JP2578869B2 - 冷蔵庫等の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫等の製氷装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫の冷凍室等に配置され、特に透明な氷
を生成可能とする製氷装置に関するものである。
従来の技術 従来より家庭用の冷蔵庫等では冷凍室内の一画に製氷
皿を収納する製氷装置を配置し、この製氷装置内を流通
する冷気の冷却作用により製氷皿内の水を凍結されて氷
を生成することが一般的に行なわれている。
しかしながら、このような氷の生成方法であると、氷
が生成される際の製氷皿内の水の凍結が製氷皿と水の接
触面及び冷気と水との接触面から中央部に進行していく
ため、水中に溶解している気体成分や不純物が氷の中央
部に封じ込められて、結果的に中央部が白濁した不透明
な氷となり、例えばウイスキー等の飲料用としては官能
的に適したものではなかった。
そのため透明な氷を所望するニーズは過去より有り、
それを生成するための装置について例えば第3図に示す
様な方法が考えられている。以下図面に従いその内容に
ついて説明する。
1は冷蔵庫本体で、区画壁2により上部に冷凍室3,下
部に冷蔵室4に区画されている。5は冷凍サイクルの冷
却器、6は強制通風用の送風機であり夫々前記冷凍室3
の背面に配置されている。7は前記冷凍室3の底部に配
置された製氷装置であり、上段に透明な氷を生成するた
めの第1の製氷室8と、下段に通常の氷を生成するため
の第2の製氷室9を設けている。そして前記第1の製氷
室8は底面と前面を除く外壁を断熱材10で囲われてお
り、天面にはヒータ11を裏面に配設したアルミ製の加熱
板12が又、底面にはアルミ製の冷却板13が夫々配置され
ている。14は前記冷却板13の下方に形成した通風路であ
り、15,16は夫々前記第1の製氷室8,第2の製氷室9内
に収納する第1の製氷皿及び第2の製氷皿である。又、
17は前記製氷装置7に前記冷却器5で冷却した冷気を前
記送風機6で強制通風するための吐出ダクトであり、18
は前記通風路の下方を仕切る仕切板である。19は前記冷
凍室3内に吐出された冷気を前記冷却器5に戻すための
戻りダクトである。又、20は透明な氷の製氷スイッチで
あり、スイッチを一度投入すれば前記ヒータ11に所定時
間通電する様構成されている。
かかる構成において、冷却器5で冷却された冷気は送
風機6の強制通風作用によって冷凍室3及び冷蔵室4に
供給されると同時に吐出ダクト17を介して製氷装置7内
の第2の製氷室9及び通風路14に吐出される。そして、
第2の製氷室9内に導かれた冷気は第2の製氷皿16を直
接的に冷却し、内部の水を水面及び第2の製氷皿16と接
触する残りの面より順次凍結させ通常の氷を生成する。
但し前述した様に、この様にし生成した氷は白濁してお
り透明な氷にはならない。一方、通風路14内に導かれた
冷気は冷却板13を冷却している。そこで使用者が透明な
氷をつくるために、水を満たした第1の製氷皿15を第1
の製氷室8に収納して製氷スイッチ20を投入すると第1
の製氷皿15の上面からはヒータ11による加熱板12を介し
ての加熱作用が開始され、下面からは冷却板13を介して
の冷却即ち凍結作用が開始される。また第1の製氷皿15
は下面を除く外壁を断熱材10で覆われているため冷凍室
3からの冷却影響を受けず、下面から上面へ向けての一
方向の凍結作用が進行する。この凍結作用は冷却板13を
介しての間接的冷却であることに加えて予め適当な容量
に定めたヒータ11による加熱作用が加わるため、その凍
結速度は十分に遅くなる。そのため水中の気体成分が上
方へ拡散する速度より氷の凍結面の進行速度の方が遅く
なって凍結面近傍での気体成分の水中溶解濃度が薄まり
気泡の発生機会が少なくなる。また、気泡が発生しても
凍結速度が遅いため発生した気泡が氷中に補獲されるこ
とがない。この様に凍結速度を概ね3mm/h以下程度に制
御すれば、水中の気体成分は最後に凍結する水表面より
外気に脱気されるため最終的に生成された氷には気泡が
ほとんど含まれず透明な氷が得られる。また、ヒータ11
は製氷が完了する所要時間に多少の裕度を持たせて予め
定めてある時間を経過すると自動的に通電が停止する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この様な構成では、第1の製氷室8の
前面が冷凍室3に開口しているため、収納された第1の
製氷皿15の手前部分に対して冷凍室3内の冷気による冷
却作用が働いたり、或いは冷凍室3の扉開閉による外気
熱侵入の影響等を受けて、透明な氷を生成するために要
する製氷時間が変動して透明度が悪くなったり、第1の
製氷皿15の手前部分の凍結速度が特に変動して全体の透
明度のバラツキが大きくなったりする問題点があった。
本発明は上記した問題を解消するものであり、製氷室
外の雰囲気の影響を排除して、安定して透明な氷を生成
出来る製氷装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の冷蔵庫等の製氷
装置は、製氷室の前面開口部に開閉自在の扉体を設ける
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、製氷室外の雰囲気の
熱影響、例えば冷凍室内の冷気の影響や、扉開閉による
外気熱の影響が扉体によって遮断されるものである。
実施例 以下、本発明の冷蔵庫等の製氷装置の一実施例につい
て第1図と第2図に従い説明する。尚、従来と同一構成
については同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
21は冷凍室3の下部に備えた製氷装置であり、22は冷
却板13の上方に形成した第1の製氷室、23は冷却板13
と、仕切板24の間に形成した通風路、25は前記仕切板24
の下方に形成した第2の製氷室である。26は前記第1の
製氷室22及び通風路23の前面開口部を覆う様に支持ピン
27で軸支された開閉自在の扉体である。
かかる構成において、ヒータ11が通電されて透明な氷
の生成が生成される過程で、冷凍室3内を対流する冷気
や扉開閉により侵入した暖気は第1の製氷室22と通風路
23の前面開口部を覆って設けた扉体26によって遮断さ
れ、第1の製氷室22内には侵入せず安定した条件で透明
な氷の生成を進行させられたため、製氷時間の変動によ
る透明度の劣化や、第1の製氷皿15全体の透明度のバラ
ツキが生ずることがない。また、通風路23の前面も扉体
26で覆われているため冷凍室3の扉開閉により侵入した
暖気が直接通風路23内には流入せず、冷却板13の温度を
上昇させにくくするために製氷時間が長びかず一層製氷
時間の安定化を図ることが出来る。更に、第1の製氷室
22より室外への熱漏洩量が少なくなってヒータ11による
加熱板12の加熱効率が高くなり、その結果ヒータ11の容
量を減少させる事も出来て消費電力も軽減される。
発明の効果 以上の様に本発明の冷蔵庫等の製氷装置によると次の
様な効果が得られる。
(1)製氷室の開口部が扉体で閉鎖されるため、外的熱
影響を受けにくく製氷時間の変動や製氷皿全体での透明
度のバラツキが少なくなって、安定した条件下で透明な
氷が生成出来る。
(2)ヒータ等の加熱装置の加熱効率が高くなるため消
費電力を軽減出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の製氷装置の
断面図、第2図は同第1図の正面図、第3図は従来の製
氷装置を備えた冷蔵庫の縦断面図である。 10……断熱材、11……ヒータ(加熱装置)、12……加熱
板、13……冷却板、15……第1の製氷皿(製氷皿)、21
……製氷装置、22……第1の製氷室(製氷室)、23……
通風路、26……扉体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却板と、前記冷却板を底面とし前面を開
    口して区画形成した製氷室と、前記製氷室内に収納され
    前記冷却板上に載置した製氷皿と、前記製氷皿の上面に
    設けた加熱装置を備えた加熱板と、前記製氷室の底面と
    前面を除いた外壁内に配した断熱材と、前記冷却板の下
    方に形成した通風路と、前記製氷室の前面開口部に設け
    た開閉自在の扉体とより成る冷蔵庫等の製氷装置。
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