JP2573358Y2 - 燃料噴射式内燃機関における燃料デリバリ管の取付け装置 - Google Patents

燃料噴射式内燃機関における燃料デリバリ管の取付け装置

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JP2573358Y2
JP2573358Y2 JP1993039091U JP3909193U JP2573358Y2 JP 2573358 Y2 JP2573358 Y2 JP 2573358Y2 JP 1993039091 U JP1993039091 U JP 1993039091U JP 3909193 U JP3909193 U JP 3909193U JP 2573358 Y2 JP2573358 Y2 JP 2573358Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、燃料噴射式の内燃機関
において、各気筒への吸気管路に設けた燃料噴射弁に対
して燃料を分配する燃料デリバリ管を、前記吸気管路に
対して取付けるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の内燃機関における吸気マニホール
ドには、気筒列の方向に延びるチャンバーにエアクリー
ナから導入した吸気を、当該チャンバーと各気筒との間
を、側面視でL字状に湾曲した各気筒について独立の吸
気管路を介して接続して成る慣性過給式の吸気マニホー
ルドが使用されている。
【0003】そして、従来、この慣性過給式の吸気マニ
ホールドを、燃料噴射式内燃機関に適用するに際して
は、例えば、実開昭60−173674号公報等に記載
され、且つ、図5に示すように、気筒列の方向に延びる
チャンバー3′と、このチャンバー3′から各気筒に向
かって延びる複数本の吸気管路4′とによって構成した
慣性過給式の吸気マニホールド2′を、内燃機関1′の
側面1a′に対して、当該吸気マニホールド2′におけ
る各吸気管路4′を側面視で略L字状に湾曲して接合
し、前記各吸気管路4′における内燃機関1′に対する
接合用フランジ部4a′に穿設したボス孔5′に、燃料
噴射弁6′を、ガスケット7′を挟んで着脱自在に挿入
し、この燃料噴射弁6′の上端を燃料デリバリ管8′に
着脱自在に挿入する一方、前記吸気管路4′の上面に一
体的に造形した取付け座部9′に対して、前記燃料デリ
バリ管8′から下向きに突出したブラケット板10′
を、前記取付け座部9′に螺合するボルト11′にて締
結するにおいて、このボルト11′の軸線を、前記燃料
噴射弁6′における軸線6a′と略平行にすることによ
って、当該ボルト11′の締結により、前記燃料デリバ
リ管8′と取付けと、前記ガスケット7′の締め付けと
が同時にできるように構成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように、
燃料噴射弁6′の上端が嵌まる燃料デリバリ管8′を、
吸気管路4′側における取付け座部9′に対して、軸線
を前記燃料噴射弁6′における軸線6a′と略平行にし
たボルト11′の締結にて取付けように構成した場合に
は、燃料デリバリ管8′と取付けと、前記ガスケット
7′の締め付けとが同時にできると言う利点を有する
が、その反面、前記ボルト11′は、燃料デリバリ管
8′より下側に配設されていることにより、当該ボルト
11′のボルト孔への挿入、及び、当該ボルト11′の
工具による締め付けに際しては、前記燃料デリバリ管
8′の下側にまで手及び締め付け用工具を入れるように
しなければならないから、ボルト11′による取付けの
作業性が著しく低くて、この作業に多大の手数を必要と
する問題があった。
【0005】本考案は、この問題を解消した取付け装置
を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本考案は、内燃機関に、チャンバーと該チャンバ
ーから各気筒に延びるL字状の吸気管路とを備えた吸気
マニホールドを、各吸気管先端のフランジ部にて接合す
る一方、各気筒への燃料噴射弁を、前記フランジ部のボ
ス孔と、前記吸気管路の上面側に配設した燃料デリバリ
管との間に設けて成る燃料噴射式内燃機関において、前
記吸気管路に造形した取付け座部の上面を、前記燃料噴
射弁の軸線を含む平面と略平行に形成して、この上面
に、ナット付きスタットボルトを植設する一方、前記燃
料デリバリ管に、前記取付け座部の上面に接当するブラ
ケット板を設けて、このブラケット板に、前記スタット
ボルトが嵌まるボルト孔を、前記燃料デリバリ管を所定
の取付け位置にしたとき当該ボルト孔の内周面のうち燃
料デリバリ管側の部分が前記スタットボルトの外周面に
対して接当するような部位に穿設すると言う構成にし
た。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図1〜図3の図面
について説明する。この図において符号1は内燃機関
を、符号2は慣性過給式の吸気マニホールドを各々示
し、この吸気マニホールド2は、内燃機関1における気
筒列の方向に延びるチャンバー3と、該チャンバー3か
ら各気筒に向かって独立して延びるように側面視でL字
状に湾曲した複数本の吸気管路4とを備え、且つ、前記
各吸気管路4の先端に一体的に造形したフランジ部4a
にて、前記内燃機関1の側面1aに接合されている。な
お、前記チャンバー3には、図示してはいないが、エア
クリーナからの吸気通路が接続されている。
【0008】また、符号6は、先端の燃料噴射部6bを
前記各吸気管路4におけるフランジ部4aに穿設したボ
ス孔5内にガスケット7を挟んで着脱自在に挿入した燃
料噴射弁を示し、この燃料噴射弁6の他端における燃料
導入部6cは、前記各吸気管路4の上面側に気筒列の方
向に延びるように配設した燃料デリバリ管8に対して着
脱自在に挿入されている。
【0009】前記吸気管路4の上面に取付け座部9を一
体的に造形して、この取付け座部9の上面9aを、前記
燃料噴射弁6の軸線6aを含む平面と略平行に形成し
て、この上面9aに、スタットボルト11を垂直に植設
する。一方、前記燃料デリバリ管8には、金属板製のブ
ラケット板10を固着して、このブラケット板10を、
前記取付け座部9の上面に、当該ブラケット板10に穿
設したボルト孔12に前記スタットボルト11が嵌まる
ように接当したのち、スタットボルト11に螺合したナ
ット13にて前記取付け座部9に対して締結することに
より、前記燃料デリバリ管8を取付けるように構成す
る。
【0010】そして、前記ブラケット板10におけるボ
ルト孔12を、前記燃料デリバリ管8を、前記ガスケッ
ト7を燃料噴射弁6の軸線方向に適宜圧縮するように所
定の取付け位置にしたとき当該ボルト孔12の内周面の
うち燃料デリバリ管8側の部分が前記スタットボルト1
1の外周面に対して接当するような部位に穿設するので
ある。
【0011】この構成において、燃料デリバリ管8に装
着した燃料噴射弁6を、図2に二点鎖線で示すように、
傾けた状態にして、その先端における燃料噴射部6bを
フランジ部4aにおけるボス孔5内にガスケット7を挟
んで挿入したのち、燃料デリバリ管8に固着したブラケ
ット板10が取付け座部9の上面9aに接当するように
回動すると、スタットボルト11がブラケット板10に
おけるボルト孔12内に嵌まると同時に、このボルト孔
12の内周面のうち燃料デリバリ管8側の部分が前記ス
タットボルト11の外周面に対して接当することによ
り、前記ガスケット7がその軸線方向に圧縮されること
になるから、以後は、スタットボルト11にナット13
を螺合したのち、このナット13を締め付けることによ
り、前記燃料デリバリ管8を吸気管路4に対して、前記
ガスケット7がその軸線方向に適宜圧縮した状態で取付
けることができるのである。
【0012】なお、前記金属板製のブラケット板10に
ボルト孔12を穿設するに際して、図4に示すように、
このボルト孔12を、ブラケット板10を裏返して受け
ダイスAにて支持した状態で、パンチBの下降動によっ
て打ち抜くことにより、このボルト孔12におけるブラ
ケット板10の下面側に対する開口部に、当該ボルト孔
12の打ち抜きと同時に面取り面12aを形成すること
ができるから、このボルト孔12内に前記スタットボル
ト11を、当該ボルト孔12の内面にスタットボルト1
1の外周面を接当するように嵌めることが容易にできる
ようになる。
【0013】
【考案の作用・効果】以上の通り、本考案の構成による
と、燃料デリバリ管におけるブラケット板が取付け座部
に対して、当該ブラケット板におけるボルト孔に取付け
座部におけるスタットボルトが嵌まるように接当したの
ち、前記スタットボルトにナットを螺合して、このナッ
トを締め付けることにより、前記燃料デリバリ管を吸気
管路に対して、燃料噴射弁のボス孔に対するガスケット
を締め付けた状態で取付けすることができ、前記従来の
ように、燃料デリバリ管の下側にまで手及び締め付け工
具を入れる必要がなく、当該燃料デリバリ管の取付け
を、その上面側から行うことができるから、その取付け
作業を大幅に簡単化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠き側面図であ
る。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
【図4】ブラケット板にボルト孔を穿設している状態を
示す図である。
【図5】従来の例を示す一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気マニホールド 3 チャンバー 4 吸気管路 5 ボス孔 6 燃料噴射弁 6a 燃料噴射弁の軸線 7 ガスケット 8 燃料デリバリ管 9 取付け座部 9a 取付け座部の上面 10 ブラケット板 11 スタットボルト 12 ボルト孔 13 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 55/02 F02M 69/00 F02M 69/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関に、チャンバーと該チャンバーか
    ら各気筒に延びるL字状の吸気管路とを備えた吸気マニ
    ホールドを、各吸気管先端のフランジ部にて接合する一
    方、各気筒への燃料噴射弁を、前記フランジ部のボス孔
    と、前記吸気管路の上面側に配設した燃料デリバリ管と
    の間に設けて成る燃料噴射式内燃機関において、前記吸
    気管路に造形した取付け座部の上面を、前記燃料噴射弁
    の軸線を含む平面と略平行に形成して、この上面に、ナ
    ット付きスタットボルトを植設する一方、前記燃料デリ
    バリ管に、前記取付け座部の上面に接当するブラケット
    板を設けて、このブラケット板に、前記スタットボルト
    が嵌まるボルト孔を、前記燃料デリバリ管を所定の取付
    け位置にしたとき当該ボルト孔の内周面のうち燃料デリ
    バリ管側の部分が前記スタットボルトの外周面に対して
    接当するような部位に穿設したことを特徴とする燃料噴
    射式内燃機関における燃料デリバリ管の取付け装置。
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