JP2571657B2 - 煙発生器 - Google Patents

煙発生器

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JP2571657B2
JP2571657B2 JP4226259A JP22625992A JP2571657B2 JP 2571657 B2 JP2571657 B2 JP 2571657B2 JP 4226259 A JP4226259 A JP 4226259A JP 22625992 A JP22625992 A JP 22625992A JP 2571657 B2 JP2571657 B2 JP 2571657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、気体の流れを目視な
いしは他の手段により検知するために使用する煙を発生
させる煙発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の煙発生器は、対象となる物体の
周囲の気体の流れや、室内あるいは特別な建物の空間中
の気体の流れを調べるために使用される。その場合、煙
状の微粒子を放出することにより、上記の状況下で通常
目視できない気体の流れ(気流)を検知することができ
る。
【0003】従来より使用されている煙発生器では、特
定な油、例えばオンジナオイル、ケロシン等に熱を加え
てこの油を熱分解し、分解した物質の微粒子、つまり煙
を気体中に放出していた。この方式の煙発生器は煙を簡
単に発生させるのに適しているため、例えば風洞試験に
多用されてきた。上記の油はそれ自体に既に毒性があっ
たり、あるいは毒性がなくても、熱分解によって生じた
種々の熱分解成分の中には有毒ないしは人体に有害なも
のもある。
【0004】その外、好ましくない特性としては、悪臭
があり、継続してい使用すると人体に耐えがたい苦痛や
心身に不調を与えるもの、毒性があるため、病気ないし
は後遺症を呼び起こすもの、送り込んだ熱分解成分は気
流の通路の周囲にある部材に付着するが、この熱分解成
分を除去あるいは洗浄することが極めて困難で、気流に
関連する試験で使用する設備や付属計測機器に重大な損
傷あるいは不調を与える恐れのある煙発生液体等が知ら
れている。また、煙発生用の液体として水を使用する方
法も知られている(例えば、特開昭62−59829号
公報、米国特許第4,771,6108号明細書)。水
の蒸気を使用して気流を調べる場合には、使用後に検査
した部材、装置、建物等に湿気を与え、特に精密な計測
機器、クリーンな状況で使用すべき製造設備では、この
湿気が重大な故障原因を与えることも知られている。水
の比熱が比較的大きいため、加熱および冷却に投入する
エネルギが大きく、それに見合った加熱・冷却能力の制
御装置を必要とする。加えて、水蒸気は有機媒体の蒸気
と比べて光の乱反射能が低いため、目視用にはそれなり
に高感度な検出装置を必要とする場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故、この発明の課
題は、発生する煙が有害成分を含むことなく、設備ない
しは付属計測機器に付着した煙成分を容易に洗浄でき、
しかも煙の発生効率が良く、長時間白濁した煙として良
好の目視でき、有機性物質の蒸気を定常的に発生させる
ことのできる、新規な煙発生器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、煙発生用の有機性液体を貯える貯蔵容器1およ
びこの貯蔵容器1に接続する加圧ポンプ2から成る第一
部分と、前記加圧ポンプ2に導管を介して連結するヒー
ター4を内蔵する加熱槽3およびこの加熱槽3に連結す
る噴出ノズル5から成る第二部分と、この噴出ノズル5
を側壁に有する冷却槽6,噴出ノズル5に対向する側壁
に冷却ブロック7,冷却槽6の下部を液体回収用のドレ
イン・タンクとしてその最下部にドレイン回収弁13お
よび冷却槽6内で発生した上記有機性液体の煙を放出す
るためにある噴霧口14を備えた第三部分と、送風機9
を介して外部から取り入れた空気を前記冷却槽6に導入
する第四部分とで構成され、加熱槽3内の煙発生用の有
機性液体の温度と圧力を測定する温度センサSと圧力
センサSにより煙発生用の有機性液体を加圧状態で沸
点または沸点以上の温度に加熱するため、前記加圧ポン
プ2と前記ヒーター4に電気接続する温度・圧力制御回
路手段が配設されている煙発生器によって解決されてい
る。
【0007】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0008】
【実施例】この発明を図示する実施例に基づきより詳し
く説明する。図1には、この発明による煙発生器が模式
的に示してある。主要部は、互いに連結している4つの
部分に分割できる。即ち、煙の原料となる液体を貯蔵し
て供給する第一部分、供給された液体を加熱して、噴霧
する第二部分、噴霧された煙を一旦保存し、排出する発
生容器となる第三部分および発生容器部分中の煙の排出
を支援する送風機能を有する第四部分で構成されてい
る。
【0009】第一部分では、煙を形成する原料となる液
体の貯蔵容器1に液体用導管を介して連結する加圧ポン
プ2が設けてある。第二部分では、上記の液体が前記加
圧ポンプ2から液体用導管を介して加熱槽3に加圧され
た状態で供給される。加熱槽3には、煙の原料になる液
体が完全に密封された状態で空気あるいは原料の液体の
気化した気相分を含むことなく(換言すれば、空気層を
加熱槽3の上部に形成することなく)充填されている。
加熱槽3には、加圧導入された液体を所定の温度に加熱
してこの温度に常時維持するためのヒータ4が設けてあ
る。更に、加熱槽3には液体を噴出するノズル5が連結
している。加熱槽3中の液体は加圧状態の下で沸騰ない
しは突沸を生じない程度に加熱されている。
【0010】第三部分では、この煙発生器の本体となる
円筒状の冷却槽6が設けてあり、この冷却槽6の下部は
ドレイン・タンク12となっている。煙とならなかった
排出すべき液体をこのドレイン・タンク12からドレイ
ン回収弁13を経由して冷却槽6の外部に排出させるこ
とができる。この発明によれば、冷却槽6の側壁に取り
付けた前記ノズル5から噴出した液体の相当量のものが
側壁の対向する部分、つまり図示の冷却ブロック7に当
たる。冷却ブロック7に加熱された噴出液体が当たり、
この液体の熱が冷却槽6内に導かれること防止するた
め、冷却ブロック7にはこの部分を強制的に冷却する冷
却手段7が設けてある。ノズル5から出た加熱液体とそ
れに付随する気化した気体は、冷却槽6の内部空間で冷
却されて霧状の微粒子、つまり煙を大量に発生する。発
生した煙は以下に述べる第4部分の送風機の助けで導入
された空気により噴霧口14に導かれ、冷却槽6の外、
つまり図示していない試験すべき対象物の設置された空
間に導き出される。
【0011】第四部分では、外部から空気を冷却槽6内
に送り込むため、送風機9が設けてある。更に、この実
施例の場合、大量の煙を発生させるため、空気を冷却す
る熱交換部10が設けてある。送風機9から供給された
空気は、この熱交換部10と付属空気導管を経由して、
冷却槽6に冷却された空気となって導入される。冷却さ
れた空気はノズル5から急激に噴出した加熱液体から生
じる気体を急冷して、霧状の微粒子を形成するために使
用される。熱交換部10は周知のように気体あるいは液
体により熱交換方式を採用できるが、この部分の空気流
の抵抗が大きいので、送風機9として通常強力なファン
あるいはコンプレッサが使用される。
【0012】なお、上に説明した熱交換部10は発生さ
せる煙の量が比較的少ない場合、なしでも済ませる。つ
まり、図1に示す熱交換部10を使用せず、送風機9か
ら直接冷却槽6に空気を送り込んでもよい。
【0013】以上説明した構成の煙発生器で噴霧する煙
の排出流量を制御するには、後で詳しく説明するよう
に、加熱槽3を適正に作動させて煙の発生量を可変する
ことの外に、送風機9より導入する空気の流量を可変し
ても可能である。また、必要に応じて、噴霧口14の噴
霧通路C1 に流量を調節する弁ないしは可変口径スリッ
トを配設して放出される煙の流量を可変してもよい。
【0014】更に、送風機9より導入する空気に望まし
くないゴミ、塵等や湿気が混入しないように、空気吸い
込み口C2 にそれ自体公知のフィルターおよび除湿機を
付加すると有利である。
【0015】上記の説明で冷却ブロック7の大きさは、
ノズル5から直接噴射された液体の当たる領域の大きさ
で十分であるから、この部分には比較的熱容量が大き
く、熱伝導率の高い材料、例えば銅ないしはその合金が
適している。そして、冷却ブロック7を強制的に冷却す
るために使用する冷却手段8としては、冷却ブロック7
に直接溶接された冷却水用金属導管による水冷方式、適
当な送風機で冷却ブロック7に風を当てる空冷方式、あ
るいは電流を熱に変換するペルチエ素子等を冷却ブロッ
ク7に取り付けて冷却する電気的に冷却する方式を採用
できる。
【0016】冷却槽6の内部は高温の蒸気が噴出してい
るので、冷却槽6の壁は温度上昇が生じ易い。冷却槽6
の内部の温度が上昇すると、ノズル5から噴出した液体
から発生した蒸気が霧になりにくいので、冷却槽6の壁
は極力冷却することが望ましい。発生する煙の流量が比
較的少ない場合には、冷却槽6の壁を例えばアルミニウ
ムのような熱容量が少なく熱伝導度の高い材料で形成
し、外気による自然放熱で充分である。しかし、煙を常
時大量に発生させる場合には、上記の放熱方式では不十
分で、冷却槽6の壁を強制的に冷却する必要がある。そ
れには、冷却槽6の壁に多数のフィンを取り付け、冷や
した空気を送風機で送る送風冷却方式、あるいは冷却槽
6の壁にジャケットを取り付け、冷却水を循環させて冷
却する水冷方式を採用できる。
【0017】次に、この発明による煙発生器で煙を発生
させる機構とその制御方法に関して説明する。図2に示
すように、加圧ポンプ2と加熱槽3を制御するため、電
気制御装置が付属している。この電気制御装置の主要部
は、制御演算ユニット20,目標値設定ユニット22,
表示ユニット24および警報ユニット25で構成されて
いる。
【0018】加熱槽3の内部の液体の温度および圧力を
それぞれ所定の値に維持するため、温度センサST およ
び圧力センサSP が加熱槽3の内部に装着されている。
両センサST ,SP の検出信号はそれぞれ導線lT ,l
P を経由して制御演算ユニット20に導入される。他
方、液体の温度および圧力の目標値に相当する目標値信
号が目標値設定ユニット22からそれぞれ導線L1 ,L
2 を介して制御演算ユニット20に導入される。制御演
算ユニット20では、温度と圧力に関する実測値と目標
値をそれぞれ比較して、両者の差が零となるように出力
導線LH ,LP を介してヒータ4と加圧ポンプ2に駆動
信号を供給し、適正な温度および圧力を維持する演算処
理が常時行われている。
【0019】加熱槽3内の液体は、ノズル5から噴出し
た時、できる限り気化する量が多いようにするため、で
きる限り高温にする必要がある。しかし、加熱槽3内で
封入されている液体が沸騰ないしは突沸すると、液体を
定常的に供給して噴出させることが不可能になる。それ
故、加熱槽3内の液体をできる限り高圧に維持する必要
がある。また、この原理によれば、所要温度と所要圧力
には或る限界がある。つまり、必要以上に温度が上昇し
たり、あるいは必要以下に圧力が低下すると、加熱槽3
内で液体の沸騰が生じる。また、必要以下に温度が低下
すると、ノズル5から噴出した液体の気化量が低下し、
煙の発生量が少なくなる。その外、必要以上に圧力が上
昇すると、装置の耐圧を越えて破損の恐れが生じる。目
標値設定ユニット22では、温度と圧力に対する使用可
能な上限値と下限値も入力され、同様に導線L1 ,L2
を介してそれぞれ制御演算ユニット20に導入される。
実測された温度ないしは圧力が上限値や下限値を越える
と、制御演算ユニット20は直ちに警報信号を導線L4
を介して警報ユニット25に供給し、同時に装置を緊急
停止ないしは動作の中断を指令する制御信号も所要装置
に供給する。警報ユニット25での警報は、周知のよう
な音響的手段(例えば、スピーカー)と光学的手段(例
えば、照光ランプあるいは発光ダイオード)の何れか一
方あるいはそれ等の組み合わせによって行われる。
【0020】なお、実測されている温度および圧力は制
御演算ユニット20から導線L3 を経由して表示ユニッ
ト24に導入され、ここでそれ等の値を目視できると、
特に有利である。
【0021】以上説明した4つの機能ブロック、制御演
算ユニット20,目標値設定ユニット22,表示ユニッ
ト24および警報ユニット25の一部または全部を、市
販のプログラム可能な制御ユニット(EPROMを主体
とした演算ユニット)で構成することもできる。また、
必要とあれば、ディスクリート素子で専用の制御ユニッ
トとして構成することもできる。制御演算ユニット20
の比較演算機能は、PID駆動機能を有するもので、目
標値から偏位した変動量を系に対して最適な状態で目標
値に向けて帰還制御するものである。目標値設定ユニッ
ト22はキーボードで構成されているが、簡単な数字キ
ーと若干の押下キー(数値符号および簡単な命令キー)
だけで専用キーボードとして形成できる。
【0022】図2から判るように、加熱槽3内の液体の
圧力は、ノズル5からの流出速度と加圧ポンプ2の供給
能力によって定まる。ノズル5の流出速度は、ノズルの
コンダクタンス(ノズルの内径DN ,ノズルの長さLN
および液体の粘性特性とその時の液体の温度によって定
まる)。これ等のパラメータを加味して、加圧ポンプ2
とヒータ4およびノズル5を最適な寸法あるいは能力に
設計する必要がある。その際、測定する気流の速度に応
じて煙の発生量も適正にする必要がある。例えば、クリ
ーンルーム等の中の気流の測定では流速は 0.1〜 1 m/s
であって、煙の量は比較的少なくて済む。また、移動車
両の周囲の気流を測定する場合、流速は通常 10 〜 100
m/sにもなり、それに応じて煙の導入量は多くなる。
【0023】この発明による煙発生器では、熱分解によ
る煙の発生は一切使用してない。あくまでも初期に投入
した液体自体から霧状液体を形成し、これを煙として使
用する。使用する液体として水溶性の物質、例えばプロ
ピレングリコール(PEG:平均分子量 70.09, 沸点は
大気圧で 180℃)を使用すると、特に有利である。そし
て、加熱槽3ではプロピレングリコールの液体を 1.5〜
5気圧で使用している。もちろん、プロピレングリコー
ルは人体に無害で、使用時に不快感を伴ったり、使用す
る機器に何の損傷も与えるものではない。何よりも、水
溶性であるため、実験中に設備および付属機器に付着し
た使用物質を測定後に容易に洗浄して除去できる。
【0024】上記説明で使用した数値あるいは具体例は
それに限定されるものでなく、あくまでも説明の容易さ
と具体性のために例示的に使用したもので、これ以外に
も種々の方式、構成が可能である。上に説明した煙発生
器では、種々の改良、変更が可能である。しかしなが
ら、特許請求の範囲に規定する構成の煙発生器であれ
ば、全てこの発明の範疇に入ることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による煙
発生器では、大量の煙を常時一定に効率良く発生させる
ことができる。しかも、熱分解による生じる煙を使用し
ないため、使用する液体自体が人体に無害である。ま
た、使用する原料の液体が水溶性である。風洞試験で使
用する従来の煙発生器に見られる種々の問題を完全に排
除している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による煙発生器の主要構成を示す模式
配置図である。
【図2】煙発生の機構とその制御を説明するために使用
する付属制御回路である。
【符号の説明】
1 貯蔵容器 2 加圧ポンプ 3 加熱槽 4 加熱ヒータ 5 噴出ノズル 6 冷却槽 7 冷却ブロック 8 冷却手段 9 送風機 10 熱交換機 11 空気導入通路 12 ドレイン・タンク 13 ドレイン回収弁 14 噴霧口 20 制御演算ユニット 22 目標値設定ユニット 24 表示ユニット 25 警報ユニット ST 温度センサ SP 圧力センサ C1 噴霧通路 C2 吸い込み口

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙発生用の有機性液体を貯える貯蔵容器
    (1)およびこの貯蔵容器(1)に接続する加圧ポンプ
    (2)から成る第一部分と、前記加圧ポンプ(2)に導
    管を介して連結するヒーター(4)を内蔵する加熱槽
    (3)およびこの加熱槽(3)に連結する噴出ノズル
    (5)から成る第二部分と、この噴出ノズル(5)を側
    壁に有する冷却槽(6),噴出ノズル(5)に対向する
    側壁に冷却ブロック(7),冷却槽(6)の下部を液体
    回収用のドレイン・タンクとしてその最下部にドレイン
    回収弁(13)および冷却槽(6)内で発生した上記有
    機性液体の煙を放出するためにある噴霧口(14)を備
    えた第三部分と、送風機(9)を介して外部から取り入
    れた空気を前記冷却槽(6)に導入する第四部分とで構
    成され、加熱槽(3)内の煙発生用の有機性液体の温度
    と圧力を測定する温度センサ(S)と圧力センサ(S
    )により煙発生用の有機性液体を加圧状態で沸点また
    は沸点以上の温度に加熱するため、前記加圧ポンプ
    (2)と前記ヒーター(4)に電気接続する温度・圧力
    制御回路手段が配設されていることを特徴とする煙発生
    器。
  2. 【請求項2】 煙発生用の有機性液体はプロピレングリ
    コールであることを特徴とする請求項1に記載の煙発生
    器。
  3. 【請求項3】 前記第四部分には、取り入れた空気を冷
    却する熱交換機(10)も付属していることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の煙発生器。
  4. 【請求項4】 冷却ブロック(7)には、噴出ノズル
    (5)から噴出された煙発生用液体の蒸気または気体を
    強制冷却するため、空冷、水冷、電熱変換方式の何れか
    一つまたはそれ等の組み合わせによる冷却手段(8)が
    付属していることを特徴とする請求項1〜3の何ずれか
    1項に記載の煙発生器。
  5. 【請求項5】 冷却槽(6)の外壁には、強制冷却する
    ため、上記冷却手段(8)とは異なる空冷または水冷方
    式の他の冷却手段が付属していることを特徴とする請求
    項1〜4の何れか1項に記載の煙発生器。
  6. 【請求項6】 更に、上記温度・圧力制御回路手段は、
    温度センサ(S)および圧力センサ(S)の実測値
    が目標値設定ユニット(22)で設定された温度および
    圧力の設定値に一致するように制御する制御演算ユニッ
    ト(20)を含み、測定してる温度と圧力の実測値を表
    示する表示ユニット(24)と、有機性液体の温度と圧
    力の使用限界範囲を指定し、これ等の限界値を越えた場
    合、系を止める機能を有し、警報を発生する警報ユニッ
    ト(25)が付属していることを特徴とする請求項1〜
    5の何れか1項に記載の煙発生器。
  7. 【請求項7】 噴霧口(14)の噴霧通路(C)に
    は、放出する煙の流量を制御するため可変流量手段が設
    けてあることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に
    記載の煙発生器。
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