扉本体と、この扉本
    体の上下側面の両側に生る隙間を閉塞するコーナーキ
    ャップ等から構成されている冷蔵庫用扉において、前記
    コーナーキャップは、同コーナーキャップの前面及び一
    側面の周縁に設けられた下方向のフランジ部と、同フラ
    ンジ部に相対向して裏面に設けられた複数のリブと、同
    リブが設けられた裏面に立設されて略中央部に肉薄部を
    有した支持部とで構成され、前記フランジ部と前記リブ
    とで前記左右側面を挟持すると共に、前記コーナーキャ
    ップの内面で前記上下側面を受ける一方、同上下側面の
    所定の箇所を前記肉薄部により下方に折曲げた前記支持
    部の先端部により圧着するようにしたことを特徴とする
    電気冷蔵庫用扉。
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JPH0659780U JPH0659780U (ja) 1994-08-19
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