JP2581521Y2 - ボタン付けミシンの針落位置制御装置 - Google Patents

ボタン付けミシンの針落位置制御装置

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JP2581521Y2
JP2581521Y2 JP14589189U JP14589189U JP2581521Y2 JP 2581521 Y2 JP2581521 Y2 JP 2581521Y2 JP 14589189 U JP14589189 U JP 14589189U JP 14589189 U JP14589189 U JP 14589189U JP 2581521 Y2 JP2581521 Y2 JP 2581521Y2
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needle
button
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顯光 平岡
隆行 椎名
高志 月岡
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ジューキ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボタン付けミシンの針落位置制御装置に関す
るものである。
(従来の技術) 第2図において1はボタン、2a〜2dは夫々例えば孔径
が1.5mmの第1〜第4のボタン孔、3は縫い糸を示し、
従来のボタン付けミシンにおいては第1のボタン孔2aの
中心で第1針の針落を行い、次に第2のボタン孔2bの中
心で第2針の針落を行い、例えば第3針から第9針迄の
針落を上記第1,第2のボタン孔2a,2bの中心位置間で交
互に行った後以下第10針から第16針迄の針落を上記第3,
第4のボタン孔2c,2dの中心位置で交互に行い、最後に
第17針と第18針の針落を上記第3のボタン孔2cの中心で
行いボタン付けを完了している。
尚上記の針落作動はカム又はパルスモータ(何れも図
示せず)によって所定のプロセスに沿って自動的に行わ
れる。
(考案が解決しようとする課題) 然しながら上記のボタン付け作業においては、第1針
から第2針の針落によって縫い目を形成する場合下糸に
よって保持される上糸の端がフリーの状態であるため第
1,第2のボタン孔2a,2b間で強く張られず、この部分に
手で触ったり、上糸浮かし棒(図示せず)を抜いた時に
上糸が引き出され、上糸浮きとなり易く、見栄えが悪く
なる欠点があった。
尚第2針〜第9針の針落ちによって形成される多くの
縫い目は理論的には第1針と第2針の針落によって形成
される縫い目と重なる筈であるが実際上は縫い糸3と平
行に配置されるために上記上糸浮きは避けられない。
本考案は上記の欠点を除くようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案のボタン付けミシンの針落位置制御装置は第1
のボタン孔と第2のボタン孔間に形成された最初の縫い
目と、その後の針落によって形成された縫い目が互いに
交叉するよう針落位置を変更せしめる手段を有すること
を特徴とする。
(作用) 本考案のボタン付けミシンの針落位置制御装置におい
ては第1針と第2針の針落によって形成される縫い目が
その後の針落によって形成される縫い目によって上部か
ら抑えられるようになる。
(実施例) 以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案においては第1図に示すように第1針と第2花
の針落位置を夫々第1,第2のボタン孔2a,2bの中心と
し、第3針と第4針の針落位置を夫々上記第1,第2のボ
タン孔2a,2bの中心から例えば0,2mm上方にずれた位置と
し、第5針と第6針の針落位置を夫々上記第1,第2のボ
タン孔2a,2bの中心から例えば0.2mm下方にずれた位置と
し、第7針と第8針の針落位置を上記第1のボタン孔2a
の中心から例えば0.2mm第2のボタン孔2bの中心に向か
ってずれた位置とし、第9針の針落位置を上記第1のボ
タン孔2aの中心から例えば第2のボタン孔2bの中心と反
対の方向に例えば0.2mmずれた位置とし、その後第10針
から第18針迄の針落を従来と同様上記第3,第4のボタン
孔2c,2dの中心位置で行うようにする。
本考案のボタン付けミシンの針落位置制御装置によれ
ば第1針と第2針の針落によって形成された縫い目の上
に第4針と第5針間の針落によって形成された縫い目が
交叉するようになり、上糸の浮きを完全に防止すること
が出来る。
尚上記実施例では第1針〜第18針によってボタン付け
をするようにしたが、第1針と第2針の針落によって形
成される縫い目に交叉する縫い目を形成出来ればこの針
落数を他の任意の数とすることが出来、更に上記縫い目
の交叉する方向の組合せ及び針落位置のずれも任意の向
き、大きさとすることが出来る。
又上記の針落回数及び位置の変更は従来のカムその他
によって容易に実行可能であるからその詳細な説明は省
略する。
なお、針を0.2mmの幅で移動せしめるための構成は従
来周知である。例えば特公昭60−9833号公報に示されて
いる刺しゅう台駆動装置では複数のパルスモータとタイ
ミングベルトを用い0.1mmのピッチで刺しゅうするよう
にしている。
このような周知の構成を本考案において用いて本考案
を実施することは当業者にとって極めて容易である。
(考案の効果) 上記のように本考案のボタン付けミシンの針落位置制
御装置によれば上糸浮きが生ぜず、従って体裁も良くな
る大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボタン付けミシンの針落位置制御装置
の作動説明図、第2図は従来のボタン付けミシンの針落
位置制御装置の作動説明図である。 1…ボタン、2a〜2d…ボタン孔、3…縫い糸。
フロントページの続き (72)考案者 月岡 高志 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジューキ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−179490(JP,A) 特公 昭46−1136(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のボタン孔と第2のボタン孔間に形成
    された最初の縫い目と、その後の針落によって形成され
    た縫い目が互いに交叉するよう針落位置を変更せしめる
    手段を有することを特徴とするボタン付けミシンの針落
    位置制御装置。
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