JP2573319Y2 - デュオサーボ型ドラムブレーキ - Google Patents

デュオサーボ型ドラムブレーキ

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JP2573319Y2 JP1992072926U JP7292692U JP2573319Y2 JP 2573319 Y2 JP2573319 Y2 JP 2573319Y2 JP 1992072926 U JP1992072926 U JP 1992072926U JP 7292692 U JP7292692 U JP 7292692U JP 2573319 Y2 JP2573319 Y2 JP 2573319Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はデュオサーボ型ドラムブ
レーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】円弧状かつ板状のシューウェブをそれぞ
れ有し、バッキングプレート上に互いに拡開可能に配設
された一対のブレーキシューと、その一対のブレーキシ
ューのシューウェブの相対向する一端部間においてその
バッキングプレート上に固定されたアンカピンと、長手
状を成しているとともに、その両端部に互いに接近する
方向へ形成された一対の切欠を有し、その一対の切欠内
において両ブレーキシューのシューウェブの他端部をそ
れぞれ挟んだ状態で両ブレーキシューの他端部間に張設
された引張りコイルスプリングの付勢力に従って両ブレ
ーキシューのシューウェブの他端部を互いに連結する連
結部材と、そのシューウェブの他端部に設けられ、その
連結部材の端部がそのシューウェブの他端部から前記ア
ンカピン側へ外れるのを防止する外れ防止部とを備えた
デュオサーボ型ドラムブレーキが知られている。
【0003】たとえば、本出願人が先に出願して公告さ
れた実公平3−2014号公報(実開昭63−6494
0号)に記載されたものなどがそれである。かかるデュ
オサーボ型ドラムブレーキの上記外れ防止部は、通常、
両ブレーキシューのシューウェブの他端部であって且つ
連結部材の端部にて挟まれる部分よりもアンカピン側
位置する部分から連結部材の長手方向に略沿って突き出
すように設けられた突起状部にて構成されており、この
突起状部と連結部材の端部の前記切欠の底部側に位置す
る部分との当接に基づいて、連結部材の端部がシューウ
ェブの他端部からアンカピン側へ外れることが防止され
るようになっている。
【0004】ところで、上記一対のブレーキシューの外
周側には所定間隙を有して回転ドラムが配設されるが、
その回転ドラムの配設前においてはブレーキシューのそ
の外周側への移動は回転ドラムにより規制されていない
ので、たとえば、作業者が一方のブレーキシューを他方
のブレーキシューから離隔する方向へ比較的大きく引っ
張ったような場合に、前記引張りコイルスプリングが伸
びつつ両ブレーキシューのシューウェブの他端部が互い
に離隔させられることにより連結部材の端部がその連結
部材の長手方向においてシューウェブの他端部から外れ
るおそれがある。このため、連結部材の端部がその長手
方向においてシューウェブの他端部から外れるのを一層
確実に防止するために、連結部材の端部に形成された切
欠の深さ寸法を大きくして連結部材の端部とシューウェ
ブの他端部との連結部材長手方向における係合量を大き
く確保することが考えられている。この場合において、
シューウェブの他端部に突設された前記突起状部の突出
長さが短いと、連結部材の端部がその長手方向において
シューウェブの他端部から未だ外れていなくても、その
突起状部と連結部材の端部の切欠の底部側に位置する部
分との係合が外れて連結部材の端部がシューウェブの他
端部からアンカピン側へ外れるおそれがあるため、連結
部材の端部がシューウェブの他端部から外れるのを一層
確実に防止するために連結部材の端部とシューウェブの
他端部との連結部材長手方向における係合量を大きくす
るのに加えてシューウェブの他端部の突起状部の突出長
さも長くすることが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記突
起状部の突出長さを長くすると、その突起状部のシュー
ウェブ内周側への突出し量も大きくなることが避け難い
ため、シューウェブの材料歩留りが悪くなってブレーキ
シューひいてはデュオサーボ型ドラムブレーキがコスト
高となる欠点があった。
【0006】本考案は以上の事情を背景として為された
ものであって、その目的とするところは、一対のブレー
キシューのシューウェブのアンカピンと反対側の端部を
それぞれ挟んだ状態で連結する連結部材の端部がその長
手方向においてシューウェブから外れるのを一層確実に
防止するためにシューウェブの端部と連結部材の端部と
の連結部材長手方向の係合量を大きく確保し、且つその
連結部材の端部がその長手方向においてシューウェブの
端部から略外れるまでの間に亘ってそのシューウェブの
端部に設けた外れ防止部により連結部材の端部がシュー
ウェブからアンカピン側へ外れるのを防止しようとする
場合において、上記外れ防止部を設けることによりシュ
ーウェブの材料歩留りを悪化させてコストを増大させる
ことのないデュオサーボ型ドラムブレーキを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の要旨とするところは、(a) 円弧状かつ板状の
シューウェブをそれぞれ有し、バッキングプレート上に
互いに拡開可能に配設された一対のブレーキシューと、
(b) その一対のブレーキシューのシューウェブの相対向
する一端部間においてそのバッキングプレート上に固定
されたアンカピンと、(c) 長手状を成しているととも
に、その両端部に互いに接近する方向へ形成された一対
の切欠を有し、その一対の切欠内において両ブレーキシ
ューのシューウェブの他端部をそれぞれ挟んだ状態で、
両ブレーキシューの他端部間に張設された引張りコイル
スプリングの付勢力に従って両ブレーキシューのシュー
ウェブの他端部を互いに連結する連結部材と、(d) その
シューウェブの他端部に設けられ、その連結部材の端部
がそのシューウェブの他端部から前記アンカピン側へ外
れるのを防止する外れ防止部とを備えたデュオサーボ型
ドラムブレーキであって、(e) 前記シューウェブの他端
部の前記連結部材の端部にて挟まれる部分よりも前記ア
ンカピン側の部分であって、少なくともその連結部材の
端部の前記切欠の底部側に位置する部分を、そのシュー
ウェブの連結部材にて挟まれる部分よりもそのシューウ
ェブの板厚方向において相対的に突き出させることによ
り、前記外れ防止部を形成したことにある。
【0008】
【作用および考案の効果】このようにすれば、ブレーキ
シューのシューウェブの他端部の連結部材の端部にて挟
まれる部分よりもアンカピン側の部分であって、少なく
ともその連結部材の端部の切欠の底部側に位置する部分
が、そのシューウェブの連結部材の端部にて挟まれる部
分よりもシューウェブ板厚方向において相対的に突き出
させられることにより、連結部材の端部がシューウェブ
の他端部からアンカピン側へ外れるのを防止する外れ防
止部が形成されているので、連結部材の端部がその長手
方向においてシューウェブの他端部から外れるのを一層
確実に防止するために連結部材の端部の切欠の深さ寸法
を大きくしてシューウェブの他端部と連結部材の端部の
連結部材長手方向における係合量を大きく確保した場合
において、連結部材の端部がその長手方向においてシュ
ーウェブの他端部から略外れるまでの間に亘ってその連
結部材の端部がシューウェブの他端部からアンカピン側
へ外れるのを上記外れ防止部により防止し得ることか
ら、連結部材の端部がシューウェブの他端部から外れる
のを一層確実に防止し得る。
【0009】この場合において、上記外れ防止部はシュ
ーウェブの他端部の一部を板厚方向において相対的に突
き出させることにより形成されるため、その外れ防止部
を設けることによってシューウェブの他端部における内
周側への突出し量が増大することはないことから、シュ
ーウェブの他端部であって且つ連結部材の端部にて挟ま
れる部分よりもアンカピン側に位置する部分から連結部
材の長手方向に略沿って大きく突き出す突起状部を設け
る従来の場合のようにシューウェブの材料歩留りを悪化
させてブレーキシューひいてはデュオサーボ型ドラムブ
レーキのコストを増大させることなく、上記効果が得ら
れる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図1は本考案が適用されたデュオサーボ型
ドラムブレーキの一例の要部を示す図であって、たとえ
ばドラムインディスクブレーキのパーキングブレーキ機
構として用いられる。図において、バッキングプレート
10上には、円弧状に曲成された板状のシューリム11
およびそのシューリム11の内周面に突設された平板状
のシューウェブ12をそれぞれ有して全体として円弧状
を成す一対のブレーキシュー14,16がシューホルド
ダウン装置18,20により互いに拡開可能に支持され
ており、これらブレーキシュー14,16は共通のもの
が用いられている。ブレーキシュー14,16のシュー
ウェブ12の相対向する一端部は、バッキングプレート
10上に固定されたアンカピン22の側面とそれぞれ当
接させられるようになっており、ブレーキシュー14,
16のシューウェブ12の他端部は連結部材24を介し
て互いに連結されている。この連結部材24は、長手方
向中間部に軸心回りの相対回転可能に設けられたアジャ
ストホイール26の回転に伴って長さが調節可能とされ
ており、これにより、後述の回転ドラムの内周面とブレ
ーキシュー14,16の外周面との間のシュー間隙を調
節することができるようになっている。なお、図1にお
いて、28はパーキングブレーキレバー、30はストラ
ット、32はパーキングケーブル、34はケーブルガイ
ド、36はシュー浮上がり防止板、38,40はシュー
リターンスプリングである。
【0012】上記ブレーキシュー14,16の外周側に
は所定間隙を有して回転ドラム(図示せず)が配設さ
れ、パーキングブレーキレバー28の左回りの回動によ
りブレーキシュー14,16が互いに拡開されて回転ド
ラムの内周面に押し付けられることにより制動が行われ
ることとなるが、かかるドラムブレーキの作動は良く知
られたものであり且つ本考案の理解に必ずしも必要では
ないため、その詳細な説明は省略する。
【0013】上記連結部材24の両端部には、図1乃至
図3に示すように、互いに接近する方向へ延びる深さが
比較的深い一対の切欠42,44が形成されている。連
結部材24はその切欠42,44内においてブレーキシ
ュー14,16のシューウェブ12の他端部をそれぞれ
挟んだ状態でブレーキシュー14,16間に架け渡され
ており、連結部材24の端部とシューウェブ12の他端
部との連結部材24長手方向の係合量は上記切欠42,
44の深さに基づいて比較的大きく確保されている。ま
た、ブレーキシュー14,16のシューリム11の連結
部材24側に位置する部分には、それらブレーキシュー
14,16の連結部材24側の端部を互いに接近する方
向へ付勢する引張りコイルスプリング46(図2にのみ
図示)が張設されており、ブレーキシュー14,16の
シューウェブ12の他端部はこの引張りコイルスプリン
グ46の付勢力に従って連結部材24を介して連結され
ているのである。なお、上記引張りコイルスプリング4
6のばね力は、上記シューリターンスプリング38,4
0のばね力よりも小さいのが普通である。
【0014】ここで、本実施例においては、ブレーキシ
ュー14,16のシューウェブ12の他端部には、図1
乃至図3に示すように、連結部材24の端部にて挟まれ
る部分よりもシューウェブ12の内周側、言い換えれば
アンカピン22側に位置する部分の一部がシューウェブ
12の板厚方向において比較的小さい所定量切り起され
ることにより切起し部48,50が形成されている。一
方の切起し部48は、図2および図3に示すように、ブ
レーキシュー16側へ傾斜しつつバッキングプレート1
0側へ突き出させられているが、他方の切起し部50
は、ブレーキシュー14,16を共用する関係上、図示
はしないがブレーキシュー14側へ傾斜しつつバッキン
グプレート10と反対側へ突き出させられている。これ
により、ブレーキシュー14,16の外周側に回転ドラ
ムが配設される前の状態において、たとえば、作業者が
ブレーキシュー14,16の一方を他方から離隔する方
向(図1において左右方向)へ引っ張ることにより引張
りコイルスプリング46が伸張させられつつブレーキシ
ュー14,16のシューウェブ12の他端部が相対的に
離隔させられた場合には、連結部材24の端部が連結部
材24長手方向(図1において左右方向)においてシュ
ーウェブ12から外れるまでの間に亘って連結部材24
の端部と切起し部48,50との係合に基づいて連結部
材24の端部がシューウェブ12からアンカピン22側
へ外れることが防止されるようになっている。本実施例
においては、上記切起し部48,50が外れ防止部を構
成している。
【0015】このように本実施例によれば、連結部材2
4の端部がその長手方向においてシューウェブ12の他
端部から外れるのを一層確実に防止するために切欠4
2,44の深さ寸法を大きくして連結部材24の端部と
シューウェブ12の他端部との連結部材24長手方向に
おける係合量を大きく確保した場合において、ブレーキ
シュー14,16のシューウェブ12の他端部の一部を
板厚方向に切り起して形成した切起し部48,50によ
り、連結部材24の端部がその長手方向においてシュー
ウェブ12の他端部から外れるまでの間に亘って連結部
材24の端部がシューウェブ12の他端部からアンカピ
ン22側へ外れることが防止されるので、連結部材24
の端部がシューウェブ12の他端部から外れるのを一層
確実に防止することができる。
【0016】しかも、上記切起し部48,50を設ける
ことによってブレーキシュー14,16のシューウェブ
12の他端部における内周側への突出し量が増大するこ
とはないため、シューウェブ12の他端部であって且つ
連結部材24の端部にて挟まれる部分よりも内周側に位
置する部分から連結部材24の長手方向に略沿って大き
く突き出す突起状部(たとえば図1において仮想線で示
す70,72)を設ける従来の場合のように、シューウ
ェブ12の材料歩留りを悪化させてブレーキシュー1
4,16ひいてはデュオサーボ型ドラムブレーキのコス
トを増大させることなく、上記効果が得られる。上記突
起状部70はブレーキシュー16の他端部側へ比較的大
きく突き出させられているとともに上記突起状部72は
ブレーキシュー14の他端部側へ比較的大きく突き出さ
せられており、それに伴って突起状部70,72のシュ
ーウェブ12内周側への突出し量が比較的大きくなるた
め、従来の突出長さの長い突起状部70,72を設けた
場合には、上述のようにシューウェブ12の材料歩留り
が悪くなるのである。
【0017】また、本実施例によれば、外れ防止部はシ
ューウェブ12の一部を切り起こして形成された切起し
部48,50にて構成されているため、従来の突起状部
70,72に相当する部分だけブレーキシュー14,1
6ひいてはデュオサーボ型ドラムブレーキを軽量化でき
る利点がある。
【0018】次に、本考案の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0019】図4および図5においては、シューウェブ
12の他端部の連結部材24の端部にて挟まれる部分よ
りもシューウェブ12の内周側に位置する部分であって
且つ連結部材24の端部の切欠42(図4においては図
示せず)の底部側に位置する部分の一部に突出し加工を
施すことにより、本考案の外れ防止部としての円柱状の
突起52が形成されている。このようにしても、連結部
材24の端部がその長手方向においてシューウェブ12
の他端部から略外れるまでの間に亘って連結部材24の
端部がシューウェブ12の他端部からアンカピン22側
へ外れることが防止されるので、前述の実施例と略同様
の効果が得られる。
【0020】また、図6および図7においては、シュー
ウェブ12の他端部の連結部材24の端部にて挟まれる
部分がコイニング加工等により板厚方向の両側から薄肉
化されることにより、シューウェブ12の他端部の薄肉
化された部分よりもシューウェブ12の内周側に位置す
る非薄肉部54が本考案の外れ防止部として機能する。
このようにしても、前述の実施例と同様の効果が得られ
る。この場合において、シューウェブ12の板厚方向の
一方の側からのみ薄肉化されてもよい。
【0021】また、図8および図9においては、シュー
ウェブ12の他端部であって且つ連結部材24の端部に
て挟まれる部分よりもシューウェブ12の内周側に位置
する部分の板厚方向両側に、シューウェブ12の他端部
の一部にその板厚方向と直角な方向から据込み加工を施
して板厚を厚くすることにより或いは一対の板状部材を
溶接等にてそれぞれ一体的に固着することにより、本考
案の外れ防止部としての突出部56,58が形成されて
いる。このようにしても、前述の実施例と同様の効果が
得られる。上記板状部材はシューウェブ12の板厚方向
の一方の側にのみ固着してもよい。
【0022】以上、本考案の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本考案はその他の態様においても適用され
る。
【0023】たとえば、ブレーキシュー14,16のシ
ューウェブ12の他端部の連結部材24の端部にて挟ま
れる部分よりもシューウェブ12の内周側であって且つ
その連結部材24の端部の切欠42,44の底部側に位
置する部分に、本考案の外れ防止部として機能するピン
を突設するようにしてもよい。
【0024】その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されたデュオサーボ型ドラムブレ
ーキの一例を示す図であって、要部を示す図である。
【図2】図1におけるA矢視図の要部を示す拡大図であ
る。
【図3】図1におけるIII−III視断面の要部を示
す拡大図である。
【図4】本考案の他の例を示す図であって、図1の要部
に相当する図である。
【図5】図4におけるV−V視断面の要部拡大図であ
る。
【図6】本考案の更に他の例を示す図であって、図1の
要部に相当する図である。
【図7】図6におけるVII−VII視断面の要部拡大
図である。
【図8】本考案の更に他の例を示す図であって、図1の
要部に相当する図である。
【図9】図8におけるIX−IX視断面の要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
10:バッキングプレート 12:シューウェブ 14,16:ブレーキシュー 22:アンカピン 24:連結部材 42,44:切欠 46:引張りコイルスプリング 48,50:切起し部(外れ防止部) 52:突起(外れ防止部) 54:非薄肉部(外れ防止部) 56,58:突出部(外れ防止部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状かつ板状のシューウェブをそれぞ
    れ有し、バッキングプレート上に互いに拡開可能に配設
    された一対のブレーキシューと、 一対のブレーキシューのシューウェブの相対向する一
    端部間において該バッキングプレート上に固定されたア
    ンカピンと、 手状を成しているとともに、その両端部に互いに接近
    する方向へ形成された一対の切欠を有し、該一対の切欠
    内において両ブレーキシューのシューウェブの他端部を
    それぞれ挟んだ状態で、両ブレーキシューの他端部間に
    張設された引張りコイルスプリングの付勢力に従って両
    ブレーキシューのシューウェブの他端部 を互いに連結する連結部材と、シューウェブの他端部
    に設けられ、該連結部材の端部が該シューウェブの他端
    部から前記アンカピン側へ外れるのを防止する外れ防止
    部と備えたデュオサーボ型ドラムブレーキであって、
    前記シューウェブの他端部の前記連結部材の端部にて挟
    まれる部分よりも前記アンカピン側の部分であって、少
    なくとも該連結部材の端部の前記切欠の底部側に位置す
    る部分を、該シューウェブの連結部材にて挟まれる部分
    よりも該シューウェブの板厚方向において相対的に突き
    出させることにより、前記外れ防止部を形成したことを
    特徴とするデュオサーボ型ドラムブレーキ。
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