JP2581814B2 - 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 - Google Patents
安定化された含ハロゲン樹脂組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は安定化された含ハロゲン樹脂組成物に関す
る。更に詳しくは、含ハロゲン樹脂に、ハイドロタルサ
イト類、亜鉛化合物、水酸化マグネシウム、β−ジケト
ン化合物及び/又はホスフアイト化合物を配合させてな
る、初期着色が抑制され、透明性が高く、熱安定性に優
れた含ハロゲン樹脂組成物に関する。
る。更に詳しくは、含ハロゲン樹脂に、ハイドロタルサ
イト類、亜鉛化合物、水酸化マグネシウム、β−ジケト
ン化合物及び/又はホスフアイト化合物を配合させてな
る、初期着色が抑制され、透明性が高く、熱安定性に優
れた含ハロゲン樹脂組成物に関する。
[従来技術の問題点並びにその対策] 含ハロゲン樹脂は熱、光に対して不安定で、特に加熱
溶融成形を行う際に、ハロゲン化水素の発生を伴う分解
が起こる。そのため、樹脂が着色したり、機械的強度が
低下する等の不利益を生じる。かかる不利益を解決する
ために、熱加工前に、必ずCd、Sn、Pb、Ca、Ba又はZn等
の金属の化合物が安定剤として、含ハロゲン樹脂に添加
され、その目的を果して来た。
溶融成形を行う際に、ハロゲン化水素の発生を伴う分解
が起こる。そのため、樹脂が着色したり、機械的強度が
低下する等の不利益を生じる。かかる不利益を解決する
ために、熱加工前に、必ずCd、Sn、Pb、Ca、Ba又はZn等
の金属の化合物が安定剤として、含ハロゲン樹脂に添加
され、その目的を果して来た。
しかしながら、近年、Cd、Pb、Baの化合物の毒性が社
会的問題になりつつあり、特に、CdとPbの化合物はそれ
らの使用が殆んど禁止されているか、或いは、極めて限
定された分野に限つて使用が許可されているに過ぎな
い。また、Snの化合物も、毒性の点で、添加量が制限さ
れているとともに、高価である欠点がある。
会的問題になりつつあり、特に、CdとPbの化合物はそれ
らの使用が殆んど禁止されているか、或いは、極めて限
定された分野に限つて使用が許可されているに過ぎな
い。また、Snの化合物も、毒性の点で、添加量が制限さ
れているとともに、高価である欠点がある。
一方Ca及びZnの化合物は、毒性も極めて少く、安価で
ある利点があるが、これらは、透明性、熱安定性の改善
効果が少いという欠点がある。以上の様な背景にあつ
て、本発明者等が提案したハイドロタルサイト類を主成
分とする安定剤を樹脂に添加すると(特公昭58-46146号
公報参照)得られた樹脂組成物は毒性も極めて少く、透
明性、熱安定性にも優れている。そのため、多くの用途
分野で注目され使用が拡大しつつある。
ある利点があるが、これらは、透明性、熱安定性の改善
効果が少いという欠点がある。以上の様な背景にあつ
て、本発明者等が提案したハイドロタルサイト類を主成
分とする安定剤を樹脂に添加すると(特公昭58-46146号
公報参照)得られた樹脂組成物は毒性も極めて少く、透
明性、熱安定性にも優れている。そのため、多くの用途
分野で注目され使用が拡大しつつある。
しかし、ハイドロタルサイト類は、含ハロゲン系樹脂
に添加されると樹脂を赤色系に着色させる欠点がある。
その改良法として、ハイドロタルサイト類に亜鉛化合物
とβ−ジケトン化合物を併用する提案(特開昭57-80444
号公報及び特開昭61-174270号公報参照)がなされ、こ
の提案により含ハロゲン樹脂の初期着色は改善された。
に添加されると樹脂を赤色系に着色させる欠点がある。
その改良法として、ハイドロタルサイト類に亜鉛化合物
とβ−ジケトン化合物を併用する提案(特開昭57-80444
号公報及び特開昭61-174270号公報参照)がなされ、こ
の提案により含ハロゲン樹脂の初期着色は改善された。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この改良法では、新にハイドロタルサイト類
が本来有していた優れた熱安定性が若干減少するという
問題が生じた。この熱安定性の減少は、ハイドロタルサ
イト類の初期着色を減らすとともに、200℃以上での加
工、成形温度での発泡のトラブルを減少又は解消するの
に効果のある、約200〜300℃で加熱して、脱結晶水処理
したハイドロタルサイト類を用いた場合、この熱安定性
の減少傾向が著しい。この傾向は、初期着色をより減少
するために有効な、亜鉛化合物の添加量が増加する程、
著しい。他方、この亜鉛化合物と併用するβ−ジケトン
化合物は、高価である。従つて、安価である亜鉛化合物
の添加量を多くし、高価であるβ−ジケトン化合物の添
加量を可及的に少く抑えることが望ましい。
が本来有していた優れた熱安定性が若干減少するという
問題が生じた。この熱安定性の減少は、ハイドロタルサ
イト類の初期着色を減らすとともに、200℃以上での加
工、成形温度での発泡のトラブルを減少又は解消するの
に効果のある、約200〜300℃で加熱して、脱結晶水処理
したハイドロタルサイト類を用いた場合、この熱安定性
の減少傾向が著しい。この傾向は、初期着色をより減少
するために有効な、亜鉛化合物の添加量が増加する程、
著しい。他方、この亜鉛化合物と併用するβ−ジケトン
化合物は、高価である。従つて、安価である亜鉛化合物
の添加量を多くし、高価であるβ−ジケトン化合物の添
加量を可及的に少く抑えることが望ましい。
[問題を解決するための手段] ハイドロタルサイト類、特には、加熱により脱結晶水
処理したハイドロタルサイト類を含ハロゲン樹脂に安定
剤として使用するに際し、その初期着色性の欠点を解決
するために用いる、亜鉛化合物と、β−ジケトンとを併
用した場合におけるハイドロタルサイト類が本来有する
熱安定性の低減を、微結晶、高分散性の水酸化マグネシ
ウムを配合することにより解決出来ることを発見した。
この様な水酸化マグネシウムの配合は、ハイドロタルサ
イト類が本来有する無毒性、透明性の利点をほとんど保
持することが出来るとともに、亜鉛化合物とβ−ジケト
ン化合物による初期着色防止性にもほとんど悪影響を及
ぼすことなく、問題点であつた熱安定性の低下を顕著に
改善出来ることが判つた。
処理したハイドロタルサイト類を含ハロゲン樹脂に安定
剤として使用するに際し、その初期着色性の欠点を解決
するために用いる、亜鉛化合物と、β−ジケトンとを併
用した場合におけるハイドロタルサイト類が本来有する
熱安定性の低減を、微結晶、高分散性の水酸化マグネシ
ウムを配合することにより解決出来ることを発見した。
この様な水酸化マグネシウムの配合は、ハイドロタルサ
イト類が本来有する無毒性、透明性の利点をほとんど保
持することが出来るとともに、亜鉛化合物とβ−ジケト
ン化合物による初期着色防止性にもほとんど悪影響を及
ぼすことなく、問題点であつた熱安定性の低下を顕著に
改善出来ることが判つた。
加えてβ−ジケトン化合物と同じ作用をホスフアイト
化合物も有していることが見出された。
化合物も有していることが見出された。
かくして本発明によれば、上記知見に基いて到達され
たものであつて、 含ハロゲン樹脂に対し、その100重量部当り、 (a)ハイドロタルサイト類0.01〜10重量部、 (b)亜鉛化合物0.01〜5重量部、 (c)平均2次粒子径が2μm以下であり且つ比表面積
が15m2/g以上の水酸化マグネシウム0.01〜5重量部及び (d)β−ジケトン化合物及び/又はホスフアイト化合
物0.01〜5重量部 を配合させたことを特徴とする安定化された含ハロゲン
樹脂組成物が提供される。
たものであつて、 含ハロゲン樹脂に対し、その100重量部当り、 (a)ハイドロタルサイト類0.01〜10重量部、 (b)亜鉛化合物0.01〜5重量部、 (c)平均2次粒子径が2μm以下であり且つ比表面積
が15m2/g以上の水酸化マグネシウム0.01〜5重量部及び (d)β−ジケトン化合物及び/又はホスフアイト化合
物0.01〜5重量部 を配合させたことを特徴とする安定化された含ハロゲン
樹脂組成物が提供される。
かゝる本発明の樹脂組成物は、医療機器、食品包装、
食品容器等の極めて高水準の安定性が要求される分野か
ら、自動車部品、雑貨等の余り無毒性が要求されない分
野に至る極めて広い分野に渡つて利用出来る特徴と利点
を有している。
食品容器等の極めて高水準の安定性が要求される分野か
ら、自動車部品、雑貨等の余り無毒性が要求されない分
野に至る極めて広い分野に渡つて利用出来る特徴と利点
を有している。
さらに本発明の樹脂組成物は初期着色が少なく、透明
性及び熱安定性が優れている。従つて本発明の樹脂組成
物は、医療機器、食品容器、食品包装、フィルム、化粧
品容器の材料として特に優れている。
性及び熱安定性が優れている。従つて本発明の樹脂組成
物は、医療機器、食品容器、食品包装、フィルム、化粧
品容器の材料として特に優れている。
本発明の樹脂組成物における含ハロゲン樹脂として
は、ハロゲン含有単量体の単独重合体又は共重合体及び
重合体のハロゲン化物等を挙げることができる。このよ
うな含ハロゲン樹脂としては、塩化ビニル重合体、塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニリデン重合体も
しくは共重合体、後塩素化塩化ビニル重合体及び塩素化
ポリエチレン乃至は塩素化ポリプロピレンのような塩素
化オレフイン重合体等を例示することができる。
は、ハロゲン含有単量体の単独重合体又は共重合体及び
重合体のハロゲン化物等を挙げることができる。このよ
うな含ハロゲン樹脂としては、塩化ビニル重合体、塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニリデン重合体も
しくは共重合体、後塩素化塩化ビニル重合体及び塩素化
ポリエチレン乃至は塩素化ポリプロピレンのような塩素
化オレフイン重合体等を例示することができる。
本発明において上記含ハロゲン樹脂に配合されるハイ
ドロタルサイト類は下記式(1) 但し式中 M+2 はMgまたはMgとZnの固溶体であり、 An- はn価のアニオンの1種以上を示
し、 x は0<×<0.5を満足する正の数 m は0≦1≦1を満足する正の数 で表わされるハイドロタルサイト及びこれで類似の結晶
構造を有する化合物である。
ドロタルサイト類は下記式(1) 但し式中 M+2 はMgまたはMgとZnの固溶体であり、 An- はn価のアニオンの1種以上を示
し、 x は0<×<0.5を満足する正の数 m は0≦1≦1を満足する正の数 で表わされるハイドロタルサイト及びこれで類似の結晶
構造を有する化合物である。
上記一般式のハイドロタルサイトにおいて、An-のn
価のアニオンとしては、ClO4 -、CH3COO-または▲CO2- 3
▲などが挙げられる。またxは0.2≦×≦0.5、特に0.3
≦×≦0.4を満足する正の数であるのが好ましい。
価のアニオンとしては、ClO4 -、CH3COO-または▲CO2- 3
▲などが挙げられる。またxは0.2≦×≦0.5、特に0.3
≦×≦0.4を満足する正の数であるのが好ましい。
上記式のハイドロタルサイトは、目的とする初期着色
の一層の低減と透明性の実現のため及び約200℃以上に
おける加工成形時の発泡を防止するために、約200〜300
℃の温度で約数時間〜拾数時間加熱して結晶水を殆んど
除去したものを用いるのが好ましい。すなわち結晶水が
除去されたものは上記式においてmが0の場合に相当す
る。
の一層の低減と透明性の実現のため及び約200℃以上に
おける加工成形時の発泡を防止するために、約200〜300
℃の温度で約数時間〜拾数時間加熱して結晶水を殆んど
除去したものを用いるのが好ましい。すなわち結晶水が
除去されたものは上記式においてmが0の場合に相当す
る。
本発明で用いるハイドロタルサイト類は、結晶が比較
的よく発達し、かつ凝集の少ない物を用いることが好ま
しい。結晶の大きさは例えばBET比表面積で代表させる
と、約10〜30m2/gの範囲が好ましく、2次粒子径は、約
2μm以下、好ましくは、1μm以下であるものが好適
である。
的よく発達し、かつ凝集の少ない物を用いることが好ま
しい。結晶の大きさは例えばBET比表面積で代表させる
と、約10〜30m2/gの範囲が好ましく、2次粒子径は、約
2μm以下、好ましくは、1μm以下であるものが好適
である。
本発明で用いるハイドロタルサイト類は、公知の方
法、例えば、特公昭46-2280号公報、特公昭50-30039号
公報、特公昭47-32198号公報または特公昭56-29893号公
報に示された方法により製造することができる。一方ハ
イドロタルサイト類は樹脂中での分散性を良くするため
に、アニオン系界面活性剤、シランカツプリング剤、チ
タネートカツプリング剤、アルミニウムカツプリング
剤、アシツドフオスフアイト等で、その結晶表面を被覆
して用いることが好ましい。上記ハイドロタルサイト類
の配合量は、含ハロゲン樹脂100重量部に対して、0.01
〜10重量部、好ましくは、0.1〜5重量部、特に好まし
くは、0.2〜2重量部である。
法、例えば、特公昭46-2280号公報、特公昭50-30039号
公報、特公昭47-32198号公報または特公昭56-29893号公
報に示された方法により製造することができる。一方ハ
イドロタルサイト類は樹脂中での分散性を良くするため
に、アニオン系界面活性剤、シランカツプリング剤、チ
タネートカツプリング剤、アルミニウムカツプリング
剤、アシツドフオスフアイト等で、その結晶表面を被覆
して用いることが好ましい。上記ハイドロタルサイト類
の配合量は、含ハロゲン樹脂100重量部に対して、0.01
〜10重量部、好ましくは、0.1〜5重量部、特に好まし
くは、0.2〜2重量部である。
本発明で用いる水酸化マグネシウムは、結晶が小さ
く、且つ、2次粒子が小さいことが、熱安定性の改善
性、透明性のために望まれる。結晶の大きさは、BET比
表面積で代表させると、15m2/g以上、特に好ましくは、
20m2/g以上である。平均2次粒子径としては、2μm以
下、好ましくは、1μm以下、特に好ましくは、0.5μ
m以下である。水酸化マグネシウムの樹脂中での分散性
を改善するために、前記ハイドロタルサイト類用の表面
処理剤を同様に用いることが好ましい。
く、且つ、2次粒子が小さいことが、熱安定性の改善
性、透明性のために望まれる。結晶の大きさは、BET比
表面積で代表させると、15m2/g以上、特に好ましくは、
20m2/g以上である。平均2次粒子径としては、2μm以
下、好ましくは、1μm以下、特に好ましくは、0.5μ
m以下である。水酸化マグネシウムの樹脂中での分散性
を改善するために、前記ハイドロタルサイト類用の表面
処理剤を同様に用いることが好ましい。
上記水酸化マグネシウムの配合量は、含ハロゲン樹脂
100重量部に対して0.01〜5重量部、好ましくは、0.05
〜1重量部、特に好ましくは、0.1〜0.5重量部である。
100重量部に対して0.01〜5重量部、好ましくは、0.05
〜1重量部、特に好ましくは、0.1〜0.5重量部である。
本発明で用いる亜鉛化合物としては、下記有機酸の亜
鉛塩が好ましく使用される。有機酸の具体的な例として
は酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エ
ナント酸、カプリル酸、ネオデカン酸、2−エチルヘキ
シル酸、ベラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラ
ウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、1,2−ヒドロキ
システアリン酸、ベヘン酸、モンタン酸、安息香酸、モ
ノクロル安息香酸、p-tert−ブチル安息香酸、ジメチル
ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジtert−ブチル−4−ヒド
ロキシ安息香酸、トルイル酸、ジメチル安息香酸、エチ
ル安息香酸、クミン酸、n−プロピル安息香酸、アミノ
安息香酸、N,N−ジメチル安息香酸、アセトキシ安息香
酸、サリチル安息香酸、p-tert−オクチルサリチル酸、
オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、
チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、オクチル
メルカプトプロピオン酸などの1価カルボン酸、シユウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタン酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、オキシフタル
酸、クロルフタル酸、アミノフタル酸、マレイン酸、フ
マール酸、シトラコン酸、メタコン酸、イタコン酸、ア
コニツト酸、チオジプロピオン酸なとの2価カルボン酸
のモノエステルまたはモノアマイド化合物、ヘミメリツ
ト酸、トリメリツト酸、メロフアン酸、ピロメリツト
酸、メリツト酸等の三価または四価カルボン酸のジまた
はトリエステル化合物などを挙げることができる。上記
亜鉛の有機酸塩の他に酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛、炭酸
亜鉛などの無機亜鉛化合物も用いることができる。
鉛塩が好ましく使用される。有機酸の具体的な例として
は酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エ
ナント酸、カプリル酸、ネオデカン酸、2−エチルヘキ
シル酸、ベラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラ
ウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、1,2−ヒドロキ
システアリン酸、ベヘン酸、モンタン酸、安息香酸、モ
ノクロル安息香酸、p-tert−ブチル安息香酸、ジメチル
ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジtert−ブチル−4−ヒド
ロキシ安息香酸、トルイル酸、ジメチル安息香酸、エチ
ル安息香酸、クミン酸、n−プロピル安息香酸、アミノ
安息香酸、N,N−ジメチル安息香酸、アセトキシ安息香
酸、サリチル安息香酸、p-tert−オクチルサリチル酸、
オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、
チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、オクチル
メルカプトプロピオン酸などの1価カルボン酸、シユウ
酸、マロン酸、コハク酸、グルタン酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、オキシフタル
酸、クロルフタル酸、アミノフタル酸、マレイン酸、フ
マール酸、シトラコン酸、メタコン酸、イタコン酸、ア
コニツト酸、チオジプロピオン酸なとの2価カルボン酸
のモノエステルまたはモノアマイド化合物、ヘミメリツ
ト酸、トリメリツト酸、メロフアン酸、ピロメリツト
酸、メリツト酸等の三価または四価カルボン酸のジまた
はトリエステル化合物などを挙げることができる。上記
亜鉛の有機酸塩の他に酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛、炭酸
亜鉛などの無機亜鉛化合物も用いることができる。
これら亜鉛化合物の使用量は、含ハロゲン樹脂100重
量部に対して、0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜1重
量部、特に好ましくは0.1〜0.5重量部である。
量部に対して、0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜1重
量部、特に好ましくは0.1〜0.5重量部である。
本発明で用いるβ−ジケトン化合物としては、下記式
(2) R1‐CO-CHR2‐CO-R3 (2) 式中、R1およびR3は同一または異なつてもよく、30個
までの炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルまた
はアルケニル基、7ないし36個の炭素原子を有するアル
キル基または14個よりも少ない炭素原子を有するアリー
ルまたは脂環式基(脂環式基が場合によつては炭素−炭
素二重結合を含むことが可能であり、いずれか一方は水
素原子であり得る)、 R2は水素原子、30個までの炭素原子のアルキルまたは
アルケニル基を表す。
(2) R1‐CO-CHR2‐CO-R3 (2) 式中、R1およびR3は同一または異なつてもよく、30個
までの炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルまた
はアルケニル基、7ないし36個の炭素原子を有するアル
キル基または14個よりも少ない炭素原子を有するアリー
ルまたは脂環式基(脂環式基が場合によつては炭素−炭
素二重結合を含むことが可能であり、いずれか一方は水
素原子であり得る)、 R2は水素原子、30個までの炭素原子のアルキルまたは
アルケニル基を表す。
で表される化合物である。
このような、β−ジケトン化合物の具体例としては、
例えばデヒドロ酢酸、デヒドロプロピオニル酢酸、デヒ
ドロベンゾイル酢酸、シクロヘキサン−1,3−ジオン、
ジメドン、2,2′−メチレンビスシクロヘキサン−1,3−
ジオン、2−ベンジルシクロヘキサン−1.3−ジオン、
アセチルテトラロン、パルミトイルテトラロン、ステア
ロイルテトラロン、ベンゾイルテトラロン、2−アセチ
ルシクロヘキサノン、2−ベンゾイルシクロヘキサノ
ン、2−アセチル−シクロヘキサノン−1.3−ジオン、
ベンゾイル−p−クロルベンゾイルメタン、ビス(4−
メチルベンゾイル)メタン、ビス(2−ヒドロキシベン
ゾイル)メタン、ベンゾイルアセチルメタン、トリベン
ゾイルメタン、ジアセチルベンゾイルメタン、ステアロ
イル・ベンゾイルメタン、パルミトイル・ベンゾイルメ
タン、ジベンゾイルメタン、4−メトキシベンゾイル・
ベンゾイルメタン、ビス(4−クロルベンゾイル)メタ
ン、ビス(3,4−メチレンジオキシベンゾイル)メタ
ン、ベンゾイル・アセチル・オクチルメタン、ベンゾイ
ル・アセチル・フエニルメタン、ステアロイル−4−メ
トキシベンゾイルメタン、ビス(4−t−ブチルベンゾ
イル)メタン、ベンゾイル・アセチル・エチルメタン、
ベンゾイル・トリフルオル・アセチルメタン、ジアセチ
ルメタン、ブタノイル・アセチルメタン、ヘプタノイル
・アセチルメタン、トリアセチルメタン、ジステアロイ
ルメタン、ステアロイル・アセチルメタン、パルミトイ
ル・アセチルメタン、ラウロイル・アセチルメタン、ベ
ンゾイル・ホルミルメタン、アセチル・ホルミル・メチ
ルメタン、ベンゾイル・フエニルアセチルメタン、ビス
(シクロヘキサノイル)メタン等を挙げることができ
る。又、これらβ−ジケトン化合物の金属塩例えばリチ
ウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、亜鉛、ジルコニウム、錫、アルミニウム
等の金属の塩を用いることができる。
例えばデヒドロ酢酸、デヒドロプロピオニル酢酸、デヒ
ドロベンゾイル酢酸、シクロヘキサン−1,3−ジオン、
ジメドン、2,2′−メチレンビスシクロヘキサン−1,3−
ジオン、2−ベンジルシクロヘキサン−1.3−ジオン、
アセチルテトラロン、パルミトイルテトラロン、ステア
ロイルテトラロン、ベンゾイルテトラロン、2−アセチ
ルシクロヘキサノン、2−ベンゾイルシクロヘキサノ
ン、2−アセチル−シクロヘキサノン−1.3−ジオン、
ベンゾイル−p−クロルベンゾイルメタン、ビス(4−
メチルベンゾイル)メタン、ビス(2−ヒドロキシベン
ゾイル)メタン、ベンゾイルアセチルメタン、トリベン
ゾイルメタン、ジアセチルベンゾイルメタン、ステアロ
イル・ベンゾイルメタン、パルミトイル・ベンゾイルメ
タン、ジベンゾイルメタン、4−メトキシベンゾイル・
ベンゾイルメタン、ビス(4−クロルベンゾイル)メタ
ン、ビス(3,4−メチレンジオキシベンゾイル)メタ
ン、ベンゾイル・アセチル・オクチルメタン、ベンゾイ
ル・アセチル・フエニルメタン、ステアロイル−4−メ
トキシベンゾイルメタン、ビス(4−t−ブチルベンゾ
イル)メタン、ベンゾイル・アセチル・エチルメタン、
ベンゾイル・トリフルオル・アセチルメタン、ジアセチ
ルメタン、ブタノイル・アセチルメタン、ヘプタノイル
・アセチルメタン、トリアセチルメタン、ジステアロイ
ルメタン、ステアロイル・アセチルメタン、パルミトイ
ル・アセチルメタン、ラウロイル・アセチルメタン、ベ
ンゾイル・ホルミルメタン、アセチル・ホルミル・メチ
ルメタン、ベンゾイル・フエニルアセチルメタン、ビス
(シクロヘキサノイル)メタン等を挙げることができ
る。又、これらβ−ジケトン化合物の金属塩例えばリチ
ウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、亜鉛、ジルコニウム、錫、アルミニウム
等の金属の塩を用いることができる。
上記β−ジケトン化合物の中で特に好ましいのはステ
アロイル・ベンゾイルメタン、ジベンゾイルメタンであ
る。
アロイル・ベンゾイルメタン、ジベンゾイルメタンであ
る。
本発明において使用するホスフアイト化合物は、下記
式(3) 但し式中R4、R5及びR6は、互いに同一または異なり炭
素原子1〜20個を有するアルキル基または炭素原子6〜
14個のアリール基を示す、 で表わされる化合物(モノホスフアイト)、上記式
(3)における2つの置換基が環を形成した化合物及び
置換基が分子間結合したオリゴマー構造の化合物(オリ
ゴホスフアイト)である。
式(3) 但し式中R4、R5及びR6は、互いに同一または異なり炭
素原子1〜20個を有するアルキル基または炭素原子6〜
14個のアリール基を示す、 で表わされる化合物(モノホスフアイト)、上記式
(3)における2つの置換基が環を形成した化合物及び
置換基が分子間結合したオリゴマー構造の化合物(オリ
ゴホスフアイト)である。
その具体的な例としては、例えばトリフエニルホスフ
アイト、トリスノニルフエニルホスフアイト、トリス
(o−シクロヘキシルフエニル)ホスフアイト、トリス
(p−ノニルフエニル)ホスフアイト、トリ(モノノニ
ル/ジノニルフエニル)ホスフアイト、フエニル−p−
ノニルフエニルホスフアイト、トリス(2,4−ジt−ブ
チルフエニル)ホスフアイト等のトリアリールホスフア
イト類;イソオクチルジフエニルホスフアイト、イソデ
シルジフエニルホスフアイト、ラウリルジフエニルホス
フアイト、フエニルジイソデシルホスフアイト、フエニ
ルジラウリルホスフアイト等のアルキルアリールホスフ
アイト類;トリイソオクチルホスフアイト、トリイソデ
シルホスフアイト、トリラウリルホスフアイト、トリオ
レイルホスフアイト等のトリアルキルホスフアイト類;
ビスフエノールAテトラC12-15アルキルジホスフアイト
(商品名:“MARK1500")、ジステアリルペンタエリス
リトールジホスフアイト、2−t−ブチル−α(3−t
・ブチル−4−ヒドロキシフエニル)p−クメニルビス
(p−ノニルフエニル)ホスフアイト、ジイソデシルペ
ンタエリスリトルジホスフアイト、ジノニルフエニルペ
ンタエリスリトルジホスフアイト等のオリゴホスフアイ
ト類などを挙げることができる。
アイト、トリスノニルフエニルホスフアイト、トリス
(o−シクロヘキシルフエニル)ホスフアイト、トリス
(p−ノニルフエニル)ホスフアイト、トリ(モノノニ
ル/ジノニルフエニル)ホスフアイト、フエニル−p−
ノニルフエニルホスフアイト、トリス(2,4−ジt−ブ
チルフエニル)ホスフアイト等のトリアリールホスフア
イト類;イソオクチルジフエニルホスフアイト、イソデ
シルジフエニルホスフアイト、ラウリルジフエニルホス
フアイト、フエニルジイソデシルホスフアイト、フエニ
ルジラウリルホスフアイト等のアルキルアリールホスフ
アイト類;トリイソオクチルホスフアイト、トリイソデ
シルホスフアイト、トリラウリルホスフアイト、トリオ
レイルホスフアイト等のトリアルキルホスフアイト類;
ビスフエノールAテトラC12-15アルキルジホスフアイト
(商品名:“MARK1500")、ジステアリルペンタエリス
リトールジホスフアイト、2−t−ブチル−α(3−t
・ブチル−4−ヒドロキシフエニル)p−クメニルビス
(p−ノニルフエニル)ホスフアイト、ジイソデシルペ
ンタエリスリトルジホスフアイト、ジノニルフエニルペ
ンタエリスリトルジホスフアイト等のオリゴホスフアイ
ト類などを挙げることができる。
上記ホスフアイト化合物の中で、ビスフエノールAテ
トラC12-15アルキルジホスフアイト、トリイソデシルホ
スフアイト及びフエニルジイソデシルホスフアイトが好
ましくとりわけビスフエノールAテトラC12-15アルキル
ジホスフアイトが特に好ましい。
トラC12-15アルキルジホスフアイト、トリイソデシルホ
スフアイト及びフエニルジイソデシルホスフアイトが好
ましくとりわけビスフエノールAテトラC12-15アルキル
ジホスフアイトが特に好ましい。
前記したβ−ジケトン化合物及び/又はホスフアイト
化合物は、含ハロゲン樹脂100重量部当り0.01〜5重量
部、好ましくは0.05〜1重量部の割合で配合される。
化合物は、含ハロゲン樹脂100重量部当り0.01〜5重量
部、好ましくは0.05〜1重量部の割合で配合される。
本発明含ハロゲン樹脂は、上記各成分以外に、含ハロ
ゲン樹脂に通常使用される他の各種添加剤を含有させる
ことができる。
ゲン樹脂に通常使用される他の各種添加剤を含有させる
ことができる。
このような他の添加剤の例としては、例えば、Ca、M
g、Baと2−エチルヘキソイン酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシステ
アリン酸、リーノル酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、
オレイン酸、リシノール酸等の脂肪酸との金属石けん類
熱安定剤、前記脂肪酸のCa/Zn系、Ba/Zn系などの如き複
合金属石けん類熱安定剤、例えばエポキシ化大豆油、エ
ポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、エポキシ化アマニ油、
エポキシ化1,2−ポリブタジエン、ビスフエノール4−
ジグリシジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシル
メチル、3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト等の如きエポキシ化合物系熱安定剤、例えば、ペンタ
エリスリトール、マンニトール、キシリトール、ソルビ
トール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ポリエ
チレングリコール、ポリビニルアルコール、ソルビタン
モノラウレート等のポロオール系熱安定剤、例えば、ブ
タンジオールβ−アミノクロトン酸エステル、N−アセ
チルグルタミン酸、N−アセチルメチオニン等のアミノ
カルボン酸系熱安定剤、例えば、ジラウリル−チオジプ
ロピオネート、6−アニリノ−1,3,5−トリアジン−2,4
−ジチオール等の含イオウ化合物系熱安定剤、例えば、
ジブチルアンチモンメルカプト系、ジブチルアンチモン
ラウレート系、ジブチルアンチモンマレエート系、ジ−
n−オクチルアンチモンメルカプト系、ジ−n−オクチ
ルアンチモンマレエート系、ジ−n−オクチルアンチモ
ンラウレート系等の如き有機アンチモン系熱安定剤、例
えば、尿素、メラミン、α−フエニルインドール、ジフ
エニルチオ尿素、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアヌレート等の如き含窒素系熱安定剤等の熱安定剤
類;例えば、リン酸トリブチル、トリフエニルホスフエ
ート、リン酸トリ−2−エチルヘキシル等の如きリン酸
エステル系可塑剤、フタル酸ジメチル、フタル酸ジブチ
ル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソデシル等の如
きフタル酸エステル系可塑剤、オレイン酸ブチル、グリ
セリンモノオレイン酸エステル、ブチルステアレート、
ブチルエポキシステアレート等の如き脂肪族−塩基酸エ
ステル系可塑剤、ジイソデシルアジペート、アジピン酸
ジブチル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル等の如き
脂肪族二塩基酸エステル系可塑剤、ジエチレングリコー
ルジベンゾエートの如き二価アルコールエステル系可塑
剤、アセチルリシノール酸メチルの如きオキシ酸エステ
ル系可塑剤、塩素化パラフイン系可塑剤、ワツクス、低
分子量ポリスチレン、流動パラフイン等の如きワツクス
系可塑剤等の可塑剤類;例えば、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−p−クレゾール、2,5−ジ−tert−ブチルハイドロ
キノン、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6-tert
−ブチルフエノール)、テトラキス(2,4−ジ−tert−
ブチルフエニール)、4,4′−ビスフエニレンジホスホ
ナイト、4,4′−チオビス−(6-tert−ブチルフエノー
ル)、4,4′−チオビス−(6-tert−ブチル−m−クレ
ゾール)、オクタデシル−3−(3′,5′−ジ−tert−
ブチル−4′−ヒドロキシフエノール)プロピオネート
の如き酸化防止剤;例えば、2−ヒドロキシ−4−オク
トキシベンゾフエノン、2−(2′−ヒドロキシ−5−
メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、エチル−2−シ
アノ−3,3−ジ−フエニルアクリレートの如き紫外線吸
収剤類;例えば、ポリエチレンオキシド、カーボワツク
ス、ベンタエリスリツトモノステアレート、ソルビタン
モノパルミテート、硫酸化オレイン酸の如き帯電防止剤
類;例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ブチルステアレート、ポリエチレンワツクス、パル
ミチン酸アミド、ステアリルアルコール、エチレンビス
ステアロアミド、グリセロールトリモンタネート、グリ
セロールヒドロキシステアレートの如き滑剤類;染色レ
ーキ、合成染料、無機顔料の如き着色剤類;MBS、ABS、
アクリル系ポリマー、繊維状水酸化マグネシウムの如き
衝撃性改質剤類;等を挙げることができる。
g、Baと2−エチルヘキソイン酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシステ
アリン酸、リーノル酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、
オレイン酸、リシノール酸等の脂肪酸との金属石けん類
熱安定剤、前記脂肪酸のCa/Zn系、Ba/Zn系などの如き複
合金属石けん類熱安定剤、例えばエポキシ化大豆油、エ
ポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、エポキシ化アマニ油、
エポキシ化1,2−ポリブタジエン、ビスフエノール4−
ジグリシジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシル
メチル、3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト等の如きエポキシ化合物系熱安定剤、例えば、ペンタ
エリスリトール、マンニトール、キシリトール、ソルビ
トール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ポリエ
チレングリコール、ポリビニルアルコール、ソルビタン
モノラウレート等のポロオール系熱安定剤、例えば、ブ
タンジオールβ−アミノクロトン酸エステル、N−アセ
チルグルタミン酸、N−アセチルメチオニン等のアミノ
カルボン酸系熱安定剤、例えば、ジラウリル−チオジプ
ロピオネート、6−アニリノ−1,3,5−トリアジン−2,4
−ジチオール等の含イオウ化合物系熱安定剤、例えば、
ジブチルアンチモンメルカプト系、ジブチルアンチモン
ラウレート系、ジブチルアンチモンマレエート系、ジ−
n−オクチルアンチモンメルカプト系、ジ−n−オクチ
ルアンチモンマレエート系、ジ−n−オクチルアンチモ
ンラウレート系等の如き有機アンチモン系熱安定剤、例
えば、尿素、メラミン、α−フエニルインドール、ジフ
エニルチオ尿素、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアヌレート等の如き含窒素系熱安定剤等の熱安定剤
類;例えば、リン酸トリブチル、トリフエニルホスフエ
ート、リン酸トリ−2−エチルヘキシル等の如きリン酸
エステル系可塑剤、フタル酸ジメチル、フタル酸ジブチ
ル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソデシル等の如
きフタル酸エステル系可塑剤、オレイン酸ブチル、グリ
セリンモノオレイン酸エステル、ブチルステアレート、
ブチルエポキシステアレート等の如き脂肪族−塩基酸エ
ステル系可塑剤、ジイソデシルアジペート、アジピン酸
ジブチル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル等の如き
脂肪族二塩基酸エステル系可塑剤、ジエチレングリコー
ルジベンゾエートの如き二価アルコールエステル系可塑
剤、アセチルリシノール酸メチルの如きオキシ酸エステ
ル系可塑剤、塩素化パラフイン系可塑剤、ワツクス、低
分子量ポリスチレン、流動パラフイン等の如きワツクス
系可塑剤等の可塑剤類;例えば、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−p−クレゾール、2,5−ジ−tert−ブチルハイドロ
キノン、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6-tert
−ブチルフエノール)、テトラキス(2,4−ジ−tert−
ブチルフエニール)、4,4′−ビスフエニレンジホスホ
ナイト、4,4′−チオビス−(6-tert−ブチルフエノー
ル)、4,4′−チオビス−(6-tert−ブチル−m−クレ
ゾール)、オクタデシル−3−(3′,5′−ジ−tert−
ブチル−4′−ヒドロキシフエノール)プロピオネート
の如き酸化防止剤;例えば、2−ヒドロキシ−4−オク
トキシベンゾフエノン、2−(2′−ヒドロキシ−5−
メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、エチル−2−シ
アノ−3,3−ジ−フエニルアクリレートの如き紫外線吸
収剤類;例えば、ポリエチレンオキシド、カーボワツク
ス、ベンタエリスリツトモノステアレート、ソルビタン
モノパルミテート、硫酸化オレイン酸の如き帯電防止剤
類;例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ブチルステアレート、ポリエチレンワツクス、パル
ミチン酸アミド、ステアリルアルコール、エチレンビス
ステアロアミド、グリセロールトリモンタネート、グリ
セロールヒドロキシステアレートの如き滑剤類;染色レ
ーキ、合成染料、無機顔料の如き着色剤類;MBS、ABS、
アクリル系ポリマー、繊維状水酸化マグネシウムの如き
衝撃性改質剤類;等を挙げることができる。
このような添加剤の配合量は、適宜に選択できるが、
例えば、含ハロゲン樹脂100重量部に対して0.01〜10重
量部の熱安定剤類、1〜70重量部の可塑剤類、0.01〜2
重量部の酸化防止剤類、0.01〜3重量部の紫外線吸収剤
類、0.01〜2重量部の帯電防止剤類、0.1〜5重量部の
滑剤類、0.1〜2重量部の着色剤類、1〜20重量部の衝
撃性改質剤類の如き配合量を例示することができる。
例えば、含ハロゲン樹脂100重量部に対して0.01〜10重
量部の熱安定剤類、1〜70重量部の可塑剤類、0.01〜2
重量部の酸化防止剤類、0.01〜3重量部の紫外線吸収剤
類、0.01〜2重量部の帯電防止剤類、0.1〜5重量部の
滑剤類、0.1〜2重量部の着色剤類、1〜20重量部の衝
撃性改質剤類の如き配合量を例示することができる。
本発明による上記樹脂組成物の製造における、含ハロ
ゲン樹脂に溶融混合物を配合する手段自体にはとくべつ
な制約は無く、リボンブレンダー、高速ミキサー、ニー
ダー、ペレタイザー、押出機のような常用の手段が用い
られる。
ゲン樹脂に溶融混合物を配合する手段自体にはとくべつ
な制約は無く、リボンブレンダー、高速ミキサー、ニー
ダー、ペレタイザー、押出機のような常用の手段が用い
られる。
本発明において、BET比表面積、2次粒子径は、以下
の測定法により測定された値である。
の測定法により測定された値である。
BET比表面積: 窒素吸着法により3点プロツト法で求める。ただしN2
の分子吸着面積は、16.2Å2として計算した。また各測
定試料はあらかじめ100℃で30分間真空で排気処理した
後、窒素の吸着等温線を測定した。
の分子吸着面積は、16.2Å2として計算した。また各測
定試料はあらかじめ100℃で30分間真空で排気処理した
後、窒素の吸着等温線を測定した。
2次粒子径: 試料0.7gを100mlビーカーに入れ、脱イオン水70mlを
徐々に加えてよく分散させる。次いで超音波ホモジナイ
ザーを用いて、3分間分散処理をする。この後、直ちに
その1部を採り、LEEDS & NORTHROP INSTRUMENTS社製
マイクロトラツク粒度分析計を用いて測定する。
徐々に加えてよく分散させる。次いで超音波ホモジナイ
ザーを用いて、3分間分散処理をする。この後、直ちに
その1部を採り、LEEDS & NORTHROP INSTRUMENTS社製
マイクロトラツク粒度分析計を用いて測定する。
以下実施例に基づき本発明をより詳細に説明する。
実施例1〜5 次に示す配合比でポリ塩化ビニルと他の添加剤を、ヘ
キシエルミキサーで均一に混合後、単軸押出機を用い
て、200℃で溶融混練した。その後、プレス成型機を用
い厚さ3mmのシートを、200℃、圧力200kg/cm2、で5分
間プレス成形してテストピースを作成した。
キシエルミキサーで均一に混合後、単軸押出機を用い
て、200℃で溶融混練した。その後、プレス成型機を用
い厚さ3mmのシートを、200℃、圧力200kg/cm2、で5分
間プレス成形してテストピースを作成した。
配 合 ポリ塩化ビニル (平均分子量1000) 100 重量部 ハイドロタルサイト類 0.1 〃 ステアリン酸亜鉛(亜鉛化合物) 0.2 〃 ステアロイルベンゾイルメタン (β−ジケトン類) 0.2 〃 MBS(衝撃強度改良剤) 4.0 〃 エポキシ化大豆油 2.0 〃 滑剤 2.0 〃 加工助剤 1.0 〃 水酸化マグネシウム 変量 但し、ここで用いたハイドロタルサイト類は、予め1
重量%のステアリン酸で表面処理した後240℃で4時間
加熱処理された。次の組成Mg0.50Zn0.16Al0.34(OH)2(CO
3)0.17・0.05H2Oの物を用いた。
重量%のステアリン酸で表面処理した後240℃で4時間
加熱処理された。次の組成Mg0.50Zn0.16Al0.34(OH)2(CO
3)0.17・0.05H2Oの物を用いた。
水酸化マグネシウムはすべて、1重量%のオレイン酸
で表面処理した物で且つ第1表に示すBET比表面積と平
均2次粒子径の物を用いた。
で表面処理した物で且つ第1表に示すBET比表面積と平
均2次粒子径の物を用いた。
テストピースについて、目視で初期着色性、全光線透
過率で透明性、210℃のオーブンに入れ黒化するまでの
時間を熱安定時間として、それぞれ測定した。それらの
結果を第1表に示す。
過率で透明性、210℃のオーブンに入れ黒化するまでの
時間を熱安定時間として、それぞれ測定した。それらの
結果を第1表に示す。
比較例1〜3 実施例1において、水酸化マグネシウムとして、第1
表に示す、BET比表面積及び平均2次粒子径を示し、実
施例1と同様1重量%のオレイン酸で表面処理した物を
用いる以外は、同様に行つた。その結果を第1表に示
す。
表に示す、BET比表面積及び平均2次粒子径を示し、実
施例1と同様1重量%のオレイン酸で表面処理した物を
用いる以外は、同様に行つた。その結果を第1表に示
す。
比較例4 実施例1において、水酸化マグネシウムを配合しない
以外は、同様に行つた。その結果を第1表に示す。
以外は、同様に行つた。その結果を第1表に示す。
実施例6 実施例1において、ステアロイルベンゾイルメタン
(β−ジケトン類)の代りに、ビスフエノールAテトラ
C12-15アルキルジホスフアイト(アデカアーガス社製:M
ARK1500)を用いる以外は、同様に行つた。その結果を
第1表に示す。
(β−ジケトン類)の代りに、ビスフエノールAテトラ
C12-15アルキルジホスフアイト(アデカアーガス社製:M
ARK1500)を用いる以外は、同様に行つた。その結果を
第1表に示す。
実施例7 実施例1において、ハイドロタルサイト類として、予
め1重量%のベーター(3,4−エポキシヘキシル)エチ
ルトリメトキシシランで表面処理した250℃で8時間加
熱処理された。次の組成 Mg0.70Al0.30(OH)2(CO3)0.15 の物を用いた以外は、同様に行つた。その結果を第1表
に示す。
め1重量%のベーター(3,4−エポキシヘキシル)エチ
ルトリメトキシシランで表面処理した250℃で8時間加
熱処理された。次の組成 Mg0.70Al0.30(OH)2(CO3)0.15 の物を用いた以外は、同様に行つた。その結果を第1表
に示す。
実施例8 実施例1において、ハイドロタルサイト類として、1
重量%のラウリン酸で表面処理した、次の組成 Mg0.60Zn0.10Al0.30(OH)2(CO3)0.15・0.55H2O の物を用いた以外は、同様に行つた。その結果を第1表
に示す。
重量%のラウリン酸で表面処理した、次の組成 Mg0.60Zn0.10Al0.30(OH)2(CO3)0.15・0.55H2O の物を用いた以外は、同様に行つた。その結果を第1表
に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/524 KHX C08K 5/524 KHX
Claims (5)
- 【請求項1】含ハロゲン樹脂に対し、その100重量部当
り、 (a)ハイドロタルサイト類0.01〜10重量部、 (b)亜鉛化合物0.01〜5重量部、 (c)平均2次粒子径が2μm以下であり且つ比表面積
が15m2/g以上の水酸化マグネシウム0.01〜5重量部 及び (d)β−ジケトン化合物及び/又はホスフアイト化合
物0.01〜5重量部 を配合させたことを特徴とする安定化された含ハロゲン
樹脂組成物。 - 【請求項2】該ハイドロタルサイト類は、下記式(1) 但し式中 M+2 はMgまたはMgとZnの固溶体であり、 An- はn価のアニオンの1種以上を示し、 x は0.2≦x<0.5を満足する正の数 n は0<m<1を満足する正の数 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
- 【請求項3】該ハイドロタルサイト類は、前記一般式
(1)で表わされているハイドロタルサイト類を(200
〜300℃の温度で)加熱処理して実質的に脱結晶水した
ものである特許請求の範囲第2項記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】該β−ジケトン化合物は、ステロイルベン
ゾイルメタンである特許請求の範囲第1項記載の樹脂組
成物。 - 【請求項5】該ホスフアイト化合物は、ビスフエノール
AテトラC12-15アルキルジホスフアイトである特許請求
の範囲第1項記載の樹脂組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296126A JP2581814B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 |
EP90121795A EP0432495A1 (en) | 1989-11-16 | 1990-11-14 | Stabilized halogen-containing resin composition |
US07/613,989 US5120783A (en) | 1989-11-16 | 1990-11-15 | Stabilized halogen-containing resin compositions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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