JP2581151Y2 - キャブフロアのレインフォース - Google Patents
キャブフロアのレインフォースInfo
- Publication number
- JP2581151Y2 JP2581151Y2 JP123593U JP123593U JP2581151Y2 JP 2581151 Y2 JP2581151 Y2 JP 2581151Y2 JP 123593 U JP123593 U JP 123593U JP 123593 U JP123593 U JP 123593U JP 2581151 Y2 JP2581151 Y2 JP 2581151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- reinforcement
- cross
- section
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はキャブフロアのレイン
フォースに関する。
フォースに関する。
【０００２】
【従来の技術】キャブフロアには裏側から部分的に補強
するため、レインフォースがフロアパネルに取り付けら
れるが、そのうちシート取付位置の前部付近については
図２のように、車幅方向へ横断するレインフォース１が
断面ハット型の両端部（フランジ）でフロアパネル２に
スポット溶接により結合される。フォース１断面の中央
部にはウエルドナットが固着され、ラジエータカバー４
の取付板５がボルト結合される。取付板５は後端側がフ
ォース１中央部から張り出すように延長され、フロアパ
ネル２との間でエンジンルームのインシュレータ３を挟
持する抑え部６（リテーナ）を兼ねるようになってい
る。
するため、レインフォースがフロアパネルに取り付けら
れるが、そのうちシート取付位置の前部付近については
図２のように、車幅方向へ横断するレインフォース１が
断面ハット型の両端部（フランジ）でフロアパネル２に
スポット溶接により結合される。フォース１断面の中央
部にはウエルドナットが固着され、ラジエータカバー４
の取付板５がボルト結合される。取付板５は後端側がフ
ォース１中央部から張り出すように延長され、フロアパ
ネル２との間でエンジンルームのインシュレータ３を挟
持する抑え部６（リテーナ）を兼ねるようになってい
る。
【０００３】なお、取付板５はインシュレータ３の抑え
部６を含む両側エッジ部がＵ字状に曲げられ、ラジエー
タカバー４（前端傾斜面７にクリップで取り付けられ
る）およびインシュレータ３を傷付けないようになって
いる。８はキャブ内のセンタシートで、その脚部はフロ
アパネル２裏面に固着するウエルドナット９にボルトで
結合される。１０はラジエータを示す。
部６を含む両側エッジ部がＵ字状に曲げられ、ラジエー
タカバー４（前端傾斜面７にクリップで取り付けられ
る）およびインシュレータ３を傷付けないようになって
いる。８はキャブ内のセンタシートで、その脚部はフロ
アパネル２裏面に固着するウエルドナット９にボルトで
結合される。１０はラジエータを示す。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この従来例
ではレインフォース１が専らフロアパネル２の補強機能
を果たすにすぎないため、レインフォース１回りにラジ
エータカバー４の取付板５などを個別的に後付けしなけ
ればならず、したがって部品点数が増えてコストや重量
の面などで問題があった。
ではレインフォース１が専らフロアパネル２の補強機能
を果たすにすぎないため、レインフォース１回りにラジ
エータカバー４の取付板５などを個別的に後付けしなけ
ればならず、したがって部品点数が増えてコストや重量
の面などで問題があった。
【０００５】この考案はこのような問題点を解決するた
め、レインフォースの多機能化を図ることを目的とす
る。
め、レインフォースの多機能化を図ることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そのため、キャブフロア
パネルを裏側から補強するレインフォースにおいて、そ
の断面溝型の中央部内面にセンタシートの脚部をフロア
パネルに締め付けるためのウエルドナットを固着する一
方、フォース断面の一側をラジエータの上部へ斜めに延
ばしてラジエータカバーの取付部に、同じく他側を外方
へ略直角に折り返してエンジンルームのインシュレータ
をフロアパネルとの間で挟持する抑え部に形成する。
パネルを裏側から補強するレインフォースにおいて、そ
の断面溝型の中央部内面にセンタシートの脚部をフロア
パネルに締め付けるためのウエルドナットを固着する一
方、フォース断面の一側をラジエータの上部へ斜めに延
ばしてラジエータカバーの取付部に、同じく他側を外方
へ略直角に折り返してエンジンルームのインシュレータ
をフロアパネルとの間で挟持する抑え部に形成する。
【０００７】
【作用】レインフォースはその断面溝型の中央部をフロ
アパネル裏面に突き当て、つまり従前の断面ハット型と
上下を逆向きにする取付状態で結合されるのであり、フ
ォース断面形状によりラジエータカバーおよびインシュ
レータの取付機能を、さらに中央部内面のウエルドナッ
トでセンタシートとの結合機能を果たすことになる。し
たがって、ラジエータカバーの取付板およびフロアパネ
ルのセンタシート結合用ウエルドナットなどを別途に配
置する必要がなく、レインフォース回りのこれら部品点
数を削減することができる。
アパネル裏面に突き当て、つまり従前の断面ハット型と
上下を逆向きにする取付状態で結合されるのであり、フ
ォース断面形状によりラジエータカバーおよびインシュ
レータの取付機能を、さらに中央部内面のウエルドナッ
トでセンタシートとの結合機能を果たすことになる。し
たがって、ラジエータカバーの取付板およびフロアパネ
ルのセンタシート結合用ウエルドナットなどを別途に配
置する必要がなく、レインフォース回りのこれら部品点
数を削減することができる。
【０００８】
【実施例】図１において、２０はキャブのフロアパネ
ル、２１はそのシート取付位置の前部付近を車幅方向へ
横断するレインフォースで、レインフォース２1は断面
溝型の中央部内面にセンタシート２２の脚部をフロアパ
ネル２０に締め付けるためのウエルドナット２３が固着
され、フォース２１断面の一側をラジエータ（図示省
略）の上部へ斜めに延ばしてラジエータカバー２４の取
付部２１ａに、同じく他側を外方へ略直角に折り返して
エンジンルームのインシュレータ２５をフロアパネル２
０との間で挟持する抑え部２１ｂにそれぞれ形成され
る。なお、ラジエータカバー２４の取付部２１ａおよび
インシュレータ２５の抑え部２１ｂは従前と同じく、そ
れぞれエッジ部がＵ字状に曲げられる。
ル、２１はそのシート取付位置の前部付近を車幅方向へ
横断するレインフォースで、レインフォース２1は断面
溝型の中央部内面にセンタシート２２の脚部をフロアパ
ネル２０に締め付けるためのウエルドナット２３が固着
され、フォース２１断面の一側をラジエータ（図示省
略）の上部へ斜めに延ばしてラジエータカバー２４の取
付部２１ａに、同じく他側を外方へ略直角に折り返して
エンジンルームのインシュレータ２５をフロアパネル２
０との間で挟持する抑え部２１ｂにそれぞれ形成され
る。なお、ラジエータカバー２４の取付部２１ａおよび
インシュレータ２５の抑え部２１ｂは従前と同じく、そ
れぞれエッジ部がＵ字状に曲げられる。
【０００９】そして、レインフォース２１はその断面溝
型の中央部をフロアパネル２０裏面に突き当て、つまり
従前の断面ハット型と上下を逆向きにする取付状態でス
ポット溶接により結合され、フォース２１断面中央部の
ウエルドナット２３でセンタシート２２の脚部がボルト
によりフロアパネル２０に締め付けられる。フォース２
１断面形状の一側（傾斜面）にはラジエータカバー２４
がクリップで取り付けられ、同じく他側でフロアパネル
２０との間にインシュレータ２５が挟み込まれる。
型の中央部をフロアパネル２０裏面に突き当て、つまり
従前の断面ハット型と上下を逆向きにする取付状態でス
ポット溶接により結合され、フォース２１断面中央部の
ウエルドナット２３でセンタシート２２の脚部がボルト
によりフロアパネル２０に締め付けられる。フォース２
１断面形状の一側（傾斜面）にはラジエータカバー２４
がクリップで取り付けられ、同じく他側でフロアパネル
２０との間にインシュレータ２５が挟み込まれる。
【００１０】このような構成により、レインフォース２
１はその断面形状によりラジエータカバー２４およびイ
ンシュレータ２５の取付機能を、さらに中央部内面のウ
エルドナット２３でセンタシート２２との結合機能を果
たすのであり、したがって従前のようにラジエータカバ
ーの取付板およびセンタシート結合用のウエルドナット
などを別途に配置する必要がなく、レインフォース２１
回りのこれら部品点数を削減することができる。また、
レインフォース２１は中央部のウエルドナット２３でセ
ンタシート２２の脚部と一体にフロアパネル２０に共締
めされるのであり、したがってフロアパネル２０とのス
ポット溶接点を減少させても良好な結合状態が確保でき
ることになる。
１はその断面形状によりラジエータカバー２４およびイ
ンシュレータ２５の取付機能を、さらに中央部内面のウ
エルドナット２３でセンタシート２２との結合機能を果
たすのであり、したがって従前のようにラジエータカバ
ーの取付板およびセンタシート結合用のウエルドナット
などを別途に配置する必要がなく、レインフォース２１
回りのこれら部品点数を削減することができる。また、
レインフォース２１は中央部のウエルドナット２３でセ
ンタシート２２の脚部と一体にフロアパネル２０に共締
めされるのであり、したがってフロアパネル２０とのス
ポット溶接点を減少させても良好な結合状態が確保でき
ることになる。
【００１１】
【考案の効果】以上要するにこの考案によれば、キャブ
フロアパネルを裏側から補強するレインフォースにおい
て、その断面溝型の中央部内面にセンタシートの脚部を
フロアパネルに締め付けるためのウエルドナットを固着
する一方、フォース断面の一側をラジエータ上部へ斜め
に延ばしてラジエータカバーの取付部に、同じく他側を
外方へ略直角に折り返してエンジンルームのインシュレ
ータをフロアパネルとの間で挟持する抑え部に形成した
ので、従前のようにラジエータカバーの取付板およびセ
ンタシート結合用のウエルドナットなどを別途に配置す
る必要がなく、レインフォース回りのこれら部品点数を
削減できるため、重量やコストなどの面で有利になると
いう効果が得られる。
フロアパネルを裏側から補強するレインフォースにおい
て、その断面溝型の中央部内面にセンタシートの脚部を
フロアパネルに締め付けるためのウエルドナットを固着
する一方、フォース断面の一側をラジエータ上部へ斜め
に延ばしてラジエータカバーの取付部に、同じく他側を
外方へ略直角に折り返してエンジンルームのインシュレ
ータをフロアパネルとの間で挟持する抑え部に形成した
ので、従前のようにラジエータカバーの取付板およびセ
ンタシート結合用のウエルドナットなどを別途に配置す
る必要がなく、レインフォース回りのこれら部品点数を
削減できるため、重量やコストなどの面で有利になると
いう効果が得られる。
【図１】この考案の実施例を示すキャブの一部断面図で
ある。
ある。
【図２】従来例を説明するキャブの一部断面図である。
２０ キャブフロアパネル ２１ レインフォース ２１ａ ラジエータカバーの取付部 ２１ｂ インシュレータの抑え部 ２２ センタシート ２３ ウエルドナット ２４ ラジエータカバー ２５ インシュレータ
Claims (1)
- 【請求項１】 キャブフロアパネルを裏側から補強する
レインフォースにおいて、その断面溝型の中央部内面に
センタシートの脚部をフロアパネルに締め付けるための
ウエルドナットを固着する一方、フォース断面の一側を
ラジエータ上部へ斜めに延ばしてラジエータカバーの取
付部に、同じく他側を外方へ略直角に折り返してエンジ
ンルームのインシュレータをフロアパネルとの間で挟持
する抑え部に形成したことを特徴とするキャブフロアの
レインフォース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP123593U JP2581151Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | キャブフロアのレインフォース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP123593U JP2581151Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | キャブフロアのレインフォース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657777U JPH0657777U (ja) | 1994-08-12 |
| JP2581151Y2 true JP2581151Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=11495809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP123593U Expired - Lifetime JP2581151Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | キャブフロアのレインフォース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581151Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP123593U patent/JP2581151Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0657777U (ja) | 1994-08-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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