JP2573622B2 - 内視鏡用洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡用洗浄消毒装置

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JP2573622B2 JP62241437A JP24143787A JP2573622B2 JP 2573622 B2 JP2573622 B2 JP 2573622B2 JP 62241437 A JP62241437 A JP 62241437A JP 24143787 A JP24143787 A JP 24143787A JP 2573622 B2 JP2573622 B2 JP 2573622B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は内視鏡を洗浄消毒するための洗浄消毒装置
に関する。
[従来の技術] 一般に内視鏡は一度使用すると汚損されるので、使用
後には洗浄消毒しなければ院内感染を招くという危険が
ある。そこで、内視鏡は使用後に必ず洗浄消毒される。
ところで、内視鏡を消毒液を用いて消毒した場合、消
毒後にはすすぎ工程が行われるのが一般的である。すす
ぎ工程におけるすすぎ水は上水道などの給水源から供給
される水が用いられる。しかしながら、給水源の水には
たとえば緑膿菌などの雑菌が混入している場合がある。
そこで、その雑菌が洗浄装置に流入するのを防止するた
めに、給水源と装置との接続部に除菌フィルタを設ける
ことが考えられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、給水源の水はすすぎ水としてだけでな
く、洗浄水としても用いられるから、給水源と装置との
接続部に除菌フィルタを設けるようにすると、この除菌
フィルタにはすすぎ水だけでなく、洗浄水も通過するこ
とになる。したがって、除菌フィルタには給水源からの
上水が大量に流れ、すぐに雑菌やごみなどが溜ることに
なるから、その除菌フィルタを頻繁に清掃や交換しなけ
ればならないということがあった。とくに、洗浄工程は
内視鏡の汚れ度合によって時間を変えるようにしている
から、洗浄工程が長くなると、大量の洗浄水を使用する
ことになり、除菌フィルタの寿命が非常に短くなる。
この発明は上記事情にもとずきなされたもので、その
目的とするところは、除菌フィルタにはすすぎ水だけを
通し、洗浄水は流さないようにして、上記除菌フィルタ
の長寿命化を計るようにした内視鏡用洗浄消毒装置を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用] 上記問題点を解決するためにこの発明は、装置本体に
設けられた洗浄槽に内視鏡を収容し、この内視鏡を洗浄
水で洗浄する洗浄工程と、その後前記内視鏡を消毒液で
消毒する消毒工程と、さらにその後前記内視鏡をすすぎ
水ですすぐすすぎ工程を行なうことができる内視鏡用洗
浄消毒装置において、 前記洗浄水又はすすぎ水を送水するための共通送水管
路と、 前記内視鏡に洗浄水のみを送水するための洗浄水送水
管路と、 前記内視鏡にすすぎ水のみを送水するためのすすぎ水
送水管路と、 前記洗浄工程時には前記共通送水管路により送水され
た洗浄水の流れを前記洗浄水送水管路側に切り換え、前
記すすぎ工程時には前記共通送水管路により送水された
すすぎ水を前記すすぎ水送水管路側に切り換える切換え
手段と、 前記すすぎ水送水管路により送水されるすすぎ水内の
雑菌を除去する除菌手段と、 を具備したことを特徴とする。そして、内視鏡の洗浄
消毒における最終工程のすすぎ工程を、雑菌が含まれて
いないきれいなすすぎ水ですすぐようにした。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図を参照して説明す
る。図中1は装置本体で、その上部に上面が開口された
洗浄槽2を有しているとともに、この洗浄槽2の上面開
口を開閉する開閉自在にカバー3を有している。洗浄槽
2の内部には内視鏡4が着脱自在に保持される保持部材
5が設けられている。さらに、洗浄槽2の中央部にはこ
の槽2の底面および保持部材5の中央部を挿通して洗浄
ヘッド6が配設されている。このヘッド6は、洗浄槽2
外の下方に設けられたモータ7を駆動源として回転され
るようになっている。そして、洗浄ヘッド6にはその上
部に上記保持部材5に保持された内視鏡4に対して上方
から洗浄水を吹付ける第1のノズル6aおよびすすぎ水を
吹付ける第2のノズル6bが設けられ、下部には上記内視
鏡4に対して下方から洗浄水を吹付ける第3のノズル6c
が設けられている。また、洗浄槽2の底面に形成された
凹状の排水部8には汚物が流れるのを阻止するフィルタ
9が設けられている。このフィルタ9は水きり性の向上
と排水流量の確保のため、この実施例では逆ハット状に
成形されたものが用いられている。
上記装置本体1内には、洗浄タンク10、洗剤タンク11
および消毒液タンク12がそれぞれ設けられている。洗浄
タンク10の上部は電磁式の給水弁14を介して給水源であ
る水道の蛇口15に接続されている。そして、洗浄タンク
10の下端には、洗浄水ポンプ16が途中に配設された共通
送水管路である送水管路17が接続され、この管路17の先
端は電磁式の切換弁41の流入側に接続されている。この
切換弁41の流出側には洗浄水送水管路42とすすぎ水送水
管路43との一端がそれぞれ接続されている。洗浄水送水
管路42の他端は上記ヘッド6に形成された第1の流路44
を介して上記第1のノズル6aに接続され、上記すすぎ水
送水管路43の他端は上記ヘッド6に形成された第2の流
路45を介して上記第2のノズル6bに接続されている。ま
た、上記すすぎ水送水管路43の中途部には除菌フィルタ
46が設けられ、この管路43を流れるすすぎ水から雑菌や
ごみなどを除去するようになっている。
上記洗剤タンク11はその内部に液体洗剤を貯えるもの
であり、その下端には電磁式の開閉弁18が途中に設けら
れた流出管路19が接続され、この管路19の先端は上記送
水管路17における洗浄水ポンプ16の上流側部分に接続さ
れている。また、上記消毒液タンク12はその内部に消毒
液を貯えるものであり、その下端には消毒液ポンプ20が
途中に配設された流出管路21が接続され、この管路21は
注入口21aを介して上記洗浄槽2内に連通している。さ
らに、消毒液タンク12の上部には途中に三方切換弁22が
配設された管路23を介して上記排水部8に接続されてい
る。そして、上記三方切換弁22には排水管路24が接続さ
れている。さらに排水管路24の中間部には排水ポンプ25
が配設されているとともに、排水管路24における排水ポ
ンプ25よりも下流側部分の先端側は装置本体1外に導出
されている。なお、この導出端は、装置本体1の外部に
設けられた排水受け、たとえば流し台や排水口に連通さ
せて設けられている。
また、図中26は操作パネル、27は操作パネル26からの
指示にもとずいてモータ7および各種弁14、18、22、41
などを動作させる制御装置である。
そして、上記洗浄タンク10、洗剤タンク11および消毒
液タンク12のそれぞれの上部にはエアー抜き管路28〜30
が別々に接続されている。これらエアー抜き管路28〜30
は、それぞれ上記装置本体1外に引出されているととも
に、たとえば可撓変形可能である。さらに、各エアー抜
き管路28〜30のそれぞれの長さはその先端部が装置本体
1外に設けられた排水受け31に開口させ得る長さとして
ある。
上記構成の内視鏡用洗浄消毒装置において、洗浄水タ
ンク10には給水弁14が開弁動作する度に水道の蛇口15か
ら補給される水が貯えられる。そして、このタンク10内
の洗浄水は、洗浄水ポンプ16の運転によって送水管路17
に吸出されるとともに、この管路17から切換弁41をおよ
び洗浄水送水管路42を通ってヘッド6の第1のノズル6a
と第3のノズル6cから内視鏡4に向かって噴出すること
になる。それによって上記内視鏡4が洗浄されることに
なる。つまり、洗浄の際、洗浄水は切換弁41によって洗
浄水送水管路42に流され、除菌フィルタ46が設けられた
すすぎ水送水管路3に流れることがない。
このような洗浄動作において電磁弁18が開かれると、
洗浄水タンク10から送水管路17に流れる洗浄水に洗剤タ
ンク11内の洗剤が混入されるから、それにより洗剤で内
視鏡4を洗うことができる。このような洗浄後には、三
方切換弁22が排水部8と排水管路24とを連通させるよう
に切換動作されるとともに、排水ポンプ25が運転される
から、それによって洗浄槽2内の汚水が排水管路24を通
って装置本体1外に排出される。つぎに、消毒液ポンプ
20が運転されて消毒液タンク12内に貯えられている消毒
液が洗浄槽2に供給される。それによって洗浄槽2内の
内視鏡4は消毒液に浸漬されて消毒される。そして、こ
の浸漬消毒が終わると、三方切換弁22が排水部8と消毒
液タンク12とを連通させるように切換動作されるととも
に、洗浄水ポンプ16および排水ポンプ25が運転され、さ
らに切換弁41が切換わる。そのため、洗浄水タンク10内
の洗浄水、つまりすすぎ水が上記切換弁41からすすぎ水
送水路43を通ってヘッド6の第2のノズル6bから噴出す
るから、洗浄槽2内の内視鏡4がすすぎ洗いされること
になる。このすすぎ洗いに際し、すすぎ水が除菌フィル
タ46を通ることにより、これに含まれる雑菌やごみが確
実に除去されるから、すすぎ洗いによって内視鏡が汚損
されることがない。また、上記除菌フィルタ46にはすす
ぎ水だけが通り、最初の洗浄工程における洗浄水は通ら
ない。そのため、除菌フィルタ46を通過する水量は両者
を通過させる場合に比べて大幅に減少するから、上記除
菌フィルタ46を長期間にわたって良好に使用することが
できる。
第2図にはこの発明の他の実施例である。この実施例
は蛇口15と洗浄水タンク10とを接続する管路51の中途部
に、上記一実施例の供給弁14に代わり三方弁52を設け、
この流出側と上記洗浄水タンク10とを洗浄水送水管路42
と、除菌フィルタ46が介装されたすすぎ水送水管路43と
で接続するようにした。そして、すすぎ工程のときに、
上記蛇口15がすすぎ水送水管路43に連通するよう三方弁
52を切換ることにより、洗浄水タンク10に供給されるす
すぎ水を除菌フィルタ46に通し、雑菌やごみを除去する
ようにした。また、ヘッド6には第1のノズル6aと第3
のノズル6cだけを設け、上記第1のノズル6aからすすぎ
水を噴出させるようにした。
このような構成においても、除菌フィルタ46にはすす
ぎ水だけを通すことかできるから、その寿命を長くする
ことができる。
なお、この他の実施例において、洗浄水タンク10以降
の配管の残水によって内視鏡4が汚損されることが考え
られるが、残水はすすぎ工程に使用されるすすぎ水に比
べてわずかであるから、ほとんど問題ない。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明は、洗浄水とすすぎ水とを
別のルートを通し、すすぎ水のみを除菌するようにした
から、除菌手段の長寿命化を計ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す全体の概略図、第2
図はこの発明の他の実施例を示す全体の概略図である。 1……装置本体、2……洗浄槽、4……内視鏡、43……
すすぎ水送水管路、46…除菌フィルタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に設けられた洗浄槽に内視鏡を収
    容し、この内視鏡を洗浄水で洗浄する洗浄工程と、その
    後前記内視鏡を消毒液で消毒する消毒工程と、さらにそ
    の後前記内視鏡をすすぎ水ですすぐすすぎ工程を行なう
    ことができる内視鏡用洗浄消毒装置において、 前記洗浄水又はすすぎ水を送水するための共通送水管路
    と、 前記内視鏡に洗浄水のみを送水するための洗浄水送管路
    と、 前記内視鏡にすすぎ水のみを送水するためのすすぎ送水
    管路と、 前記洗浄工程時には前記共通送水管路により送水された
    洗浄水の流れを前記洗浄水送水管路側に切り換え、前記
    すすぎ工程時には前記共通送水管路により送水されたす
    すぎ水を前記すすぎ水送水管路側に切り換える切換え手
    段と、 前記すすぎ水送水管路により送水されるすすぎ水内の雑
    菌を除去する除菌手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡用洗浄消毒装置。
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