JP2585306B2 - ループ伝送システムおよびデータ伝送制御方法 - Google Patents

ループ伝送システムおよびデータ伝送制御方法

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JP2585306B2 JP62266369A JP26636987A JP2585306B2 JP 2585306 B2 JP2585306 B2 JP 2585306B2 JP 62266369 A JP62266369 A JP 62266369A JP 26636987 A JP26636987 A JP 26636987A JP 2585306 B2 JP2585306 B2 JP 2585306B2
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ループ伝送システムに関し、更に詳しく
は、トークンパッシング方式によるループ伝送システム
におけるトークン・フレーム信号の伝送制御のための方
法および装置に関する。
〔従来の技術〕 複数のデータ伝送制御装置あるいはノード装置が、1
つ、あるいは複数のループ伝送路で接続されたループ伝
送システムにおいて、各データ伝送制御装置から送出さ
れたフレーム同士が伝送路上で衝突するのを防ぐように
したデータ伝送方式として、トークンパッシング方法が
知られている。トークンパッシング方法では、送信権を
示すトークン情報を含むフレームをループ伝送路上に巡
回させ、送信要求のない伝送制御装置はこれを中継動作
し、送信要求をもつ伝送制御装置はトークン・フレーム
がまわって来るのを待ち、トークン・フレームが到着す
ると、それを保持した状態でメッセージフレームを送出
する。上記伝送制御装置で保持されたトークン・フレー
ムは、メッセージ・フレームの送出が終了した後に、再
びループ伝送路上に送出される。メッセージに引続いて
トークン・フレームを送出する伝送制御装置は、該トー
クン・フレームの発信元アドレスを自装置に割り当てら
れたアドレスに書き換える。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したトークンパッシング方法を採用したループ伝
送システムでは、ループ伝送路の長さと、各データ伝送
制御装置を通過する際のデータ遅延時間との関係では、
以下の如く、ループ1巡したトークンの先頭部が送出中
のトークンの本体または後端部と衝突し、発信元装置で
のトークン中継が不完全となり、ループ上でトークンが
削減するという問題を生ずる。すなわち、ループ伝送シ
ステムにおいては、全ての伝送制御装置で、それに接続
された端末装置からのデータ送信要求が全くない場合、
トークン・フレームは最小の遅延時間でループ伝送路を
一巡する。従って、ループ伝送路の長さが比較的短かい
ループ伝送システムでは、メッセージ・フレームの送出
を終えた伝送制御装置がトークンをリリースしようとし
た場合、トークン・フレームの送信が完了する前に、ト
ークンの先頭部分がループを一巡し、該トークンの本体
部分あるいは後尾部分の送出動作と重なって中継され
ず、トークン・フレームの送出完了後に発信元装置で受
信フレームを中継すると、トークン・フレームはその1
部が欠損した状態となり、結果的にループ上でトークン
・フレームが無くなるという事態が発生する。このよう
な、トークン・フレームの削減を防ぐために、例えば、
特開昭57−81746号公報では、トークン・フレーム送出
中の伝送制御装置が自分の発信したトークン・フレーム
を受信した場合、実際には完全な形のトークン・フレー
ムが中継されていた場合でも、上述したトークン消滅を
予想して、受信トークンを一旦、無効化し、再度、トー
クン・フレームを送出するようにした方式が提案されて
いる。しかしながら、上記従来方式によれば、後で詳述
するように、ループ伝送路を完全な形のトークン・フレ
ームが巡回するようになる迄に大きな遅れが時間が生ず
るため、その後、ネットワーク上の他の伝送制御装置に
データの送出要求が発生した場合、この伝送制御装置が
トークンの獲得に時間を要するという問題点がある。
本発明の目的は、トークン・フレームの中継遅延時間
を短縮したループ伝送システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、トークン・フレームの発信元と
なったデータ伝送制御装置が、トークン・フレームの中
継が成功したか否かを判断し、不成功の場合にのみトー
クン・フレームの再送動作を行なうループ伝送システム
およびデータ伝送制御方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のループ伝送シス
テムでは、トークン・フレームの送信元となったデータ
伝送制御装置が、自装置が送出したトークン・フレーム
を受信した場合、その受信が該トークン・フレームの送
出後の所定時間内か否かを判定し、もし、所定時間内の
受信であれば、トークン・フレームを再度送出するよう
にする。上記データ伝送制御装置は、トークン・フレー
ムの送出後は、受信フレームを中継するモードとなって
おり、自装置が送出したトークン・フレームを上記所定
時間経過後に受信した場合は、送信トークン・フレーム
と受信トークン・フレームとの衝突はなく、正常なトー
クン中継ができていると判断する。
〔作用〕
ループ伝送路に送出されるトークン・フレームや通常
のメッセージ(情報)フレームは、フレームの終了を示
すためのフラグをフレーム終端部に備えており、終端フ
ラグの受信時点で受信フレームが正常か否かを判断でき
る。ループ伝送路上には、前述した中継不良による1部
欠損フレームや、発信元のデータ伝送制御装置が、ルー
プを1巡したメッセージを消去するために、中継フレー
ムの所定のフィールドを無効信号パターン(タイム・フ
ィルム信号)で置き換えたフレームなどが流れている。
これら無効のフレームと正常のフレームとの区別は、各
フレームの受信途中では判断できず終了フラグの受信ま
で待つ必要がある。そこで、本発明では、各データ伝送
制御装置がトークン・フレームの送出動作を完了した
後、[トークン・フレームの語長−1]オクテット以上
の判定期間を設定し、この期間内に自装置で発信したト
ークン・フレームの終了フラグが受信されたか否かを判
定する。もし、この期間内にトークン・フレームの終了
フラグが受信された場合、該トークン・フレームの先頭
部分は該トークン・フレームの送出動作中に受信された
ために下流側に中継されていないと判断する。従って、
この場合にのみ、トークン・フレームの再送出を行う。
〔実施例〕
第1図は本発明を適用するループ伝送システムの全体
構成の1例を示す。伝送路301でループ状に接続された
データ伝送制御装置302,303,304,305は、それぞれ、図
示しない端末装置あるいはデータ処理装置と接続され
る。各データ伝送制御装置302〜305は、それに接続され
た端末装置からのデータ送信要求がない場合は、ループ
伝送路301上のトークン・フレームを下流側の伝送制御
装置に中継する。端末装置からのデータ伝送要求があっ
たデータ伝送装置は、トークン・フレームを受信した
時、これを保持して、端末装置からのデータを含むメッ
セージ・フレームを送出する。保持されたトークン・フ
レームは、メッセージ・フレームの送出が終了した後、
再び伝送路上に送り出される。
第2図は、ループ伝送路上を巡回するトークン・フレ
ームのフォーマットを示す。トークン・フレームは、フ
レームの開始を示すフラグ・フィールド401、宛先アド
レス・フィールド402、送信元アドレス・フィールド40
3、フレームの種別コードを示すフィールド404、フレー
ムの正常性をチェックするためのチェック・ビットを示
すフィールド405と406、およびフレームの終了を示すフ
ラグ・フィールド407からなり、この例では、フレーム
長は7オクテットである。フレーム種別(lorp command
又は frame control code)フィールド404がトークン
を表す種別コードを含む時、宛先アドレス・フィールド
402には同報通信用のグローバル・アドレスが記録され
る。尚、端末からのデータを送信する通常のメッセージ
・フレームは、フィールド404と405との間にメッセージ
情報(INF)を含むフィールドが位置する。
メッセージ・フレームがループを1巡した時、発信元
のデータ伝送制御装置は、該メッセージフレームを消去
(無効化)するために、例えば、FCS405〜フラグ407の
部分を、特定の無効パターンに置き換える。
ここで、本発明の理解を助けるために、第3図と第4
図を参照して、従来技術におけるトークン・フレームの
消滅と、トークン・フレームの再送動作について説明す
る。ここでは、説明の簡単化のために、ループ上に2つ
のデータ伝送制御装置A,Bが含まれる簡単なネットワー
クをモデルとしており、伝送制御装置Aがトークン・フ
レーム501を送出し、伝送制御装置Bがこれをトークン
・フレーム503として、伝送制御装置Aに中継してい
る。Toは各伝送制御装置における中継遅延時間を示す。
第3図は、ループ伝送路が短かい場合であり、伝送制
御装置Aがトークン501の送出を完了する前に、伝送制
御装置Bが中継したトークン・フレーム503がループを
一巡して戻って来た場合を示す。伝送制御装置Aはトー
クン・フレーム501を送出動作中のため、これが完了す
る迄は受信したトークン・フレーム503を中継できな
い。従って、受信フレーム503のうち、トークン・フレ
ーム501の送出完了後に受信した部分503Bだけが、中継
フレーム506として伝送路上に送出され、トークン・フ
レーム506は、受信フレーム503の前部503Aと対応する部
分506Aを欠いた形となる。この場合、伝送制御装置A
は、欠陥トークン・フレーム506に代る新たなトークン
・フレーム507の再送出動作を行なう。
第4図は、ループ伝送路が長く伝送制御装置Aがトー
クン・フレーム501の送出を完了した後に、伝送制御装
置Bが中継したトークン・フレーム503を受信した場合
を示している。従来技術によれば、伝送制御装置Aは、
自分が中継するトークン・フレーム503が第3図のよう
に欠陥フレームとなっているか否かを判断できないた
め、自分が発信したトークン・フレームを受信した場合
は、これを一旦無効化し、安全のために新たなトークン
・フレーム507を再送出するようにしている。従って、
受信トークン・フレームを欠陥なく中継できた場合で
も、従来は、トークンが一巡する毎に、第4図のTRで示
す再送遅延時間がトークン発送元の伝送制御装置におい
て発生していた。
第5図と第6図は、それぞれ従来の第3図,第4図と
対応する本発明のデータ伝送制御によるトークン・フレ
ームの中継動作タイムチャートである。
本発明では、トークン・フレーム501を発信する伝送
制御装置Aが、該トークン・フレームの送出完了後にタ
イマをスタートさせ、このタイムアップする迄の所定時
間Tm(以下、中継監視期間と言う)内に、自発トークン
がループを一巡して戻って来たか否かを判定し、その判
定結果に従って、新たなトークンを再送するか否かを決
めるようにしている。上記中継監視期間Tmは、例えば
[トークン・フレームの語長−1]オクテット長、ある
いはこれ以上の値に設定する。伝送制御装置Aが、伝送
制御装置Bによって中継された自発トークン・フレーム
503の終了フラグフィールド407を、第5図に示す如く、
上記中継監視期間Tm内に受信した場合、伝送制御装置A
は、該フレーム503の先頭部分がトークン・フレーム501
の送出中に受信されて、自分が中継したトークン・フレ
ーム506は欠陥フレームとなっているものと判断する。
この場合は、伝送制御装置Aは、欠陥フレーム506に代
る新たなトークン・フレーム507を再送出する。
一方、自発トークン・フレーム503の終了フラグ・フ
ィールドが、第6図に示す如く、中継監視期間Tmの経過
語に受信された場合、伝送制御装置Aは、自発トークン
・フレームが、トークン・フレームの送信動作完了後に
受信されて、中継が正常に行なわれたと判断する。この
場合、従来の第4図で説明したトークン・フレーム再送
動作は不要である。
第7図は、上述したトークン・フレーム送信/中継動
作を行なう本発明によるデータ伝送制御装置の一実施例
を示す。
ループ伝送路から受信される直列入力信号200は、直
列一並列変換回路201により1オクテットずつ並列デー
タに変換され、バッファ・メモリ202に入力される。ル
ープ伝送路からの入力信号の周波数と、データ伝送制御
装置内の処理周波数との差は、上記バッファ・メモリ20
2において吸収される。211はバッファ・メモリ202から
読出される受信フレームのオクテット数をカウントする
カウンタであり、このカウンタ211のカウント値に従っ
て出力されるラッチ信号に応答して、受信フレーム中の
宛先アドレス(DA)402、発信元アドレス(SA)403、種
別コード(LC)404が、それぞれレジスタ205,206,207に
取り込まれる。受信フレームがメッセージ・フレームの
場合、情報フィールド(INF)がレジスタ230に取り込ま
れる。212は、レジスタ205〜206の内容をデコードする
ためのデコーダであり、後述する送受信制御回路213と
判定回路246に各種の信号を与える。送受信制御回路213
は、デコーダ212を介して入力される受信フレームの種
別信号とアドレス信号、FCS異常検出回路203の出力、お
よび判定回路246からの出力信号の状態に応じて、受信
した情報フィールドの端末への送信、端末からの送信デ
ータを含むメッセージフレームの送出、トークン・フレ
ームの送信と再送、および受信フレームの中継の各モー
ド選択のための制御信号を発生する。
208,209,210は、それぞれ、受信フレーム中のLC,SA,D
Aの内容を、トークン・フレームの再送のために記憶す
るレジスタである。240は端末装置とデータ伝送制御装
置との間の接続インタフェース、241は送信メッセージ
・フレームの情報フィールドを構成する端末からの送信
データを格納するバッファ・レジスタである。242,243,
244は、それぞれ、自発トークン・フレームの宛先アド
レスGDA、発信元も示すアドレス(Assigned Source Add
ress)ASA、およびフレーム種別コードGLCを記憶するレ
ジスタ、245,246,247は、それぞれ送出メッセージ・フ
レームの宛先アドレスTDA、発信元アドレスTSA、フレー
ム種別コードTLCを記憶するためのレジスタである。
211は上述したレジスタ210,242および245のいずれか
の出力を選択する宛先アドレス・セレクタ、222はレジ
スタ209,243,246のいずれかの出力を選択する発信元ア
ドレス・セレクタ、223はレジスタ208,244,247のいずれ
かの出力を選択するフレーム種別コード・セレクタであ
る。これらのセレクタは、送受信制御回路213からの制
御信号により選択動作する。また、224はセレクタ221〜
223の出力と、バッファ241の出力と、フラグあるいは無
効信号(タイム・フィル)等の固定パターンを記憶する
レジスタ219の出力のいずれかを選択するセレクタであ
り、このセレクタは、送受信制御回路213により起動さ
れるカウンタ214の出力信号に応じて、第2図の送信フ
レームのフォーマットに従った順序で、各フィールドの
内容を次々と選択する。218は、セレクタ224の出力を受
けて、フレーム・チェック・シーケンスFCSを作るため
の回路であり、FCSはトークン・フレームの場合はLCフ
ィールド404に引続くタイミングで、また、メッセージ
フレームの場合は、バッファ241から出力される情報フ
ィールドに引続くタイミングで、セレクタ225によりセ
レクタ226に入力される。セレクタ226は、バッファメモ
リ202から出力される受信フレームと、上記セレクタ225
から出力される送信フレームのいずれかを選択するため
のものであり、セレクタ226が受信フレームを選択する
と、受信フレームの中継動作が行なわれる。中継フレー
ムが自装置で発信したメッセージ・フレームの場合、制
御回路213は、上記メッセージ・フレームを無効化する
ため、メモリ219からタイム・フィル・パターンを選択
し、これが所定のタイミングでループ上に出力されるよ
うにする。セレクタ226の出力は、並列一直列変換回路2
20を介して、ループ伝送路上に送出される。
上記伝送制御装置において、第5図と第6図で説明し
たトークン再送の要否判断は、次のようにして行なわれ
る。
送受信制御回路213は、端末からの送信データをメッ
セージ・フレームとして送出した後、自発トークン・フ
レームを送出するためのセレクタ制御と、カウンタ214
の起動を行なう。トークン・フレームの終了フラグを示
すビットパターンがレジスタ219からセレクタ224,225を
介して送出されると、トークン送出完了を示す信号が、
カウンタ214から、前述した中継監視期間Tmを計測する
ためカウンタ234に入力される。カウンタ234は、上記入
力信号によりタイム・カウント動作を開始し、中継監視
期間内か否かを示す状態信号を判定回路246に入力す
る。判定回路246には、デコーダ212から、受信フレーム
がトークン・フレームか否かの信号と、それが自発のも
のか否かを示す信号が入力されている。また、判定回路
には、受信カウンタ211から、受信フレームの終了を示
す信号を入力される。これらの入力信号から、判定回路
246は、自発のトークン・フレームが中継監視期間Tmの
期間内に受信されたか否かを判定し、自発トークン・フ
レームが受信された時点で、トークン再送の要否を示す
信号を送受信制御回路213に与える。
送受信制御回路は、自発トークン・フレームの送信が
終了した時点で、セレクタ226を受信フレーム中継モー
ドに切替えている。送受信制御回路213は、判定回路246
からトークン再送の指示があれば、セレクタ221〜223に
よってレジスタ208〜210を選択し、カウンタ214を起動
して、受信トークン・フレームの再送を行なう。もし、
判定回路246からトークン再送要求を示す信号が来なけ
れば、正常なトークン・フレームが中継されていること
になる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、自発
トークン・フレームの無駄な再送をしなくて済むため、
データ伝送制御装置内でのトークン・フレーム中継遅延
時間を短縮でき、システムの利用効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するネットワークシステムの全体
構成の1例を示す図、第2図は通信フレームのフォーマ
ットを示す図、第3図と第4図は従来のデータ伝送制御
におけるトークン・フレームを再送動作を説明するため
のタイムチャート、第5図と第6図は、本発明によるデ
ータ伝送制御におけるトークン・フレームの再送動作と
中継動作を説明するためのタイムチャート、第7図は、
本発明によるデータ伝送制御装置の1実施例を示すブロ
ック構成図である。 符号の説明 301;ループ伝送路 302〜305;データ伝送制御装置 501〜507;トークン・フレーム

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループ伝送路で接続された複数のデータ伝
    送制御装置からなり、上記各データ伝送制御装置が、上
    記ループ伝送路上を巡回するトークン・フレームを獲得
    した時点で、上記ループ伝送路へメッセージ・フレーム
    を送出するようにしたループ伝送システムのためのデー
    タ伝送制御方法であって、上記各データ伝送制御装置
    が、 データ送信要求がない時に上記ループ伝送路の上流側か
    らトークン・フレームを受信した場合は、受信トークン
    ・フレームを上記ループ伝送路の下流側に中継し、 データ送信要求がある時にトークン・フレームを受信し
    た場合は、メッセージ・フレームと自装置に割り当てら
    れたアドレスを送信元アドレスとして含むトークン・フ
    レームとを送出した後、経過時間の計測を開始して、上
    記ループ伝送路からその後に受信されるトークン・フレ
    ームを下流側に中継する動作状態となり、上記ループ伝
    送路の上流側から自装置送出のトークン・フレームを受
    信した場合は、上記経過時間に基づいて、同一トークン
    ・フレームの送信動作と受信動作との時間的重複による
    トークン・フレーム中継不良の発生の有無を判定し、 中継不良有りと判定した場合は、自装置アドレスを含む
    新たなトークン・フレームを再送出し、中継不良無しと
    判定した場合は、中継されたトークン・フレームが上記
    ループ伝送路を巡回するようにしたことを特徴とするデ
    ータ伝送制御方法。
  2. 【請求項2】前記自装置送出のトークン・フレームの後
    端を受信した時点で、前記経過時間が、前記トークン・
    フレームの送出所要時間によって決まる所定の閾値以内
    であった場合に、前記トークン・フレームに中継不良が
    発生したものと判断し、新たなトークン・フレームを再
    送出するようにしたことを特徴とする第1項に記載のデ
    ータ伝送制御方法。
  3. 【請求項3】ループ伝送路で接続された複数のデータ伝
    送制御装置からなり、上記各データ伝送制御装置が、上
    記ループ伝送路上を巡回するトークン・フレームを獲得
    した後、上記ループ伝送路へメッセージ・フレームを送
    出するようにしたループ伝送システムにおいて、上記各
    データ伝送制御装置が、 上記ループ伝送路の上流側から送信されてきたフレーム
    信号を受信するための第1手段と、 上記第1手段で受信されたフレーム信号を上記ループ伝
    送路の下流側に中継するための第2手段と、 自装置で生成されたメッセージ・フレームを上記伝送路
    の下流側に送出するための第3手段と、 自装置に割り当てられたアドレスを送信元アドレスとし
    て含むトークン・フレームを上記伝送路の下流側に送出
    するための第4手段と、 上記第4手段によって伝送路へトークン・フレームが送
    出されてから所定の監視期間が経過したか否かを示すた
    めの計時手段と、 上記第1手段によってトークン・フレームが受信された
    時、該受信トークン・フレームの送信元アドレスと上記
    計時手段の出力とに基づいて、同一トークン・フレーム
    の送信動作と受信動作との時間的重複によるトークン・
    フレーム中継不良の発生の有無を判定し、トークン・フ
    レーム再送出の要否を示す判定手段と、 上記第2、第3、第4手段を選択的に動作させるための
    制御手段とからなり、 上記制御手段が、上記第3、第4手段を動作させてメッ
    セージ・フレームとトークン・フレームを上記伝送路に
    送出した後、上記第2手段を動作させて受信フレーム信
    号が上記ループ伝送路の下流側に中継される状態として
    おき、上記第1手段によって自装置送出のトークン・フ
    レームが受信された時、上記判定手段による判定結果に
    応じて、上記第4手段を選択的に動作させることを特徴
    とするループ伝送システム。
  4. 【請求項4】前記監視期間が前記第4手段によるトーク
    ン・フレームの送出所要時間によって決まり、前記第1
    手段によってトークン・フレームの後端が受信された時
    点で上記監視期間が経過していない場合に、前記判定手
    段が、トークン・フレームの再送出を指示することを特
    徴とする第3項に記載のループ伝送システム。
JP62266369A 1986-11-07 1987-10-23 ループ伝送システムおよびデータ伝送制御方法 Expired - Lifetime JP2585306B2 (ja)

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