JP2585217Y2 - スピニングリール - Google Patents
スピニングリールInfo
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- JP2585217Y2 JP2585217Y2 JP1992046256U JP4625692U JP2585217Y2 JP 2585217 Y2 JP2585217 Y2 JP 2585217Y2 JP 1992046256 U JP1992046256 U JP 1992046256U JP 4625692 U JP4625692 U JP 4625692U JP 2585217 Y2 JP2585217 Y2 JP 2585217Y2
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- Japan
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- piece
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
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- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/01—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
- A01K89/0113—Spool locking devices on spool shaft
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/01—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
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- A01K89/0111—Spool details
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- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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- A01K89/02—Brake devices for reels
- A01K89/027—Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
- A01K89/028—Continuously applied
- A01K89/03—Continuously applied between spool and spool shaft
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スプールと、前記スプ
ールを貫通支持するスプール軸とに、前記スプール軸か
らのスプールの抜け出しを規制する抜け止め機構、及
び、前記スプール軸に対する前記スプールのスプール軸
芯周りでの回転を規制する係合機構とを備えるスピニン
グリールに関する。
ールを貫通支持するスプール軸とに、前記スプール軸か
らのスプールの抜け出しを規制する抜け止め機構、及
び、前記スプール軸に対する前記スプールのスプール軸
芯周りでの回転を規制する係合機構とを備えるスピニン
グリールに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−78069号公報に示される
ものでは、抜け止め機構を、スプール軸の前端に環状溝
(係合部)を形成するとともにその環状溝に係合するバ
ネ材をスプールに備えることで、構成する。一方、係合
機構を、スプール軸の中間位置に備えたピン(係合片)
と嵌合する凹部(係合機構)をスプール内部に備えて構
成し、ピンと凹部との嵌合によってスプールの回転を規
制する。そして、ピンと凹部とによって、スプール軸芯
方向での位置決めを行っている。
ものでは、抜け止め機構を、スプール軸の前端に環状溝
(係合部)を形成するとともにその環状溝に係合するバ
ネ材をスプールに備えることで、構成する。一方、係合
機構を、スプール軸の中間位置に備えたピン(係合片)
と嵌合する凹部(係合機構)をスプール内部に備えて構
成し、ピンと凹部との嵌合によってスプールの回転を規
制する。そして、ピンと凹部とによって、スプール軸芯
方向での位置決めを行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来構成においては、
ピンは、その軸芯をスプール軸の軸芯と直交する姿勢で
決まった位置に形成する必要があるものの、このピンを
高い精度で形成することは困難であり、従来からのリー
ルでは、このような誤差の吸収と、迅速な嵌合とを許容
するため凹部の幅をピン径より大きくしている。従っ
て、従来からのリールではスプールの着脱は楽に行える
反面、使用時にはピンと凹部との間の間隙に起因して、
スプール軸周りでの(回転方向への)アソビをスプール
に発生させやすいものとなっており改善の余地がある。
アソビの発生は、実釣時にアワセのタイミングに遅れを
生じて魚を逃すことがあり、リーリング時にスプールが
アソビの量だけ周方向に振動して操作感覚を悪化させる
ものとなる。本考案の目的は、スプール軸に対する係合
片の形成位置の精度の向上を図ること無く、該係合片を
係合機構にアソビ無く係合させると共に、アワセのタイ
ミングに遅れを発生させることの無いスピニングリール
を合理的に構成する点にある。
ピンは、その軸芯をスプール軸の軸芯と直交する姿勢で
決まった位置に形成する必要があるものの、このピンを
高い精度で形成することは困難であり、従来からのリー
ルでは、このような誤差の吸収と、迅速な嵌合とを許容
するため凹部の幅をピン径より大きくしている。従っ
て、従来からのリールではスプールの着脱は楽に行える
反面、使用時にはピンと凹部との間の間隙に起因して、
スプール軸周りでの(回転方向への)アソビをスプール
に発生させやすいものとなっており改善の余地がある。
アソビの発生は、実釣時にアワセのタイミングに遅れを
生じて魚を逃すことがあり、リーリング時にスプールが
アソビの量だけ周方向に振動して操作感覚を悪化させる
ものとなる。本考案の目的は、スプール軸に対する係合
片の形成位置の精度の向上を図ること無く、該係合片を
係合機構にアソビ無く係合させると共に、アワセのタイ
ミングに遅れを発生させることの無いスピニングリール
を合理的に構成する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による特徴構成
は、 (請求項1) 前記係合機構を、前記スプール軸の中間
位置に取り付けた係合片と、前記スプールに形成したス
トッパーと、前記ストッパーに対向する状態で前記スプ
ールに装着した接当片と、前記ストッパーと前記接当片
とで前記係合片を挟み込むべく前記接当片を前記係合片
に圧接する方向に付勢する第1付勢手段とを備えて構成
して成る、 (請求項2) 請求項1にかかる考案において、前記係
合機構における前記接当片に、前記係合片に対してスプ
ール軸芯に沿った方向で接当する部分を形成するととも
に、前記接当片における前記接当する部分を前記係合片
に押し付け付勢する第2付勢手段を備えて構成してあ
る、点にあり、その作用、及び、効果は次の通りであ
る。
は、 (請求項1) 前記係合機構を、前記スプール軸の中間
位置に取り付けた係合片と、前記スプールに形成したス
トッパーと、前記ストッパーに対向する状態で前記スプ
ールに装着した接当片と、前記ストッパーと前記接当片
とで前記係合片を挟み込むべく前記接当片を前記係合片
に圧接する方向に付勢する第1付勢手段とを備えて構成
して成る、 (請求項2) 請求項1にかかる考案において、前記係
合機構における前記接当片に、前記係合片に対してスプ
ール軸芯に沿った方向で接当する部分を形成するととも
に、前記接当片における前記接当する部分を前記係合片
に押し付け付勢する第2付勢手段を備えて構成してあ
る、点にあり、その作用、及び、効果は次の通りであ
る。
【0005】
【作用】(請求項1) 係合機構の作用について説明する。図1及び図2に示す
ように、スプール5にスプール軸11を挿通すると、ス
トッパーと接当片19とが係合片13を挟み込む状態で
接触する。第1付勢手段20が接当片19を付勢して、
係合片13に押し付ける。これによって、スプール5の
一方方向への回転方向に対しては、係合片13と接当片
19とが接当して第1付勢手段20の付勢力と吊り合う
状態でスプール5の回転が規制される。また、スプール
5の反対方向への回転に対しては、係合片19とストッ
パー18とが接当してスプール5の回転が規制される。
したがって、釣り糸4に張力が作用した場合に、互いに
接触状態にある係合片13とストッパー18とを押し合
う状態にすることにより、スプール5に回転方向への動
作を行わせること無く、スプール5の回転を確実に阻止
するものとなる。一方、第1付勢手段によって接当片1
9が変位自在に構成されているので、係合片13のスプ
ール軸11に対する形成位置に多少の誤差を有するもの
であっても、スプール5の装着時には、この接当片19
の変位によって係合片13の係合が許容されるものとな
る。 (請求項2) 接当片19におけるスプール軸芯に沿った方向から接当
する前記部分が、スプール軸芯方向に沿った方向から係
合片に接当するので、スプールのスプール軸芯方向への
移動が規制されるとともに、第2付勢手段を有している
ので、係合片13の設置位置がスプール軸芯方向におい
て僅かなズレが有るとしても、スプールの前後方向への
ガタツキを解消できるという効果も奏する。
ように、スプール5にスプール軸11を挿通すると、ス
トッパーと接当片19とが係合片13を挟み込む状態で
接触する。第1付勢手段20が接当片19を付勢して、
係合片13に押し付ける。これによって、スプール5の
一方方向への回転方向に対しては、係合片13と接当片
19とが接当して第1付勢手段20の付勢力と吊り合う
状態でスプール5の回転が規制される。また、スプール
5の反対方向への回転に対しては、係合片19とストッ
パー18とが接当してスプール5の回転が規制される。
したがって、釣り糸4に張力が作用した場合に、互いに
接触状態にある係合片13とストッパー18とを押し合
う状態にすることにより、スプール5に回転方向への動
作を行わせること無く、スプール5の回転を確実に阻止
するものとなる。一方、第1付勢手段によって接当片1
9が変位自在に構成されているので、係合片13のスプ
ール軸11に対する形成位置に多少の誤差を有するもの
であっても、スプール5の装着時には、この接当片19
の変位によって係合片13の係合が許容されるものとな
る。 (請求項2) 接当片19におけるスプール軸芯に沿った方向から接当
する前記部分が、スプール軸芯方向に沿った方向から係
合片に接当するので、スプールのスプール軸芯方向への
移動が規制されるとともに、第2付勢手段を有している
ので、係合片13の設置位置がスプール軸芯方向におい
て僅かなズレが有るとしても、スプールの前後方向への
ガタツキを解消できるという効果も奏する。
【0006】
【考案の効果】従って、スプール軸に対する係合片の形
成位置の精度を向上させずに、該係合片を係合機構にア
ソビ無く係合させると共に、糸に張力が作用する場合に
は、付勢機構ではなく、係合片とストッパーとでスプー
ルの回転を阻止できるので、アワセのタイミングを遅れ
させることの無いスピニングリールが合理的に構成され
たのである。又、スプール軸芯方向への移動についても
規制することができる。
成位置の精度を向上させずに、該係合片を係合機構にア
ソビ無く係合させると共に、糸に張力が作用する場合に
は、付勢機構ではなく、係合片とストッパーとでスプー
ルの回転を阻止できるので、アワセのタイミングを遅れ
させることの無いスピニングリールが合理的に構成され
たのである。又、スプール軸芯方向への移動についても
規制することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に示すように、ハンドル1を備えたリール本
体2の前部にハンドル1からの動力で回転するロータ
3、及び、釣り糸4を巻取るスプール5を備えると共
に、ロータ3に一体形成した一対のアーム部3A,3A
の一方にラインローラ6を有するアームカム7、他方に
支持アーム8夫々を揺動自在に備え、アームカム7、支
持アーム8夫々の間にベール9を備えてスピニングリー
ルを構成する。
する。図3に示すように、ハンドル1を備えたリール本
体2の前部にハンドル1からの動力で回転するロータ
3、及び、釣り糸4を巻取るスプール5を備えると共
に、ロータ3に一体形成した一対のアーム部3A,3A
の一方にラインローラ6を有するアームカム7、他方に
支持アーム8夫々を揺動自在に備え、アームカム7、支
持アーム8夫々の間にベール9を備えてスピニングリー
ルを構成する。
【0008】リールでは、図1乃至図4に示すように、
ハンドル1からの駆動力をロータ3に伝える筒軸10の
内部に、スプール5を取り付けたスプール軸11を支持
し、スプール軸11の後端に制動力を作用させるドラグ
機構12をリール本体2の後部に位置させて備える。ス
プール5の脱落を阻止する抜止め機構Aを備え、スプー
ル軸11の中間に形成したピン13(係合片の一例)と
の係合でスプール5をスプール軸11の軸芯X周りで回
転不能に支持する係合機構Bを備えて該スプール5を抜
止め機構Aと、ピン13とで挟み込む状態で支持するよ
う構成している。
ハンドル1からの駆動力をロータ3に伝える筒軸10の
内部に、スプール5を取り付けたスプール軸11を支持
し、スプール軸11の後端に制動力を作用させるドラグ
機構12をリール本体2の後部に位置させて備える。ス
プール5の脱落を阻止する抜止め機構Aを備え、スプー
ル軸11の中間に形成したピン13(係合片の一例)と
の係合でスプール5をスプール軸11の軸芯X周りで回
転不能に支持する係合機構Bを備えて該スプール5を抜
止め機構Aと、ピン13とで挟み込む状態で支持するよ
う構成している。
【0009】つまり、抜け止め機構Aは、スプール軸1
1の前端の環状溝11Aと、これに挟み込む状態で係合
するバネ材14と、バネ材14の係合を解除するカム片
15を有するボタン16と、これらを収めるようスプー
ル5の前面に螺合するケース17とで成っている。係合
機構Bは、釣り糸4からの張力でスプール5に作用する
方向への回転をピン13との接触で阻止するようスプー
ル5と一体形成したストッパー18と、このストッパー
18とスプール軸11の軸芯X周りでピン13を挟み込
む接当片19と、この接当片19をスプール軸11の軸
芯Xを中心とする周方向から押し付けるバネ20(第1
付勢手段の一例)と、これらの脱落を防止するプレート
21とを備えて構成される。スプール軸11の軸芯X方
向に沿ってピン13を後方に押し出すゴム等の弾性体2
2とを有し、このリールではピン13の非係合状態にお
いてストッパー18と接当片19との間隔をピン径より
少し小さく設定し、バネ材14の位置と弾性体22の後
面との間の距離を、スプール軸11の環状溝11Aとピ
ン13との間の距離より少し小さく設定している。そし
て、このリールではスプール前面のボタン16の押し操
作によってスプール5の取り外しが可能となり、又、ス
プール軸11を貫通する状態でスプールを後方に押し込
む操作によって、ストッパー18と接当片19とにピン
13を挟み込んで回転方向にガタツキのない状態で、か
つ、弾性体22の圧縮方向への弾性変形によってスプー
ル軸11の軸芯X方向にもガタツキのない状態にスプー
ルの装着を行えるようになっている。
1の前端の環状溝11Aと、これに挟み込む状態で係合
するバネ材14と、バネ材14の係合を解除するカム片
15を有するボタン16と、これらを収めるようスプー
ル5の前面に螺合するケース17とで成っている。係合
機構Bは、釣り糸4からの張力でスプール5に作用する
方向への回転をピン13との接触で阻止するようスプー
ル5と一体形成したストッパー18と、このストッパー
18とスプール軸11の軸芯X周りでピン13を挟み込
む接当片19と、この接当片19をスプール軸11の軸
芯Xを中心とする周方向から押し付けるバネ20(第1
付勢手段の一例)と、これらの脱落を防止するプレート
21とを備えて構成される。スプール軸11の軸芯X方
向に沿ってピン13を後方に押し出すゴム等の弾性体2
2とを有し、このリールではピン13の非係合状態にお
いてストッパー18と接当片19との間隔をピン径より
少し小さく設定し、バネ材14の位置と弾性体22の後
面との間の距離を、スプール軸11の環状溝11Aとピ
ン13との間の距離より少し小さく設定している。そし
て、このリールではスプール前面のボタン16の押し操
作によってスプール5の取り外しが可能となり、又、ス
プール軸11を貫通する状態でスプールを後方に押し込
む操作によって、ストッパー18と接当片19とにピン
13を挟み込んで回転方向にガタツキのない状態で、か
つ、弾性体22の圧縮方向への弾性変形によってスプー
ル軸11の軸芯X方向にもガタツキのない状態にスプー
ルの装着を行えるようになっている。
【0010】〔別実施例〕 本考案は上記実施例以外に、例えば、以下のように構成
しても良い。 (イ) 図5に示すように、前記実施例と基本的には同
様に接当片19を軸芯Xを中心とする周方向に変位自在
に構成する点に加えて、接当片19を軸芯Xに沿う方向
に変位自在に構成するとともに、接当片19に係合片1
3に対してスプール軸芯に沿った方向から接当する部分
を設け、接当片19を夫々の方向に付勢する第1付勢手
段としてのバネ20、第2付勢手段としての22を備え
て係合機構Bを構成することによって、この接当片19
で回転方向と軸芯X方向夫々にガタツキのない状態に支
持する。 (ロ) 図6及び図7に示すように、接当片19を軸芯
Xを中心とする周方向、及び、軸芯X方向からピン13
に接触する比較的硬質の部材で構成し、この部材を周方
向、及び、軸芯方向に付勢する第1,第2付勢手段とし
てのゴム20と一体的に形成して係合機構Bを構成す
る。 (ハ) 図8及び図9に示すように、係合片13に軸芯
Xを中心とする周方向、及び、軸芯X方向から接触する
構造の一対の接当片19をリング状の部材23に一体的
に形成すると共に、この部材23を軸芯X周りで回転自
在にスプール5に備え、かつ、この接当片19を周方
向、及び、軸芯方向に付勢するコイル状バネ20を備え
て係合機構Bを構成する。尚、このコイル状バネ20は
ツル巻きバネの機能、圧縮バネ夫々の機能を有するもの
であり、この部材23はプレート21で脱落が阻止され
る。 (ニ) 図10に示すように、接当片19をスプール5
の成形時にスプール5の素材と同一の素材によって形成
すると共に、近傍部位にスリットSを形成して、この接
当片19そのものの弾性力で弾性的な変位を行わせるよ
う、この接当片19と付勢手段20とを兼用して係合機
構Bを構成する。又、本考案では、接当片をバネ板で構
成して、このバネ板で接当片と付勢手段とを兼用するよ
う実施することが可能であり、又、この接当片をスプー
ル軸を中心とする周方向の接線方向に変位自在に構成す
ることも可能であり、更に、前述したリヤドラグ型のス
ピニングリール以外に適用することも可能である。
しても良い。 (イ) 図5に示すように、前記実施例と基本的には同
様に接当片19を軸芯Xを中心とする周方向に変位自在
に構成する点に加えて、接当片19を軸芯Xに沿う方向
に変位自在に構成するとともに、接当片19に係合片1
3に対してスプール軸芯に沿った方向から接当する部分
を設け、接当片19を夫々の方向に付勢する第1付勢手
段としてのバネ20、第2付勢手段としての22を備え
て係合機構Bを構成することによって、この接当片19
で回転方向と軸芯X方向夫々にガタツキのない状態に支
持する。 (ロ) 図6及び図7に示すように、接当片19を軸芯
Xを中心とする周方向、及び、軸芯X方向からピン13
に接触する比較的硬質の部材で構成し、この部材を周方
向、及び、軸芯方向に付勢する第1,第2付勢手段とし
てのゴム20と一体的に形成して係合機構Bを構成す
る。 (ハ) 図8及び図9に示すように、係合片13に軸芯
Xを中心とする周方向、及び、軸芯X方向から接触する
構造の一対の接当片19をリング状の部材23に一体的
に形成すると共に、この部材23を軸芯X周りで回転自
在にスプール5に備え、かつ、この接当片19を周方
向、及び、軸芯方向に付勢するコイル状バネ20を備え
て係合機構Bを構成する。尚、このコイル状バネ20は
ツル巻きバネの機能、圧縮バネ夫々の機能を有するもの
であり、この部材23はプレート21で脱落が阻止され
る。 (ニ) 図10に示すように、接当片19をスプール5
の成形時にスプール5の素材と同一の素材によって形成
すると共に、近傍部位にスリットSを形成して、この接
当片19そのものの弾性力で弾性的な変位を行わせるよ
う、この接当片19と付勢手段20とを兼用して係合機
構Bを構成する。又、本考案では、接当片をバネ板で構
成して、このバネ板で接当片と付勢手段とを兼用するよ
う実施することが可能であり、又、この接当片をスプー
ル軸を中心とする周方向の接線方向に変位自在に構成す
ることも可能であり、更に、前述したリヤドラグ型のス
ピニングリール以外に適用することも可能である。
【0011】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】スプール及びロータ前部の断面図
【図2】スプールの縦断背面図
【図3】スピニングリールの全体側面図
【図4】スプール軸と係合状態のバネ材を表す正面図
【図5】別実施例(イ)のスプールの断面図
【図6】別実施例(ロ)のスプールの断面図
【図7】別実施例(ロ)のスプールの背面図
【図8】別実施例(ハ)のスプールの断面図
【図9】別実施例(ハ)のスプールの背面図
【図10】別実施例(ニ)のスプールの断面図
2 リール本体 4 釣り糸 5 スプール 11 スプール軸 13 係合片 18 ストッパー 19 接当片 20 付勢手段 A 抜止め機構 B 係合機構 X 軸芯
Claims (2)
- 【請求項1】 スプール(5)と、前記スプール(5)
を貫通支持するスプール軸(11)とに、前記スプール
軸(11)からのスプール(5)の抜け出しを規制する
抜け止め機構(A)、及び、前記スプール軸(11)に
対する前記スプール(5)のスプール軸芯周りでの回転
を規制する係合機構(B)とを備えるスピニングリール
であって、 前記係合機構(B)を、前記スプール軸(11)の中間
位置に取り付けた係合片(13)と、前記スプール
(5)に形成したストッパー(18)と、前記ストッパ
ー(18)に対向する状態で前記スプール(5)に装着
した接当片(19)と、前記ストッパー(18)と前記
接当片(19)とで前記係合片(13)を挟み込むべく
前記接当片(19)を前記係合片(13)に圧接する方
向に付勢する第1付勢手段(20)とを備えて構成して
成るスピニングリール。 - 【請求項2】 前記係合機構(B)における前記接当片
(19)に、前記係合片(13)に対してスプール軸芯
に沿った方向で接当する部分を形成するとともに、前記
接当片(19)における前記接当する部分を前記係合片
(13)に押し付け付勢する第2付勢手段を備えて構成
してある請求項1記載のスピニングリール。
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