JP2582707B2 - フエンス - Google Patents

フエンス

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JP2582707B2
JP2582707B2 JP4183098A JP18309892A JP2582707B2 JP 2582707 B2 JP2582707 B2 JP 2582707B2 JP 4183098 A JP4183098 A JP 4183098A JP 18309892 A JP18309892 A JP 18309892A JP 2582707 B2 JP2582707 B2 JP 2582707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフエンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より種々のフエンスが知られている
が、縦材と横材を格子状に組み合わせた格子フエンスが
知られている。このような格子フエンスには通常フエン
ス体の上下端に胴縁と呼ばれる補強材を取り付け、この
補強材と支柱とを連結具により連結する構成を採ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の格子フエ
ンスは強度が不十分で、特に厚さ方向の強度が弱く、強
度強化のために胴縁の剛性を大きくする必要があり、そ
の結果胴縁の重量が重くなり、強度的に不利な構造とな
る上、胴縁の製造取付等の作業工程も増え、コストも高
くなる欠点があった。また、美感上も好ましくない等の
問題があった。このような問題点を解決するために、フ
エンス体自体の強度を強化したフエンスが本出願人から
既に種々提案され実用化されている。本発明は軽量で強
度が大きく、更に製造や取付が容易な新たな構成のフエ
ンスを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフエンスは、所定の間隔でフエンス厚さ方向
に交互に曲げられ、ほぼ平行に複数配設された横材と、
該横材を連結するように、フエンス厚さ方向に所定の間
隔を設けてほぼ平行に配設された複数の縦材と、を備え
たフエンス体と、前記フエンス体を表裏から挟持するよ
うに、フエンス体の横方向長さほぼ全体にわたり横材に
ほぼ平行に配設され、前記縦材の少なくとも一部を嵌合
する凹部を形成した挟持材とを設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】所定の間隔で交互に曲げられほぼ平行に配設さ
れた横材と、該横材を連結するように、フエンス厚さ方
向に所定の間隔を設けてほぼ平行に配設された複数の縦
材によりフエンス体が構成される。そして該縦材を表裏
から挟持する挟持材によりトラス構造が形成され、しか
も縦材が凹部に嵌合され、これにより縦材が拘束される
ため、フエンス体の強度強化及び変形の防止が図られ
る。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例のフエンスにおけるフエン
ス体Xの構造を示す斜視図であり、図16に示すように
このフエンス体Xを取付具Zにより支柱Yに接続するこ
とによりフエンスが構成される。フエンス体Xは図1に
示すように、線材である横材1と同じく線材である縦材
2とから構成され、この実施例では図13に示すように
正面図において横材1と縦材2とで格子形状を構成する
ように組み合わされている。横材1は図1及び図2に示
すように所定間隔で交互にジグザグ状にフエンス厚さ方
向に屈曲しており、この実施例では三角波形を形成して
いる。そして、各屈曲部10の内側(凹部側)と外側
(頂部側)に縦材2が配設され、溶接などにより固着さ
れている。この縦材2により平行に配設された横材1が
連結される構成になっている。この横材1と縦材2とに
よりフエンス体Xが形成されている。
【0007】図1に示すように上端の横材1aと2番目
の横材1bの間に挟持材3が横材1とほぼ平行に配設さ
れている。挟持材3は図2に示すようにフエンス体Xの
表裏から一対配設され、フエンス体の横方向長さほぼ全
体にわたっており、縦材2に当接して縦材2をボルトナ
ット4により締め付けるように構成されている。フエン
ス体Xの下端部も全く同じ構成になっており、下端の横
材1dと下から2番目の横材1cとの間に挟持材3が表
裏に2本配設され、上端部と下端部とで合計4本配設さ
れている。 該挟持材3には図2及び図3に示すように
縦材2の位置に合わせて凹部30が形成されており、縦
材2を挟持材3に嵌合する様になっている。
【0008】挟持材3は図3に示すように断面コの字型
の鉄材から形成されており、縦材2のピッチと同間隔に
前記凹部30が形成されている。該凹部30は図3のA
に示すように挟持材3の一部を折り曲げ加工して形成し
ても良いし、或いは図3のBに示すように切り欠いて形
成してもよい。更に図4のAに示すように底部を円形に
形成しても良いし、Bに示すように矩形形成しても良
い。
【0009】挟持材3は他の種々の構成が可能であり、
例えば図5のAに示すように比較的径大の線材やパイプ
材からなる挟持材3’を折り曲げ加工して凹部30を形
成するようにしたものでもよい。また図5のBに示すよ
うに線材を矩形に形成して挟持材3’とし、上下の対応
する位置に凹部30を曲げ加工する構成も可能である。
また、図5Cのように更に斜材31を付加しても良い。
更に図5のDに示すように単なる平板を用いてここに凹
部30を形成しても良い。
【0010】横材1と縦材2の組み合わせは種々の形態
が採用可能であり、その態様により挟持材3の凹部30
の形状は異なってくる。例えば、図6に示す実施例では
縦材2は横材1の三角形状の斜面に配設されており、挟
持材3はフエンス体Xの厚さ方向の内側に食い込んで、
縦材2を挟持するように構成されている。図7の実施例
では凹部30を横長に形成し、2本の縦材2を1つの凹
部30に嵌合するように構成している。
【0011】図8の実施例では縦材2は横材1の三角形
状の斜面に3本配設されており、最も外側の縦材2aを
横長の凹部30により嵌合するように構成している。図
9は同様な縦材2aをそれぞれ1本づつ凹部30により
嵌合するようになっている。
【0012】更に図10の実施例では横材1の三角形状
の屈曲部と斜面に縦材2が配設されており、屈曲部の縦
材2pを挟持材3の凹部30に嵌合するようになってい
る。図11では凹部30を2段底に形成し、屈曲部の縦
材2pと中間の2本の縦材2bの合計3本を1つの凹部
30により嵌合するようになっている。図12の実施例
では挟持材3の幅を小さくして屈曲部の縦材2pの内側
に配設して、中間の縦材2bのみを凹部30に嵌合する
構成になっている。
【0013】挟持材3はこの実施例では図13に示すよ
うにフエンス体Xの上端と下端に一対づつ合計4個装着
されているが、必要に応じてその配設位置と個数は増減
可能である。例えば図14の実施例では挟持材3を上端
よりも少し下げた位置と下端よりも少し上げた位置に配
設している。また図15の実施例に示すように、上端よ
りも少し下げた位置と下端よりも少し上げた位置と更に
中間の位置に3段に配設すること等も可能である。
【0014】挟持材3は上記実施例では左右方向に突出
し、図16及び図17に示すように取付具Zとの連結性
を向上させているが、突出させずにフエンス体Xの端部
で終わらせても良い。
【0015】次に取付具Zを用いた支柱Yとの連結構造
について説明する。図16及び図17において、取付具
ZはS字状の板片材であり、その端部において、挟持材
3と支柱Yとをボルトナット等で連結するように構成さ
れている。この実施例では挟持材3を締結するためのボ
ルトナット4により同時に取付具Zを固定するようにな
っている。
【0016】なお、上記実施例では横材1を三角波形状
に屈曲させているが、図18及び図19に示すように円
滑な曲線状に屈曲させることも可能である。また図20
と図21に示すように矩形に屈曲させることも可能であ
る。更に図22乃至図24に示すように変則的な形状に
屈曲させるなど種々の態様を採ることが可能である。
【0017】以上説明した構成によれば、屈曲させた横
材1と縦材2及び該縦材2に表裏から締結される挟持材
3により、図1に示すように強度の大きな胴縁部Aが形
成される。そして、この胴縁部Aで取付具Zにより支柱
Yと接続が可能であり、極めて簡単な構造でありなが
ら、外観がよく、しかも施工性も高くなる。また凹部3
0に縦材2を嵌合させることにより縦材2が拘束され
て、更に強度の向上と変形防止を図れる。また横材1を
屈曲させたことにより、フエンス体Xが厚みを有する立
体的な形状になり、この厚さも屈曲度により自由に設定
できる等の効果がある。更に挟持材3は現場にて取り付
ければ良く、そのため挟持材3のない状態ではフエンス
体Xをコンパクトに積み重ねることが出来、保管及び運
送効率が向上する。
【0018】なお前記胴縁部Aを構成するためには少な
くとも上下端の横材1と縦材2と挟持材3があれば良
い。また上記実施例ではフエンス体Xを格子状に形成し
ているが、上下端の横材1a,dのみを用いて、フエン
ス体X中間の横線材を省略しても良い。この場合縦材2
としては径大の線材や或はパイプ材を用いるのが望まし
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフエンス
は、所定の間隔でフエンス厚さ方向に交互に曲げられ、
ほぼ平行に複数配設された横材と、該横材を連結するよ
うに、フエンス厚さ方向に所定の間隔を設けてほぼ平行
に配設された複数の縦材と、を備えたフエンス体と、前
記フエンス体を表裏から挟持するように、フエンス体の
横方向長さほぼ全体にわたり横材にほぼ平行に配設さ
れ、前記縦材の少なくとも一部を嵌合する凹部を形成し
た挟持材とを設けているため、構造が簡単でしかも強度
が大きく、また変形しにくく、施工が簡単で、保管運搬
効率の高いフエンスが得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図。
【図3】本発明の挟持材3の実施例を示す斜視図。
【図4】本発明の挟持材3の実施例を示す平面図。
【図5】本発明の挟持材3の実施例を示す斜視図。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図9】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図10】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図11】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図12】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図13】本発明の一実施例の正面、平面及び側面を示
す説明図。
【図14】本発明の他の実施例の正面、平面及び側面を
示す説明図。
【図15】本発明の他の実施例の正面、平面及び側面を
示す説明図。
【図16】取付状態を示す正面図。
【図17】取付構造を示す拡大平面図。
【図18】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図19】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図20】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図21】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図22】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図23】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図24】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1:横材、2:縦材、3:挟持材、10:屈曲部、3
0:凹部、31:斜材。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔でフエンス厚さ方向に交互に
    曲げられ、ほぼ平行に複数配設された横材と、該横材を
    連結するように、フエンス厚さ方向に所定の間隔を設け
    ほぼ平行に配設された複数の縦材と、を備えたフエン
    ス体と、 前記フエンス体を表裏から挟持するように、フエンス体
    の横方向長さほぼ全体にわたり横材にほぼ平行に配設さ
    れ、前記縦材の少なくとも一部を嵌合する凹部を形成し
    た挟持材と、 を設けたことを特徴とするフエンス。
  2. 【請求項2】 前記挟持材をフエンス体の上端と下端と
    に設けた請求項1に記載のフエンス。
  3. 【請求項3】 前記挟持材をフエンス体の適宜位置に複
    数設けた請求項1に記載のフエンス。
  4. 【請求項4】 前記挟持材と柱とを連結する取付具を備
    えた請求項1又は請求項2又は請求項3に記載のフエン
    ス。
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