JP2576283Y2 - 感知器用埋込ベース - Google Patents

感知器用埋込ベース

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JP2576283Y2
JP2576283Y2 JP1990032813U JP3281390U JP2576283Y2 JP 2576283 Y2 JP2576283 Y2 JP 2576283Y2 JP 1990032813 U JP1990032813 U JP 1990032813U JP 3281390 U JP3281390 U JP 3281390U JP 2576283 Y2 JP2576283 Y2 JP 2576283Y2
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洋巳 宮下
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、天井面などの監視する場所に感知器を設置
し、受信部と電気的に接続をとるための感知器用埋込ベ
ースに関する。
〔従来技術〕
従来、感知器を天井面に取り付ける場合、露出型と埋
込型のどちらでも取付ねじによりベースを天井面に固定
し、ベースの導電金具に螺着されている接続ねじを緩
め、その間に電源線や信号線となる導線を挟み込んで締
め付けた後、感知器本体を装着している。近年、感知器
は小型化、簡素化が進められていて、導線接続部も例外
ではない。
〔考案が解決しようとする課題〕
導線接続部は、通常、有蓋筒状のベースの内部に設け
られていて、ベースの小型化において導線の引出口とと
もに蓋部の大部分を占めている。この導線接続部への導
線の引出口をベースの側面、すなわち周壁部分に設けれ
ば、中央の引出口が必要なくなり、埋込型のベースにお
いては都合がよい。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、感知器本体が埋め込まれる筒状の周壁と、
その下端に設けられ設置面に当接する鍔部と、感知器本
体が装着される周壁上端の蓋部と、からなる有蓋筒状の
埋込ベースであって、周壁側から導線が導入される所定
の数の導線接続部が蓋部に設けられるとともに、導線の
引出口が導線接続部に当たる周壁にそれぞれ設けられて
いることを特徴とするものである。
更に、ベースの周壁に設けられる導線の引出口の上端
が導線接続部の固定位置よりも下方に配置されているも
のである。
〔作用〕
ベースの周壁に引出口を設けることにより、蓋部が小
さくなり、感知器の小型化に伴い、埋込ベースを小さく
することができ、他の機能を付加しても大きくなること
はなく、また、引出口から直接導線接続部へ導線を挿入
することができる。
更に、導線の引出口の上端が導線接続部よりも下方に
することにより、導線を伝う水滴の侵入を防ぐことがで
きる。
〔実施例〕
以下に本考案を用いた一実施例について説明する。1
はベースで、ほぼ有蓋筒状に樹脂成形され、その上端の
蓋部2には鍵孔状の固定孔3を2カ所、導線接続部4が
周壁5沿いに4カ所設けられていて、筒状の周壁5の導
線接続部4に当たる部分それぞれに導線を挿入するため
の引出口6が接続される導線の数だけ設けられている。
導線接続部4の数は必要に応じて選ばれる。また、周壁
5の下端には鍔部12が設けられている。
ベース1の導線接続部4に対応する位置には、傾斜段
7を備えた角壁8と、受台9と、ねじ孔を穿設した取付
座10が形成され、その側の周壁5に円弧片11が設けられ
ている。13はばね部14を備えた端子片、15は導線16を押
圧接続する端子ばね、17は解錠孔18を設けた端子板、19
はこれらを重ねて取り付けるため取付座10に螺着される
固定ねじである。端子ばね14は、二つの係止片20と、連
結部21と、二つの接触片22とをほぼH字形の薄いばね板
を折り曲げ、断面ろ字形に成形したものである。
23は有蓋筒状のベース1内で蓋部2に装着される感知
器本体であり、枠体の部分は、すべてベース1と同様に
樹脂成形され、ヘッド(検出部)、プリント基板、カバ
ー等から構成される。24は上部にフランジ25が形成され
ている図示していないプリント基板への導通をとる端子
ねじである。26は固定金具であり、薄い金属板を打ち抜
き、両側縁を折り曲げ断面コ字形とした平面部27と、そ
の両端に逆J字形に曲げられさらに断面コ字形とした支
承部28とを形成するように加工されている。29は樹脂等
による座金、30は固定金具26を用いてベース1を天井等
の設置面に固定するための取付ねじである。
上記実施例の組立方法および設置方法について説明す
ると、端子ばね15は、導線接続部4に組み込まれる端子
片13に重ねられ、ベース1の角壁8内に介装され、その
際、受台9と角壁8の間に仮止めされる。その上に端子
板17が載せられ、固定ねじ19をベース1の取付座10に螺
合され、端子板17が傾斜段7に沿って固定される。端子
ばね15の介装状態では、係止片20の先端付近が端子板17
の解錠孔18に位置する。
図示しない受信部に接続するため配設された導線16
は、周壁5の引出口6から蓋部2の導線接続部4へ直接
挿入される。周壁5側から差し込まれた導線16は、その
先端が先ず端子ばね15の係止片20を押しながら端子板17
に沿って奥へ進み、更に接触片22を押して接続し、導線
16は、端子ばね15によって端子板17との間に簡便に挟持
される。ここでもし間違い等により、導線16を外したい
場合、端子板17の解錠孔18にドライバ等を差し込んで端
子ばね15の係止片20を押すことにより、導線16の係合が
解け、抜き外すことができる。導線16の接続方法はねじ
止めであってもよい。引出口6の大きさは、その下端を
なるべく下げ、また横方向も幅広くしておくことによ
り、導線16を折曲させることができ、ベース1を天井等
に固定するときに作業が行いやすい。
〔考案の効果〕
本考案は、埋込ベースの蓋部に周壁側から導線が導入
される所定の数の導線接続部を設け、該導線接続部に当
たる埋込ベースの周壁に導線の引出口を設けることによ
り、蓋部を小さくでき、感知器の小型化に伴い、埋込ベ
ースを小さくすることが可能である。また、引出口から
導線接続部へ導線を直接挿入することができ、導線を端
子板等に簡便に接続することができる。
更に、ベースの周壁に設けられる導線の引出口の上端
が導線接続部の固定位置よりも下方に配置されることに
より、導線を伝う水滴が導線接続部へ侵入しないので、
金具を腐食させにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による一実施例を用いたベースを示す
縦断面図、第2図は、第1図の正面図、第3図は、第2
図の蓋部の導線接続部の形状を示す拡大図、第4図は、
導線接続部の組立図、第5図は、本実施例の設置図であ
る。 1……ベース、2……蓋部、4……導線接続部、5……
周壁、6……引出口、16……導線。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感知器本体が埋め込まれる筒状の周壁と、
    該周壁の下端に設けられ設置面に当接する鍔部と、前記
    感知器本体が装着される前記周壁上端の蓋部と、からな
    る有蓋筒状の埋込ベースであって、 該蓋部に、前記周壁側から導線が導入される所定の数の
    導線接続部が設けられるとともに、該導線接続部に当た
    る前記周壁に、前記導線の引出口がそれぞれ設けられて
    いることを特徴とする感知器用埋込ベース。
  2. 【請求項2】ベースの周壁に設けられる導線の引出口の
    上端が導線接続部の固定位置よりも下方に配置されてい
    る請求項1記載の感知器用埋込ベース。
JP1990032813U 1990-03-30 1990-03-30 感知器用埋込ベース Expired - Fee Related JP2576283Y2 (ja)

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JPS6389191U (ja) * 1986-11-25 1988-06-10

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