JP2577116B2 - 高圧又は中電圧の遮断器 - Google Patents
高圧又は中電圧の遮断器Info
- Publication number
- JP2577116B2 JP2577116B2 JP2175153A JP17515390A JP2577116B2 JP 2577116 B2 JP2577116 B2 JP 2577116B2 JP 2175153 A JP2175153 A JP 2175153A JP 17515390 A JP17515390 A JP 17515390A JP 2577116 B2 JP2577116 B2 JP 2577116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- circuit breaker
- fixed
- arc
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/88—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
- H01H33/90—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
- H01H33/901—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc
- H01H33/903—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc and assisting the operating mechanism
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、中高圧回路遮断器に関する。この遮断器で
は、遮断室が六弗化硫黄（SF6）のような誘電性ガスで
満たされており、アークエネルギを利用してガス圧を増
加させることにより、一方ではアーク接触子の分離の際
に生じるアークにガスを吹付け、他方では遮断器の開路
機構に補助エネルギを付加する。
は、遮断室が六弗化硫黄（SF6）のような誘電性ガスで
満たされており、アークエネルギを利用してガス圧を増
加させることにより、一方ではアーク接触子の分離の際
に生じるアークにガスを吹付け、他方では遮断器の開路
機構に補助エネルギを付加する。
この目的は、例えば遮断器が開いたときに二次アーク
を発生することのできる一対の補助接触子を備えること
によって達成される。
を発生することのできる一対の補助接触子を備えること
によって達成される。
このタイプの遮断器としては、例えばドイツ公開特許
出願第23 49 263号に開示されている。
出願第23 49 263号に開示されている。
先行技術における遮断器の欠点は、二次接触子の存在
によって可動機構が重くなることである。この荷重のた
め、遮断器に出力を増強した制御機構を備え付けること
が必要になり、装置の原価が増大する。
によって可動機構が重くなることである。この荷重のた
め、遮断器に出力を増強した制御機構を備え付けること
が必要になり、装置の原価が増大する。
二次接触子を備えた遮断器がDE−Ａ−2 403 300号に
よって公知である。吹付けノズルから最も遠く位置する
二次接触子の一方は可動組立と一体的であり、二次接触
子の他方は固定組立に対して半可動である。
よって公知である。吹付けノズルから最も遠く位置する
二次接触子の一方は可動組立と一体的であり、二次接触
子の他方は固定組立に対して半可動である。
この種の遮断器は、二次アークの長さが制限されない
という欠点を有する。従って、遮断器と開路操作中にア
ークが余りにも伸び過ぎ、周囲のガスを極端に加熱する
恐れがある。この過度の加熱は開−閉−開（OCO）の短
時間サイクルの遮断を妨げる。何故なら、１回目の開路
後にガスが充分冷える時間が無いからである。従って、
雰囲気がイオン化されているため、電流のゼロ点通過時
にも二次アークが消えず、２回目の開路操作は失敗す
る。
という欠点を有する。従って、遮断器と開路操作中にア
ークが余りにも伸び過ぎ、周囲のガスを極端に加熱する
恐れがある。この過度の加熱は開−閉−開（OCO）の短
時間サイクルの遮断を妨げる。何故なら、１回目の開路
後にガスが充分冷える時間が無いからである。従って、
雰囲気がイオン化されているため、電流のゼロ点通過時
にも二次アークが消えず、２回目の開路操作は失敗す
る。
アークが過度に伸びることによるもう一つの欠点は、
アークが周囲の部品を溶損する危険があることである。
アークが周囲の部品を溶損する危険があることである。
本発明の目的は、開放動作時におけるガス吹付け及び
開放操作に付加的なエネルギを与えると共に遮断雰囲気
におけるイオン化の増大を最小限に抑制し得、遮断性能
の向上と構造の小型化とを両立させ得る中高電圧回路遮
断器を提供することにある。
開放操作に付加的なエネルギを与えると共に遮断雰囲気
におけるイオン化の増大を最小限に抑制し得、遮断性能
の向上と構造の小型化とを両立させ得る中高電圧回路遮
断器を提供することにある。
本発明によれは、前述の目的は、誘電性ガスを自動的
に吹き付けて消弧する中高電圧回路遮断器であって、誘
電性ガスが充填された密閉絶縁ハウジングの中に、固定
主接触子及び固定アーク接触子を含む固定組立と、可動
主接触子及び可動アーク接触子を含んでおり、操作ロッ
ドにより駆動される可動組立と、固定アーク接触子及び
可動アーク接触子間に誘電性ガスを吹き付けるべく可動
組立に設けられた吹付けノズルと、可動組立内において
吹付けノズルに開口する第１の容積を画定すると共にハ
ウジングに固定された第１のピストンと、可動組立に固
定されており、該可動組立内に第２の容積を画定する第
２のピストンと、開路動作時において第２の容積内のガ
ス圧を上昇させるために二次アークを発生すべく該第２
の容積内に設けられた、ハウジングに固定の第１の二次
接触子並びに可動組立に対して相対移動自在な第２の二
次接触子と、第２の二次接触子を第２のピストンに押圧
すべく構成された押圧手段と、開閉動作における第２の
二次接触子の行程が可動組立の行程よりも小さくなるよ
うに第２の二次接触子の移動を制限する制限手段とを備
えている回路遮断器によって達成される。
に吹き付けて消弧する中高電圧回路遮断器であって、誘
電性ガスが充填された密閉絶縁ハウジングの中に、固定
主接触子及び固定アーク接触子を含む固定組立と、可動
主接触子及び可動アーク接触子を含んでおり、操作ロッ
ドにより駆動される可動組立と、固定アーク接触子及び
可動アーク接触子間に誘電性ガスを吹き付けるべく可動
組立に設けられた吹付けノズルと、可動組立内において
吹付けノズルに開口する第１の容積を画定すると共にハ
ウジングに固定された第１のピストンと、可動組立に固
定されており、該可動組立内に第２の容積を画定する第
２のピストンと、開路動作時において第２の容積内のガ
ス圧を上昇させるために二次アークを発生すべく該第２
の容積内に設けられた、ハウジングに固定の第１の二次
接触子並びに可動組立に対して相対移動自在な第２の二
次接触子と、第２の二次接触子を第２のピストンに押圧
すべく構成された押圧手段と、開閉動作における第２の
二次接触子の行程が可動組立の行程よりも小さくなるよ
うに第２の二次接触子の移動を制限する制限手段とを備
えている回路遮断器によって達成される。
本発明の回路遮断器によれば、ハウジングに固定され
た第１のピストンか可動組立内において吹付けノズルに
開口する第の容積を画定すると共に可動組立に固定され
た第２のピストンが該可動組立内に第２の容積を画定し
ている。第２の容積内には開路動作時において第２の容
積内のガス圧を上昇させるために二次アークを発生す
る、ハウジングに固定の第１の二次接触子と可動組立に
対して相対移動自在な第２の二次接触子とが設けられて
いる。この第２の二次接触子は押圧手段によって第２の
ピストンに押圧されると共に、制限手段によって開閉動
作における行程が可動組立の行程よりも小さくなるよう
に移動が制限されている。従って、本発明の回路遮断器
によれば、開閉行程の一部分においては第２の二次接触
子が第２のピストンに押圧されつつ可動組立と一緒に移
動するが、該開閉行程の残りの部分においては制御手段
によって第２の二次接触子の移動が制限されるため第２
のピストンを含む可動組立のみが第２の二次接触子から
離れて移動するが故に、遮断器開放時における第１の二
次接触子及び第２の二次接触子間のギャップを固定アー
ク接触子及び可動アーク接触子間のギャップより小さく
し得、開放動作時における二次アークの不要な伸長を防
止し得る。よって、遮断部近傍の雰囲気におけるイオン
化を低減し得、遮断動作を短時間に数回繰り返しても確
実に消弧し得ると共に不必要に伸長したアークの転移に
よる構成部品の溶損を防止し得る。その結果、開放動作
時におけるガス吹付け及び開放操作に付加的なエネルギ
を与えると共に遮断雰囲気におけるイオン化の増大を最
小限に抑制し得、遮断性能の向上と構造の小型化とを両
立させ得る。
た第１のピストンか可動組立内において吹付けノズルに
開口する第の容積を画定すると共に可動組立に固定され
た第２のピストンが該可動組立内に第２の容積を画定し
ている。第２の容積内には開路動作時において第２の容
積内のガス圧を上昇させるために二次アークを発生す
る、ハウジングに固定の第１の二次接触子と可動組立に
対して相対移動自在な第２の二次接触子とが設けられて
いる。この第２の二次接触子は押圧手段によって第２の
ピストンに押圧されると共に、制限手段によって開閉動
作における行程が可動組立の行程よりも小さくなるよう
に移動が制限されている。従って、本発明の回路遮断器
によれば、開閉行程の一部分においては第２の二次接触
子が第２のピストンに押圧されつつ可動組立と一緒に移
動するが、該開閉行程の残りの部分においては制御手段
によって第２の二次接触子の移動が制限されるため第２
のピストンを含む可動組立のみが第２の二次接触子から
離れて移動するが故に、遮断器開放時における第１の二
次接触子及び第２の二次接触子間のギャップを固定アー
ク接触子及び可動アーク接触子間のギャップより小さく
し得、開放動作時における二次アークの不要な伸長を防
止し得る。よって、遮断部近傍の雰囲気におけるイオン
化を低減し得、遮断動作を短時間に数回繰り返しても確
実に消弧し得ると共に不必要に伸長したアークの転移に
よる構成部品の溶損を防止し得る。その結果、開放動作
時におけるガス吹付け及び開放操作に付加的なエネルギ
を与えると共に遮断雰囲気におけるイオン化の増大を最
小限に抑制し得、遮断性能の向上と構造の小型化とを両
立させ得る。
本発明による回路遮断器の好ましい特徴によれば、第
２の二次接触子は回路遮断器が開路位置にあるとき吹付
けノズルから遠い方の二次接触子であるのがよい。
２の二次接触子は回路遮断器が開路位置にあるとき吹付
けノズルから遠い方の二次接触子であるのがよい。
本発明による回路遮断器の他の好ましい特徴によれ
ば、押圧手段は回路遮断器の閉路操作の間に圧縮される
ばねであるのがよい。
ば、押圧手段は回路遮断器の閉路操作の間に圧縮される
ばねであるのがよい。
本発明による回路遮断器の更に他の好ましい特徴によ
れば、制御手段は第１のピストンと接触するストッパで
あるのがよい。
れば、制御手段は第１のピストンと接触するストッパで
あるのがよい。
以下、本発明を図面に示す好ましい実施例を用いて詳
述する。
述する。
第１図中、符号１はセラミックのような絶縁材料から
なり、xxを中心軸とする円筒形の外箱を示している。こ
の外箱１は、六弗化硫黄（SF6）のような誘電特性の優
れたガスを数バールの圧力で満たすための密閉絶縁ハウ
ジングとしての内部容積２を形成する。
なり、xxを中心軸とする円筒形の外箱を示している。こ
の外箱１は、六弗化硫黄（SF6）のような誘電特性の優
れたガスを数バールの圧力で満たすための密閉絶縁ハウ
ジングとしての内部容積２を形成する。
遮断器の各部材は軸xxのまわりを包囲しており、組立
品に小形化と取付け及び保守の容易性とを与える。
品に小形化と取付け及び保守の容易性とを与える。
遮断器はチューリップ形に配置された爪状部材よりな
る固定主接触子３を含んでおり、この接触子３は放電防
止キャップ４によって包囲されている。固定主接触子３
は金属管５によって構成される固定アーク接触子と結合
されており、この金属管５の先端にはタングステンをベ
ースとする合金のようにアーク効果に耐え得る材料から
なる部品5Aが取り付けられている。前記二つの固定接触
子は図示しない第１の電流端子と電気的に接続されてい
る。
る固定主接触子３を含んでおり、この接触子３は放電防
止キャップ４によって包囲されている。固定主接触子３
は金属管５によって構成される固定アーク接触子と結合
されており、この金属管５の先端にはタングステンをベ
ースとする合金のようにアーク効果に耐え得る材料から
なる部品5Aが取り付けられている。前記二つの固定接触
子は図示しない第１の電流端子と電気的に接続されてい
る。
可動組立は、先端が可動アーク接触子を構成する摩耗
部材6Aとなっている金属管６を含んでいる。この管６は
遮断器の開路及び再閉路操作のために用いられる絶縁材
料製の制御棒８に連結されている。
部材6Aとなっている金属管６を含んでいる。この管６は
遮断器の開路及び再閉路操作のために用いられる絶縁材
料製の制御棒８に連結されている。
可動組立は更に、可動主接触子を構成する減径部分9A
と先端にし、xxを中心軸とする管９を含んでいる。この
部分9Aは又、ポリテトラフルオルエチレンのような絶縁
材料で作られた吹付けノズル10を支持する役割を果して
いる。管６及び管９は広い開口12が設けられた絶縁環状
体11によって一体化されている。管６と管９とはアーク
への吹付け容積を画定する第１の容積としての環形容積
V1を形成している。
と先端にし、xxを中心軸とする管９を含んでいる。この
部分9Aは又、ポリテトラフルオルエチレンのような絶縁
材料で作られた吹付けノズル10を支持する役割を果して
いる。管６及び管９は広い開口12が設けられた絶縁環状
体11によって一体化されている。管６と管９とはアーク
への吹付け容積を画定する第１の容積としての環形容積
V1を形成している。
この容積V1は、ノズル10の反対側において、管９と同
軸であると共に遮断器の第２の電流端子（図示せず）に
接続された絶縁材料製の第１のピストンとしてのピスト
ン14によって閉じられている。ピストン14には差動弁を
構成する円板17によって塞がれ得る開口16が明けられて
いる。ピストン14及び管９間の密閉性は環状滑りパッキ
ン18を用いて得られる。
軸であると共に遮断器の第２の電流端子（図示せず）に
接続された絶縁材料製の第１のピストンとしてのピスト
ン14によって閉じられている。ピストン14には差動弁を
構成する円板17によって塞がれ得る開口16が明けられて
いる。ピストン14及び管９間の密閉性は環状滑りパッキ
ン18を用いて得られる。
管９帯び管15間の電気的接続は滑動電気接触子19によ
って保証されている。
って保証されている。
管15及び管６はピストン14の図中右側において環状断
面の第２の容積としての容積V2と形成しており、この内
部に二次接触子が配置されている。この容積V2は管６に
固定された絶縁材料製の第２のピストン20によって閉じ
られている。このピストンはパッキン21を介して管15に
沿って密閉的にスライドすることができる。ピストン20
には、弁を形成する円板22によって塞がれ得る開口21A
が明けられている。
面の第２の容積としての容積V2と形成しており、この内
部に二次接触子が配置されている。この容積V2は管６に
固定された絶縁材料製の第２のピストン20によって閉じ
られている。このピストンはパッキン21を介して管15に
沿って密閉的にスライドすることができる。ピストン20
には、弁を形成する円板22によって塞がれ得る開口21A
が明けられている。
第１の二次接触子は、遮断器が開路位置にあるとき
（第３図の位置）吹付けノズル10に最も近くなり、ピス
トン14と一体的な管23からなる。この管23はxxを中心軸
とし、摩耗部品23Aがその先端に設けられている。この
管23は、例えば穴16の延長上で穴をあけられた環状金属
板23Bを介して管15と電気接続されている。
（第３図の位置）吹付けノズル10に最も近くなり、ピス
トン14と一体的な管23からなる。この管23はxxを中心軸
とし、摩耗部品23Aがその先端に設けられている。この
管23は、例えば穴16の延長上で穴をあけられた環状金属
板23Bを介して管15と電気接続されている。
遮断器が開路位置にあるとき、吹付けノズル10から最
も遠くなる第２の二次接触子は摩耗部品24Aを先端とす
る管24である。この管24は管23と同軸的であり、遮断器
の閉路位置で管23と係合できるように管23より直径が小
さく、かつ管６に沿ってスライド自在な環状金属ブロッ
ク25に固定されている。滑動電気接触子26は管６及びブ
ロック25間の電気接触を許容している。
も遠くなる第２の二次接触子は摩耗部品24Aを先端とす
る管24である。この管24は管23と同軸的であり、遮断器
の閉路位置で管23と係合できるように管23より直径が小
さく、かつ管６に沿ってスライド自在な環状金属ブロッ
ク25に固定されている。滑動電気接触子26は管６及びブ
ロック25間の電気接触を許容している。
押圧手段としてのばね27はブロック25と固定ピストン
14との間に配置されている。遮断器が閉路位置にあると
きは、ばね27は圧縮されている。ブロック25の行程は制
限部材としてのストッパ28によって制限されており、ス
トッパ28は管６に沿ってスライド自在な絶縁材料製の管
29の一部をなし、その長手方向の一部分でこの管６を覆
っている。管29の作用については後述する。
14との間に配置されている。遮断器が閉路位置にあると
きは、ばね27は圧縮されている。ブロック25の行程は制
限部材としてのストッパ28によって制限されており、ス
トッパ28は管６に沿ってスライド自在な絶縁材料製の管
29の一部をなし、その長手方向の一部分でこの管６を覆
っている。管29の作用については後述する。
接触子24は絶縁材料製（例えば、ポリテトラフルオル
エチレン）の管24Bによって延長されている。管24Bの作
用については後述する。
エチレン）の管24Bによって延長されている。管24Bの作
用については後述する。
ブロック25、摂氏欲子24、管29及び接触子26よりなる
組立は半可動に構成されており、可動組立に対して制限
された振幅の移動を行うことができる。
組立は半可動に構成されており、可動組立に対して制限
された振幅の移動を行うことができる。
例えば、エラストマ材料からなるダンバ30は半可動組
立の衝撃を弱めることができる。変形例では別のタイプ
のダンパ、例えば空気圧ダンパを用いることができる。
立の衝撃を弱めることができる。変形例では別のタイプ
のダンパ、例えば空気圧ダンパを用いることができる。
次に遮断器の動作を説明する。
遮断器が挿入された回路が正常に作動しているとき
は、遮断器は閉路位置にあり（第１図）、定格電流が主
接触子３、部分9A、管９、接触子19及び管15を通る。
は、遮断器は閉路位置にあり（第１図）、定格電流が主
接触子３、部分9A、管９、接触子19及び管15を通る。
例えば、不具合が生じて遮断器を開放するときは操作
制御棒８が図示しない操作機構によって図の右方に移動
される。主接触子３及び部分9Aが離れ、電流はアーク接
触子に切り替わって、管５、管６、接触子26、ブロック
25、二次接触子23、環状板23B及び管15を通る。
制御棒８が図示しない操作機構によって図の右方に移動
される。主接触子３及び部分9Aが離れ、電流はアーク接
触子に切り替わって、管５、管６、接触子26、ブロック
25、二次接触子23、環状板23B及び管15を通る。
アーク接触子が互いに離れると、アーク50が先端5A及
び6A間に発生する。容積V1内の圧力は、一方ではピスト
ン14とシリンダ９との相対移動によって機械的に、他方
ではアークによって加熱されたガスの温度上昇のために
増加する。作動弁としての円板17は容積V1を閉鎖する。
これは、この容積V1内の圧力が容積V2より高いからであ
る。電流の通路はアーク50を介することを除けば同じで
ある。
び6A間に発生する。容積V1内の圧力は、一方ではピスト
ン14とシリンダ９との相対移動によって機械的に、他方
ではアークによって加熱されたガスの温度上昇のために
増加する。作動弁としての円板17は容積V1を閉鎖する。
これは、この容積V1内の圧力が容積V2より高いからであ
る。電流の通路はアーク50を介することを除けば同じで
ある。
この行程の間に、半可動組立はばね27の釈放によって
押されて可動組立と共に移動する。
押されて可動組立と共に移動する。
管６の移動が進むと、部品23A及び24Aの分離が起こ
り、アーク51がそれらの間に発生する。この点火はポリ
テトラフルオルエチレン管24Bの存在によってガスのイ
オン化を助長する分解のために容易化される。容積V2内
の圧力は急速に増加し、遮断器の開路操作に必要なエネ
ルギを著しく増加させることに寄与する。この行程中、
円板22は円板17と同じように閉じたままである。これ
は、円板17の面積が開口16の開口面積よりも大きいから
である。
り、アーク51がそれらの間に発生する。この点火はポリ
テトラフルオルエチレン管24Bの存在によってガスのイ
オン化を助長する分解のために容易化される。容積V2内
の圧力は急速に増加し、遮断器の開路操作に必要なエネ
ルギを著しく増加させることに寄与する。この行程中、
円板22は円板17と同じように閉じたままである。これ
は、円板17の面積が開口16の開口面積よりも大きいから
である。
制限された所定の行程後に、二次接触子24は不動化さ
れ、ストッパ28はダンパ30を介してピストン14と当接す
る。
れ、ストッパ28はダンパ30を介してピストン14と当接す
る。
この構成によって二次アークの長さは制限される。そ
の結果、容積V2中のガスの加熱も、又、二次アークの転
移による部品損傷の心配もない。
の結果、容積V2中のガスの加熱も、又、二次アークの転
移による部品損傷の心配もない。
二次接触子の停止後も、可動組立は移動を続行する
（第３図）。
（第３図）。
電流の最初のゼロ点通過時において、吹付けノズル10
を介して容積V1から放出される吹付けによってアーク50
が消される。
を介して容積V1から放出される吹付けによってアーク50
が消される。
遮断器の各部品は、主アーク50と二次アーク51とがほ
ぼ同時に現れるように設計できる。
ぼ同時に現れるように設計できる。
この遮断器は小型構造で保守が容易である。この遮断
器は中電圧及び高電圧の回路に適用できる。
器は中電圧及び高電圧の回路に適用できる。
第１図は本発明による遮断器の閉路位置における軸方向
半断面図、第２図は開路操作過程における遮断器軸方向
半断面図、第３図は開路操作終了時の遮断器軸方向半断
面図である。 10……吹付けノズル、14……固定ピストン、23……第１
の二次接触子、24……第２の二次接触子、27……ばね、
28……ストッパ。
半断面図、第２図は開路操作過程における遮断器軸方向
半断面図、第３図は開路操作終了時の遮断器軸方向半断
面図である。 10……吹付けノズル、14……固定ピストン、23……第１
の二次接触子、24……第２の二次接触子、27……ばね、
28……ストッパ。
フロントページの続き (72)発明者 ミシエル・ペレ フランス国、38300・ブルゴワン‐ジヤ リユー、トウラモール、レジダンス・ド ウ・ラニイ・10 (56)参考文献 特開 昭64−59732（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−16514（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】誘電性ガスを自動的に吹き付けて消弧する
中高電圧回路遮断器であって、誘電性ガスが充填された
密閉絶縁ハウジングの中に、 固定主接触子及び固定アーク接触子を含む固定組立と、 可動主接触子及び可動アーク接触子を含んでおり、操作
ロッドにより駆動される可動組立と、 前記固定アーク接触子及び前記可動アーク接触子間に誘
電性ガスを吹き付けるべく前記可動組立に設けられた吹
付けノズルと、 前記可動組立内において前記吹付けノズルに開口する第
１の容積を画定すると共に前記ハウジングに固定された
第１のピストンと、 前記可動組立に固定されており、該可動組立内に第２の
容積を画定する第２のピストンと、 開路動作時において前記第２の容積内のガス圧を上昇さ
せるために二次アークを発生すべく該第２の容積内に設
けられた、前記ハウジングに固定の第１の二次接触子並
びに前記可動組立に対して相対移動自在な第２の二次接
触子と、 前記第２の二次接触子を前記第２のピストンに押圧すべ
く構成された押圧手段と、 開閉動作における第２の二次接触子の行程が前記可動組
立の行程よりも小さくなるように前記第２の二次接触子
の移動を制限する制限手段とを備えている回路遮断器。 - 【請求項２】前記第２の二次接触子は前記回路遮断器が
開路位置にあるとき吹付けノズルから遠い方の二次接触
子である請求項１に記載の回路遮断器。 - 【請求項３】前記押圧手段は前記回路遮断器の閉路操作
の間に圧縮されるばねである請求項１又は２に記載の回
路遮断器。 - 【請求項４】前記制限手段は第１のピストンと接触する
ストッパである請求項１から３のいずれか一項に記載の
回路遮断器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8908975A FR2649531B1 (fr) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | Disjoncteur a haute ou moyenne tension |
| FR8908975 | 1989-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0343924A JPH0343924A (ja) | 1991-02-25 |
| JP2577116B2 true JP2577116B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=9383452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2175153A Expired - Lifetime JP2577116B2 (ja) | 1989-07-04 | 1990-07-02 | 高圧又は中電圧の遮断器 |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4996399A (ja) |
| EP (1) | EP0406794B1 (ja) |
| JP (1) | JP2577116B2 (ja) |
| CN (1) | CN1018404B (ja) |
| AT (1) | ATE124568T1 (ja) |
| BR (1) | BR9003160A (ja) |
| CA (1) | CA2020281C (ja) |
| DE (1) | DE69020441T2 (ja) |
| DK (1) | DK0406794T3 (ja) |
| ES (1) | ES2074103T3 (ja) |
| FR (1) | FR2649531B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100639271B1 (ko) * | 1998-09-15 | 2006-10-27 | 아레바 티엔디 에스에이 | 중간 전압 또는 고전압 회로 차단기 내의 내부 아크와 회로 차단 아크를 판별하는 방법 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2661550B1 (fr) * | 1990-04-26 | 1992-06-12 | Alsthom Gec | Disjoncteur a haute tension a arc serie. |
| FR2720188B1 (fr) * | 1994-05-19 | 1996-06-14 | Gec Alsthom T & D Sa | Disjoncteur à autocompression réduite. |
| FR2725844B1 (fr) * | 1994-10-12 | 1996-12-13 | Schneider Electric Sa | Appareillage electrique a haute tension et a isolement gazeux equipe d'un dispositif court-circuiteur d'arc |
| EP0796308B1 (en) * | 1994-12-08 | 2001-10-04 | ExxonMobil Chemical Patents Inc. | Biodegradable branched synthetic ester base stocks and lubricants formed therefrom |
| FI111711B (fi) * | 1997-04-11 | 2003-09-15 | Fortum Oil & Gas Oy | Etenkin fluorattujen jäähdytysnesteiden kanssa käytettävät polyoli- ja kompleksiesterit |
| FR2783088B1 (fr) * | 1998-09-09 | 2000-10-13 | Alstom Technology | Interrupteur avec un systeme d'insertion d'une resistance a longue duree d'insertion |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2666118A (en) * | 1950-06-29 | 1954-01-12 | Westinghouse Electric Corp | Circuit interrupter |
| DE2403300A1 (de) * | 1974-01-24 | 1975-07-31 | Bbc Brown Boveri & Cie | Elektrischer schalter |
| FR2575595B1 (fr) * | 1985-01-02 | 1987-01-30 | Alsthom Atlantique | Disjoncteur a haute tension a gaz comprime |
| JP2528100B2 (ja) * | 1986-07-08 | 1996-08-28 | 株式会社日立製作所 | パツフア形ガス遮断器 |
| FR2610763B1 (fr) * | 1987-02-09 | 1989-04-28 | Alsthom | Disjoncteur a faible energie de manoeuvre |
| FR2619246B1 (fr) * | 1987-08-03 | 1989-11-17 | Alsthom | Disjoncteur a haute ou moyenne tension a gaz sous pression a energie de coupure prelevee sur celle de l'arc |
-
1989
- 1989-07-04 FR FR8908975A patent/FR2649531B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-07-02 JP JP2175153A patent/JP2577116B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-03 CA CA002020281A patent/CA2020281C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-03 AT AT90112672T patent/ATE124568T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-07-03 EP EP90112672A patent/EP0406794B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-03 ES ES90112672T patent/ES2074103T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-03 DE DE69020441T patent/DE69020441T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-03 US US07/547,276 patent/US4996399A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-03 DK DK90112672.2T patent/DK0406794T3/da active
- 1990-07-04 BR BR909003160A patent/BR9003160A/pt not_active IP Right Cessation
- 1990-07-04 CN CN90103340A patent/CN1018404B/zh not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100639271B1 (ko) * | 1998-09-15 | 2006-10-27 | 아레바 티엔디 에스에이 | 중간 전압 또는 고전압 회로 차단기 내의 내부 아크와 회로 차단 아크를 판별하는 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0406794B1 (fr) | 1995-06-28 |
| DE69020441D1 (de) | 1995-08-03 |
| US4996399A (en) | 1991-02-26 |
| ATE124568T1 (de) | 1995-07-15 |
| JPH0343924A (ja) | 1991-02-25 |
| CN1018404B (zh) | 1992-09-23 |
| CN1048628A (zh) | 1991-01-16 |
| CA2020281C (fr) | 1994-02-01 |
| DE69020441T2 (de) | 1995-11-16 |
| ES2074103T3 (es) | 1995-09-01 |
| EP0406794A1 (fr) | 1991-01-09 |
| BR9003160A (pt) | 1991-08-27 |
| FR2649531B1 (fr) | 1995-11-10 |
| FR2649531A1 (fr) | 1991-01-11 |
| DK0406794T3 (da) | 1995-10-02 |
| CA2020281A1 (fr) | 1991-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2571779B2 (ja) | 圧縮誘電ガスブレ−カ− | |
| JP2001189118A (ja) | ハイブリッド遮断器 | |
| US5808257A (en) | High-voltage gas-blast circuit-breaker | |
| JP2577116B2 (ja) | 高圧又は中電圧の遮断器 | |
| JP2579688B2 (ja) | 高圧遮断器 | |
| US5126516A (en) | Puffer-type medium or high tension circuit breaker | |
| JP2577080B2 (ja) | 低エネルギで動作する高電圧遮断器 | |
| JP2837188B2 (ja) | 送風に使用される誘電性ガス式高圧遮断器 | |
| US5841614A (en) | High voltage circuit breaker with insertion of resistance on closure | |
| JP2655733B2 (ja) | 中高電圧回路遮断器 | |
| US5151565A (en) | Medium tension circuit breaker | |
| US4381436A (en) | Rotary arc type circuit breaker | |
| US3943314A (en) | Motion-multiplying linkage-mechanism for sealed-casing structures | |
| JPS61168826A (ja) | 複動式圧縮ガス高圧遮断器 | |
| US5159164A (en) | Gas circuit breaker | |
| US3674956A (en) | Puffer type circuit interrupter | |
| JP2563855B2 (ja) | 高電圧回路遮断器 | |
| JP2568296B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| US4511776A (en) | Break chamber for a gas-blast circuit breaker | |
| JPS6236336B2 (ja) | ||
| US5955715A (en) | Circuit breaker having a closure resistance | |
| US4426561A (en) | Puffer-type compressed-gas circuit-interrupter | |
| JP2563856B2 (ja) | 中電圧回路遮断器 | |
| KR100345691B1 (ko) | 복합 소호형 가스 차단기 | |
| RU2121187C1 (ru) | Газонаполненный электрический выключатель |