JP2574592Y2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2574592Y2
JP2574592Y2 JP1993010961U JP1096193U JP2574592Y2 JP 2574592 Y2 JP2574592 Y2 JP 2574592Y2 JP 1993010961 U JP1993010961 U JP 1993010961U JP 1096193 U JP1096193 U JP 1096193U JP 2574592 Y2 JP2574592 Y2 JP 2574592Y2
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JP
Japan
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air
heat exchanger
air conditioner
ceiling
electric box
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JP1993010961U
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JPH0664026U (ja
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啓一 兼杉
裕司 河村
一郎 田中
健司 矢嶋
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Bosch Corp
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Bosch Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば住宅等の建物
の天井に装着される空調装置であって、電気ボックスが
空調装置と一体に取付けられた空調装置に関するもので
ある
【0002】
【従来の技術】従来において、空調機器をコントロール
するための電装品等を収納する電気ボックスは、天井装
着型空調装置の長手方向を更に延設するようにしてケー
スの外壁側に取付けられるもの(実開平3−10392
1号公報参照)と、天井装着型空調装置の長手方向に沿
って該長手方向の一端からケースの内壁側に取付けるも
の(実開平2−77509号公報参照)とが、一般的で
ある。
【0003】また、図6に示す様に、空調装置本体1の
ケース2内において、空気吸込口16から吸込まれた空
気は熱交換器3へ急な角度で曲折して熱交換器3に流れ
る構造となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
引用した電気ボックス一体型の空調装置では、電気ボッ
クスの幅分だけ天井装着型空調装置全体の長手方向寸法
を大きくする必要がある。
【0005】このため、ある種の住宅では天井の野縁と
野縁との間隔が通常の住宅よりも狭くなっているので、
野縁に対し直角方向に天井装着型空調装置を取付ける際
に野縁を切断しなけれならないという問題があった。
【0006】反対に、野縁と野縁を切断することなく天
井装着型空調装置を取付けるとすると天井装着型空調装
置を小型化しなければならず、これにより空気吸込口の
面積が小さくなるので、吸入空気の風速が速くなり騒音
が発生するという問題もあった。
【0007】また、空調装置全体においても、熱交換器
を通過する空気の風速分布は図6で示す様に上下間で大
きく異なるので、通過する空気の熱交換を適宜に行えな
いという問題点があった。
【0008】そこで、この考案は、上記問題点に鑑み、
空気吸込口の面積を維持しつつ、野縁を切断することな
く天井の狭い野縁間に直角方向に取付け可能であり、ま
た熱交換器を通過する空気の風速は上下間でもほぼ変化
することのない空調装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案に係る空調装置は、空気吸込口と空気吹出
口とが同一面に形成されたケースと、このケース内に電
気ボックス及び熱交換器を少なくも収納して成り、前記
熱交換器は、その通風路入口端面が前記空気吸込口と所
定の角度を有して配置され、前記電気ボックスは、前記
空気吸込口から熱交換器の手前にわたる前記ケースの壁
面と、前記空気吸込口と前記熱交換器の通風路入口端面
との最も離れた側辺間にわたって設けられるガイド面と
の囲まれた空間で構成されたものとなっている。
【0010】
【作用】従って、天井装着型空調装置の長手方向を電気
ボックスの幅分だけ更に大きくする必要がなく、また空
気吸込口から吸い込まれた空気は電気ボックスのガイド
面に沿って緩やかな角度で曲折して熱交換器側に流れる
ので、図3に示すように熱交換器を空気は上下間でほぼ
同じ風速で通過できる。よって、上記課題を達成できる
こととなる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
【0012】図1乃至図3において、この考案に係る天
井装着型空調装置の構成が示されている。
【0013】空調装置本体1は、内部が空洞の箱状のケ
ース2、かかるケース2内に配されたエアガイド部材1
5、該エアガイド部材15の上流側に接続される熱交換
器3、該熱交換器3の後流側に位置しエアガイド部材1
5内に収納される送風機20等の空調機器、ドレンパン
10、ドレンポンプ11、及び電気ボックス35等によ
り少なくとも構成されるものである。
【0014】エアガイド部材15は、空気吸込口16か
ら取入れられ熱交換器3により温調された空気を空気吹
出口17まで案内するためのものであり、その一方端は
熱交換器3の通風路入口端面3aまで延出していると共
に他端は空気吹出口17に連接している。そして、前記
空気吸入口16及び空気吹出口17は天井装着型である
ため下向きになるよう共に下面2fに形成されている。
また、粉塵が混入するのを防止するため空気吸込口16
側はエアフィルタ18を有している。
【0015】熱交換器3は、そのケース2の側壁2aか
ら突出させた出入口部4,5に出入口パイプを各々接続
することによって空調装置本体1外に存する膨張弁、コ
ンデンサ、コンプレッサと配管結合されて冷房サイクル
を構成するもので、ヒートポンプ式であるため空気の暖
房又は冷房を切換えて行うことができる。
【0016】また、熱交換器3はエアガイド部材15の
内幅全体を遮蔽できる様に配置され、熱交換器3の外幅
は、前記空気吸込口16の内幅とほぼ等しい長手方向寸
法を有しているものである。
【0017】尚、熱交換器3は、通風路入口端面3aが
空気吸込口16に対し直角になるよう配置されているが
必ずしもこれに限定されず、吸込空気の熱交換が適宜行
われればいかなる角度で配置されていても良いものであ
る。
【0018】前記熱交換器3のエアガイド部材15の下
側には、ドレン水の受け皿としてドレンパン10が配置
され、一時的にドレン水を貯めるようになっている。ま
た、前記ドレンパン10に貯めたドレン水の吸水用とし
て、ドレンポンプ11がドレンパン10上で且つ熱交換
器3よりも側壁2a側に設けられ、ドレンパン10から
ドレン水が溢れるのを防止している。
【0019】そして、ドレンポンプ11から延設された
パイプ接続部12を介して吸い上げられたドレン水はド
レン水排出用パイプより空調装置本体1の外部に排出さ
れる。尚、ドレン水からの熱を遮断するため前記パイプ
接続部12の周囲を断熱材13がカバーしている。
【0020】送風機20は、前記熱交換器3と並列して
配置されているもので、円筒状のクロスフローファンを
採用しており、送風機20の長手方向寸法は熱交換器3
の長手方向寸法と一致したものとなっている。
【0021】尚、送風機20は軸21の一方端を軸受ブ
ラケット23でカバーした後、プレート24に回動可能
に係止し、軸21の他方端をケース2のうち突出したス
ペース32に設置されたモータ22に接続されているの
で、送風機20の回転数をモータ22で制御可能となっ
ている。
【0022】また、送風機20の真下には、両端をエア
ガイド部材15に回動自在に係止された軸27に複数の
傾斜したブレード26を固定して成るルーバ28が配置
されており、前記軸27を手動で回転しブレード26の
向きを異ならせることにより吹出空気の向きを左右に変
更できるようになっている。更に、吹出口17近傍にも
軸30により回動可能なルーバ29が配置され、こちら
は自動制御でルーバ29の傾斜を変えることにより吹出
空気の向きを上下に変更できるようになっている。従っ
て、これらのルーバ28,29により、使用者は嗜好に
合わせて吹出空気の向きを自由に変更することが可能で
ある。
【0023】電気ボックス35は、空調機器をコントロ
ールするための電装備品等を収納するものであり、側壁
2cと、上壁2eのうち側壁2cと直角に交叉する端部
から前記熱交換器3の通風路入口端面3aまでと、前記
空気吸込口16と前記熱交換器3との通風路入口端面3
aとの最も離れた側辺間にわたって設けられた傾斜面6
0とに囲まれて構成され、長手方向に沿って一体に延び
る三角柱状を成してケース2内に設けられている。
【0024】このため、かかる電気ボックス35は、断
面上、上側に行くほど横幅が熱交換器3側に広がる逆三
角形状となっている。そして、前記電気ボックス35の
長手方向は空気吸込口16の長手方向とほぼ同じ大きさ
を有している。尚、前記傾斜面60は、図2及び図3に
示すような平面に限定されず曲面であっても良いもので
ある。
【0025】これによって、空気吸込口16から取入れ
られた空気は電気ボックス35の傾斜面60に添って流
れるため、該空気は緩やかな角度で熱交換器3側に曲折
することとなる。また、電気ボックス35はケース2内
に直角に交わる側壁2cと上壁2eの内側双方に面して
収納されるので、空調装置本体1の長手寸法が電気ボッ
クスの幅分だけ大きくなるのを防止できる。
【0026】最後に、かかる空調装置本体1の取付を図
4及び図5を用いて説明すると、ケース2の側壁2c,
2dに一対づつ2組設けられたブラケット40に一端が
天井上面50に固定された吊りボルト41を嵌合し、し
かる後にナット等で挟持して固定することにより行われ
る。これによって、空調装置本体1を天井上面50から
天井下面49に穿たれた天井開口部48上に吊り下げる
こととなる。尚、かかる天井開口部48は空調装置本体
1とほぼ同じ大きさの寸法を有している。
【0027】そして、天井開口部48側から出入口部
4,5に出入口パイプを接続し、パイプ接続部12にド
レン水排出用のパイプを接続した後、天井開口部48よ
りも若干寸法の大きい天井パネル42を取付け、天井開
口部48をカバーする。これより天井装着型空調装置の
天井への装着は完成する。
【0028】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、空調
装置本体1の長手方向横幅が電気ボックスの幅分だけ長
手方向に大きくなるのを防止できるので、天井の野縁に
対し直角に天井装着型空調装置を取付ける場合でも野縁
を切断しなくても済むものである。
【0029】また、同様の理由から空調装置本体を小型
化しなくても済むため空気吸込口の面積も維持できるの
で、吸入空気の風速が速くなることによって騒音が発生
することも防止できる。
【0030】更に、空気吸込口から取入れられた空気は
緩やかな角度で熱交換器側に曲折して流れるので、風速
が熱交換器の上下で殆ど変化せず、通過する空気を適宜
熱交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電気ボッスクスを収納する空調
装置本体のケースを下側から見た断面図である。
【図2】同上の電気ボッスクスを収納する空調装置本体
のケースを横側から見た断面図である。
【図3】同上の空気吸込口から取り入れられた空気が熱
交換器側に流れる向き及び熱交換器を通過する空気の風
速を説明した空調装置本体の概略断面図である。
【図4】及び
【図5】同上の天井装着型空調装置を天井に装着した状
態を示した説明図である。
【図6】従来の天井装着型空調装置の空気吸込口から取
り入れられた空気が熱交換器側に流れる向き及び熱交換
器を通過する空気の風速を説明した空調装置本体の概略
断面図である。
【符号の説明】
1 空調装置本体 2 ケース 2a 側壁 2c 側壁 2d 側壁 2e 上壁 2f 下壁 3 熱交換器 3a 通風路入口端面 16 空気吸込口 17 空気吹出口 20 送風機 35 電気ボックス 60 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 矢嶋 健司 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番 地 株式会社ゼクセル 江南工場内 (56)参考文献 特開 平2−298739(JP,A) 実開 平3−6234(JP,U) 実開 昭60−188920(JP,U) 実開 昭61−96227(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸込口と空気吹出口とが同一面に形
    成されたケースと、このケース内に電気ボックス及び熱
    交換器を少なくも収納して成り、前記熱交換器は、その
    通風路入口端面が前記空気吸込口と所定の角度を有して
    配置され、前記電気ボックスは、前記空気吸込口から熱
    交換器の手前にわたる前記ケースの壁面と、前記空気吸
    込口と前記熱交換器の通風路入口端面との最も離れた側
    辺間にわたって設けられるガイド面との囲まれた空間で
    構成されることを特徴とする空調装置。
JP1993010961U 1993-02-18 1993-02-18 空調装置 Expired - Lifetime JP2574592Y2 (ja)

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JP1993010961U JP2574592Y2 (ja) 1993-02-18 1993-02-18 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1993010961U JP2574592Y2 (ja) 1993-02-18 1993-02-18 空調装置

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JPH0664026U JPH0664026U (ja) 1994-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3609564B2 (ja) * 1996-11-29 2005-01-12 三菱電機株式会社 埋め込み形空気調和機の室内ユニット

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JPH0664026U (ja) 1994-09-09

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