JP2581148Y2 - 管状器官の治療具 - Google Patents

管状器官の治療具

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、血管の動脈瘤
内に金属コイルを挿入することにより、動脈瘤内を埋め
て血液の流入を阻止し、もって動脈瘤の破裂を防止する
用途などに用いられる管状器官の治療具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、血管の動脈瘤の治療方法の一つと
して、カテーテルを通して金属コイル等を動脈瘤内に挿
入し、動脈瘤内を金属コイル等で埋めて血栓を作らせ、
血液の流入を防いで動脈瘤の破裂を防止する方法が採用
されている。
【0003】図7には、上記のような治療方法の一例が
示されている。すなわち、動脈瘤1aが形成された血管
1内に親カテーテル2を挿入し、親カテーテル2の先端
部が動脈瘤1aの近傍に達したら、親カテーテル2の先
端部外周に装着されたバルーン3を膨らませて、親カテ
ーテル2の先端位置を固定する。
【0004】この状態で、親カテーテル2を通して子カ
テーテル4を挿入し、子カテーテル4の先端を動脈瘤1
aの入口に配置する。そして、子カテーテル4内にプラ
チナ等のコイル5を挿入し、プッシャとしてのガイドワ
イヤ6で、子カテーテル4の先端からコイル5を動脈瘤
1a内に押し出す。こうして、多数のコイル5を動脈瘤
1a内に挿入することにより、動脈瘤1aを閉塞させ
る。
【0005】また、他の方法として、ガイドワイヤの先
端部に、動脈瘤内に留置すべき金属コイルを取付け、ガ
イドワイヤの先端部を動脈瘤内に挿入した状態で通電加
熱することによって金属コイルをガイドワイヤの先端か
ら分離させ、動脈瘤内に留置させるようにした治療具も
提案されている。
【0006】更に、他の動脈瘤の閉塞方法としては、絹
糸を動脈瘤内に挿入する方法、エチレン−ビニルアセテ
ート共重合体からなるビーズを挿入する方法、液体閉栓
物質を注入する方法などが提案されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す方法では、子カテーテル4からコイル5を押し出し
たとき、コイル5が動脈瘤1a内に完全に入らないで、
血管1の流路側に突き出たりしていると、コイル5によ
って血管1の流路が閉塞されてしまうという虞れがあっ
た。この場合、コイル5を子カテーテル4から一旦押し
出してしまうと、子カテーテル5へ引き戻すことができ
ないため、医師は、コイル5の押し出し作業に多大な時
間をかけて慎重に行わなければならなかった。
【0008】また、ガイドワイヤの先端に金属コイルを
取付け、通電加熱によって分離する方法では、金属コイ
ルが動脈瘤内に配置されたことを確認できた後に、通電
加熱してガイドワイヤから切り離すことができるが、金
属コイルを切り離すのに必要な通電時間が非常に長く、
図7に示すようにバルーン3を用いて血管1内の血流を
一時的に止めていることから時間的な制約もあり、装置
も大掛かりなものとなるという問題があった。
【0009】更に、動脈瘤内に、絹糸や、合成樹脂ビー
ズや、液体閉栓物質を挿入して閉塞させる方法では、こ
れらの物質がいずれも血流によって流されやすいので、
血管の他の箇所に流れ込んで流路を閉塞させてしまう虞
れがあった。
【0010】したがって、本考案の目的は、体内に留置
すべきコイルが、安全にかつ確実に所望位置に配置され
たことを確認した後に、速やかに分離することができる
ようにした、特に血管の動脈瘤等の治療に適した管状器
官の治療具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の管状器官の治療具は、先端が丸い頭部をな
して閉塞され、体内に留置されると三次元的に丸まった
形状に復帰する性質を有する体内留置コイルと、この体
内留置コイルの基端部に離脱可能に連結された、中空の
より線又は多条巻きコイルからなるプッシャと、前記プ
ッシャ及び前記体内留置コイルの内部に挿入される芯線
とを備えていることを特徴とする。
【0012】上記において、本考案の好ましい態様の一
つによれば、前記体内留置コイルの基端部と前記プッシ
ャの先端部とが、体内で溶解可能な可溶性物質によって
連結されている。
【0013】また、本考案の別の好ましい態様によれ
ば、前記プッシャは、多条巻きコイルからなり、前記体
内留置コイルの基端部と前記プッシャのコイル先端部と
が、互いにねじり込んだ状態で連結されている。
【0014】本考案の更に好ましい態様によれば、前記
プッシャは、多条巻き、かつ、多重巻きのコイルからな
る。
【0015】なお、体内留置コイルとしては、形状記憶
合金、白金等の貴金属類及びその合金、ステンレス、ア
モルファス合金などが採用できるが、超弾性による優れ
た形状復元性を有する点から変態点が35℃以下の形状
記憶合金が好ましく採用される。
【0016】
【作用】本考案の治療具を用いて、例えば血管の動脈瘤
の治療を行うには、まずカテーテルを血管に挿入し、そ
の先端部を動脈瘤の入口に配置する。そして、カテーテ
ルを介して、本考案の治療具を挿入し、先端部に装着さ
れた体内留置コイルを動脈瘤内に挿入する。
【0017】このとき、体内留置コイルの基端部とプッ
シャの先端部とは、例えば体内で溶解可能な可溶性物質
により、あるいはコイルどうしが互いにねじり込んだ状
態で連結されている。そして、プッシャ及び体内留置コ
イルの内部に挿入された芯線によって、体内留置コイル
を直線状態に保持しておき、体内留置コイルの先端部が
動脈瘤内に入ったら、芯線を徐々に抜きながら体内留置
コイルを動脈瘤内に挿入していく。
【0018】体内留置コイルが動脈瘤内に完全に挿入さ
れたことを確認したら、例えば体内で溶解可能な可溶性
物質により連結されている場合は、加熱された生理食塩
水等を流してその物質を溶かし、あるいはコイルどうし
が互いにねじり込んだ状態で連結されている場合には、
プッシャを回転させてねじり込みを解除することによ
り、体内留置コイルをプッシャ先端から分離する。
【0019】こうして、体内留置コイルを動脈瘤内に留
置すると、体内留置コイルは、それ自体が有する弾性力
や形状復帰力などにより、動脈瘤内で三次元的に丸まっ
た形状に復帰し、動脈瘤内を埋めて血栓を作らせるの
で、動脈瘤内への血液の流入が阻止され、動脈瘤の破裂
を防止することができる。
【0020】なお、本考案の治療具は、上記のような動
脈瘤の治療ばかりでなく、事故等で血管を損傷したとき
大量の出血を防止するため、血管を閉塞させる血路閉塞
具の挿入などにも利用することができる。
【0021】本考案の治療具では、上記のように、体内
留置コイルが所定の位置に配置されたことを確認してか
ら体内留置コイルを分離することができる。また、体内
留置コイルを分離する前に挿入状態を確認して、挿入位
置が誤っていた場合には、コイルを再びカテーテル内に
引き戻し、挿入操作をやり直すこともできる。したがっ
て、体内留置コイルの挿入作業を確実かつ安全に行うこ
とができ、医師や患者に対する負担も軽減される。
【0022】また、体内留置コイルは、芯線を引き抜く
と、三次元的に丸まった形状に復帰するので、例えば動
脈瘤内に挿入して形状復帰させたとき、その一部が動脈
瘤の入口から血管の流路側に突出するなどの不都合がほ
とんどなくなり、挿入ミスなどが極めて少なくなり、安
全性を高めることができる。
【0023】本考案の更に優れた点は、プッシャが中空
のより線又は多条巻きコイルからなるため、プッシャ及
び体内留置コイルを挿入する際に、その先端を所望の方
向にむけるために手元側を回転させたとき、回転伝達性
が良好なことである。更にまた、より線又は多条巻きコ
イルは、引張り力に強いため、内部に安全ワイヤー等を
入れなくてもすむという利点も有している。
【0024】
【実施例】図1には、本考案による管状器官の治療具の
一実施例が示されている。この管状器官の治療具11
は、弾性を有する金属線材からなる細長い芯線12を有
している。芯線12の基端側は拡径部12aをなし、中
間から先端部にかけては細径部12bをなしている。拡
径部12aは、挿入操作のときの把持部をなし、細径部
12bは、体内に挿入される部分となる。芯線12の材
質としては、例えばステンレス、ピアノ線、アモルファ
ス合金、形状記憶合金等の弾性を有する金属線材が好ま
しく用いられるが、その他、FRP線材などの合成樹脂
線材を用いることもできる。また、芯線12の先端部
は、例えばテーパ状に形成して柔軟性を持たせてもよ
い。芯線12の細径部12bの太さは、0.05〜0.4 mm程
度が好ましく、0.2 mm以下であることが更に好ましい。
【0025】この芯線12の細径部12b外周には、中
空のより線からなるプッシャ14が芯線12に対して軸
方向にスライド可能に装着されている。プッシャ14
は、図2に示すように、比較的太い芯線13の回りに複
数の細線14aを配置してより合わせ、芯線13を引き
抜くことにより形成されたものである。プッシャ14の
材質としては、例えばステンレス、ピアノ線、アモルフ
ァス合金、形状記憶合金等の弾性を有する金属線材が好
ましく用いられる。また、プッシャ14の外周には、フ
ッ素樹脂、ポリウレタンなどの合成樹脂膜あるいは合成
樹脂チューブを被覆してもよく、更には、その合成樹脂
膜の表面に親水性ポリマーを被覆してもよい。このよう
な親水性ポリマーとしては、例えば特公平4−1499
1号に開示されたような樹脂が挙げられる。
【0026】プッシャ14の先端部には、同じく金属コ
イルからなる体内留置コイル15の基端部が、体内で溶
解可能な可溶性物質、この実施例ではゼラチン16を介
して連結されている。また、体内留置コイル15は、本
考案の治療具11の最先端に位置するので、管状器官に
挿入する際に、管状器官を傷付けることなく、容易に挿
入できるように、その頭部15aを丸く形成されてい
る。
【0027】体内留置コイル15としては、超弾性によ
る優れた形状復元性を有する点から変態点が35℃以下
の形状記憶合金が好ましく採用される。この体内留置コ
イル15は、図3に示すように、三次元的に丸まった形
状に復帰するように形状記憶されている。ただし、上記
のような形状復元性が確保できれば、白金、ステンレ
ス、ピアノ線、アモルファス合金などのコイルを用いる
こともできる。また、白金以外の金属の場合は、体内に
留置したとき、体内で腐食等を起こさないようにするた
め、表面に金めっき等を施すことが好ましい。体内留置
コイル15の直径は、0.2 〜1mmが好ましく、0.4 mm以
下が更に好ましい。また、体内留置コイル15が三次元
的に丸まった形状に復帰したとき、その直径は、3〜10
mm程度が好ましい。
【0028】図4には、本考案による管状器官の治療具
の他の実施例が示されている。なお、前記実施例と実質
的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略する
ことにする。
【0029】この管状器官の治療具31は、プッシャ3
2が、多条巻き、かつ、多重巻きのコイルで構成されて
いる。すなわち、3本の線材33a、33b、33cを
引き揃えて3条コイルにした内側コイル33と、同じく
3本の線材34a、34b、34cを引き揃えて3条コ
イルにした外側コイル34とを、互いに逆方向巻きにし
て、内側と外側で密接させて構成されている。この結
果、プッシャ32は、回転伝達性に優れ、引張り力に対
して伸びることもない。
【0030】そして、プッシャ32の先端部において、
外側コイル34の1つの線材34cだけが延長されてお
り、この線材34cのコイル間に、体内留置コイル15
の基端部のコイルがねじ込まれて、連結部36が構成さ
れている。したがって、この治療具31においては、プ
ッシャ32を手元側で回転させて、連結部36のねじ込
みを解除することにより、体内留置コイル15を分離す
ることができる。
【0031】図5、図6には、図1に示した管状器官の
治療具11を用いて、血管の動脈瘤1aを治療する方法
が示されている。体内留置コイル15としては、三次元
的に丸まった形状に記憶させ、表面を金でめっきした、
変態点35℃の形状記憶合金からなるコイルが用いられ
ている。
【0032】まず、穿刺針を用いて経皮的に血管1内に
カテーテル21を挿入し、動脈瘤1aの入口にカテーテ
ル21の先端が到達するように配置させる。次に、カテ
ーテル21内に、本考案の治療具11を挿入し、体内留
置コイル15の先端部を動脈瘤1a内に挿入する。この
状態で、プッシャ14を図中矢印Aで示すように押し出
し、かつ、芯線12を図中矢印Bで示すように引いて、
体内留置コイル15を動脈瘤1a内に挿入しながら、体
内留置コイル15内から芯線12を徐々に引き抜いてい
く。すると、体内留置コイル15は、動脈瘤1a内で三
次元的に丸まった形状に復帰する。
【0033】なお、体内留置コイル15は、ゼラチン1
6によってプッシャ14に接続されているので、一度押
し出した後も、体内留置コイル15の位置が適当でない
場合は、カテーテル21内に引き戻して、芯線12を再
び挿入し、操作を再度やり直すことができる。
【0034】次に、体内留置コイル15が動脈瘤1a内
に確実に挿入されたことを確認したら、カテーテル21
を通して加温された生理食塩水を流し込み、ゼラチン1
6を溶解させて体内留置コイル15をプッシャ14から
分離する。その結果、三次元的に丸まった形状に復帰し
た体内留置コイル15が、動脈瘤1a内を埋めた状態と
なって留置され、血栓を作って血液の動脈瘤1a内への
流入を阻止し、動脈瘤1aの破裂を防止する。
【0035】この体内留置コイル15は、三次元的に丸
まった形状になるので、動脈瘤1aの大きさによって
は、一つでも充分動脈瘤1a内を埋めることができる
が、場合によっては、2個以上の体内留置コイル15を
挿入することもできる。また、この体内留置コイル15
は、三次元的に丸まった形状になるので、血管1内に垂
れ下がる心配がなくなり、血管1の流路で血栓ができる
のを防止できる。
【0036】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の管状器官
の治療具によれば、体内留置コイルの内部に芯線を挿入
して直線状態に保持した状態で、カテーテル等を通して
挿入することができるので、カテーテル等に対する摩擦
抵抗が少なくなり、挿入操作が容易になる。
【0037】また、体内留置コイルはプッシャに連結さ
れているので、カテーテルから一度押し出した後も、挿
入位置を修正したい場合には、再びカテーテル内に引き
戻して操作をやり直すことができる。そして、体内留置
コイルが適正な位置に配置されたのを確認してから、例
えば、加温された生理食塩水を流して可溶性物質を溶か
したり、プッシャを回転させてねじ込みを解除したりし
て、体内留置コイルをプッシャから切り離すことができ
るので、挿入作業を安全かつ確実に行うことができる。
【0038】更に、体内留置コイルは、三次元的に丸ま
った形状に復帰するので、例えば動脈瘤内に挿入しと
き、血管の流路側に垂れ下がったりすることがなくな
り、安全性を高めることができる。
【0039】更にまた、プッシャは、中空のより線又は
多条巻きコイルからなるため、挿入時に先端部を所望の
方向に向けるための回転伝達性が良好であり、引張り力
にも強いので内部に安全ワイヤー等を入れなくてもす
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の管状器官の治療具の一実施例を示す側
面図である。
【図2】同治療具のプッシャの構造を示す断面図であ
る。
【図3】同治療具の体内留置コイルが形状復帰した状態
を示す斜視図である。
【図4】本考案の管状器官の治療具の他の実施例を示す
断面図である。
【図5】本考案の管状器官の治療具を用いて血管の動脈
瘤内に体内留置コイルを挿入する操作の前半を示す説明
図である。
【図6】同操作の後半を示す説明図である。
【図7】従来の治療具を用いて血管の動脈瘤内に体内留
置コイルを挿入する操作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 血管 1a 動脈瘤 11、31 管状器官の治療具 12 芯線 12a 拡径部 12b 細径部 14、32 プッシャ 14a 細線 15 体内留置コイル 16 ゼラチン 33 内側コイル 34 外側コイル 36 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 29/02 A61B 17/00

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が丸い頭部(15a)をなして閉塞
    され、体内に留置されると三次元的に丸まった形状に復
    帰する性質を有する体内留置コイル(15)と、 この体内留置コイル(15)の基端部に離脱可能に連結
    された、中空のより線又は多条巻きコイルからなるプッ
    シャ(14,32)と、 前記プッシャ(14,32)及び前記体内留置コイル
    (15)の内部に挿入される芯線(12)とを備えてい
    ることを特徴とする管状器官の治療具。
  2. 【請求項2】 前記体内留置コイル(15)の基端部
    と、前記プッシャ(14)の先端部とが、体内で溶解可
    能な可溶性物質(16)によって連結されている請求項
    1記載の管状器官の治療具。
  3. 【請求項3】 前記プッシャ(32)は、多条巻きコイ
    ルからなり、前記体内留置コイル(15)の基端部と前
    記プッシャ(32)のコイル先端部とが、互いにねじり
    込んだ状態で連結されている請求項1記載の管状器官の
    治療具。
  4. 【請求項4】 前記プッシャ(32)は、多条巻き、か
    つ、多重巻きのコイルからなる請求項1〜3のいずれか
    1つに記載の管状器官の治療具。
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