JP2583620Y2 - 電 池 - Google Patents
電 池Info
- Publication number
- JP2583620Y2 JP2583620Y2 JP1991028846U JP2884691U JP2583620Y2 JP 2583620 Y2 JP2583620 Y2 JP 2583620Y2 JP 1991028846 U JP1991028846 U JP 1991028846U JP 2884691 U JP2884691 U JP 2884691U JP 2583620 Y2 JP2583620 Y2 JP 2583620Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- small
- face
- batteries
- reference battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電池に関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術】機器の小型化に伴い使用する電池の形状
の小型化は常に要求されており、その都度電池の形状の
見直しが図られ、旧型形状の電池とは全く異なる形状の
新しい小型電池が開発されていた。
の小型化は常に要求されており、その都度電池の形状の
見直しが図られ、旧型形状の電池とは全く異なる形状の
新しい小型電池が開発されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、新しい小型電
池が開発されると、旧型形状の電池を使用するユーザー
にとっては旧型形状の電池の入手が困難となる。一方、
流通・生産業者も取り扱う電池の品目が増し管理が煩雑
となり、かつ在庫負担も増す。また、新しい小型電池の
形状が、旧型形状の電池と同じ断面形状であって長手方
向の長さだけ1/2とする小型電池であったりすると、
旧型形状の電池室に長さが1/2の小型電池を2個分機
器に装填することができる。この場合、小型電池は直列
接続となり定格よりも高い電圧となってしまうため、機
器を壊してしまう可能性がある。
池が開発されると、旧型形状の電池を使用するユーザー
にとっては旧型形状の電池の入手が困難となる。一方、
流通・生産業者も取り扱う電池の品目が増し管理が煩雑
となり、かつ在庫負担も増す。また、新しい小型電池の
形状が、旧型形状の電池と同じ断面形状であって長手方
向の長さだけ1/2とする小型電池であったりすると、
旧型形状の電池室に長さが1/2の小型電池を2個分機
器に装填することができる。この場合、小型電池は直列
接続となり定格よりも高い電圧となってしまうため、機
器を壊してしまう可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記問題の解決
のため、本件考案は、両電極が一端面に設けられている
基準電池において、電圧特性および前記電極の前記一端
面内での位置が前記基準電池と等しく、該基準電池が複
数分割された大きさの小型電池であって、該小型電池
は、前記各両電極同士が接続することなく複数個重ね合
わされて前記基準電池とほぼ同一の寸法、形状になり、
電気機器に装填された際、前記基準電池とほぼ同様に機
能するというものである。
のため、本件考案は、両電極が一端面に設けられている
基準電池において、電圧特性および前記電極の前記一端
面内での位置が前記基準電池と等しく、該基準電池が複
数分割された大きさの小型電池であって、該小型電池
は、前記各両電極同士が接続することなく複数個重ね合
わされて前記基準電池とほぼ同一の寸法、形状になり、
電気機器に装填された際、前記基準電池とほぼ同様に機
能するというものである。
【0005】
【実施例】図2に、本考案の小型電池を示す。該小型電
池は、図1に示す基準電池の長手方向の長さが1/2で
あってX−X断面の断面形状が等しい。また、基準電池
と同様に、+極・−極の両電極を一端面(12a)に設
け、両電極の位置も基準電池と同じである。このため、
長手方向の長さが基準電池の1/2の電池(以下「1/
2電池」と略す。)を基準電池が使われていた機器に装
填することができ、基準電池が1個装填できる電池室に
該1/2電池を2個装填できることとなる。また、接点
部の+極と−極とが一端面(12a)に設けられている
ため、2個直列に装填しても電極が他方の電池の電極と
接続しない。そのため、2つの電池同士が電気的直列つ
なぎとなったりしない。
池は、図1に示す基準電池の長手方向の長さが1/2で
あってX−X断面の断面形状が等しい。また、基準電池
と同様に、+極・−極の両電極を一端面(12a)に設
け、両電極の位置も基準電池と同じである。このため、
長手方向の長さが基準電池の1/2の電池(以下「1/
2電池」と略す。)を基準電池が使われていた機器に装
填することができ、基準電池が1個装填できる電池室に
該1/2電池を2個装填できることとなる。また、接点
部の+極と−極とが一端面(12a)に設けられている
ため、2個直列に装填しても電極が他方の電池の電極と
接続しない。そのため、2つの電池同士が電気的直列つ
なぎとなったりしない。
【0006】図2では、接点部の+極と−極とを一端面
(12a)に設けたが、この両電極は必ずしも電池の端
面にある必要はない。図3に、+極は端面(13a)と
側面(13b)との一方に設けられ、−極は側面(13
b)と端面(13a)との他方に設けられている基準電
池において、+極は端面(13a)と側面(13b)と
の一方に設けられ、−極は側面と端面との他方に設けら
れている1/2電池を示す。この場合でも、+極と−極
とが側面(13b)と端面(13a)とに配置された2
つの小型電池を直列に並べても両電極が接続しないから
である。以上、1/2電池の場合を説明したが、1/3
電池、1/4電池等の整数で分割された小型電池であれ
ば効果は同じである。
(12a)に設けたが、この両電極は必ずしも電池の端
面にある必要はない。図3に、+極は端面(13a)と
側面(13b)との一方に設けられ、−極は側面(13
b)と端面(13a)との他方に設けられている基準電
池において、+極は端面(13a)と側面(13b)と
の一方に設けられ、−極は側面と端面との他方に設けら
れている1/2電池を示す。この場合でも、+極と−極
とが側面(13b)と端面(13a)とに配置された2
つの小型電池を直列に並べても両電極が接続しないから
である。以上、1/2電池の場合を説明したが、1/3
電池、1/4電池等の整数で分割された小型電池であれ
ば効果は同じである。
【0007】さらに、図1の基準電池をX−X断面分割
した小型電池ばかりでなく、Y−Y断面分割した小型電
池であってもよい。この例を図4に示す。図5は、2つ
の小型電池を2段に重ねた場合の断面図を示したもので
ある。1/2電池は、例えば、凸部と凹部で構成される
結合手段を有す。凸部は、1/2電池の一端面(12
a)と他端面(12b)との一方に設けられている。凹
部は、1/2電池の他端面と一端面との他方に設けられ
ている。2つの1/2電池を凸部・凹部で噛み合わせる
ことにより、1個の基準電池と同様に取り扱うことがで
きる。また、結合部は一組の凸部・凹部の噛み合わせば
かりでなく多数の凸部・凹部の噛み合わせでもよい。1
/2電池と1/2サイズのスペーサとの組合せでなく1
/2電池同士の組合せであるため、1個の小型電池が消
耗したときは他方の電池を予備として使用できるという
利点がある。なお、新旧の小型電池の区別のために新し
い小型電池の電極部にはシールを貼る。電池の電極部に
シールが有る場合は新品と判断することができる。図4
に示すような基準電池のY−Y断面分割の電池であって
も、電池の2側面の一側面(14a)に凸部を設け他側
面(14b)に凹部を設けて、Y−Y断面分割の電池を
2つ噛み合わせることにより1個の電池と同様に取り扱
うことができるのはX−X断面分割の電池と同様であ
る。また、+極は端面と側面との一方に設けられ、−極
は側面と端面との他方に設けられている電池であっても
同様である。
した小型電池ばかりでなく、Y−Y断面分割した小型電
池であってもよい。この例を図4に示す。図5は、2つ
の小型電池を2段に重ねた場合の断面図を示したもので
ある。1/2電池は、例えば、凸部と凹部で構成される
結合手段を有す。凸部は、1/2電池の一端面(12
a)と他端面(12b)との一方に設けられている。凹
部は、1/2電池の他端面と一端面との他方に設けられ
ている。2つの1/2電池を凸部・凹部で噛み合わせる
ことにより、1個の基準電池と同様に取り扱うことがで
きる。また、結合部は一組の凸部・凹部の噛み合わせば
かりでなく多数の凸部・凹部の噛み合わせでもよい。1
/2電池と1/2サイズのスペーサとの組合せでなく1
/2電池同士の組合せであるため、1個の小型電池が消
耗したときは他方の電池を予備として使用できるという
利点がある。なお、新旧の小型電池の区別のために新し
い小型電池の電極部にはシールを貼る。電池の電極部に
シールが有る場合は新品と判断することができる。図4
に示すような基準電池のY−Y断面分割の電池であって
も、電池の2側面の一側面(14a)に凸部を設け他側
面(14b)に凹部を設けて、Y−Y断面分割の電池を
2つ噛み合わせることにより1個の電池と同様に取り扱
うことができるのはX−X断面分割の電池と同様であ
る。また、+極は端面と側面との一方に設けられ、−極
は側面と端面との他方に設けられている電池であっても
同様である。
【0008】
【考案の効果】本発明の小型電池は、旧型形状の電池の
使用を必要とする機器に小型電池を複数個結合して装填
することができ、しかも機器を駆動させている小型電池
は1個てある。従って、複数個結合した小型電池は旧型
形状の電池と互換性があることとなる。また、該機器に
複数個装填されている小型電池の(複数個−1)個は、
使用していない予備電池として同一電池室内に装備して
いることとなる。
使用を必要とする機器に小型電池を複数個結合して装填
することができ、しかも機器を駆動させている小型電池
は1個てある。従って、複数個結合した小型電池は旧型
形状の電池と互換性があることとなる。また、該機器に
複数個装填されている小型電池の(複数個−1)個は、
使用していない予備電池として同一電池室内に装備して
いることとなる。
【0009】一方、小型化したことにより生じる、旧型
形状の電池の使用を必要とする機器用スペーサ部材を用
意することもない。
形状の電池の使用を必要とする機器用スペーサ部材を用
意することもない。
【図1】基準電池の斜視図
【図2】基準電池のX−X断面で1/2分割した小型電
池の斜視図
池の斜視図
【図3】電極が端面と側面に配置される1/2に分割さ
れた電池の斜視図
れた電池の斜視図
【図4】基準電池のY−Y断面で1/2分割した電池の
斜視図
斜視図
【図5】図2に示す小型電池を結合した断面図
【符号の説明】 1 電池の底部の凸部 2 電池の底部の凹部 3 +極 4 −極 11a,12a,13a, 一端面 11b,12b,13b, 側面 12c 他端面 14a 一側面 14b 他側面
Claims (3)
- 【請求項1】 両電極が一端面に設けられている基準電
池において、 電圧特性および前記電極の前記一端面内での位置が前記
基準電池と等しく、該基準電池が複数分割された大きさ
の小型電池であって、 該小型電池は、前記各両電極同士が接続することなく複
数個重ね合わされて前記基準電池とほぼ同一の寸法、形
状になり、電気機器に装填された際、前記基準電池とほ
ぼ同様に機能することを特徴とする小型電池。 - 【請求項2】 両電極のうち一方の極が一端面に設けら
れ他方の極が側面に設けられている基準電池において、 電圧特性および前記電極の前記一端面内での位置が前記
基準電池と等しく、該基準電池が複数分割された大きさ
の小型電池であって、 該小型電池は、前記各両電極同士が接続することなく複
数個重ね合わされて前記基準電池とほぼ同一の寸法、形
状になり、電気機器に装填された際、前記基準電池とほ
ぼ同様に機能することを特徴とする小型電池。 - 【請求項3】 請求項1、2の電池は、 端面と側面とのいずれか一方に設けられた結合手段を有
し、該結合手段により、前記小型電池同士が機械的に結
合され、前記基準電池とほぼ同一の寸法形状を呈するこ
とを特徴とする小型電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991028846U JP2583620Y2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 電 池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991028846U JP2583620Y2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 電 池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123064U JPH04123064U (ja) | 1992-11-06 |
JP2583620Y2 true JP2583620Y2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=33524211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991028846U Expired - Lifetime JP2583620Y2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 電 池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583620Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5875762A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-07 | Sony Corp | 電源装置 |
US4535036A (en) * | 1984-06-04 | 1985-08-13 | Duracell Inc. | Multi-cell power supply |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP1991028846U patent/JP2583620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04123064U (ja) | 1992-11-06 |
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