JP2585677B2 - 高速信号用コネクタ - Google Patents
高速信号用コネクタInfo
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- JP2585677B2 JP2585677B2 JP63012117A JP1211788A JP2585677B2 JP 2585677 B2 JP2585677 B2 JP 2585677B2 JP 63012117 A JP63012117 A JP 63012117A JP 1211788 A JP1211788 A JP 1211788A JP 2585677 B2 JP2585677 B2 JP 2585677B2
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- JP
- Japan
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- pin
- coaxial
- contact
- speed signal
- contacts
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえばコンピュータの高速ディジタル信
号等を中継する高速信号用コネクタの改良に関し、特
に、高速信号を伝達するのに適するとともに高密度化さ
れた高速信号用コネクタに関するものである。
号等を中継する高速信号用コネクタの改良に関し、特
に、高速信号を伝達するのに適するとともに高密度化さ
れた高速信号用コネクタに関するものである。
（従来の技術） 回路や機器の相互間を電気的に接続する手段として、
接続や取り外しの便等のために従来からコネクタがよく
使われている。このコネクタの一種として、たとえばコ
ンピュータ等の高速ディジタル信号を伝達する等、高速
信号の伝達を目的とする高速信号用コネクタがある。
接続や取り外しの便等のために従来からコネクタがよく
使われている。このコネクタの一種として、たとえばコ
ンピュータ等の高速ディジタル信号を伝達する等、高速
信号の伝達を目的とする高速信号用コネクタがある。
この高速信号用コネクタの例としては、たとえば特願
昭62−251425号（特開平１−102872号公報）において本
出願人により提案されたものがあり、以下この例に沿っ
て従来の技術を説明する。
昭62−251425号（特開平１−102872号公報）において本
出願人により提案されたものがあり、以下この例に沿っ
て従来の技術を説明する。
第６図は上記従来例の断面図である。この断面図の右
半分および左半分は、それぞれ同軸ピン３と信号ピン７
が挿入される位置、およびグランドピン８が挿入される
位置の断面を示している。
半分および左半分は、それぞれ同軸ピン３と信号ピン７
が挿入される位置、およびグランドピン８が挿入される
位置の断面を示している。
この高速信号用コネクタ１は、多数の同軸ケーブル２
にそれぞれ接続された多数の同軸ピン３が図の上方から
挿入される多数の深孔４を有する同軸ピンを受容するハ
ウジング５、多数の同軸ピン３に対応して基板６に植設
された多数の信号ピン７および多数のグランドピン８を
それぞれ受容する多数の孔９および多数の孔10を有する
信号ピンおよびグランドピンを受容するハウジング11、
および各ピンの挿入方向と略直角な方向に延び、両ハウ
ジング5,11に挾持された複数枚の金属薄板12a,12b,12c
から構成されている。
にそれぞれ接続された多数の同軸ピン３が図の上方から
挿入される多数の深孔４を有する同軸ピンを受容するハ
ウジング５、多数の同軸ピン３に対応して基板６に植設
された多数の信号ピン７および多数のグランドピン８を
それぞれ受容する多数の孔９および多数の孔10を有する
信号ピンおよびグランドピンを受容するハウジング11、
および各ピンの挿入方向と略直角な方向に延び、両ハウ
ジング5,11に挾持された複数枚の金属薄板12a,12b,12c
から構成されている。
金属薄板12a,12bは、多数の同軸ピン３が上方からハ
ウジング５の深孔４に挿入されたときこの同軸ピン３の
先端3aが金属薄板12a,12b,12cを横切る各位置におい
て、図に示すように同軸ピン３が挿入される方向に金属
薄板12aが切り起こされて切り起こし片13aが形成され、
かつ金属薄板12bが切り起こされて切り起こし片13bが形
成され、この切り起こされた切り起こし片13a,13bによ
り所定の位置まで挿入された同軸ピン３の外周のくぼみ
3bが弾性的に保持されるように構成されている。また、
この切り起こし片13a,13bの中央には金属薄板12a,12b,1
2cに貫通する孔14が設けられており、同軸ピン３の先端
3aが金属薄板12a,12b,12cを突き抜けた状態に保持され
るように構成されている。このようにして、各同軸ピン
３に対応して同軸ピンコンタクト17が形成されている。
ウジング５の深孔４に挿入されたときこの同軸ピン３の
先端3aが金属薄板12a,12b,12cを横切る各位置におい
て、図に示すように同軸ピン３が挿入される方向に金属
薄板12aが切り起こされて切り起こし片13aが形成され、
かつ金属薄板12bが切り起こされて切り起こし片13bが形
成され、この切り起こされた切り起こし片13a,13bによ
り所定の位置まで挿入された同軸ピン３の外周のくぼみ
3bが弾性的に保持されるように構成されている。また、
この切り起こし片13a,13bの中央には金属薄板12a,12b,1
2cに貫通する孔14が設けられており、同軸ピン３の先端
3aが金属薄板12a,12b,12cを突き抜けた状態に保持され
るように構成されている。このようにして、各同軸ピン
３に対応して同軸ピンコンタクト17が形成されている。
孔14内に挿入され切り起こし片13a,13bに保持された
各同軸ピン３内に、孔９を経由して各信号ピン７が各同
軸ピン３の先端3aから挿入され、同軸ケーブル２の信号
線と信号ピン７とが電気的に接続される。
各同軸ピン３内に、孔９を経由して各信号ピン７が各同
軸ピン３の先端3aから挿入され、同軸ケーブル２の信号
線と信号ピン７とが電気的に接続される。
信号ピン７が孔９に挿入されると同時に孔10にはグラ
ンドピン８が挿入される。このグランドピン８が挿入さ
れる各位置に対応して、グランドピン８が挿入される方
向に金属薄板12cが切り起こされ、この切り起こされた
切り起こし片15によりグランドピンコンタクト18が形成
され、グランドピンがこの切り起こし片15に弾性的に保
持される。またこの切り起こし片15の中央には金属薄板
12a,12b,12cに貫通した孔16が設けられており、グラン
ドピン８の先端8aが金属薄板12a,12b,12cを突き抜けた
状態に保持される。
ンドピン８が挿入される。このグランドピン８が挿入さ
れる各位置に対応して、グランドピン８が挿入される方
向に金属薄板12cが切り起こされ、この切り起こされた
切り起こし片15によりグランドピンコンタクト18が形成
され、グランドピンがこの切り起こし片15に弾性的に保
持される。またこの切り起こし片15の中央には金属薄板
12a,12b,12cに貫通した孔16が設けられており、グラン
ドピン８の先端8aが金属薄板12a,12b,12cを突き抜けた
状態に保持される。
第７図は、金属薄板12a,12b,12cの一部を拡大して示
す断面図である。
す断面図である。
図に示すように、各同軸ピンコンタクト17とこれに対
応するグランドピンコンタクト18との間に凸部19a,19b
が設けられている。凸部19a,19bがそれぞれ隣接する金
属薄板12b,12cを押圧し、この部分において電気的接触
が確実に行なわれる。
応するグランドピンコンタクト18との間に凸部19a,19b
が設けられている。凸部19a,19bがそれぞれ隣接する金
属薄板12b,12cを押圧し、この部分において電気的接触
が確実に行なわれる。
上記従来例では、以上のようにして、複数枚の金属薄
板12a,12b,12cをそれぞれ穿孔しおよび切り起こして重
ね合わせることにより、高速信号の伝達と小型、高密度
化の要請との双方を満足する高速信号用コネクタを実現
している。
板12a,12b,12cをそれぞれ穿孔しおよび切り起こして重
ね合わせることにより、高速信号の伝達と小型、高密度
化の要請との双方を満足する高速信号用コネクタを実現
している。
（発明が解決しようとする課題） 近年、LSI技術等の発達により、１つの集積回路が多
機能化されてきた結果、この集積回路の入出力端子数も
非常に多くなってきている。これに対応して端子数の非
常に多い集積回路等への接続のためにコネクタも非常に
接続点数の多いものが求められてきた。
機能化されてきた結果、この集積回路の入出力端子数も
非常に多くなってきている。これに対応して端子数の非
常に多い集積回路等への接続のためにコネクタも非常に
接続点数の多いものが求められてきた。
上記従来例は高速信号伝達用として優れており、しか
も、小型、高密度の要請を満たすものではあるが、たと
えば30ピン×30ピン等非常に多数のコンタクトを２次元
的に並べるには、金属薄板の切り起こし、孔あけ等の加
工誤差により、金属薄板の寸法誤差が相互に累積されて
複数枚の金属薄板をうまく重ね合わせることができなく
なってしまうという問題点がある。この誤差を避けるた
めに、１枚ずつの金属薄板の面積を狭くして（たとえば
５ピン×10ピン）多数のブロック（たとえば18ブロッ
ク）を設け全体として必要なピン数（たとえば30ピン×
30ピン＝900ピン）を確保する方法もあるが、ブロック
とブロックの境界に信号線の接続に使用されない無駄の
部分が生ずるため、コネクタを小型化するための障害と
なるという問題点がある。
も、小型、高密度の要請を満たすものではあるが、たと
えば30ピン×30ピン等非常に多数のコンタクトを２次元
的に並べるには、金属薄板の切り起こし、孔あけ等の加
工誤差により、金属薄板の寸法誤差が相互に累積されて
複数枚の金属薄板をうまく重ね合わせることができなく
なってしまうという問題点がある。この誤差を避けるた
めに、１枚ずつの金属薄板の面積を狭くして（たとえば
５ピン×10ピン）多数のブロック（たとえば18ブロッ
ク）を設け全体として必要なピン数（たとえば30ピン×
30ピン＝900ピン）を確保する方法もあるが、ブロック
とブロックの境界に信号線の接続に使用されない無駄の
部分が生ずるため、コネクタを小型化するための障害と
なるという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、非常に多数のコンタク
トを２次元的に配置した小型、高密度な高速信号用コネ
クタを提供することを目的とするものである。
トを２次元的に配置した小型、高密度な高速信号用コネ
クタを提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明は、同軸ケーブルに接続された同軸ピンに該同
軸ピンの反対側から挿入される信号ピンおよびグランド
ピンを接続する高速信号用コネクタにおいて、所定のピ
ッチで多数の孔が穿設された１枚の金属板と、該金属板
の前記各孔に挿入保持される略筒状の金属製コンタクト
と、を具え、該金属製コンタクトは内側に前記同軸ピン
を保持する同軸ピン保持片を有し、外側に前記グランド
ピンと接触するグランドピン保持片を有することを特徴
とするものである。
軸ピンの反対側から挿入される信号ピンおよびグランド
ピンを接続する高速信号用コネクタにおいて、所定のピ
ッチで多数の孔が穿設された１枚の金属板と、該金属板
の前記各孔に挿入保持される略筒状の金属製コンタクト
と、を具え、該金属製コンタクトは内側に前記同軸ピン
を保持する同軸ピン保持片を有し、外側に前記グランド
ピンと接触するグランドピン保持片を有することを特徴
とするものである。
（作用） 本発明の高速信号用コネクタは、金属板に多数の孔を
設け、この孔に金属薄板を略筒状に巻回して形成した多
数のコンタクトを装入するようにしたため、各部品の誤
差が累積されて組立不能となってしまうことはなく、各
部品を通常加工し得る程度の精度で製造し、しかも面積
の大きな上記金属板に極めて多数のコンタクトを高密度
に配置することができる。また、各コンタクトの筒の内
部に同軸ピンを弾性的に保持する同軸ピン保持片が形成
され、各筒の外部にグランドピンを弾性的に保持するグ
ランドピン保持片が形成されているため、各筒が同軸ピ
ンが装入される際のガイドの役割を果すとともに、同軸
ピン保持片、筒、グランドピン保持片を経由して同軸ピ
ンの外周とグランドピンとが短距離で接続され、高速信
号を伝達することができる。
設け、この孔に金属薄板を略筒状に巻回して形成した多
数のコンタクトを装入するようにしたため、各部品の誤
差が累積されて組立不能となってしまうことはなく、各
部品を通常加工し得る程度の精度で製造し、しかも面積
の大きな上記金属板に極めて多数のコンタクトを高密度
に配置することができる。また、各コンタクトの筒の内
部に同軸ピンを弾性的に保持する同軸ピン保持片が形成
され、各筒の外部にグランドピンを弾性的に保持するグ
ランドピン保持片が形成されているため、各筒が同軸ピ
ンが装入される際のガイドの役割を果すとともに、同軸
ピン保持片、筒、グランドピン保持片を経由して同軸ピ
ンの外周とグランドピンとが短距離で接続され、高速信
号を伝達することができる。
（実 施 例） 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
第1A図，第1B図は、本発明の高速信号用コネクタに用
いられるコンタクトの一実施例の、それぞれ正面図、お
よび一部を示した側面図である。
いられるコンタクトの一実施例の、それぞれ正面図、お
よび一部を示した側面図である。
また第２図は、第1A図，第1B図に示したコンタクトの
展開図である。この第２図に示す平板のコンタクト20を
第1A図，第1B図に示すように加工したとき、第1A図，第
1B図の各部に相当する部分については第1A図，第1B図と
同一の番号を付してある。
展開図である。この第２図に示す平板のコンタクト20を
第1A図，第1B図に示すように加工したとき、第1A図，第
1B図の各部に相当する部分については第1A図，第1B図と
同一の番号を付してある。
大面積の金属薄板をプレス加工することより、第２図
に示すような展開形状のコンタクト20が多数製作され
る。コンタクト20と接続されたキャリア21は、第1A図，
第1B図のように加工されるまでの間、多数のコンタクト
20が離れずに自動搬送できるように、各コンタクト20を
つなげておくためのものであり、キャリア21に設けられ
た孔21aは、上記自動搬送における搬送のピッチを決め
るためのものである。
に示すような展開形状のコンタクト20が多数製作され
る。コンタクト20と接続されたキャリア21は、第1A図，
第1B図のように加工されるまでの間、多数のコンタクト
20が離れずに自動搬送できるように、各コンタクト20を
つなげておくためのものであり、キャリア21に設けられ
た孔21aは、上記自動搬送における搬送のピッチを決め
るためのものである。
第２図に示すようにプレス加工されたコンタクト20
は、第1A図，第1B図に示すように略円筒状に巻回され、
金属板22に設けられた孔22a内に装入される。金属板22
にコンタクト20を装入するには、第1A図の上方から金属
板22がコンタクト20に対し相対的に下がってきて一方の
切り起こし片20aを孔22aの縁により一旦押し下げ、金属
板22が他方の切り起こし片20bに当接した位置まで下げ
られたとき、切り起こし片20aがそのバネ力により第1A
図に示すように広がって、両切り起こし片20a,20bによ
り金属板22が挾持され、このことによりコンタクト20が
金属板22に固定される。
は、第1A図，第1B図に示すように略円筒状に巻回され、
金属板22に設けられた孔22a内に装入される。金属板22
にコンタクト20を装入するには、第1A図の上方から金属
板22がコンタクト20に対し相対的に下がってきて一方の
切り起こし片20aを孔22aの縁により一旦押し下げ、金属
板22が他方の切り起こし片20bに当接した位置まで下げ
られたとき、切り起こし片20aがそのバネ力により第1A
図に示すように広がって、両切り起こし片20a,20bによ
り金属板22が挾持され、このことによりコンタクト20が
金属板22に固定される。
コンタクト20の円筒の内部には、第1A図の上方から同
軸ピン３が挿入され、同軸ピン３の外周のくぼみ3bが、
円筒の内側に折り曲げられた同軸ピン保持片20cに弾性
的に保持される。
軸ピン３が挿入され、同軸ピン３の外周のくぼみ3bが、
円筒の内側に折り曲げられた同軸ピン保持片20cに弾性
的に保持される。
コンタクト20の円筒の下部からはこの円筒内に信号ピ
ン７が挿入され、コンタクト20の円筒内に保持された同
軸ピン３内にはいり込み同軸ケーブル２の信号線と信号
ピン７とが電気的に接続される。
ン７が挿入され、コンタクト20の円筒内に保持された同
軸ピン３内にはいり込み同軸ケーブル２の信号線と信号
ピン７とが電気的に接続される。
信号ピン７が挿入されると同時に、コンタクト20の円
筒の外側に設けられたグランドピン保持片20dの位置に
グランドピン８が挿入される。グランドピン保持片20d
は第1B図に示すように２枚の保持片から形成されてお
り、挿入されたグランドピン８はこの２枚の保持片に挾
持され弾性的に保持される。同軸ピン３が同軸ピン保持
片20cに保持され、かつグランドピン８がグランドピン
保持片20dに保持されると、同軸ピン３の外周とグラン
ドピン８とが同軸ピン保持片20c、円筒、およびグラン
ドピン保持片20dを経由して短距離で接続される。
筒の外側に設けられたグランドピン保持片20dの位置に
グランドピン８が挿入される。グランドピン保持片20d
は第1B図に示すように２枚の保持片から形成されてお
り、挿入されたグランドピン８はこの２枚の保持片に挾
持され弾性的に保持される。同軸ピン３が同軸ピン保持
片20cに保持され、かつグランドピン８がグランドピン
保持片20dに保持されると、同軸ピン３の外周とグラン
ドピン８とが同軸ピン保持片20c、円筒、およびグラン
ドピン保持片20dを経由して短距離で接続される。
上記のようなコンタクト20を金属板22の多数の孔22a
に挿入することにより、多数の高速信号を伝達する高速
信号用コネクタを小型、高密度に製作することができ
る。
に挿入することにより、多数の高速信号を伝達する高速
信号用コネクタを小型、高密度に製作することができ
る。
第３図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
ハウジング23の下部には、多数の信号ピン７とグラン
ドピン８（第1A図参照）が挿入される多数の孔23aが設
けられている。また金属板22には前述したようにして多
数のコンタクト20が装入されている。この多数のコンタ
クト20が装入された金属板22がハウジング23に装入さ
れ、さらに上部から蓋24が被せられる。蓋24には多数の
孔24aが設けられており、各コンタクト20がこの孔24aに
挿入され、蓋24が金属板22とともに各コンタクト20を保
持する役割を担っている。また蓋24の上から必要に応じ
て図示しない化粧板、銘板等が被せられる。
ドピン８（第1A図参照）が挿入される多数の孔23aが設
けられている。また金属板22には前述したようにして多
数のコンタクト20が装入されている。この多数のコンタ
クト20が装入された金属板22がハウジング23に装入さ
れ、さらに上部から蓋24が被せられる。蓋24には多数の
孔24aが設けられており、各コンタクト20がこの孔24aに
挿入され、蓋24が金属板22とともに各コンタクト20を保
持する役割を担っている。また蓋24の上から必要に応じ
て図示しない化粧板、銘板等が被せられる。
第４図は、金属板22にコンタクト20を装入する際に用
いる冶具板を示した斜視図である。
いる冶具板を示した斜視図である。
金属板22にコンタクト20を挿入する際、コンタクト20
のグランドピン保持片20dを、グランドピン８と対応す
る所定の方向に向けて装入する必要があるため、多数の
コンタクト20が一旦冶具板25に装入されて位置決めされ
る。冶具板25には、コンタクト20の形状に合わせた孔25
aが多数設けられており、コンタクト20がこの冶具板25
の孔25aに装入されることによりコンタクト20の位置決
めが行なわれる。この位置決めの行なわれたコンタクト
20が金属板20に装入される。
のグランドピン保持片20dを、グランドピン８と対応す
る所定の方向に向けて装入する必要があるため、多数の
コンタクト20が一旦冶具板25に装入されて位置決めされ
る。冶具板25には、コンタクト20の形状に合わせた孔25
aが多数設けられており、コンタクト20がこの冶具板25
の孔25aに装入されることによりコンタクト20の位置決
めが行なわれる。この位置決めの行なわれたコンタクト
20が金属板20に装入される。
第５図は、本発明の高速信号用コネクタの他の実施例
を示す断面図である。上記各図と対応する部材には同一
の番号を付し説明は省略する。
を示す断面図である。上記各図と対応する部材には同一
の番号を付し説明は省略する。
この実施例は、２つのコンタクト20′のグランドピン
保持片20d′にグランドピン８が挾持され保持されるよ
うに構成されている。コンタクト20′は１つのコネクタ
中に多数並べられるためこのように構成することも可能
である。コンタクト20′は主には金属板22により、補助
的に蓋24により保持されている。蓋24の上には化粧板26
がかぶせられている。
保持片20d′にグランドピン８が挾持され保持されるよ
うに構成されている。コンタクト20′は１つのコネクタ
中に多数並べられるためこのように構成することも可能
である。コンタクト20′は主には金属板22により、補助
的に蓋24により保持されている。蓋24の上には化粧板26
がかぶせられている。
尚、前述した各実施例においては、コンタクト20は略
円筒状であったが円筒に限られるものではなく、たとえ
ば多角柱状のコンタクトであってもよい。
円筒状であったが円筒に限られるものではなく、たとえ
ば多角柱状のコンタクトであってもよい。
（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明の高速信号用コネ
クタは、多数の孔が設けられた金属板の各孔に、金属薄
板を略筒状に巻回して形成した多数のコンタクトを装入
し、この各コンタクトの筒の内部に同軸ピン保持片を形
成し、筒の外部にグランドピン保持片を形成するように
したため、各部品の誤差が累積されて組立不能となって
しまうことがなく各部品を通常加工し得る程度の精度で
製造し、しかも極めて多数のコンタクトを高密度に配置
することができる。またこの各コンタクトは同軸ピンの
外周とグランドピンとを短距離で接続しており、高速信
号を伝達するのに適した形状を有している。
クタは、多数の孔が設けられた金属板の各孔に、金属薄
板を略筒状に巻回して形成した多数のコンタクトを装入
し、この各コンタクトの筒の内部に同軸ピン保持片を形
成し、筒の外部にグランドピン保持片を形成するように
したため、各部品の誤差が累積されて組立不能となって
しまうことがなく各部品を通常加工し得る程度の精度で
製造し、しかも極めて多数のコンタクトを高密度に配置
することができる。またこの各コンタクトは同軸ピンの
外周とグランドピンとを短距離で接続しており、高速信
号を伝達するのに適した形状を有している。
第1A図，第1B図は、本発明の高速信号用コネクタに用い
られるコンタクトの一実施例のそれぞれ正面図、および
一部を示した側面図、 第２図は、第1A図，第1B図に示したコンタクトの展開
図、 第３図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の分
解斜視図、 第４図は、金属板にコンタクトを装入する際に用いる冶
具板を示した斜視図、 第５図は、本発明高速信号用コネクタの他の実施例を示
す断面図、 第６図は、従来例の断面図、 第７図は、第６図に示した従来例の金属薄板の一部を拡
大して示す断面図である。 １……高速信号用コネクタ、２……同軸ケーブル ３……同軸ピン、４……深穴 ５……同軸ピン受容ハウジング ６……プリント基板、７……信号ピン ８……グランドピン 9,10,21a,22a,23a,24a,25a……孔 11……信号ピンおよびグランドピン受容ハウジング 12a,12b,12c……金属薄板 13a,13b,15……切り起こし片 17……同軸ピンコンタクト 18……グランドピンコンタクト 19a,19b……凸部、20……コンタクト 20c……同軸ピン保持片 20d,20d′……グランドピン保持片 22……金属板、23……ハウジング 24……蓋、25……冶具板 26……化粧板
られるコンタクトの一実施例のそれぞれ正面図、および
一部を示した側面図、 第２図は、第1A図，第1B図に示したコンタクトの展開
図、 第３図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の分
解斜視図、 第４図は、金属板にコンタクトを装入する際に用いる冶
具板を示した斜視図、 第５図は、本発明高速信号用コネクタの他の実施例を示
す断面図、 第６図は、従来例の断面図、 第７図は、第６図に示した従来例の金属薄板の一部を拡
大して示す断面図である。 １……高速信号用コネクタ、２……同軸ケーブル ３……同軸ピン、４……深穴 ５……同軸ピン受容ハウジング ６……プリント基板、７……信号ピン ８……グランドピン 9,10,21a,22a,23a,24a,25a……孔 11……信号ピンおよびグランドピン受容ハウジング 12a,12b,12c……金属薄板 13a,13b,15……切り起こし片 17……同軸ピンコンタクト 18……グランドピンコンタクト 19a,19b……凸部、20……コンタクト 20c……同軸ピン保持片 20d,20d′……グランドピン保持片 22……金属板、23……ハウジング 24……蓋、25……冶具板 26……化粧板
Claims (1)
- 【請求項１】同軸ケーブルに接続された同軸ピンに該同
軸ピンの反対側から挿入される信号ピンおよびグランド
ピンを接続する高速信号用コネクタにおいて、 所定のピッチで多数の孔が穿設された１枚の金属板と、 該金属板の前記各孔に挿入保持される略筒状の金属製コ
ンタクトと、 を具え、 該金属製コンタクトは内側に前記同軸ピンを保持する同
軸ピン保持片を有し、外側に前記グランドピンと接触す
るグランドピン保持片を有することを特徴とする高速信
号用コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63012117A JP2585677B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 高速信号用コネクタ |
| KR1019890000572A KR940002003B1 (ko) | 1988-01-22 | 1989-01-20 | 고속 신호용 콘넥터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63012117A JP2585677B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 高速信号用コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01197977A JPH01197977A (ja) | 1989-08-09 |
| JP2585677B2 true JP2585677B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=11796610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63012117A Expired - Lifetime JP2585677B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 高速信号用コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585677B2 (ja) |
| KR (1) | KR940002003B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3680792B2 (ja) | 2001-12-11 | 2005-08-10 | 三菱電機株式会社 | 高速通信装置用マルチコネクタ及びこの高速通信装置用マルチコネクタとプリント基板との実装方法 |
| JP5013916B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2012-08-29 | 株式会社エンプラス | 電気部品用ソケット |
| CN101828308B (zh) * | 2007-10-19 | 2013-06-12 | 3M创新有限公司 | 电连接器组件 |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP63012117A patent/JP2585677B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-01-20 KR KR1019890000572A patent/KR940002003B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940002003B1 (ko) | 1994-03-12 |
| KR890012410A (ko) | 1989-08-26 |
| JPH01197977A (ja) | 1989-08-09 |
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