JP2574212Y2 - 定電圧電源回路 - Google Patents

定電圧電源回路

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JP2574212Y2
JP2574212Y2 JP1991109173U JP10917391U JP2574212Y2 JP 2574212 Y2 JP2574212 Y2 JP 2574212Y2 JP 1991109173 U JP1991109173 U JP 1991109173U JP 10917391 U JP10917391 U JP 10917391U JP 2574212 Y2 JP2574212 Y2 JP 2574212Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、入力電圧が印加される
昇圧部と、該昇圧部からの出力電圧が印加される降圧部
と、該昇圧部及び降圧部を制御する電源制御回路とから
成る、定電圧電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような定電圧電源回路は、例
えば図2に示すように、構成されている。即ち、図2に
おいて、定電圧電源回路1は、昇圧部2と、該昇圧部2
からの出力電圧が印加される降圧部3と、該昇圧部2及
び降圧部3を制御する電源制御回路4とから構成されて
いる。
【0003】該昇圧部2は、入力電圧が印加される入力
端子2aに対して、それぞれ順次に直列に接続された第
一のチョークコイル2b及び第一のダイオード2cと、
該第一のダイオードの入力側とアースとの間に、エミッ
タ・コレクタが接続された第一のトランジスタ2dと、
該第一のダイオード2cの出力側とアースとの間に接続
されたコンデンサ2eとを含んでいる。
【0004】また、該降圧部3は、上記昇圧部2の第一
のダイオード2cの出力側に対して、それぞれ順次に直
列に、エミッタ・コレクタが接続された第二のトランジ
スタ3a及び第二のチョークコイル3bと、該第二のチ
ョークコイル3bの入力側とアースとの間に接続された
第二のダイオード3cと、該第二のチョークコイル3b
の出力側とアースとの間に接続されたコンデンサ3dと
を含んでおり、該第二のチョークコイル3bの出力側
が、出力端子3eに接続されている。
【0005】該電源制御回路4は、その電源端子4a及
びフィードバック入力端子4bに、上記昇圧部2の第一
のダイオード2cの出力側が接続されていると共に、そ
のフィードバック入力端子4cに、上記降圧部3の出力
端子3eが接続されており、また二つの制御端子4d,
4eが、それぞれ第一のトランジスタ2d及び第二のト
ランジスタ3aのベースに接続されている。
【0006】このように構成された定電圧電源回路1に
よれば、入力端子2aに印加された入力電圧は、昇圧部
2のチョークコイル2b,トランジスタ2d及びダイオ
ード2cにより構成される昇圧型チョッパによって、昇
圧せしめられた後に、降圧部3のトランジスタ3a,ダ
イオード3c及びチョークコイル3bにより構成される
降圧型チョッパによって、降圧せしめられる。
【0007】その際、該電源制御回路4は、昇圧部2の
ダイオード2cの出力側から、該昇圧部2の出力電圧
が、電源制御回路4の電源端子4aに印加されることに
より、動作せしめられ、フィードバック入力端子4b,
4cに入力される昇圧部2の出力電圧及び降圧部3の出
力電圧に基づいて、制御端子4d,4eから適宜の制御
信号を出力して、該トランジスタ2d,3aをオンオフ
制御することにより、該昇圧部2及び降圧部3の動作を
制御して、出力端子3eからの出力電圧を一定に保持し
ている。
【0008】ここで、図示しない装置の電源スイッチが
投入されたときには、入力端子2aに入力電圧が印加さ
れ、該入力電圧が、チョークコイル2b及びダイオード
2cを流れるが、このときコンデンサ2eは充電されて
いないため、電源制御回路4の電源端子4aに入力され
る該昇圧部2の出力電圧が比較的低い。従って、電源制
御回路4は動作しないので、その制御端子4d,4eか
らは制御信号が出力されない。これにより、トランジス
タ3aは、すぐにはオン状態にはならない。即ち、所謂
ソフトスタート回路が構成されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の定電圧電源回路1においては、例えば入力端
子2aの印加電圧が遮断されると、コンデンサ2eが放
電することにより、該昇圧部2の出力電圧、即ち電源制
御回路4の電源端子4aの入力電圧が漸次下がることに
なる。
【0010】従って、該電源制御回路4は、電源端子4
aの入力電圧が、前以て設定された低電圧誤動作防止電
圧になるまで、出力端子3eの出力電圧が所定値となる
ように、動作し続けることとなり、該昇圧部2の出力電
圧が、出力端子3eの出力電圧より低くなったときに
は、第二のトランジスタ3aは、オン状態に保持される
ことになる。
【0011】この状態において、昇圧部2の出力電圧
が、低電圧誤動作防止電圧以下にならないうちに、再び
入力端子2aに入力電圧が印加されると、電源制御回路
4は、動作していることから、入力電圧が、オン状態の
トランジスタ3aに印加され、該トランジスタ3aを過
渡電流が流れることとなり、場合によっては、該トラン
ジスタ3aが破壊してしまうということがあった。
【0012】本考案は、以上の点に鑑み、入力電圧が再
印加されたときに、電源制御回路が動作し続けているこ
とにより、トランジスタに過渡電流が流れないようにし
て、該トランジスタの破壊を防止するようにした、定電
圧電源回路を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本考案によ
れば、入力電圧が印加される昇圧部と、該昇圧部からの
出力電圧が印加される降圧部と、該昇圧部及び降圧部を
制御する電源制御回路とから成り、該昇圧部が、直列に
接続されたチョークコイル及びダイオードと、該ダイオ
ードの入力側とアースとの間に接続された第一のトラン
ジスタと、該第一のダイオードの出力側とアースとの間
に接続されたコンデンサとを含んでいると共に、該降圧
部が、直列に接続された第二のトランジスタ及びチョー
クコイルと、該チョークコイルの入力側とアースとの間
に接続されたダイオードと、該チョークコイルの出力側
とアースとの間に接続されたコンデンサとを含んでお
り、該電源制御回路が、該昇圧部から出力される制御用
電圧に基づいて、該昇圧部及び降圧部の各トランジスタ
の制御を行なうようにした、定電圧電源回路において、
該昇圧部のダイオードの入力側に、第三のダイオードが
接続されていて、該第三のダイオードの出力側が、該電
源制御回路の制御電圧入力端子に接続されていると共
に、比較的容量の小さいコンデンサを介してアースに接
続されていることを特徴とする、定電圧電源回路によ
り、達成される。
【0014】
【作用】上記構成によれば、電源制御回路の駆動電源と
して、昇圧部のチョークコイルの出力側の電圧が、第三
のダイオードを介して電源端子に入力されており、該第
三のダイオードの出力側が、比較的容量の小さいコンデ
ンサによりアース接続されていることから、動作中に、
昇圧部に入力される入力電圧が遮断されたとき、該コン
デンサは、比較的短時間で放電することになる。
【0015】従って上記電源端子に印加される駆動電圧
が、比較的短時間で、該電源制御回路の低電圧誤動作防
止電圧以下になるので、該電源制御回路は、動作を中断
することになり、その後、再び入力電圧が昇圧部に印加
されたとしても、該電源制御回路が動作していないこと
から、降圧部のトランジスタはオン状態にはなっておら
ず、該トランジスタに過渡電流が流れるようなことはな
く、これにより、該トランジスタの破壊が排除され得る
こととなり、而も従来の定電圧電源回路に対して、第三
のダイオード及びコンデンサを付加するだけの簡単な構
成により、比較的低コストで実現できることとなる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。図1は、本考案による定電圧電源
回路の一実施例を示している。
【0017】定電圧電源回路10は、入力端子11から
入力電圧が印加される昇圧部12と、該昇圧部12の出
力端子13からの出力電圧が印加される降圧部14と、
該昇圧部12及び降圧部14を制御する電源制御回路1
5と、該降圧部14から出力される定電圧が印加される
出力端子16とから構成されている。
【0018】該昇圧部12は、入力端子11に対して、
それぞれ順次に直列に接続された第一のチョークコイル
12a及び第一のダイオード12bと、該第一のダイオ
ード12bの入力側とアースとの間に、エミッタ・コレ
クタが接続された第一のトランジスタ12cと、該第一
のダイオード12bの出力側とアースとの間に接続され
たコンデンサ12dとを含んでいる。
【0019】また、該降圧部14は、上記昇圧部12の
出力端子13に対して、それぞれ順次に直列に、エミッ
タ・コレクタが接続された第二のトランジスタ14a及
び第二のチョークコイル14bと、該第二のチョークコ
イル14bの入力側とアースとの間に接続された第二の
ダイオード14cと、該第二のチョークコイル14bの
出力側とアースとの間に接続されたコンデンサ14dと
を含んでおり、該第二のチョークコイル14bの出力側
が、出力端子16に接続されている。
【0020】該電源制御回路15は、その電源端子15
aが、第三のダイオード12eを介して上記昇圧部12
の第一のダイオード12bの入力側に接続されており、
該第三のダイオード12eの出力側とアースとの間に、
比較的容量の小さいコンデンサ12fが接続されてい
る。さらに、該電源制御回路15は、そのフィードバッ
ク入力端子15bに、上記昇圧部12の出力端子13が
接続されていると共に、そのフィードバック入力端子1
5cに、上記降圧部14の出力端子16が接続されてお
り、また二つの制御端子15d,15eが、それぞれ第
一のトランジスタ12c及び第二のトランジスタ14a
のベースに接続されている。
【0021】本考案による定電圧電源回路10は、以上
のように構成されており、入力端子11に印加された入
力電圧は、昇圧部12のチョークコイル12a,トラン
ジスタ12c及びダイオード12bにより構成される昇
圧型チョッパによって、昇圧せしめられた後に、降圧部
14のトランジスタ14a,ダイオード14c及びチョ
ークコイル14bにより構成される降圧型チョッパによ
って、降圧せしめられる。
【0022】その際、該電源制御回路15は、昇圧部1
2の第三のダイオード12eの出力電圧が、電源制御回
路15の電源端子15aに印加されることにより、動作
せしめられ、フィードバック入力端子15b,15cに
入力される昇圧部12の出力電圧及び降圧部14の出力
電圧に基づいて、制御端子15d,15eから適宜の制
御信号を出力して、該トランジスタ12c,14aをオ
ンオフ制御することにより、該昇圧部12及び降圧部1
4の動作を制御して、出力端子16からの出力電圧を一
定に保持している。
【0023】ここで、図示しない装置の電源スイッチが
投入されたときには、入力端子11に入力電圧が印加さ
れ、該入力電圧が、チョークコイル12aから、ダイオ
ード12eを流れるが、このときコンデンサ12fは充
電されていないため、電源制御回路15の電源端子15
aに入力される電圧が比較的低い。従って、電源制御回
路15は動作しないので、その制御端子15d,15e
からは制御信号が出力されない。これにより、トランジ
スタ14aは、すぐにはオン状態にはならない。即ち、
所謂ソフトスタート回路が構成されている。
【0024】また、例えば入力端子11の印加電圧が遮
断されたときには、コンデンサ12fが放電することに
より、電源制御回路15の電源端子15aの入力電圧
が、急激に下がって、比較的短時間で、前以て設定され
た低電圧誤動作防止電圧以下になる。従って、該電源制
御回路15は、入力電圧の遮断の後、比較的短時間で、
動作しなくなり、第二のトランジスタ3aは、オフ状態
になる。
【0025】この状態において、再び入力端子11に入
力電圧が印加された場合には、電源制御回路15は、ソ
フトスタート動作を行なうことにより、該トランジスタ
14aを過渡電流が流れるようなことはなく、従って、
該トランジスタ14aが破壊してしまうようなこともな
い。
【0026】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、入
力電圧が再印加されたときに、電源制御回路のソフトス
タ−トが確実に動作することにより、トランジスタに過
渡電流が流れないようにして、該トランジスタの破壊を
防止するようにした、極めて優れた定電圧電源回路が提
供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による定電圧電源回路の一実施例を示す
回路図である。
【図2】従来の定電圧電源回路の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】 10 定電圧電源回路 11 入力端子 12 昇圧部 12a,14b チョークコイル 12b,12e,14c ダイオード 12c,14a トランジスタ 12d,12f,14d コンデンサ 13 出力端子 14 降圧部 15 電源制御回路 15a 電源端子 15b,15c フィードバック入力端子 15d,15e 制御端子 16 出力端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧が印加される昇圧部と、該昇圧
    部からの出力電圧が印加される降圧部と、該昇圧部及び
    降圧部を制御する電源制御回路とから成り、該昇圧部
    が、直列に接続されたチョークコイル及びダイオード
    と、該ダイオードの入力側とアースとの間に接続された
    第一のトランジスタと、該第一のダイオードの出力側と
    アースとの間に接続されたコンデンサとを含んでいると
    共に、該降圧部が、直列に接続された第二のトランジス
    タ及びチョークコイルと、該チョークコイルの入力側と
    アースとの間に接続されたダイオードと、該チョークコ
    イルの出力側とアースとの間に接続されたコンデンサと
    を含んでおり、該電源制御回路が、該昇圧部から出力さ
    れる制御用電圧に基づいて、該昇圧部及び降圧部の各ト
    ランジスタの制御を行なうようにした、定電圧電源回路
    において、 該昇圧部のダイオードの入力側に、第三のダイオードが
    接続されていて、該第三のダイオードの出力側が、該電
    源制御回路の制御電圧入力端子に接続されていると共
    に、比較的容量の小さいコンデンサを介してアースに接
    続されていることを特徴とする、定電圧電源回路。
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