JP2578909Y2 - 光源位置調整機構 - Google Patents
光源位置調整機構Info
- Publication number
- JP2578909Y2 JP2578909Y2 JP1992042693U JP4269392U JP2578909Y2 JP 2578909 Y2 JP2578909 Y2 JP 2578909Y2 JP 1992042693 U JP1992042693 U JP 1992042693U JP 4269392 U JP4269392 U JP 4269392U JP 2578909 Y2 JP2578909 Y2 JP 2578909Y2
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- JP
- Japan
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- light source
- bar code
- spherical body
- code reader
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、バーコードリーダの
ハウジング内に光源を取付けた後に、その出射投光位置
の調整を行うことができる光源位置調整機構に関するも
のである。
ハウジング内に光源を取付けた後に、その出射投光位置
の調整を行うことができる光源位置調整機構に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】例えば据置式のバーコードリーダのハウ
ジング内には、バーコードラベルに向けて読取光を投光
するため光源として半導体レーザ（ＬＤ）等が設置され
ている。この光源として用いる半導体レーザ等は、発光
ダイオード（ＬＥＤ）等に比べ指向性が強いので、取付
け時に位置や方向を正しく調整する必要がある。そこ
で、従来は例えば図３に示すように、各方向成分につい
てレーザ光の出射方向を微調整する２種のミラー１０
０，１０１を設け、これらを用いて半導体レーザ１０２
の初期設定を行うようになっている。
ジング内には、バーコードラベルに向けて読取光を投光
するため光源として半導体レーザ（ＬＤ）等が設置され
ている。この光源として用いる半導体レーザ等は、発光
ダイオード（ＬＥＤ）等に比べ指向性が強いので、取付
け時に位置や方向を正しく調整する必要がある。そこ
で、従来は例えば図３に示すように、各方向成分につい
てレーザ光の出射方向を微調整する２種のミラー１０
０，１０１を設け、これらを用いて半導体レーザ１０２
の初期設定を行うようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
機構を用いて調整を行うと、実装領域が大きくなり、必
然的にハウジングの大型化を招き易い。しかもこのよう
な機構では、レーザビーム光がミラーでの反射によって
減衰するため、読取力の低下をもたらす虞れもある。そ
こで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、小型化
に好適で、しかも光強度（光量）の減衰が少ない光源位
置調整機構を提供することを目的とするものである。
機構を用いて調整を行うと、実装領域が大きくなり、必
然的にハウジングの大型化を招き易い。しかもこのよう
な機構では、レーザビーム光がミラーでの反射によって
減衰するため、読取力の低下をもたらす虞れもある。そ
こで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、小型化
に好適で、しかも光強度（光量）の減衰が少ない光源位
置調整機構を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、光源
から出射する照明光をバーコードラベルのバー幅方向に
投光走査するバーコードリーダの投光光学系において、
バーコードリーダ本体内に光源を取付けたのちその出射
投光位置の調整を行う光源位置調整機構であって、バー
コードリーダのハウジング内に設けたホルダに対して球
面体を回動可能に嵌合するとともに、この球面体の前後
部に突出部を備え、前記球面体内部を貫通して前後の突
出部に至る貫通孔を設け、後側の突出部の貫通孔に光源
を前側の突出部の貫通孔に収束レンズをそれぞれ設けた
ものである。
から出射する照明光をバーコードラベルのバー幅方向に
投光走査するバーコードリーダの投光光学系において、
バーコードリーダ本体内に光源を取付けたのちその出射
投光位置の調整を行う光源位置調整機構であって、バー
コードリーダのハウジング内に設けたホルダに対して球
面体を回動可能に嵌合するとともに、この球面体の前後
部に突出部を備え、前記球面体内部を貫通して前後の突
出部に至る貫通孔を設け、後側の突出部の貫通孔に光源
を前側の突出部の貫通孔に収束レンズをそれぞれ設けた
ものである。
【０００５】
【作用】この考案では、２種のミラーを使用する替り
に、光源側を直接上下左右に回動させる球面体をホルダ
に取付けてあると共に、この球面体の前後に設けた突出
部に光源及び収束レンズを一体に内設しており、これに
よってミラーを使用しなくとも光源の初期設定が行える
ばかりか、光源と収束レンズとを１ユニットとして簡便
にまとめることができる。また、この考案によれば、ミ
ラーでの反射がない分光強度の減衰が防止できる。
に、光源側を直接上下左右に回動させる球面体をホルダ
に取付けてあると共に、この球面体の前後に設けた突出
部に光源及び収束レンズを一体に内設しており、これに
よってミラーを使用しなくとも光源の初期設定が行える
ばかりか、光源と収束レンズとを１ユニットとして簡便
にまとめることができる。また、この考案によれば、ミ
ラーでの反射がない分光強度の減衰が防止できる。
【０００６】
【実施例】以下、この考案の一実施例について添付図面
を参照しながら説明する。図１はこの考案に係る光源位
置調整機構を示すものであり、この光源位置調整機構
は、光源１及び収束レンズ５を１ユニットとして収容し
球面体２１を設けたケーシング２と、球面体２１を回動
可能に支持するホルダ３１を設けたバーコードリーダの
ハウジング３に設けたホルダ３１とから構成されてい
る。なお、図中符号４はポリゴンミラーを示すものであ
る。ケーシング２は、中央部が球形の球面体２１を有す
ると共にこの対峙する両側に円筒状の突出部２２が形成
されており、図２に示すように内部は略円筒状にくり抜
かれて貫通孔２３を形成しており、この貫通孔２３の両
端部に光源である半導体レーザ（ＬＤ）１と収束レンズ
５とが取付けられている。球面体２１は、図２に示す如
くホルダ３１の凹面状の孔３１Ａに嵌合されており、あ
る程度の力つまり球面体２１を不動状態に保持しようと
する摩擦力よりも大きな力で押し回すと、その孔３１Ａ
の内面に沿い上下左右に回動するようになっている。な
お、この球面体２１の外周面２１Ａは、作業者が手等で
押し回さぬ限り回動せぬよう、比較的大きな摩擦係数を
有する材質のもので形成されている。
を参照しながら説明する。図１はこの考案に係る光源位
置調整機構を示すものであり、この光源位置調整機構
は、光源１及び収束レンズ５を１ユニットとして収容し
球面体２１を設けたケーシング２と、球面体２１を回動
可能に支持するホルダ３１を設けたバーコードリーダの
ハウジング３に設けたホルダ３１とから構成されてい
る。なお、図中符号４はポリゴンミラーを示すものであ
る。ケーシング２は、中央部が球形の球面体２１を有す
ると共にこの対峙する両側に円筒状の突出部２２が形成
されており、図２に示すように内部は略円筒状にくり抜
かれて貫通孔２３を形成しており、この貫通孔２３の両
端部に光源である半導体レーザ（ＬＤ）１と収束レンズ
５とが取付けられている。球面体２１は、図２に示す如
くホルダ３１の凹面状の孔３１Ａに嵌合されており、あ
る程度の力つまり球面体２１を不動状態に保持しようと
する摩擦力よりも大きな力で押し回すと、その孔３１Ａ
の内面に沿い上下左右に回動するようになっている。な
お、この球面体２１の外周面２１Ａは、作業者が手等で
押し回さぬ限り回動せぬよう、比較的大きな摩擦係数を
有する材質のもので形成されている。
【０００７】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案に係
る光源位置調整機構によれば、２種のミラーを用いる替
りに、光源及び収束レンズを直接上下左右に回動させる
ための球面体をホルダに回動可能に設けているので、ミ
ラーを使用しなくとも光源自体の初期設定ができ、ミラ
ー及びこのミラー前後の光路領域が必要ない分バーコー
ドリーダの小型化が可能となり、しかも光強度（光量）
の減衰が防止できる。さらに、この考案に係る光源位置
調整機構によれば、球面体から突出し内部に貫通孔を設
けた突出部に光源と収束レンズを内設してあるから、光
源と収束レンズを１ユニットにまとめることができ、し
かも収束レンズと光源との間の距離や位置を予め調整し
て取付けておけばその後のレンズ位置の調整も不要とな
り、あとは投光方向の調整を球面体を回動させるだけの
極く簡単な操作で容易に行うこ とができる。
る光源位置調整機構によれば、２種のミラーを用いる替
りに、光源及び収束レンズを直接上下左右に回動させる
ための球面体をホルダに回動可能に設けているので、ミ
ラーを使用しなくとも光源自体の初期設定ができ、ミラ
ー及びこのミラー前後の光路領域が必要ない分バーコー
ドリーダの小型化が可能となり、しかも光強度（光量）
の減衰が防止できる。さらに、この考案に係る光源位置
調整機構によれば、球面体から突出し内部に貫通孔を設
けた突出部に光源と収束レンズを内設してあるから、光
源と収束レンズを１ユニットにまとめることができ、し
かも収束レンズと光源との間の距離や位置を予め調整し
て取付けておけばその後のレンズ位置の調整も不要とな
り、あとは投光方向の調整を球面体を回動させるだけの
極く簡単な操作で容易に行うこ とができる。
【図１】この考案に係る光源位置調整機構を設けたバー
コードリーダを示す概略構成図。
コードリーダを示す概略構成図。
【図２】図１に示す光源位置調整機構の断面図。
【図３】従来の光源位置調整機構を示す説明図。
１ 光源（半導体レーザ） ２ ケーシング ２１ 球面体２２ 突出部 ２３ 貫通孔 ３ （バーコードリーダの）ハウジング ３１ ホルダ５ 収束レンズ
Claims (1)
- 【請求項１】 光源（１）から出射する照明光をバーコ
ードラベルのバー幅方向に投光走査するバーコードリー
ダの投光光学系において、バーコードリーダ本体内に光
源（１）を取付けたのちその出射投光位置の調整を行う
光源位置調整機構であって、バーコードリーダのハウジング（３）内に設けたホルダ
（３１）に対して球面体（２１）を回動可能に嵌合する
とともに、 この球面体（２１）の前後部に突出部（２２）を備え、 前記球面体（２１）内部を貫通して前後の突出部（２
２）に至る貫通孔（２３）を設け、 後側の突出部（２２）の貫通孔（２３）に光源（１）を
前側の突出部（２２）の貫通孔（２３）に収束レンズ
（５）をそれぞれ設けた ことを特徴とする光源位置調整
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042693U JP2578909Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 光源位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042693U JP2578909Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 光源位置調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062463U JPH062463U (ja) | 1994-01-14 |
| JP2578909Y2 true JP2578909Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12643130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992042693U Expired - Lifetime JP2578909Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 光源位置調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578909Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008217832A (ja) * | 2008-06-12 | 2008-09-18 | Neuron:Kk | バーコードリーダ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0283684A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Tokyo Electric Co Ltd | 定置型スキヤナ |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP1992042693U patent/JP2578909Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH062463U (ja) | 1994-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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