JP2575058Y2 - 車両のルーフサイドモールディング構造 - Google Patents

車両のルーフサイドモールディング構造

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JP2575058Y2 JP1990097348U JP9734890U JP2575058Y2 JP 2575058 Y2 JP2575058 Y2 JP 2575058Y2 JP 1990097348 U JP1990097348 U JP 1990097348U JP 9734890 U JP9734890 U JP 9734890U JP 2575058 Y2 JP2575058 Y2 JP 2575058Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体のルーフサイド部に沿って適用される
車両のルーフサイドモールディング構造に関する。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来から車両のルーフサイド部に沿った部位の外観品
質を向上させるために、種々の考案が案出されている。
例えば、第8図に示されるルーフサイドモールディン
グ構造では、ルーフドリップモール100が、フロントピ
ラー102からルーフサイド104を経由し、クオータピラー
106の上部付近まで配設されている。ルーフドリップモ
ール100の車両後方側の端部からクオータピラー106の下
端部に亘っては、クオータモール108が配設されてい
る。なお、この構造と類似する構造が実開昭60-176952
号公報に開示されている。
第7図に示されるように、このルーフドリップモール
100はルーフパネル110とルーフサイドレールアウタパネ
ル112との間に配設されたドリプチャンネル114に嵌合さ
れている。なお、第7図はリヤドアの閉止状態で図示さ
れており、ドアフレーム116の車両上方側にはメインウ
エザストリップ118が係止され、ドアフレーム116の車両
下方側にはリヤドアガラス119の周縁部をシールするた
めのドアガラスラン121が係止されている。また、ルー
フサイドレールアウタパネル112とルーフサイドレール
インナパネル120との接合端部にはオープニングトリム1
22が被嵌されている。また、第6図に示されるように、
クオータモール108はグロメット124及びスクリュー126
によりクオータパネル127に締め付けられている。
しかしながら、この構造では、基本的にルーフドリッ
プモール100とクオータモール108とは別体であり、これ
らを組付ける構造であるため、第8図に示される如く、
ルーフドリップモール100とクオータモール108との見切
り部128に見切り線が生じる。また、ルーフドリップモ
ール100、クオータモール108の寸法公差が集積されると
共に組付時に生じる組付誤差から、見切り部128に間隙
寸法dのズレが生じる。そして、これらの不具合に起因
して、車両の外観品質が低下するという問題点が生じ
る。
上記事実を考慮し、本考案は車両のルーフサイド部に
沿った部位の外観品質を向上させることができる車両の
ルーフサイドモールディング構造を得ることが目的であ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、車体のルーフサイド部に沿って適用される
車両ルーフサイドモールディング構造であって、長手直
角断面形状が略C字形状とされた金属製のモール本体
と、このモール本体の一端部側に一体的に設けられた樹
脂製の第1リップと、モール本体の他端部側に一体的に
設けられた樹脂製の第2リップと、を含んで構成された
ドリップモールを備え、フロントピラー部及びルーフサ
イド部に対応する部位にあっては、当該部位に沿って設
けられたドリップチャンネルにモール本体を嵌合させ、
クオータピラー部に対応する部位にあっては、クオータ
ピラー部の車体側を構成するクオータパネルに第1リッ
プがクオータパネルに固定されるガーニッシュに第2リ
ップがそれぞれ弾性的に当接されてクオータパネルとガ
ーニッシュとの間の間隙が閉塞されるように当該ガーニ
ッシュにモール本体を係止させることで、ドリップモー
ルをフロントピラー部からルーフサイド部を経由してク
オータピラー部の下端に至る部位まで連続的かつ一体的
に配設した、ことを特徴としている。
〔作用〕
上記構成によれば、ドリプモールは、長手直角断面形
状が略C字形状とされた金属製のモール本体と、このモ
ール本体の一端部側に一体的に設けられた樹脂製の第1
リップと、モール本体の他端部側に一体的に設けられた
樹脂製の第2リップと、を含んで構成されており、以下
の如く配設される。
すなわち、フロントプピラー部及びルーフサイド部に
対応する部位にあっては、当該部位に沿って設けられた
ドリップチャンネルに、ドリップモールのモール本体が
嵌合されて組付けられる、また、クオータピラー部に対
応する部位にあっては、クオータピラー部の車体側を構
成するクオータパネルに固定されるガーニッシュに、ド
リップモールのモール本体が係止されて組付けられる。
この際、第1リップはクオータパネルに弾性的に当接さ
れ、又第2リップはガーニッシュに弾性的に当接される
ことで、クオータパネルとガーニッシュとの間の間隙が
閉塞される。
上記の如くしてドリップモールが組付けられることに
より、ドリップモールがフロントピラー部からルーフサ
イド部を経由してクオータピラー部の下端に至る部位ま
で連続的かつ一体的に配設される。これにより、ドリッ
プモールに見切り部が生じることがなくなる。従って、
本考案によれば、車両のフロントピラー部からルーフサ
イド部を経由してクオータピラー部の下端に至る部位ま
での外観品質が向上される。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係る車両のルーフサイド
モールディング構造は、車両のルーフサイドに沿った部
位の外観品質を向上させることができるという優れた効
果を有する。
〔実施例〕
第5図には、本考案に係る車両のルーフサイドモール
ディング構造が適用された車両10の概略斜視図が示され
ている。なお、第1図〜第5図において適宜示される矢
印FRは車両前方、矢印UPは車両上方、矢印INは車両室内
側をそれぞれ示している。
第5図に示されるように、車両10には、フロントドア
12及びリヤドア14回りにルーフドリップモール16が配設
されている。すなわち、ルーフドリップモール16は、フ
ロントピラー18のベルトライン部からルーフサイド部20
を経由しクオータピラー22のベルトライン部付近に至る
まで配設されている。ルーフドリップモール16のフロン
トピラー18のベルトライン部からルーフサイド部20の車
両公報側に至るまでの部位の切断面は、同一である。
第2図は第5図のII-II線断面図であり、この第2図
に示されるように、ルーフパネル24の車両下方側には、
車両室外側へ凸状とされたルーフサイドレールアウタパ
ネル26が配設されている。このルーフサイドレールアウ
タパネル26は車両上方側にスポット溶接用の上フランジ
26Aを有し、またルーフサイドレールアウタパネル26に
はこの上フランジ26Aから車両室外側へ突出された凸部2
6Bが形成されている。さらに、ルーフサイドレールアウ
タパネル26には、凸部26Bから車両室内側へ屈曲された
段部26Cが形成され、この段部26Cを経た後、スポツト溶
接用の下フランジ26Dが車両下方側に形成されている。
ルーフサイドレールアウタパネル26の車両下方側に
は、車両室内側へ凸状とされたルーフサイドレールイン
ナパネル28が配設されている。ルーフサイドレールイン
ナパネル28は車両上方側にはルーフサイドレールアウタ
パネル26と同様にスポツト溶接用の上フランジ28Aを有
し、またルーフサイドレールインナパネル28には車両室
内側へ突出された突部28Bが形成され、さらに突部28Bか
らスポツト溶接用の下フランジ28Cが形成されている。
これらのルーフサイドレールアウタパネル26の上フラ
ンジ26Aがルーフサイドレールインナパネル28の上フラ
ンジ28Aに、またルーフサイドレールアウタパネル26の
下フランジ26Dがルーフサイドレールインナサネル28の
下フランジ28Cにそれぞれ当接した状態で溶着されて、
閉断面部30が形成されている。
ルーフサイドレールアウタパネル26の凸部26Bの車両
上方側の面には、ドリップチャンネル32の車両室内側の
端部が溶着されている。ドリップチャンネル32の車両幅
方向の中間部には、その車両上方側の面にはルーフパネ
ル24の車両室外側の端部が溶着されている。ドリップチ
ャンネル32の車両室外側の端部は、車両上方へ向けて屈
曲されている。このため、ドリップチャンネル32には、
溝部34が形成されている。
ルーフサイドレールアウタパネル26の下フランジ26D
とルーフサイドレールインナパネル28の下フランジ28C
とには、これらが溶着された状態でサブウエザストリッ
プ236のU字部36Aが被嵌されて弾性的に挟持されてい
る。このサイドウエダストリップ36は中空部36Bを有し
ており、リヤドア14の閉止状態で後述するドアフレーム
38の凸状部38Aによって押圧されて弾性変形することに
よってシールしている。
閉断面部30の車両下方側には、リヤドア14のドアフレ
ーム38が配置されている。ドアフレーム38は鋼板を適宜
屈曲して形成されており、車両室内側へ突出された凸状
部38A及び車両室外側に位置する縦壁部38Bを有してお
り、これらの凸状部38Aと縦壁部38Bとの間の車両上方
側、車両下方側の面には上部フック38C、下部フック38D
がそれぞれ形成されている。
下部フック38Dにはドアガラスラン40が係止されてお
り、このドアガラスラン40によりリヤドアガラス42の周
縁部はシールされる。また、上部フック38Cにはメイン
ウエザストリップ44が係止されており、このメインウエ
ザストリップ44は中空のシール部44A及び外リップ44Bを
有している。シール部44Aはルーフサイドレールアウタ
パネル26の段部26Cに押圧されて弾性変形し、シールし
ている。外リップ44Bは、後述するルーフドリップモー
ル16の第2リップ16Cに当接している。
ルーフドリップモール16は、車両幅方向断面が略C字
形状に屈曲されたモール本体16Aを備えており、モール
本体16Aの車両下方側の面には第2リップ16Cが一体に成
形され、さらにモール本体16Aが車両上方側の面には第
1リップ16Bが一体に成形されている。モール本体16Aは
ステンレス製とされ、まが第1リップ16B及び第2リッ
プ16Cは共に塩化ビニル製とされており、このモール本
体16Aをロール成形しつつ、第1リップ16B及び第2リッ
プ16Cを押出成形することにより、ルーフドリップモー
ル16が形成される。
また、第1リップ16Bの車両室外側の面はモール本体1
6Aと略面一になっている。第2リップ16Cの車両室外側
の面は上述したようにメインウエザストップ44の外リッ
プ44Bに当接している。このモール本体16Aはドリップチ
ャンネル32の車両室外側の端部に嵌合されている。
次に、第1図、第3図、第4図に基づいて、ルーフド
リップモール16のクオータピラー22に位置する部位の構
造について説明する。
第1図に示されるように、クオータパネル46には、ク
オータピラー22に沿ってガーニッシュ48が配設されてい
る。なお、第1図は、第2図と同様にリヤドア14が閉止
された状態で図示されている。また、第1図において、
第2図と同一構成部分についてはその説明を省略する。
ガーニッシュ48は樹脂材を射出成形して長尺状に形成
されており、ルーフサイド部20に近づくにつれて徐々に
細くなっている(第5図参照)。また、第4図に示され
るようにガーニッシュ48の車両下方側の下端部には、外
周が円弧状とされたコーナー部48Gが設けられている。
このコーナ部48Gを介して、ガーニッシュ48は側面視で
リヤドア14のベルトモール15(第5図参照)と連続して
いる。このガーニッシュ48は、第1図に示されるように
断面形状が略台形状の取付部48A及びこの取付部48Aから
車両外方へ延出された立ち上がり部48Bを有している。
第4図に示されるように、取付部48Aには、ガーニッ
シュ48の長手方向に沿って所定の間隔で矩形状の凹部48
Cが形成され、この部分でガーニッシュ48がグロメット5
0(第1図参照)及びスクリュー52によってクオータパ
ネル46に締め付けられている。この取付部48Aの車両外
方側の面は、若干傾斜されて傾斜面48Dが形成されてい
る。この傾斜面48Dには、前述したドアフレーム38のメ
インウエサストリップ44の外リップ44Bが面一となるよ
うに当接している。
また、ガーニッシュ48とクオータパネル46との間に
は、クッション材54(第1図参照)が介在され、ガーニ
ッシュ48とクオータパネル46との間のガタを吸収してい
ると共にこれらの間をシールしている。立ち上がり部48
Bには、ガーニッシュ48の長手方向に沿って所定の間隔
で係止部48Eが形成されている。係止部48Eは等脚台形状
とされ、その中央部には矩形孔48Fが形成されている。
ガーニッシュ48の係止部48Eの矩形孔48Fへは、次に説
明するルーフドリップモール16の爪部16Dが係止され
て、ルーフドリップモール16がコーナ部48Gに連続する
ように組付けられている。この組付位置でのルーフドリ
ップモール16の断面は、前述した第2図における断面と
は異なっている。すなわち、第3図に示されるように、
ルーフドリップモル16には、その長手方向に沿って所定
の間隔で矩形状の切欠き16Eが形成されている。これに
より、モール本体16Aにはその車両前方側の端部に矩形
状の支持部16Fが形成されている。支持部16Fの中央部に
は、支持部16Fの一部を切り起こして形成した爪部16Dが
設けられている。
また、モール本体16Aの車両室内側の面には、長尺状
のウレタンフォーム56が貼着されている。このウレタン
フォーム56は適度の硬度を有している。第1図に示され
るように、ガーニッシュ48の係止部48Eにルーフドルッ
プモール16の爪部16Dが係止された状態では、係止部48E
がウレタンフォーム56に押圧されており、この状態でガ
ーニッシュ48をクオータパネル46に締め付けると、ルー
フドリップモール16の第2リップ16Cがガーニッシュ48
の立ち上がり部48Bによって押圧される。すなわち、組
付後の状態では、ウレタンフォーム56には係止部48Eに
よって押圧される押圧力Aが生じ、また第2リップ16C
には立ち上がり部48Bに押圧される押圧力Bが生じてお
り、この押圧力Bは押圧力Aよりも大とされている。こ
のため、ルーフドリップモール16がガーニッシュ48及び
クオータパネル46への組付状態で第1リップ16Bとクオ
ータパネル46との間にガタ及び隙間が生じない。このこ
とをさらに詳しく説明すると、前述した押圧力Bは押圧
力Aよりも大きく設定されているので、ルーフドリップ
モール16には第1図において時計回り方向への回転力が
生じ、この結果、組付状態では第1リップ16Bがクオー
タパネル46へ緊密に当接することになる。従って、第1
リップ16Bとボデーパネル46との間にガタ及び隙間が生
じなくなる。
以下に、本実施例の作用をルーフドリップモール16の
組付を通して説明する。
先ず、ルーフドリップモール16のクオータピラー22に
沿って配置される部位に、爪部16Dが係止部48Eの矩形孔
48Fへ係止されて、ガーニッシュ48がルーフドリップモ
ール16に組付けられる。次に、ルーフドリップモール16
のガーニッシュ48が組付けらた部分以外の部分(フロン
トピラー18のベルトライン部からルーフサイド部20のリ
アドア14の上端縁部分まで)が、ドリップチャンネル32
にモール本体16Aが嵌合されることによりボデーに組付
けられる。その後、ガーニッシュ48がグロメット50及び
スクリュー52によってクオータパネル46に締め付けられ
て、ルーフドリップモール16の組付作業が終了する。
このように本実施例では、ルーフドリップモール16
は、そのフロントピラー18のペルトライン部からルーフ
サイド部20のリヤドア14の上端縁部分までをモール本体
16Aによってドリップチャンネル32に嵌合させ、また、
ルーフドリップモール16のクオータピラー22に沿って配
置される部分は爪部16Dと矩形孔48Fとによってガーニッ
シュ48に係止させることにより、連続的に一体形成され
たルーフドリップモール16をフロントピラー18のベルト
ライン部からルーフサイド部20を経由してクオータピラ
ー22の下端に至る部位に確実に取付けることができる。
このため、従来のような見切り部128(第8図参照)が
生じることが無い。従って、ルーフドリップモール16を
フロントピラー18のベルトライン部からクオータピラー
22の下端に至るまでの部位の車両10の外観品質を向上さ
せることができる。
この効果に関連し、フロントピラー18のベルトライン
部からルーフサイド部20を経由してクオータピラー22の
下端に至る部位に、連続的に一体形成されたルーフドリ
ップモール16を取付けているので、ステンレス製のルー
フドリップモール100(第8図参照)と金属メッキを施
した樹脂製のクオータモール108とを組み付ける従来の
構造において必要とされたこれらの色調を合わせるため
の管理工程を廃止することができる。このため、車両が
完成するまでの工程数を低減させることができ、車両全
体のコストダウンに資することができる。
また、ガーニッシュ48の傾斜面48Dとメインウエザス
トリップ44の外リップ44Bの車両室外側の面とが面一に
なるように構成しているので、ルーフドリップモール16
のクオータピラー22に沿って配置される部位の外観品質
をさらに向上させることができ、この点からも車両10の
外観品質を向上させることができる。この効果に起因し
て、乗員によるリヤドア14の開放時の開放操作をスムー
ズに行うことができるというメリットも生じる。すなわ
ち、仮に、リヤドア14の閉止状態で外リップ44Bが幾分
撓む構造を想定した場合、外リップ44Bの撓んだ部分と
接触する面に摩擦力が生じ、この摩擦力はリヤドア14の
開放時に抵抗力として働くことになるが、本実施例では
外リップ44Bとガーニッシュ48の傾斜面48Dとが面一にな
るように構成しているので、リヤドア14の開放時に抵抗
力が働くことはなく、この結果、乗員によるリヤドア14
の開放時の開放操作をスムーズに行うことができる。
さらに、第2リップ16Cはガーニッシュ48の立ち上が
り部48Bに緊密にかつ面一に当接しているので、この部
分の外観品質をも向上させることができると共にガーニ
ッシュ48を損傷から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るガーニッシュとルーフドリップ
モールとの係止構造を示す第5図のI−I線断面図、第
2図はルーフドリップモールのドリップチャンネルへの
嵌合構造を示す第5図のII-II線断面図、第3図は第1
図のルーフドリップモールを示す斜視図、第4図は第1
図のガーニッシュを示す斜視図、第5図は本考案に係る
車両のルーフサイドモールディング構造が適用された車
両の概略側面図、第6図〜第8図は従来例を示しており
第6図は第1図に対応する第8図のVI-VI線断面図、第
7図は第2図に対応する第8図のVII-VII線断面図、第
8図は第5図に対応する車両の概略側面図である。 14……リヤドア、16……ルーフドリップモール、16D…
…爪部、18……フロントピラー、20……ルーフサイド
部、22……クオータピラー、32……ドリップチャンネ
ル、48……ガーニッシュ、48E……係止部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 則武 実 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 ト ヨタ車体株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−76372(JP,A) 実開 昭57−111670(JP,U) 実開 昭62−176059(JP,U) 実公 昭44−14482(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のルーフサイド部に沿って適用される
    車両のルーフサイドモールディング構造であって、 長手直角断面形状が略C字形状とされた金属製のモール
    本体と、このモール本体の一端部側に一体的に設けられ
    た樹脂製の第1リップと、モール本体の他端部側に一体
    的に設けられた樹脂製の第2リップと、を含んで構成さ
    れたドリップモールを備え、 フロントピラー部及びルーフサイド部に対応する部位に
    あっては、当該部位に沿って設けられたドリップチャン
    ネルにモール本体を嵌合させ、 クオータピラー部に対応する部位にあっては、クオータ
    ピラー部の車体側を構成するクオータパネルに第1リッ
    プがクオータパネルに固定されるガーニッシュに第2リ
    ップがそれぞれ弾性的に当接されてクオータパネルとガ
    ーニッシュとの間の間隙が閉塞されるように当該ガーニ
    ッシュにモール本体を係止させることで、 ドリップモールをフロントピラー部からルーフサイド部
    を経由してクオータピラー部の下端に至る部位まで連続
    的かつ一体的に配設した、 ことを特徴とする車両のルーフサイドモールディング構
    造。
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