JPH0572599B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0572599B2
JPH0572599B2 JP59008832A JP883284A JPH0572599B2 JP H0572599 B2 JPH0572599 B2 JP H0572599B2 JP 59008832 A JP59008832 A JP 59008832A JP 883284 A JP883284 A JP 883284A JP H0572599 B2 JPH0572599 B2 JP H0572599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
voiced
consonant
unvoiced
synthesized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP59008832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60153099A (ja
Inventor
Keiko Takashima
Katsunobu Fushikida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP59008832A priority Critical patent/JPS60153099A/ja
Publication of JPS60153099A publication Critical patent/JPS60153099A/ja
Publication of JPH0572599B2 publication Critical patent/JPH0572599B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は規則型音声合成装置、特に入力される
文字記号列から音声の合成波形を生成する規則型
音声合成装置に関する。
従来、規則型音声合成装置において、ホルマン
ト、線形予測係数等の音声の周波数スペクトルの
包絡を表わすスペクトル包絡パラメータを用いて
任意の単語、文章音声を合成する方式が知られて
いる。この方式では、ピツチ(音の高さを決める
パラメータ)の制御が自由にでき、自然な抑揚が
つけられるものの、特に破裂音、摩擦音等の合成
音の明瞭性が劣る欠点がある。
また、この欠点を緩和するために、自然音声波
形より切り出された無声子音波形をあらかじめ用
意しておき、無声子音の合成の際に用いることに
より明瞭性を向上させる方式が知られている。し
かしながら、後者の方式においても有声破裂音、
有声摩擦音等の明瞭性は改善されていない。
本発明の目的は無声子音のみならず有声破裂
音、有声摩擦音等の音質劣化を緩和し、比較的高
品質な合成音の得られる規則型音声合成装置を提
供することにある。
本発明規則型音声合成装置はスペクトル包絡パ
ラメータを用いて音声波形を合成する手段と、無
声子音波形を記憶するメモリと、前記無声子音波
形を用いて無声子音部の合成を行なう手段と、前
記スペクトル包絡パラメータを用いた音声波形合
成手段により合成された波形に合成された無声子
音部を重畳することにより有声子音波形の合成を
行なう手段とを含んで構成されている。
すなわち本発明はホルマント等のスペクトル包
絡パラメータにより合成される有声破裂音、有声
摩擦音といつた有声子音の波形に自然波形より切
り出され調音的に対応した無声破裂、無声摩擦子
音等の無声音波形を重畳(加算)するという比較
的容易な手段により有声子音の明瞭性を向上さ
せ、良質な合成音を得ることができるようにした
ものである。
次に本発明の原理を第1図について説明する。
第1図においてスペクトル包絡パラメータを用
いて生成された従来方式による有声破裂子音(/
b/,/d/,/g/等)近傍の合成波形例を(1)
に示す。また、前記有声破裂子音波形に加えられ
るべき無声破裂子音(/p/,/t/,/k/
等)波形を(2)に示す。第1図の(1)において、時刻
t1は有声破裂子音波形の始点時刻、時刻t2は有声
破裂子音波形の終点時刻である。
(2)において、時刻t1から時刻t2までの時間区間
T1における波形102は(1)における波形101
に加算するための無声破裂子音波形である。波形
101と波形102とが加算されて合成された波
形が(3)に示す波形103である。このようにして
得られた合成波形103は従来方式に比べ破裂が
より明確となり明瞭性が向上することは明らかで
ある。
また、以上の説明においては、破裂音の場合を
例にとつて説明したが、有声摩擦音の合成も無声
摩擦子音を重畳することにより全く同様の方式で
行なうことができ、同様の効果が得られることは
明らかである。
有声子音波形とこれに加算すべき無声子音波形
との対応は、音声学における調音様式(破裂、摩
擦等)と調音位置とを同じとする有声音と対とな
る無声音との対応(/b/と/p/,/d/と/
t/,/g/と/k/,/z/と/s/等の対応
関係)とすれば良い。
また、破裂度、摩擦度(破裂、摩擦の強度)
は、無声子音波形メモリから取り出された無声子
音波形の振幅の大きさを変えることにより調節で
きる。すなわち破裂度、摩擦度を強くする場合
(例えば語頭の場合)には無声子音波形の振幅を
大きくし、逆に破裂度、摩擦度を小さくする場合
には無声子音波形の振幅を小さくすれば良い。
次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。第2図は本発明の一実施例を示すブロツク図
である。
文字記号列入力端子201を介して文字記号列
が音素列生成回路202に入力される。音素列生
成回路202は前記文字記号列を音素に分解して
音素列を生成するとともに、前記音素列に従つて
有声子音音素に対応する無声子音波形に対するア
ドレスデータを生成し、それぞれ音素列伝送路2
03、アドレスデータ伝送路206を介してタイ
ミングデータ生成回路204、無声子音波形メモ
リ207に出力する。また、前記音素列は合成規
則生成回路212にも出力される。合成規則生成
回路212は前記音素列に従つて合成データ用メ
モリ213からホルマント等の合成データを読み
込み合成データ系列および破裂度、摩擦度データ
を生成し、前記合成データ系列を合成回路214
に出力するとともに、前記破裂度、摩擦度データ
を破裂度、摩擦度データ伝送路205を介して乗
算回路209に出力する。合成回路214は前記
合成データ系列に従つて合成波形を生成し、波形
加算回路210に出力する。
タイミングデータ生成回路204は前記音素列
に従つて無声子音波形を加算すべきタイミングデ
ータを生成し、無声子音波形メモリ207に出力
する。無声子音波形メモリ207は前記タイミン
グデータと前記アドレスデータに従つて無声子音
波形伝送路208を介して無声子音波形を乗算回
路209に出力する。乗算回路209は前記無声
子音波形と破裂度、摩擦度データとの乗算を行な
い乗算結果を波形加算回路210に出力する。波
形加算回路210は前記合成波形と前記乗算結果
とを加算して新たな合成波形を生成し、合成波形
出力端子211を介して出力する。
本発明は従来方式に比べてあらかじめ用意すべ
き無声子音波形のメモリ容量を変えることなく、
無声子音のみならず有声破裂子音、有声摩擦子音
等に対する明瞭性をも改善することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明
の一実施例を示すブロツク図である。 201……文字記号列入力端子、202……音
素列生成回路、203……音素列伝送路、204
……タイミングデータ生成回路、205……破裂
度、摩擦度データ伝送路、206……アドレスデ
ータ伝送路、207……無声子音波形メモリ、2
08……無声子音波形伝送路、209……乗算回
路、210……波形加算回路、211……合成波
形出力端子、212……合成規則生成回路、21
3……合成データ用メモリ、214……合成回
路、215……タイミングデータ伝送路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スペクトル包絡パラメータを用いて音声波形
    を合成する手段と、無声子音波形を記憶するメモ
    リと、前記無声子音波形を用いて無声子音部の合
    成を行なう手段と、前記スペクトル包絡パラメー
    タを用いた音声波形合成手段により合成された波
    形に合成された無声子音部を重畳することにより
    有声子音部の合成を行なう手段とを含むことを特
    徴とする規則型音声合成装置。
JP59008832A 1984-01-20 1984-01-20 規則型音声合成装置 Granted JPS60153099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59008832A JPS60153099A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 規則型音声合成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59008832A JPS60153099A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 規則型音声合成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60153099A JPS60153099A (ja) 1985-08-12
JPH0572599B2 true JPH0572599B2 (ja) 1993-10-12

Family

ID=11703754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59008832A Granted JPS60153099A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 規則型音声合成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60153099A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9197968B2 (en) 2007-01-22 2015-11-24 Sony Corporation Loudspeaker actuator
JP5145733B2 (ja) * 2007-03-01 2013-02-20 日本電気株式会社 音声信号処理装置および音声信号処理方法ならびにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60153099A (ja) 1985-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7016841B2 (en) Singing voice synthesizing apparatus, singing voice synthesizing method, and program for realizing singing voice synthesizing method
JPS62160495A (ja) 音声合成装置
JPH06110498A (ja) 音声合成システムの音声断片コーディングおよびそのピッチ調節方法とその有声音合成装置
JP2002358090A (ja) 音声合成方法、音声合成装置及び記録媒体
JP5175422B2 (ja) 音声合成における時間幅を制御する方法
JPH0572599B2 (ja)
JP3089940B2 (ja) 音声合成装置
JP2703253B2 (ja) 音声合成装置
JP3124791B2 (ja) 音声合成装置
JP3081300B2 (ja) 残差駆動型音声合成装置
JPH0642158B2 (ja) 音声合成装置
JP3394281B2 (ja) 音声合成方式および規則合成装置
JP2577372B2 (ja) 音声合成装置および方法
JP2987089B2 (ja) 音声素片作成方法および音声合成方法とその装置
JP2586040B2 (ja) 音声編集合成装置
JP2002244693A (ja) 音声合成装置および音声合成方法
JPH0756590A (ja) 音声合成装置、音声合成方法及び記録媒体
JPS58129500A (ja) 歌声合成装置
JP2573586B2 (ja) 規則型音声合成装置
JPH0836397A (ja) 音声合成装置
JP2573585B2 (ja) 音声スペクトルパタン生成装置
JPH0258640B2 (ja)
JPH06149283A (ja) 音声合成装置
JPH01321496A (ja) 音声合成装置
JPH0553595A (ja) 音声合成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees