JP2014531258A - 加熱される放散器を備えた過酸化水素蒸気化器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、領域を除染するための装置を提供する。この装置は、その内部にチャンバを画定する筐体を備えている。この筐体は、チャンバに繋がる吸入口と排出口とを有している。送風器がキャリアガスを、領域から、筐体の吸入口を通して、チャンバを経て、筐体の排出口へと抜けさせて循環させる。噴霧器が、霧状にされた流体の噴霧を、チャンバを通って流れるキャリアガスへと導入する。チャンバの排出口から出て行くキャリアガスを予め定められた方向へと転向させるために、チャンバの排出口に対して放散器が配設されている。この放散器は、加熱素子を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、領域およびその中に配置された物品を除染することに関するものであり、より具体的には、領域およびその中に配置された物品を蒸気状化学物質の使用により除染するための装置に関するものである。
構内に定められた領域(例えばホテルの部屋、オフィス、実験室、建築物、巡航客船、空港ターミナルなど)を、過酸化水素蒸気などの蒸気状化学物質にその領域(およびその中の物品)を曝すことによって除染することがある。過酸化水素蒸気は、計量された過酸化水素水溶液(例えば重量にして約30%〜59%の過酸化水素)を蒸気化することで生成され得る。この過酸化水素蒸気は、キャリアガス(例えば空気)によって領域へと運び込まれる。ここで使う用語「除染」とは、殺菌、消毒のことも含めて生物学的汚染物を不活化することを意味するが、これに限定されるものではない。
領域を除染するための従来のシステムでは、加熱によって過酸化水素水溶液を蒸気化している。いくつかの応用例においては、過酸化水素水溶液を加熱された面上へと滴下することによって、過酸化水素蒸気を発生させている。加熱された面に接触することで過酸化水素が蒸気化するのである。別の応用例では、過酸化水素水溶液が加熱空気流内へ噴射される。加熱空気内への噴射により過酸化水素水溶液の蒸気化を引き起こすのである。上記のような従来のシステムでは、過酸化水素蒸気を発生させるために比較的大きな電力(例えば10,000ワット)が必要になる。
本発明は、上記した問題点を解決し、領域内の外気温下で過酸化水素を効果的、効率的に蒸気化する方法および装置を提供する。
本発明の望ましい実施形態により、領域を除染するための装置が提供される。この装置は筐体を備えており、前記筐体は自身の内部にチャンバを画定している。前記筐体は前記チャンバに繋がる吸入口と排出口とを有している。前記領域から、前記筐体の前記吸入口を通して、前記チャンバを経て、前記筐体の前記排出口を抜けて前記領域へと戻すように、送風器がキャリアガスを循環させる。噴霧器が、霧状にされた流体の噴霧を、前記チャンバを通って流れる前記キャリアガス内へと導入する。前記チャンバの前記排出口を出て行く前記キャリアガスを、予め定められた方向へと転向させるために、前記チャンバの前記排出口に対して放散器が配設されている。前記放散器は加熱素子を備えている。
本発明のもう一つの実施形態により、領域を除染するための方法が提供される。この方法は以下の処理を含む。a)キャリアガスを、前記領域から、筐体によって画定されたチャンバを通して流す。b)霧状にした化学物質の噴霧を前記チャンバに導入して蒸気状の化学物質を形成する。ここで、前記蒸気状の化学物質はキャリアガスに連行されて混合気を形成する。c)前記混合気を、流路に沿って前記チャンバの外へ搬送する。ここで、前記流路は、放散器によって部分的に画定されるものである。d)前記混合気が前記流路を搬送される間、前記放散器を加熱する。
本発明の利点として、蒸気状の化学物質を用いて構内に定められた領域を除染するための装置を提供する、ということがある。
本発明のもう一つの利点として、従来の装置と比べて必要な電力が少ない、上記のような装置を提供する、ということがある。
本発明のさらなる利点として、領域内の外気温下で化学物質を蒸気化する、上記のような装置を提供する、ということがある。
本発明のさらなる利点として、薬剤蒸気が放散器上で凝結することを防ぐため、放散器を加熱する、ということがある。
こうした利点およびその他の利点は、好ましい実施形態についての以下の説明、付属の図面、添付の特許請求の範囲に基づき、明らかになるであろう。
本発明は、特定の部品の物理的形状および部品の配置について、本明細書にて詳細に記載され本明細書の一部を形成する付属の図面に図示される好ましい実施形態をとることができる。
構内に定められた領域を除染するための装置の概略図。 図1における線2−2に沿った装置の断面図。 図2に示す放散器の側方斜視図であり、放散器の蓋を取り外した図。 図1における線2−2に沿った装置の部分断面図であり、本発明の別実施形態を示す図。 図4に示す実施形態における取り付け部品の拡大断面図。
ここで参照する図面は本発明の実施形態の一例を解説する目的のために図示するものに過ぎず、これと同一の形態に限定するものではなく、図1においては構内に定められた領域を除染するための除染ユニットの概略図を図示している。以下においては、領域を除染するために過酸化水素蒸気を用いるものに関して本発明を説明する。ただし、他種の化学物質を用いて領域を除染するようにユニット10を構成してもよいと認められる。
ユニット10は主に、外装筐体部材20、内部流体組立機構40、放散器100、空気圧縮器170、貯蔵器180、制御器190からなる。電力を必要とするユニット10を電源(図示せず)へと接続するために、ケーブル12が備えられる。実施形態の一例においては、電源は北米の標準電源コンセント、すなわち交流120V、20Aの電力供給源である。内部流体組立機構40、放散器100、空気圧縮器170、貯蔵器180、制御器190は、外装筐体部材20により画定される内部キャビティ22内に配設される。
ユニット10の移動をし易くするため、外装筐体部材20に車輪24が取り付けられている。車輪24は、ユーザによって遠隔でプログラムできるまたは操作される内蔵式電動システム(図示せず)に接続されることも想定される。外装筐体部材20は第1の開口26および第2の開口28を備えている。第1の開口26は外装筐体部材20の側壁を貫通して延びており、第2の開口28は外装筐体部材20の頂壁を貫通して延びている。第1の開口26および第2の開口28は、外装筐体部材20の他の壁部を貫通して延びることも想定される。
内部流体組立機構40は主に、導通路42、送風器44、内部筐体60からなる。
導通路42は、以下で詳述するように、外装筐体部材20の第1の開口26に繋がる入口端と、内部筐体60に繋がる出口端とを有している。導通路42の底壁は導通路42の曲がり角に向けて下方向へ傾斜しており、低所部分あるいは導通路42の液溜め部を形成している。センサ43が、導通路42の液溜め部内での過酸化水素水の存否を示す信号を発する。
外気を導通路42の入口端から導通路42の出口端へと搬送するために、送風器44が導通路42内に配置されている。実施形態の一例においては、送風器44が空気をおよそ600立方フィート毎分(cubic feet per minute,CFM)の流速で導通路42を通して循環させる。送風器44はモータ46により駆動される。電流センサ47がモータ46から延びる電力リード線に接続されていて、モータ46を通過する電流量を示す信号を発する。
温度センサ48、湿度センサ52、過酸化水素蒸気(vaporized hydrogen peroxide,VHP)センサ54が導通路42内に配設される。温度センサ48は領域内の空気の温度を示す信号を発する。湿度センサ52は領域内の水蒸気濃度(すなわち相対湿度(relative humidity,RH))を示す信号を発する。絶対湿度は温度センサ48と湿度センサ52によってそれぞれ検出される温度とRHから算出することができ、また、湿度センサ52の変形例として、絶対湿度を直接測定するセンサ形式を採ることもできる。VHPセンサ54は、好ましくは近赤外線(infrared,IR)センサまたは電気化学センサである。一つまたは複数の温度センサ48や、湿度センサ52や、VHPセンサ54を、外装筐体部材20の外側に配置することも想定される。
内部筐体60はその内部に蒸気化チャンバ62を画定する。チャンバ62に繋がる吸入口64および排出口66が内部筐体60に形成されている。内部筐体60の排出口66は外装筐体部材20の第2の開口28と繋がっている。図2で最も良く表されているように、内部筐体60の上方部分はテーパ部68および頸状部72を備えている。頸状部72は内部筐体60の排出口66を規定する。外向きに広がった環状フランジ74が頸状部72の端部から外方へと延びている。フランジ74は、切り欠き76(図3に最もよく表れている)および詳しくは後述する複数の穴を備えている。
ここで、図2−3を参照して放散器100について詳細に説明する。放散器100は、内部筐体60のフランジ74に取付けられるような寸法にされている。放散器100は主に、本体110、円盤状断熱材126、取付補助具130、加熱素子140、蓋150、連結具160からなる。
本体110は、第1の端部112および第2の端部114を有する漏斗状の形状をしている。本体110は第1の端部112から第2の端部114へ広がる漏斗状の内部空間116を画定する。第1の端部112と第2の端部114の間に本体110の主軸118が延びている。ここで示す実施形態においては、本体110の直径が、第1の端部112における第1の直径から第2の端部114における第2の直径へと、連続的に増加していく。本体110の第2の端部114は、本体110の湾曲したフランジ部を形作るように形成されている。本体110の第2の端部114の周縁から、環状フランジ122が伸びている。
取付補助具130は、複数のスペーサ132および取付用鍔具134を備えている。取付補助具130が、内部筐体60への放散器100の取付けを担う。図示の実施形態においては、スペーサ132は管状の部材である。各スペーサ132の第1の端部が本体110に取り付けられる。具体的には、各スペーサ132の第1の端部が本体110の壁を貫いて延びる。各スペーサ132の第2の端部は取付用鍔具134に取り付けられる。
鍔具134は全体的に、平坦な円環状の部材である。鍔具134には複数の穴が設けられている。穴のそれぞれは固定具136を収容する寸法にされている。
加熱素子140が放散器100の本体110を加熱する。図示の実施形態では、加熱素子140は螺旋状の形状をしており、本体110の内部空間116内に配設された電熱抵抗素子となっている。加熱素子140を別の形状とすることも考えられ、例えば円形状や長方形状としてもよいが、これらに限定されるものではない。本体110の伝導加温を促進するため、図2に示すように、加熱素子140は本体110の内表面に接触しているのが好ましい。加熱素子140から制御器190へとケーブル142が延びている。
本体110の内部空間116内に温度センサ144が配設されており、本体110の温度を示す信号を発するようになっている。温度センサ144は、本体110の内表面に接触しているのが好ましい。温度センサ144から制御器190へとケーブル146が延びている。
熱を本体110の内部空間116内に留めるために、本体110の第2の端部114に円盤状断熱材126が配置される。断熱材126は自身を貫通して延びる複数の穴を備えている。断熱材126の外径は本体110の環状フランジ122の直径よりもやや小さくされている。
蓋150は内部空間116を封鎖するように、本体110の第2の端部114を覆う。蓋150は全体的には円盤状になっており、その中央部を貫いて延びる穴152が設けられている。蓋150の下方表面の周縁から、嵌合用環状フランジ154が延びている。ここで示す実施形態においては、蓋150は概ね凸面状の形状になっている。
連結具160が蓋150を本体110に固定する。連結具160は棒体162、固定具164a,164b、座金166を備えている。棒体162の第1の端部および第2の端部はその表面にネジ筋が形成されている。固定具164a,164bは棒体162にネジ締めされる。座金166は棒体162の第1の端部に配置される寸法となっている。
図2に示すように、蓋150の環状フランジ154は、本体110の第2の端部を封鎖するように本体110の環状フランジ122と嵌り合う。棒体162の第1の端部は本体110の第1の端部112の開口部を通って延び、棒体162の第2の端部は断熱材126の穴を抜けて蓋150の貫通穴152を通って延びる。座金166および2つの固定具164aは棒体162の第1の端部に配置される。座金166の外径は本体110の第1の端部112の開口部よりやや大きくされている。棒体162の第2の端部に固定具164bがネジ締めされる。固定具164bを締めるにつれ、蓋150と本体110とが、棒体162の第1の端部にある座金166と棒体162の第2の端部にある固定具164bとの間で挟み込まれる。これにより、蓋150と座金166とが、本体110によって境界決めされる内部空間116を封鎖するように本体110に取り付けられて固定される。
上述の通り、放散器100は固定具136を用いて内部筐体60のフランジ74に取付けられる。具体的には、図3にて最も良好に見受けられるように、放散器100は、内部筐体60のフランジ74にある切り欠き76が放散器100のスペーサ132の一つと並ぶように、そして放散器100の鍔具134にある複数の穴が内部筐体60のフランジ74にある複数の穴と合うように位置決めされる。固定具136が放散器100を内部筐体60へと固定する。
本発明により、放散器100の本体110と内部筐体60の頸状部72との間で流路「P」が定められる。詳しくは後述するが、流路「P」は、その中を空気流が予め定められた流速で通り抜けるように、そして通り抜けた空気が予め定められた方向で領域へと排出されるように設計されている。
そして、図1に示すように、噴霧器78がチャンバ62内に配設されている。噴霧器78は放散器100へと向けられたノズル82を備えている。ここで示す実施形態においては、噴霧器78は直径およそ2ミクロンの小さな液滴を生じる。
噴霧器78へ加圧された空気を供給するために、空気圧縮器170が設けられている。配管172が空気圧縮器170を噴霧器78へと繋いでいる。配管172には圧力センサ174が設けられている。圧力センサ174は配管172内のガスの圧力を示す信号を発する。
予め定められた量の過酸化水素水溶液を貯蔵するために、貯蔵器180が設けられている。配管186が貯蔵器180を噴霧器78へと繋いでいる。計量された量の過酸化水素水溶液を貯蔵器180から噴霧器78へと搬送するために、配管186にはポンプ182が設けられている。ここで示す実施形態においては、ポンプ182は、噴霧器78へ向かう計量された過酸化水素水溶液の量の監視を可能とするエンコーダ(図示せず)を備えている。ポンプ182はモータ184によって駆動される。貯蔵器180から噴霧器78へ送られる過酸化水素水溶液の量が可変となるように、モータ184が可変速であってもよい。
制御器190はマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラと、記憶素子と、無線通信インタフェースとを備えているとよい。ケーブル194により入出力手段192(例えばLEDまたはLCDディスプレイ)が制御器190へ接続されている。ケーブル142は、その一端が制御器190に接続され、他端が加熱素子140に接続されていて、制御器190が加熱素子140の動作を制御できるようになっている。ケーブル146は、その一端が温度センサ144に接続され、他端が制御器190に接続されている。具体的には、ケーブル142,146はそれぞれ、制御器190からフランジ74の切り欠き76を通り、スペーサ132の一つを抜けて加熱素子140および温度センサ144に至る。制御器190は空気圧縮器170と、モータ46,184と、近接センサ43と、電流センサ47と、温度センサ48,144と、湿度センサ52と、VHPセンサ54と、圧力センサ174とも繋がっている。後述するように、制御器190はユニット10の動作を制御するようにプログラムされている。
ここで、領域の除染と関連付けてユニット10の動作を説明する。制御器190は、除染サイクルの間、モータ46,184と、加熱素子140と、空気圧縮器170の動作を制御するようにプログラムされている。制御器190は、モータ46を稼動させることで除染サイクルを開始する。モータ46は送風器44を作動させ、これにより外気が領域からユニット10内へと引き込まれる。外気は導通路42を通り、蒸気化チャンバ62を経て、外装筐体部材20の第2の開口28を通り抜けて領域へと戻される。電流センサ47は、モータ46を通って流れる電流量を示す信号を制御器190へ送信する。前述の信号に基づき、制御器190は、モータ46が予め定められた許容動作パラメータの範囲内で動作しているかどうかを判定する。
次に、制御器190は、放散器100を加熱するために、加熱素子140を稼動させる。熱を放散器100の内部空間116内に留めるために、断熱材126が設けられている。放散器100の加熱素子140に使用可能な最大電力について、ユニット10が北米の標準電源コンセント、すなわち120V交流、20アンペアの電源から電力を供給される場合には、全アンペアの80%(すなわち16アンペア)のみが使用可能であると考えられる。したがって、ユニット10に使用可能な平均電力の総量はおよそ1920ワットである。加熱素子140に使用可能となり得る平均電力量を最大化するために、電力消費に影響を与え得るユニット10の構成要素は、それらが必要とする平均電力量が最小限となるサイズにされている。特に、蒸気化チャンバ62は、チャンバ62を通るときの圧力損失ができるだけ低くなるように設計される。チャンバ62を通るときの圧力損失が低くければ低いほど、送風器44がチャンバ62を通して所定の流速で空気を循環させるために必要とする電力が少なくなる。本発明の実施形態の一例では、送風器160の所要電力は160ワット、空気圧縮器170の所要電力は260ワット、制御器190の所要電力は100ワットである。
放散器100が予め定められた温度に達すると、温度センサ144によって測定され次第、制御器190は、噴霧器78へと圧縮ガスを供給するために空気圧縮器170を稼動させ、ポンプ182に噴霧器78への過酸化水素水溶液の供給をさせるためにモータ184を稼動させる。特に、所定の流速での噴霧器78への過酸化水素水溶液の供給をポンプ182にさせるために、制御器190はモータ184のスピードを制御する。圧力センサ174は、配管172内の圧力を示す信号を制御器190へ送信する。圧力センサ174からの前述の信号に基づき、制御器190は、空気圧縮器170が予め定められた許容動作パラメータの範囲内で動作しているかどうかを判定する。噴霧器78は、空気圧縮器170からの圧縮ガスと、貯蔵器180からの過酸化水素水溶液とを合わせて、蒸気化チャンバ62へと吹き込まれる過酸化水素水の細かな霧を形成する。図示の実施形態においては、過酸化水素水の細かな霧が内部筐体60の壁へ吹き付けられることのないようにするために、噴霧器78を内部筐体60内の中央に位置させている。霧状にされた過酸化水素の噴霧は外気中で気化し、過酸化水素蒸気を形成する。過酸化水素蒸気はチャンバ62を通して循環させられている外気により連行される。これにより、外気はキャリアガスとして働き、過酸化水素蒸気と混ざって空気/VHP(過酸化水素蒸気)混合気を形成する。
上述したように、導通路42は低所部分あるいは液溜め部を有している。過酸化水素水の一部がチャンバ62内で気化しなかった場合に、その過酸化水素水はチャンバ62の下方へと滴下し、導通路42の液溜め部に集まる。導通路42の液溜め部に設けられた近接センサ43は、導通路42の液溜め部に予め定められた量の過酸化水素水が集まっている場合に制御器190へと信号を送信する。制御器190は、近接センサ43からの前述の信号を受信すると、モータ184の駆動をやめ、導通路42内に過剰な過酸化水素水が蓄積されていることを示す警報をユーザに発するようプログラムされている。
チャンバ62内の過酸化水素蒸気は、チャンバ62内の空気/VHP混合気の温度を「気化冷却」過程(すなわち液体の気化による周りの空気の冷却)により低下させる。冷却された空気/VHP混合気は放散器100を領域中の外気温度より低い温度に冷えさせる。放散器100が過酸化水素の露点より低い温度まで冷えていると、空気/VHP混合気内の過酸化水素が放散器100の表面上で凝結する。
上述したように、放散器100は加熱素子140を有している。制御器190は放散器100を加熱するため加熱素子140を稼動させる。本発明では、空気/VHP混合気内の過酸化水素が放散器100上で凝結しないようにするのに十分な温度まで、放散器100が加熱される。
このようにして本発明は、領域を除染するための方法、および、北米の標準電源コンセントに接続し得る装置を提供する。本発明は領域内の外気温下で過酸化水素を気化させるようにしており、それによって、過酸化水素を気化させるために加熱を行う必要性を削減している。したがって、本発明は、領域を除染するために必要とする電力が従来のシステムに比べて少なくなっている。過酸化水素の気化を行う従来のシステムは、表面またはキャリアガスを加熱するのに大量の電力を必要としており、そのため、その用途は標準の120VAC、20アンペアの電気回路に適用することでしか利用できないというように限られていた。
上述したように、チャンバ62内で形成される空気/VHP混合気は、チャンバ62から流路「P」を通って搬送される。具体的には、放散器100は、空気/VHP混合気が流路「P」を通って所定の流速で流れる程度に、頸状部72から間隔を置いている。さらに、放散器100の外表面は、空気/VHP混合気が所定の方向で領域へと排出されるように設計されている。実施形態の一例においては、放散器100は、図1に図示するように、空気/VHP混合気が領域を定める構内の床に略平行な方向で排出されるようにする。この実施形態においては、放散器100は、空気/VHP混合気がチャンバ62を通って搬送される方向から約90度、空気/VHP混合気の向きを変えさせる。さらに、本発明の別実施形態では、放散器100は、空気/VHP混合気がユニット10から径方向外向きの進路で領域へと放出されるように寸法決めされ、頸状部72に対して位置決めされる。
このようにして本発明は、所望の向きで空気/VHP混合気を領域へと排出させる放散器を備えた装置を提供する。ここで示す実施形態では、空気/VHP混合気が構内の床と略平行に360°の進行方向で領域へと排出される。所望の向きは、空気/VHP混合気の領域への分散が最大化されるように選択される。また、領域への空気/VHP混合気の分散を向上させるため、本発明の放散器は空気/VHP混合気を径方向外向きの進路に転向させる。
図4および図5に示す本発明の別実施形態では、放散器100は、蒸気化チャンバ40への/からの放散器100の取付け/取外しを迅速かつ簡便にする取付補助具230を備えている。この実施形態においては、内部筐体60の頸状部72が外装筐体部材20の出口開口28を通って延びており、フランジ74は外装筐体部材20の外側に配置されている。
取付補助具230はフランジ74に取付け可能となっている。取付補助具230は主に、取付用鍔具234と、クランプ具236と、ガスケット238とからなる。取付用鍔具234は、頸状部72のフランジ74と嵌り合うような寸法にされている。ガスケット238は、図5に示すように、フランジ74と鍔具234の外周縁を囲んで配置されるような寸法にされている。クランプ具236は従来のドラムロックリングに類似しており、リング部と、施錠/解錠機構(図示せず)を備えている。クランプ具236のリング部は、その内方に取付用鍔具234と、ガスケット238と、フランジ74とを受容する寸法にされたC字状の断面を有している。リング部には、施錠/解錠機構が設けられる隙間が形成されている。クランプ具236の施錠/解錠機構は、取付用鍔具234と、ガスケット238と、フランジ74を囲んでクランプ具236を施錠/解錠するように設計されている。これにより、取付補助具230は、内部筐体60のフランジ74への/からの放散器100の取付け/取外しが容易かつ迅速に行えるようにできている。
以上の記載は本発明の具体的な実施形態の一例である。この実施形態は例示のために説明されたものに過ぎず、本発明の趣旨および範囲を逸脱しない範囲で当業者により様々な変更および改良がなされてもよいものであると理解されたい。そうしたあらゆる改良および変更は、それが請求項に係る発明およびその均等物の範囲にある限り、本発明に含まれるものであることが企図されている。
本発明の望ましい実施形態により、領域を除染するための装置が提供される。この装置は筐体を備えており、前記筐体は自身の内部にチャンバを画定している。前記筐体は前記チャンバに繋がる吸入口と排出口とを有している。前記領域から、前記筐体の前記吸入口を通して、前記チャンバを経て、前記筐体の前記排出口を抜けて前記領域へと戻すように、送風器がキャリアガスを循環させる。噴霧器が、霧状にされた流体の噴霧を、前記チャンバを通って流れる前記キャリアガス内へと導入する。前記筐体の前記排出口を出て行く前記キャリアガスを、予め定められた方向へと転向させるために、前記筐体の前記排出口に対して放散器が配設されている。前記放散器は加熱素子を備えている。
本発明のもう一つの実施形態により、領域を除染するための方法が提供される。この方法は以下の処理を含む。a)送風器を用いて、キャリアガスを、前記領域から、筐体によって画定されたチャンバを通して循環させて、前記キャリアガスが前記筐体の吸入口を通って、前記チャンバを経て、前記筐体の排出口を抜けて前記領域へと戻るように流す。b)霧状にした化学物質の噴霧を前記チャンバに噴霧器を用いて導入し、前記噴霧を放散器の加熱素子を用いて加熱して蒸気状の化学物質を形成する。ここで、前記蒸気状の化学物質はキャリアガスに連行されて混合気を形成する。c)前記混合気を、流路に沿って前記チャンバの外へ搬送する。ここで、前記流路は、前記筐体の前記排出口から出て行く前記キャリアガスを予め定められた方向へと転向させるために前記筐体の前記排出口に対して配設される放散器によって部分的に画定されるものである。

Claims (20)

  1. 構内に定められた領域を除染するための装置において、
    その内部にチャンバを画定しており、前記チャンバに繋がる吸入口および排出口を有する筐体と、
    キャリアガスを、前記領域から、前記筐体の前記吸入口を通して、前記チャンバを経て、前記筐体の前記排出口へと抜けさせて前記領域に戻して循環させる送風器と、
    霧状にされた流体の噴霧を前記チャンバへと導入する噴霧器と、
    前記チャンバの前記排出口から出て行く前記キャリアガスを予め定められた方向へと転向させるために前記チャンバの前記排出口に対して配設され、加熱素子を有する放散器と、を備えたこと
    を特徴とする装置。
  2. 前記噴霧器へと圧縮ガスを供給する空気圧縮器と、
    前記流体を保持する貯蔵器と、
    前記貯蔵器から前記噴霧器へと前記流体を送り込むポンプと、をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記領域内の前記キャリアガスの特性を示す信号を発する複数のセンサと、
    前記装置の動作を制御し、前記キャリアガスへと注入される前記流体の最大流速を前記センサから受信した信号に基づき算出するために前記複数のセンサと接続された制御器と、をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 湿度センサ、温度センサ、過酸化水素蒸気濃度センサのうち少なくとも1つが前記複数のセンサに含まれていること
    を特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記複数のセンサが前記チャンバの前記流入口の上流に配設されていること
    を特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 前記放散器の一部が前記筐体の前記排出口内に配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記加熱素子が前記放散器の内表面上に配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記放散器が漏斗状の形状であること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記加熱素子が螺旋状の形状であること
    を特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記放散器の一端が前記放散器の湾曲したフランジ部を形成すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 前記流体が過酸化水素であること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 前記放散器が、前記チャンバの前記流出口と前記領域との間に延びる流路の面の一つを画定すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 前記流路が、前記チャンバの前記流出口を出て行く前記キャリアガスを、前記構内の床と略平行な方向に転向させること
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記流路が、前記チャンバの前記流出口を出て行く前記キャリアガスを、前記チャンバの前記流出口から径方向外向きの進路に転向させること
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 以下の処理を含むことを特徴とする、構内に定められた領域を除染するための方法。
    a.キャリアガスを前記領域からチャンバを通して流す。
    b.霧状にされた化学物質の噴霧を前記チャンバに導入して蒸気状の化学物質を形成し、前記蒸気状の化学物質が前記キャリアガスに連行されて混合気を形成するようにする。
    c.放散器によって部分的に画定される流路に沿って前記混合気を前記チャンバの外へ搬送して前記領域へと戻す。
    d.前記混合気が前記流路を通って搬送される間、前記放散器を加熱する。
  16. 前記霧状にされた化学物質の噴霧が前記チャンバへと導入される流速が、前記領域内の前記キャリアガスの特性に基づいて決定されること
    を特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記化学物質が過酸化水素であること
    を特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記処理c.に、前記混合気を予め定められた方向に転向させることが含まれること
    を特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 前記処理c.に、前記混合気を前記構内の床と略平行な方向に転向させることが含まれること
    を特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 前記処理c.に、前記混合気を前記チャンバの前記流出口から径方向外向きの進路に転向させることが含まれること
    を特徴とする請求項15に記載の方法。
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