JP2586082Y2 - 定電流回路 - Google Patents
定電流回路Info
- Publication number
- JP2586082Y2 JP2586082Y2 JP5216192U JP5216192U JP2586082Y2 JP 2586082 Y2 JP2586082 Y2 JP 2586082Y2 JP 5216192 U JP5216192 U JP 5216192U JP 5216192 U JP5216192 U JP 5216192U JP 2586082 Y2 JP2586082 Y2 JP 2586082Y2
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- Japan
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- transistor
- current circuit
- resistor
- constant current
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、定電流回路に関し、特
に電源と負荷との間に、抵抗及びトランジスタが直列に
接続され、該トランジスタのベースが、定電圧ダイオー
ドを介して上記抵抗の電源側に、また抵抗を介してアー
スに接続されている、定電流回路に関するものである。
に電源と負荷との間に、抵抗及びトランジスタが直列に
接続され、該トランジスタのベースが、定電圧ダイオー
ドを介して上記抵抗の電源側に、また抵抗を介してアー
スに接続されている、定電流回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような定電流回路は、図2に
示すように、構成されている。即ち、図2において、定
電流回路1は、図示しない電源からの電源電圧が印加さ
れる入力端子2に対して、順次に、ヒューズ3,抵抗
4,トランジスタ5及び負荷6が、互いに直列に接続さ
れており、さらに、該トランジスタ5のベースが、定電
圧ダイオード7を介して、上記抵抗4の電源側に、また
抵抗8を介してアースに、それぞれ接続されている。
示すように、構成されている。即ち、図2において、定
電流回路1は、図示しない電源からの電源電圧が印加さ
れる入力端子2に対して、順次に、ヒューズ3,抵抗
4,トランジスタ5及び負荷6が、互いに直列に接続さ
れており、さらに、該トランジスタ5のベースが、定電
圧ダイオード7を介して、上記抵抗4の電源側に、また
抵抗8を介してアースに、それぞれ接続されている。
【0003】このような構成の定電流回路1によれば、
通常は、電流が、入力端子2から、ヒューズ3,抵抗
4,トランジスタ5を介して、負荷6に流れるようにな
っている。この場合、上記抵抗4の両端の電圧差が、定
電圧ダイオード7の作用によって、常に一定電圧に保持
されることから、負荷電流が、常に一定に保持され得る
ようになっている。
通常は、電流が、入力端子2から、ヒューズ3,抵抗
4,トランジスタ5を介して、負荷6に流れるようにな
っている。この場合、上記抵抗4の両端の電圧差が、定
電圧ダイオード7の作用によって、常に一定電圧に保持
されることから、負荷電流が、常に一定に保持され得る
ようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された定電流回路1においては、負荷6がショ
ートした場合には、図2にて図式的に示したスイッチ9
がオンされた状態と等価であることから、これにより、
発生したトランジスタの電力が、トランジスタの定格電
力をオーバーし、トランジスタが発煙・発火することが
あり、トランジスタが破壊してしまうという問題があっ
た。
うに構成された定電流回路1においては、負荷6がショ
ートした場合には、図2にて図式的に示したスイッチ9
がオンされた状態と等価であることから、これにより、
発生したトランジスタの電力が、トランジスタの定格電
力をオーバーし、トランジスタが発煙・発火することが
あり、トランジスタが破壊してしまうという問題があっ
た。
【0005】本考案は、以上の点に鑑み、負荷がショー
トしたとしても、トランジスタが発煙,発火等により破
壊しないようにした、定電流回路を提供することを目的
としている。
トしたとしても、トランジスタが発煙,発火等により破
壊しないようにした、定電流回路を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、電源と負荷との間に、抵抗及びトランジスタが直
列に接続され、該トランジスタのベースが、定電圧ダイ
オードを介して上記抵抗の電源側に、また抵抗を介して
アースに接続されている、定電流回路において、該トラ
ンジスタのベースが、第二の定電圧ダイオードを介し
て、該トランジスタのコレクタに接続されていることを
特徴とする、定電流回路により、達成される。
れば、電源と負荷との間に、抵抗及びトランジスタが直
列に接続され、該トランジスタのベースが、定電圧ダイ
オードを介して上記抵抗の電源側に、また抵抗を介して
アースに接続されている、定電流回路において、該トラ
ンジスタのベースが、第二の定電圧ダイオードを介し
て、該トランジスタのコレクタに接続されていることを
特徴とする、定電流回路により、達成される。
【0007】
【作用】上記構成によれば、トランジスタのベース,コ
レクタ間が、第二の定電圧ダイオードにより接続されて
いるから、負荷がショートした場合には、過電流は、電
源から、第一の定電圧ダイオード及び第二の定電圧ダイ
オードを介して、負荷に流れることになり、上記トラン
ジスタを完全に迂回することになるので、電力オーバー
によって、該トランジスタが、発煙,発火等により破壊
してしまうようなことはない。
レクタ間が、第二の定電圧ダイオードにより接続されて
いるから、負荷がショートした場合には、過電流は、電
源から、第一の定電圧ダイオード及び第二の定電圧ダイ
オードを介して、負荷に流れることになり、上記トラン
ジスタを完全に迂回することになるので、電力オーバー
によって、該トランジスタが、発煙,発火等により破壊
してしまうようなことはない。
【0008】その後、ヒューズ等が溶断することによ
り、電源の供給が遮断され得ることになり、安全性が向
上せしめられ得ることになる。
り、電源の供給が遮断され得ることになり、安全性が向
上せしめられ得ることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。第1図は、本考案による定電流回
路の一実施例を示している。
案を詳細に説明する。第1図は、本考案による定電流回
路の一実施例を示している。
【0010】定電流回路10は、図示しない電源からの
電源電圧が印加される入力端子11に対して、順次に、
ヒューズ12,抵抗13,トランジスタ14及び負荷1
5が、互いに直列に接続されており、さらに、該トラン
ジスタ14のベースが、定電圧ダイオード16を介し
て、上記抵抗13の電源側に、また抵抗17を介してア
ースに、それぞれ接続されている。
電源電圧が印加される入力端子11に対して、順次に、
ヒューズ12,抵抗13,トランジスタ14及び負荷1
5が、互いに直列に接続されており、さらに、該トラン
ジスタ14のベースが、定電圧ダイオード16を介し
て、上記抵抗13の電源側に、また抵抗17を介してア
ースに、それぞれ接続されている。
【0011】以上の構成は、図2に示した従来の定電流
回路1と同様の構成であるが、本考案による定電流回路
10においては、さらに、上記トランジスタ14のベー
スが、第二の定電流回路18を介して、該トランジスタ
14のコレクタに接続されている。
回路1と同様の構成であるが、本考案による定電流回路
10においては、さらに、上記トランジスタ14のベー
スが、第二の定電流回路18を介して、該トランジスタ
14のコレクタに接続されている。
【0012】本考案による定電流回路10は、以上のよ
うに構成されており、通常は、電流が、入力端子11か
ら、ヒューズ12,抵抗13,トランジスタ14を介し
て、負荷15に流れるようになっている。この場合、上
記抵抗13の両端の電圧差が、定電圧ダイオード16の
作用によって、常に一定電圧に保持されることから、負
荷電流が、常に一定に保持され得るようになっている。
うに構成されており、通常は、電流が、入力端子11か
ら、ヒューズ12,抵抗13,トランジスタ14を介し
て、負荷15に流れるようになっている。この場合、上
記抵抗13の両端の電圧差が、定電圧ダイオード16の
作用によって、常に一定電圧に保持されることから、負
荷電流が、常に一定に保持され得るようになっている。
【0013】ここで、負荷15がショートした場合に
は、負荷15の内部抵抗が実質的にゼロになることか
ら、図1にて図式的に示したスイッチ19がオンされた
状態と等価になる。従って、入力端子11から、ヒュー
ズ12,定電圧ダイオード16及び第二の定電圧ダイオ
ード18を介して、さらにスイッチ19を通って、電流
は、アースに流れることになる。
は、負荷15の内部抵抗が実質的にゼロになることか
ら、図1にて図式的に示したスイッチ19がオンされた
状態と等価になる。従って、入力端子11から、ヒュー
ズ12,定電圧ダイオード16及び第二の定電圧ダイオ
ード18を介して、さらにスイッチ19を通って、電流
は、アースに流れることになる。
【0014】かくして、負荷15のショートによる過電
流は、トランジスタ14を流れずに、定電圧ダイオード
16及び第二の定電圧ダイオード18を迂回することに
なるため、該トランジスタ14は、過電流による発煙,
発火等が回避され得ることになり、破壊するようなこと
がない。従って、この後に、ヒューズ12が溶断するこ
とにより、電源からの電流が遮断され得ることになる。
流は、トランジスタ14を流れずに、定電圧ダイオード
16及び第二の定電圧ダイオード18を迂回することに
なるため、該トランジスタ14は、過電流による発煙,
発火等が回避され得ることになり、破壊するようなこと
がない。従って、この後に、ヒューズ12が溶断するこ
とにより、電源からの電流が遮断され得ることになる。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、負
荷がショートしたとしても、トランジスタが発煙,発火
等により破壊してしまうようなことのない、極めて優れ
た定電流回路が提供され得ることになる。
荷がショートしたとしても、トランジスタが発煙,発火
等により破壊してしまうようなことのない、極めて優れ
た定電流回路が提供され得ることになる。
【図1】本考案による定電流回路の一実施例を示す回路
図である。
図である。
【図2】従来の定電流回路の一例を示す回路図である。
10 定電流回路 11 入力端子(電源) 12 ヒューズ 13,17 抵抗 14 トランジスタ 15 負荷 16,18 定電圧ダイオード 18 定電圧ダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 電源と負荷との間に、抵抗及びトランジ
スタが直列に接続され、該トランジスタのベースが、定
電圧ダイオードを介して上記抵抗の電源側に、また抵抗
を介してアースに接続されている、定電流回路におい
て、 該トランジスタのベースが、第二の定電圧ダイオードを
介して、該トランジスタのコレクタに接続されているこ
とを特徴とする、定電流回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5216192U JP2586082Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 定電流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5216192U JP2586082Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 定電流回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611016U JPH0611016U (ja) | 1994-02-10 |
JP2586082Y2 true JP2586082Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12907118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5216192U Expired - Lifetime JP2586082Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 定電流回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586082Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP5216192U patent/JP2586082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0611016U (ja) | 1994-02-10 |
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