JP2571450B2 - 開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置 - Google Patents

開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置

Info

Publication number
JP2571450B2
JP2571450B2 JP2058788A JP5878890A JP2571450B2 JP 2571450 B2 JP2571450 B2 JP 2571450B2 JP 2058788 A JP2058788 A JP 2058788A JP 5878890 A JP5878890 A JP 5878890A JP 2571450 B2 JP2571450 B2 JP 2571450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane roof
roof
frame
membrane
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2058788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03260274A (ja
Inventor
耕一 吉田
美貞 宗村
浩二 山本
亮二 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Kk
MYASHITA KONSARUTEINGU JIMUSHO JUGEN
Original Assignee
Fujita Kk
MYASHITA KONSARUTEINGU JIMUSHO JUGEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Kk, MYASHITA KONSARUTEINGU JIMUSHO JUGEN filed Critical Fujita Kk
Priority to JP2058788A priority Critical patent/JP2571450B2/ja
Publication of JPH03260274A publication Critical patent/JPH03260274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571450B2 publication Critical patent/JP2571450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は天井開口部を開閉する開閉式膜屋根装置の膜
屋根取り外し装置に関する。
(従来の技術) 天井開口部に膜屋根を開閉可能に張設する開閉式膜屋
根装置では、天井開口部を開放する場合、一般に、巻き
取りドラムにより膜屋根を巻き取り、膜屋根を天井開口
部を開放させる方向に移動させることで行なっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、膜屋根の幅が大きくなった場合や膜屋
根の長さが大きくなった場合、この方式では巻き取りド
ラムが大型化すると共に、巻き取りドラムを回動させる
ためのモータも大型化し、巻き取り側の構造が大型化、
複雑化してコスト高となる問題を生じる。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本
発明の目的は、膜屋根の幅や長さが大きい場合であって
も、コンパクト且つ簡単な構造により天井開口部を容易
に開放でき、開閉式膜屋根装置のコストダウンを図れる
膜屋根取り外し装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、前記膜屋根の幅
方向に間隔をおき膜屋根の開閉方向に沿って延在して前
記屋根フレームに設けられた複数のガイドフレームと、
前記開閉方向に間隔をおいた多数の膜屋根箇所に取着さ
れ対応する前記ガイドフレームに係合して該ガイドフレ
ームに沿って走行する多数の台車と、前記各台車に設け
られた多数の係止部と、前記各ガイドフレームの前記開
閉方向における一方の端部側にそれぞれ設けられた引き
寄せ機構とを備え、前記引き寄せ機構は、前記開閉方向
における一方の端部側においてガイドフレームの下方か
らガイドフレーム上に掛け渡されガイドフレーム上でガ
イドフレームに沿って延在するチェーンと、前記チェー
ンに前記台車の間隔に対応して複数設けられ前記台車の
係止部に係合可能な突起と、前記チェーンを回転駆動さ
せる動力源とで構成されていることを特徴とする。
(作用) 本発明では、膜屋根の取り外し時、引き寄せ機構の動
力源によりチェーンが移動し、突起が台車の係止部に係
合して台車をガイドフレームの一方の端部側に引き寄
せ、これにより膜屋根を移動させて天井開口部が開放さ
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は開閉式膜屋根装置の側面図、第2図及び第3
図は夫々第1図のII矢視、III矢視図を示す。
1は開閉式膜屋根装置で、膜屋根装置1は屋根フレー
ム3と、屋根フレーム3に開閉可能に張設される膜屋根
5を備える。
屋根フレーム3の一端側には巻き上げ装置7とロック
機構9が設けられ、他端側には取り外し装置11と張力調
節装置13が設けられている。
膜屋根5は巻き上げ装置7により屋根フレーム3上に
展開して張設され、また、取り外し装置11により引き寄
せられ天井開口部が開放される。
膜屋根5の張力の調節は、膜屋根5を屋根フレーム3
に展開した状態でロック機構9により膜屋根5の一端を
係止しておき、張力調節装置13により膜屋根5の他端を
緊張弛緩させることで行なわれる。
屋根フレーム3は両側に配設された端部フレーム3A
と、端部フレーム3Aの間に配設された三つの中間フレー
ム3Bとからなり、各フレーム3A,3Bは第1図に示すよう
に側面視弓形を呈し、膜屋根5はこれら端部フレーム3A
と中間フレーム3Bとにわたって掛け渡される。
前記各フレーム3A,3Bは第4図に断面図で示すガイド
フレーム15を備える。
ガイドフレーム15は鋼材製で断面が凹字形を呈する二
つのフレームメンバー17から構成されている。
膜屋根5におけるガイドフレーム15に対応する箇所に
は、第4図乃至第6図に示すように、ガイドフレーム15
の延出方向に間隔をおいて多数の台車21が取着されてい
る。
第5図は台車21の側面図を、第6図は平面図を示し、
台車21はガイドフレーム15上に位置する基台211と、基
台211に支持されフレームメンバー17の上壁17A上を転動
するローラ212とを備える。
前記基台211は天板部211Aと、天板部211Aの両端から
垂設された側板部211Bと、側板部211Bの中央から外側に
突設された取付板部211Cと、側板部211Bの下端から内向
きに延出する下板部211Dとからなる。
膜屋根5のガイドフレーム15の延出方向に間隔をおい
た多数の箇所は、この取付板部211Cの孔211E及びワイヤ
等を介して台車21に連結されている。
両側板部211B間には間隔をおいて二つのロッド213が
夫々ナット214を介して横設され、各ロッド213の両側に
夫々ローラ212が回転自在に配設されている。
ローラ212は端部に大径部を有し、この大径部をフレ
ームメンバー17の上璧17Aの両端に位置させることで、
ガイドフレーム15に沿って走行するように構成されてい
る。
また、下板部211Dの上面には摩擦係数の小さな合成樹
脂製の部材215が取着され、この部材215とローラ212に
より上壁17Aを挟み台車21が上壁17Aから外れないように
構成されている。
膜屋根5の一端側の台車21上には、第7図に側面図
で、第8図に正面図で示すように、角型鋼23が膜屋根5
の幅方向に沿って取着され、この角型鋼23におけるガイ
ドフレーム15に対応する箇所にワイヤ25が取着されてい
る。
前記二つのガイドフレーム15のフレームメンバー17の
縦壁17B間には、第1図に示すように、その長手方向に
間隔をおいてプーリ27が回転自在に配設されている。
前記ワイヤ25を巻き上げ装置7で巻き取ることにより
膜屋根5が屋根フレーム3上に張設される。また、膜屋
根5が取り外し装置11により引き寄せられて天井開口部
が開放された状態において、前記ワイヤ25は前記プーリ
27で案内され巻き上げ装置7側から取り外し装置11側に
掛け渡される。
第7図は巻き上げ装置7の側面図を示す。
巻き上げ装置7は各フレーム3A,3B毎に配設した巻き
上げ部7Aにより構成されている。
各巻き上げ部7Aはモータ31と、モータ31の出力軸に取
着されたプーリ33とで構成され、ワイヤ25の一端はガイ
ドプーリ35を介してプーリ33に連結され、モータ31の駆
動によりワイヤ25を巻き取るように構成されている。
ロック機構9は前記角型鋼23に取着された多数の係止
ロッド37と、地面側に固定され係止ロッド37に係脱する
係止爪39とで構成されている。
前記係止爪39は第9図に側面図で、第10図に正面図で
示すように、ブラケット41を介して揺動可能に設置され
た爪体39Aと、爪体39Aの先端側に揺動可能に配設された
爪片39Bとからなる。
膜屋根5の一端側の地盤側へのロックは、爪体39Aを
起立させて爪体39Aの先端を係止ロッド37に係止させ、
更に、爪片39Bを矢印で示すように下方に揺動させ爪片3
9Bを係止ロッド37に係止させることで行なわれる。
前記取り外し装置11は各フレーム3A,3B毎に配設した
引き寄せ機構11Aにより構成されている。
前記ガイドフレーム15の他端側に位置するフレームメ
ンバー17の縦璧17B間には第4図に示すようにプーリは
取着されておらず、チェーンガイド43が取着されてい
る。
各引き寄せ機構11Aは、第11図に側面図で示すよう
に、ガイドフレーム15の他端側に配設された駆動スプロ
ケット45及び従動スプロケット47(第1図参照)と、一
側が前記チェーンガイド43上に配設され両スプロケット
45,47間に掛装されたチェーン49と、前記チェーン49に
間隔をおいて取着され前記台車21のロッド213に係合可
能なフック51(第5図参照)とを備える。
チェーン49を構成するリンクの枢着箇所にはローラ49
Aが取着され、前記チェーンガイド43上を転動するよう
に構成されている。
前記駆動スプロケット45にはモータ53の出力軸に取着
されたスプロケット55がチェーン57を介して連結されて
いる。
モータ53の駆動によりチェーン49、フック51が移動
し、フック51が前記ロッド213に係合して台車21をガイ
ドフレーム15の他端側に引き寄せ、膜屋根5を移動させ
て天井開口部を開放する。従って、この実施例ではロッ
ド213が、膜屋根5の開閉方向に沿って列設された係止
部に相当している。
膜屋根5の他端側の台車21上には第12図に示すように
角型鋼管61が取着され、角型鋼管61の間隔をおいた箇所
には第13図に示すようにワイヤ63が取着されている。
張力調節装置13は地面側に設置された回動可能な多数
のプーリ65を備え、前記各ワイヤ63はプーリ65を介して
第3図に示すようにフレーム3A或は3B側に引き回され、
フレーム3A或は3B近傍に配設された巻き取りドラム67に
より巻き取られ、或は繰り出されることで膜屋根5の張
力の調節が行なわれる。
本実施例は前記のように構成したので、膜屋根5の取
り外し時、モータ53の駆動によりチェーン49、フック51
が移動し、フック51がロッド213に係合して台車21をガ
イドフレーム15の他端側に引き寄せ、膜屋根5を移動さ
せて天井開口部を開放する。
そして、引き寄せ機構11Aは各ガイドフレーム15毎に
配設されるコンパクトで簡単な構造であるため、開閉式
膜屋根装置1を大型化する問題も生ぜず、装置のコスト
ダウンを図ることができる。
また、膜屋根5の幅が大きい場合であっても、実施例
の如く膜屋根5の幅方向に引き寄せ機構11Aを複数設け
れば、膜屋根5の幅が大きい場合、或は長さが大きい場
合であっても、膜屋根5の移動を簡単に行なうことがで
きる。
尚、実施例では引き寄せ機構11Aにより引き寄せた膜
屋根5を順次重ねていくように構成したが、引き寄せた
後、ドラムで巻き取るようにしてもよく、この場合、引
き寄せ機構11Aにより膜屋根5を引き寄せるのでドラム
を回動させるためモータは小さな容量のもので足りる。
また、引き寄せ機構11Aにより膜屋根5を取り外した
状態から膜屋根5を屋根フレーム3に展開して張設する
場合、引き寄せ機構11Aのモータ53を逆転させてもよ
く、或は、クラッチ機構等によりモータ53とチェーン49
側との接続を解除しチェーン49を空転させるようにして
もよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように本発明によれば、引き寄
せ機構により係止部を介して台車を順次引き寄せること
により膜屋根を屋根フレームの端部側に移動させ、天井
開口部を開放するようにしたので、膜屋根の幅や長さが
大きい場合であっても、コンパクト且つ簡単な構造によ
り天井開口部を容易に開放でき、開閉式膜屋根装置のコ
ストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉式膜屋根装置の側面図、第2図及び第3図
は夫々第1図のII矢視、III矢視図、第4図はガイドフ
レーム及び台車部分の断面正面図、第5図は同・側面
図、第6図は同・平面図、第7図は巻き上げ装置の側面
図、第8図はロック機構の正面図、第9図は係止爪の側
面図、第10図は同・正面図、第11図は取り外し装置の側
面図、第12図は膜屋根の他端の側面図、第13図は同・正
面図である。 尚図中1は開閉式膜屋根装置、3は屋根フレーム、5は
膜屋根、7は巻き上げ装置、9はロック機構、11は取り
外し装置、11Aは引き寄せ機構、13は張力調節装置、15
はガイドフレーム、21は台車である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩二 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 フジタ工業株式会社内 (72)発明者 宮下 亮二 東京都港区高輪4―11―35 東映ビル 502 有限会社宮下コンサルティング事 務所内 (56)参考文献 特開 昭63−280167(JP,A) 実開 昭54−148311(JP,U) 実公 昭46−2508(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根フレームに膜屋根が開閉可能に張設さ
    れる開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置であって、 前記膜屋根の幅方向に間隔をおき膜屋根の開閉方向に沿
    って延在して前記屋根フレームに設けられた複数のガイ
    ドフレームと、 前記開閉方向に間隔をおいた多数の膜屋根箇所に取着さ
    れ対応する前記ガイドフレームに係合して該ガイドフレ
    ームに沿って走行する多数の台車と、 前記各台車に設けられた多数の係止部と、 前記各ガイドフレームの前記開閉方向における一方の端
    部側にそれぞれ設けられた引き寄せ機構とを備え、 前記引き寄せ機構は、前記開閉方向における一方の端部
    側においてガイドフレームの下方からガイドフレーム上
    に掛け渡されガイドフレーム上でガイドフレームに沿っ
    て延在するチェーンと、前記チェーンに前記台車の間隔
    に対応して複数設けられ前記台車の係止部に係合可能な
    突起と、前記チェーンを回転駆動させる動力源とで構成
    されている、 ことを特徴とする開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装
    置。
JP2058788A 1990-03-09 1990-03-09 開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置 Expired - Lifetime JP2571450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058788A JP2571450B2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058788A JP2571450B2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03260274A JPH03260274A (ja) 1991-11-20
JP2571450B2 true JP2571450B2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=13094313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058788A Expired - Lifetime JP2571450B2 (ja) 1990-03-09 1990-03-09 開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2571450B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54148311U (ja) * 1978-04-07 1979-10-16
JPS63280167A (ja) * 1987-05-12 1988-11-17 株式会社フジタ 膜構造物における屋根面開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03260274A (ja) 1991-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI76183C (fi) Rullport.
US2936830A (en) Opening and locking brace for canopy type doors
JP2571450B2 (ja) 開閉式膜屋根装置の膜屋根取り外し装置
JPH09144323A (ja) 仮設テントにおけるシートの開閉機構
JP2626921B2 (ja) 開閉式膜屋根装置の張力調節装置
JPH0716703Y2 (ja) ケーブルピット設備のケーブル引上げ・展張装置
JPH03260273A (ja) 開閉式膜屋根装置の膜屋根案内構造
JPH04778Y2 (ja)
JP2000026081A (ja) 移動リフト装置のピットカバー装置
FR2791048A1 (fr) Systeme d'ascenseur du type a tambour
JPS5817401Y2 (ja) 温室のカ−テン巻取装置
JP2576995Y2 (ja) ケーブル用移動台車
JP2580104Y2 (ja) ケーブル用移動台車
JPH028488A (ja) シートシャッター
JP2544677Y2 (ja) 工事現場用自動門扉の駆動機構および駆動ユニット
JPH06173560A (ja) 門扉及び門扉システム
JPH0311354Y2 (ja)
JP3243119B2 (ja) 麺帯の連続巻取熟成方法とその装置
JPS6141563Y2 (ja)
JPH0736010Y2 (ja) 荷揚げ開口部養生シヤツター
JP3091136B2 (ja) ヘッドボックス昇降型ブラインド
JPH076856Y2 (ja) 鶏舎・畜舎用カーテンの電動式開閉装置
JP2543564Y2 (ja) 開閉部材の開閉装置
JPS5913804Y2 (ja) 温室カ−テンの開閉装置
JP2541892Y2 (ja) シートシャッタの昇降装置