JPS58123964A - 階段の踏板ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、階段の踏板ユニット、詳しくは、ステップ高
さや水平方向の接続角度を自重に＠節でき、その複数を
相互に連結して複合中央支持桁式階段を形成するように
した踏板ユニットに関する。

既番こ提案されている組立式階段で、ステップ高さや角
度を調節し得る踏板支持具を複数連結して中央支持桁を
形成し、これに踏板を取付けて一連の階段を完成するも
のがある。

しかしながら、この種の階段は、踏板支持具自体を安価
醗こ製造でき、また専門家でなくても容易に組立てるこ
とができるという利点をもつ反面、踏板の大きさを統一
できない欠点があり、これが全体としての階段を経済的
に量産する上で一つの障害となっている。即ち、直線部
における踏板は全て同一大きさでよいが、階段が弧を描
いたり、或いは途中で方向が９０°転換する場合は、弧
の部分の踏板寸法が他の段と異なってくるため、それぞ
れの段に合つに踏板を別途用意しなければならず、この
ことが階段の量産化を妨げる原因となっている。

そこで、本発明は、ステップ高さ及び接続角度を自由に
調節できしかも簡単に組立てられる利点を残しながら、
いかなる形状の階段であっても踏板サイズを統一でき、
全体としての階段を経済的に量産できる踏板ユニットを
提供することを目的としている。

本発明によれば、この目的は、踏板ユニットを、支持部
材と一定寸法の特定の形をＬｌこ踏板を組み合わせた構
造とすることにより達成される。これをさらに説明する
と、本発明（こおいては踏板ユニットに支持桁として及
び踏板としての機能を併せ持１こせると共に、踏板は平
面視において略三日月状にし、また踏板のｍｆ後には相
互に締結可能の接続具を設け、これを複数カ扛結するこ
とで下段から最、Ｌ段まで同一形状の踏板を用いて同じ
踏板面積を確保するようにしている。

即ち、この発明の踏板ユニットは、補強材の周りに外側
フレームを取付けた支持部材と、その上面に固定支持さ
れる略三日月状の踏板と、この踏板の下部前方又は後部
のいずれか一方の部位において踏板の円弧又はそれに近
い縁とは＼゛平行支持部材に固着された接続基板と、こ
の基板と曲率半径が等しくかつ基板よりも狭巾で支持部
材の他方の部位に垂直に取付けられ１こエプロンから成
り、上記エプロンを次段の踏板ユニットの接続基板（こ
沿わせ溶接又は固定手段を介して固定することにより上
下の踏板ユニットを相互に連結し、これを順次繰り返し
て一連の階段を形成する構成としである。

以下、この発明を添付図に基いて詳しく説明する。

第１図ａ　’＝　ｅは本発明によって実施される階段の
いくつかの例を示すもので、図中Ａが踏板ユニット、１
０が踏板であり、これから同一形状の踏板を用いて想像
し得る限りのあらゆる形状の階段を形成でき、また踏板
は全ての段において同じ面積を確保できることが判る。

次に、実施例の踏板ユニットを第２図乃至第４図・二基
いて説明する。なお、本実施例では支持部材の前方に接
続基板を、後方にエプロンを設け１こものを示すが、基
板とエプロンの位置関係は逆であってもよい。

さて、第２図及び第３図を見て口くわかるようＯこ、支
持部材の後部１−１面に起立するエプロンは、円弧状に
曲げて平行ｒζｌ！置された２枚の板１．２から成って
いて、各版の−１一端部には後述する接続基板と対向す
る面に一端から他端に千る横向きのスリット３′を設け
た箱形のプロフィルレール３が固着されている。そして
、これらの３つの部材１．２．３が１つになって安定し
１こ箱形の梁を形成しており、この梁の下端部に、例え
ば角パイプを用い１こ支持部材を構成するいくつかの補
強材４が固着されている。

ま１こ、補強材４の先端部には、曲率半径が後部エプロ
ンと等しくかつ横巾がエプロンよりも広い接続基板５が
固着されており、この基板の前面に、下段に配置される
踏板ユニットのエプロン上端部を沿わせ、締結手段を介
して両者を相互に締結するよう番こしている。

なお、ここで採用され１こ締結手段は、ボルト６とナツ
ト７から成り、上記ボルト６の頭部をプロフィルレール
３に横から挿入して係止し、さら番こ、レール３のスリ
ット３′から後方に延びるボルトの軸部を、基板５に適
宜間隔で設けＪこ縦長の長孔５′に挿通し、孔５′から
突出した先端をこナツト７を螺合して基板５と下段のユ
ニットのエプロンを締付は結合するようにしている。こ
のようにすると、長孔５′の許容する範囲においてボル
ト６が垂直方向に移動可能となるため、踏板ユニットの
接続高さ即ち階段のステップ高さを自由に調節できる。

また、プロフィルレール３とボルト６はスリット３′に
より横方向の相対的移動が許容されるため、第４図鎖線
で示すように一方のユニットＡを他方のそれに対して横
移動させることが可能で、従って２つのユニットの水平
方向のずれ接続角度もほぼ６０°程度の範囲内で自由を
こ変えられる。この基板５とエプロンは、作業性を考慮
すると図示の締結手段を用いて連結するのが望ましいが
、溶接して固定“することもでき′（このときはプロフ
ィルレール３を省略してもよい）、この場合も接続高さ
及び接続角度は定められ１こ範囲内で自由に行える。

なお、レール３は必ずしもエプロンに固着する必要なく
、このレールと基板５の位置関係は逆であってもよい。

ま１こ、レール３は、強度が充分にとれれば普ｊＩの一
枚板を使用しても構わない。

さらに、レールを踏板の後方に設ける場合は、このレー
ルを踏板の縁に沿って縦向きに定ピツチで複数配し、一
方踏板前部の接続基板にはレールの溝に対応し１こピッ
チでボルト孔を設けてもよく、このときはレールの溝に
よって接続高さの調節を行い、ま１こ、水平方向の接続
鳥嘴の調節は無段階には行えないがボルト孔を横向きの
長孔とすることで無段階に近づけることができる。また
レールを一枚板で形成し１こときは溝を不連続にしても
よい。

次に、上記接続基板５の上部前面には、補強材４の延長
として補強プレート８が固着され、さらにこのプレート
の先端に外周をカバーする外側フレーム９が取付けられ
ている。支持部材は上述の”１１１１１ 補強材４、補強プレート８、及び外側フレーム９から成
り、軽量の箱形構造をなしているが、その平面形状は、
基板５とこれに沿わせるエプロンが同一半径であること
から、第４図のよう番こ略三日月状となり、従ってその
上部に固定支持される踏板１０も同様の形状となってい
る。ここで〆、踏板１０＆こは、軽量化のために多数の
穴を設けたが、この穴はなくてもよく、かつ踏板は、一
定長さの線が一定の交差角で多数連なって円弧に近い縁
が形成される形状であってもよい。

また、踏板１０は外側フレーム９の而高さを揃えてその
ま一使用してもよく、一方、図のようにフレーム９を踏
板１０の面より上方に突出きせこのフレームに囲まれる
面上にカーペット、プラスチック材木、陶器などから成
る床被覆物１１を取付けると外観が向上する。

フレーム９もプラスチック等によって形成される化粧カ
バー１２で覆うのが望ましく、±１コ、上下めユニット
を締結した後、支持部材の下部開口もカバーで覆うと階
段がより体裁良く仕上がる。

サラク・第４図及び第５図に示すように、支持部材の両
側部に、雌雄いずれかの固定部を設けた手摺の支脚Ｂを
嵌合して保持する支持パイプ１３を垂直に起立して設け
ておくと、従来のように支脚を溶接し１こリビス１１−
めしたりする必要がなくなる。

なお、かかる踏板ユニットは、各部材を溶接組立てして
製作してもよいが、大量生産の見地からみると鋳造、加
圧鋳造、プレス成型をこまって制作するのも１つの望ま
しい方法である。

また、実施例においては、材料の節約と軽量化のため、
エプロン及び支持部材は共に内部を空洞とし１こが、こ
れ等の接続に支障を来たさない個所は、充実させてよい
ことは言うまでもない。

この発明の踏板ユニットは以上説明しＴこ通りであり、
その複数を相〃に締結して一連の階段とした場合、ステ
ップ高さ及び水平方向接続角度の調節が自由を二行える
ので上昇角度（傾斜角）を一定にすることができ、さら
に、完成し１こ階段は同一形状の踏板が一体の構成部品
となっていることから、後で踏板を取付ける必要がなく
、従って階段全体の経済的大量゛生産が可能になる。

また、第１図に示す如き平面図において、相互に連結す
るユニットの中心のずれ角を割り出し、この角度通りに
現物をつないでいけば所望する形状の階段が出き上るの
で、非熟練者であっても容易に階段を施工することがで
き、さら番こ、手摺支脚の支部パイプを有するものは手
摺の施工作業が簡略化され階段の施工能率が一層向上す
る。

なお、本発明の踏板ユニットは屋外においても充分使用
できるし、メッキ加工するのにも凋している。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ”−ｅは、実施可能な階段の例を示す平面図第
２図はこの発明の踏板ユニットの一実施例を示す一部破
断斜視図、第３図は同上の接続状態を示す断面図、第４
図はユニットを上部から見た断面図、第５図は一部破断
側面図である。 Ａ・・・踏板ユニット、１．２・・・板、３・・・プロ
フィルレール、４・・・補強材、５・・・接続基板、６
・・・ボルト、７ナツト、８・・・補強プレート、、９
・・・外側フレーム、１０・・・踏板、１１・・・床被
覆□物、１２・・・化粧カバー 特許出願人　　　株式会社隅田商店 同　　代理人　　　　鎌　　　１）　　文　　　二第３
図 第４図 ］３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）補強材の周りに外側フレームを取付けγこ支持部
   材と、その上面に固定支持される略三日月状の踏板と、
   この踏板の下部前方又は後部のいずれか一方の部位にお
   いて踏板の円弧又は円弧に近い縁とはゾ平行に支持部付
   番こ固着された接続基板と、この基板と曲率半径が等し
   くかつ基板よりも狭巾で支持部材の他方の部位に垂直に
   取付けられたエプロンから成り、上記エプロンの先端部
   を次段の踏板ユニットの接続基板に沿わせ溶接又は固定
   手段を介して固定することにより上下の踏板ユニットを
   相互に連結し、これを順次繰り返して一連の階段を形成
   するようにした階段の踏板ユニット。 （２）　　一端から他端に至る横向きのスリットを接続
   基板に対向して設けたプロフィルレールをエプロンの先
   端部番こ固着し、一方、上記接続基板には縦長の長孔を
   適宜間隔で設け、上記レールにボルトの頭部を係止し、
   レールのスリットから水平に突出するボルトの先端部を
   上記長孔に挿１１０シてナツト締めすることにより互い
   に連結される２つの踏板ユニットを締結するようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の階段
   の階板ユニット。 （３：　　上記支持部材の両側部に手摺の支脚を嵌合し
   て保持する支持パイプを垂直に起立して設けＴこことを
   特徴とする特許請求の範囲第（１１項又は第２項記載の
   階段の踏板キニット。 （４）上記踏板の上面に床被覆物を取付けたことを特徴
   とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（３）項のいず
   れかに記載の階段の踏板ユニット。 （５１上記外側フレームを化粧カバーで覆つ１こことを
   特徴とする特許請求の範囲第（１１項乃至第（４１項の
   いずれカミこ記載の階段の踏板ユニット。