JP2586040B2 - 音声編集合成装置 - Google Patents

音声編集合成装置

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JP2586040B2
JP2586040B2 JP62099407A JP9940787A JP2586040B2 JP 2586040 B2 JP2586040 B2 JP 2586040B2 JP 62099407 A JP62099407 A JP 62099407A JP 9940787 A JP9940787 A JP 9940787A JP 2586040 B2 JP2586040 B2 JP 2586040B2
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勝信 伏木田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、音声応答システムに用いる音声編集合成装
置に関する。
(従来の技術) 従来、人間の発声した単語や文章等の音声波形を記憶
させておき、これらの音声波形を編集合成することによ
り音声応答を行う方式が知られている。また、CVやVC
(ここで、Cは子音、Vは母音を表す)等の比較的に短
い音声素片を入力として与えられる文字列に従って編集
合成し任意の音声を合成する音声応答システムが1982年
日本音響学会発行の音声研究会資料(資料番号−S82−0
6(1982−4))中の“CV、VC波形のピッチ同期的補間
による任意語合成方式”と題する文献等により知られて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記前者の方式は、編集すべき自然音
声の時間長が比較的長いから編集合成された合成音声の
音質が良いが合成可能な文章な種類が限定されていると
いう欠点を持っている。また、前記後者の方式は、任意
の文章が合成可能であるものの編集すべき音声素片の時
間長が短く調音結合の影響を充分考慮していなから合成
音質が比較的劣っている欠点を有している。
本発明の目的は、調音結合の影響を出来るだけ考慮し
比較的高品質な任意の文章音声が生成可能な音声編集合
成装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本願の発明は、あらかじめ単語等の音声データを前記
各音声データを表す音素名列および音節境界データとと
もに記憶する音声データメモリと、入力として与えられ
る音節名列と前記単語等に対応する音節名列(但し、部
分列を含む)とのマッチングを行い最長一致する前記音
声データの部分音節名列を選択する手段と、この選択手
段で選択された音節名列に従って前記音節境界データを
用いて前記音声データから必要とする音声データを切り
出し編集合成することにより所望の音声を生成する手段
とから構成されている。
(発明の原理) 連続に発声された単語や文章等の音声内における音節
の周波数スペクトル等の特徴パラメータの変化特性は、
単独に発声された音節の特徴パラメータの変化特性と比
較する前後の音節の影響を受けるから大きな違いが生じ
ることが知られており、調音結合と呼ばれている。あら
かじめ、自然音声から複数個の単位音声を切りだして用
意しておき、これらの単位音声を編集することにより任
意の音声を合成する規則型音声合成システムにおいて、
前記調音結合の影響を充分考慮して合成音質を高めるた
めには前記単位音声として出来るだけ長い(音節数が多
い)ものを用意しておく必要がある。しかしながら、単
位音声が長いと音節の組合せが膨大となるから、単位音
声を自然音声から切り出す作業が困難となるばかりでな
く音声合成システムの規模が大きくなってしまう。そこ
で、音声合成装置の規模のわりに比較的高品質な合成音
声が出力可能な方式として、使用頻度の高い音節系列を
含む単語音声データを音節の境界を表すセグメンテーシ
ョンとともに付け加えて用いる方式が考えられる。第2
図に一例として単語/yamazaki/に対する音節名(ここで
はCV、VCを音節と呼ぶ。:Cは子音、Vは母音)列と境界
データ(セグメンテーションデータ)を示す。この方式
の有効性を高めるためには、合成すべき文章に含まれる
音節系列を前記単語中に含まれる出来るだけ長い音節系
列で表す必要があり、いわゆる最長一致検索方式と呼ば
れる方式による実現することができる。
なお、音声データとしては、音声波形あるいは音声波
形から抽出されたホルマントパラメータ等を用いること
が出来る。音節(CV、VC)に対応する音声波形から任意
音声を合成する方式は、例えば、前記文献に、音節に対
応するホルマントパラメータ等から任意音声を合成する
方式は、例えば、1985年日本音響学会発行の音声研究会
資料(資料番号S85−31(1985−7))中の“ホルマン
ト、CV−VC型規則合成”と題する文献に詳しいので、こ
こでは説明を省略する。
(実施例) 本願発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本願発明の一実施例を示すブロック図であ
る。この実施例にはまず、文字列入力端子11を介して合
成すべき文章を表す文字列110が音節名列変換部110を音
節名列101に変換し最適音節系列選択部2に入力する。
最適音節系列選択部2は、記憶部3内の音節名列記憶部
Aに記憶されている単語音声データに対応する音節名列
を参照して、前記音節名列を前記単語音声データの部分
音節名列102に分解し、記憶部3内の音節境界データ記
憶部Bのアドレスデータとして出力する。前記部分音節
名列への分解操作においては、入力文字列から変換され
た音節名系列を(S1,S2,…Si,Si+1,…,Sn,…,
SN)とすると(ここで、Si,…Snは音節名,Nは入力文字
列に対する音節数を表す)、まずS1から始めて左から右
に前記単語音声データに含まれる最長の部分音節名列の
検索を行う。この結果S1,…,Siが最長の部分音節名列
であったとすると、次に、Si+1から前記と同様の操作を
繰り返して順次最長の部分音節名列を検索する。記憶部
3内の音声データ記憶部Cからは、前記単語音声データ
の部分音節名列に従って該単語音声データ中に含まれる
前記部分音節名列に対応する音声部分の音声データ103c
を順次編集合成回路4に出力する。編集合成回路4は前
記記憶部3から出力される音声データ103cを編集合成し
合成波形を生成した合成波形出力端子12を介して出力す
る。
なお、以上の説明においては、音節名列のアクセント
の有無を考慮に入れなかったが、アクセントによっても
音節の周波数スペクトルパタンは影響を受けるから、前
記部分音節名列の検索の際にアクセント情報も付加して
検索を行うことにより比較的良い合成音質の得られる音
節系列を取得できることは明らかである。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、比較的長い音節系
列を単位音声として用いることが出来る。そこで本発明
の音声編集合成装置を採用することにより、調音結合の
効果がより多く取り入れられ比較的高品質な任意の合成
音声が生成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
音節名列および境界データの例を示す図である。 第1図において、1は音節名列変換部、2は最適音節系
列選択部、3は記憶部、4は編集合成回路、11は文字列
入力端子、12は合成波形出力端子をそれぞれ表し、また
記憶部3内のAは単語等の音声データに対応する音節名
列の記憶部、Bは前記音声データ内の前記音節名列に対
応する音節境界データの記憶部、Cは前記音声データの
記憶部をそれぞれ表す。第2図において、横軸は時間を
表し、縦軸は平均振幅値を表し、( )は音節名を表
し、実線は単語音声/yamazaki/の平均振幅パタンを表
す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ単語等の音声データを前記各音
    声データを表す音素名列および音節境界データとともに
    記憶する音声データメモリと、入力として与えられる音
    節名列と前記単語等に対応する音節名列とのマッチング
    を行い最長一致する前記音声データの部分音節名列を選
    択する手段と、この選択手段で選択された音節名列に従
    って前記音節境界データを用いて前記音声データから必
    要とする音声データを切り出し編集合成することにより
    所望の音声を生成する手段とを有することを特徴とする
    音声編集合成装置。
  2. 【請求項2】前記音声データメモリに記憶される前記音
    素名列が部分列を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の音声編集合成装置。
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