JP2626921B2 - 開閉式膜屋根装置の張力調節装置 - Google Patents

開閉式膜屋根装置の張力調節装置

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JP2626921B2 JP5878990A JP5878990A JP2626921B2 JP 2626921 B2 JP2626921 B2 JP 2626921B2 JP 5878990 A JP5878990 A JP 5878990A JP 5878990 A JP5878990 A JP 5878990A JP 2626921 B2 JP2626921 B2 JP 2626921B2
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耕一 吉田
美貞 宗村
浩二 山本
亮二 宮下
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は屋根フレームに開閉可能に調節された膜屋根
の張力を調節する開閉式膜屋根装置の張力調節装置に関
する。
(従来の技術,発明が解決しようとする課題) 天井開口部に膜屋根を開閉可能に張設するようにした
開閉式膜屋根装置では、膜屋根を屋根フレームに張設し
た際に、その張力を調節する張力調節装置が設けられ
る。
この種の張力調節装置では、膜屋根の開閉方向に沿っ
て膜屋根を緊張弛緩させるため、該装置を膜屋根の開閉
方向の延長上に配設するのが一般である。
しかしながら、このように膜屋根の開閉方向の延長上
に張力調節装置を設けた場合、開閉式膜屋根装置におけ
る膜屋根開閉方向の長さが大きくならざるを得ず、特
に、膜屋根の幅が大きい場合には、張力調節装置の占め
るスペースがかなり大きくなる問題があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本
発明の目的は、開閉式膜屋根装置における膜屋根開閉方
向の長さを大きくせずに張力調節装置を配設でき、ま
た、膜屋根の幅が大きい場合であっても場所をとらずに
配設できる開閉式膜屋根装置の張力調節装置を提供する
にある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明を実施例に対応する
図面を参照して説明する。
本発明は屋根フレーム3に開閉可能に調節された膜屋
根5の張力を調節する開閉式膜屋根装置の張力調節装置
であって、膜屋根5の一端に該膜屋根5の幅方向に間隔
をおいて取着された複数のワイヤ63と、前記膜屋根5の
一端側で前記複数のワイヤ63に対応して設けられ前記各
ワイヤ63に係合してワイヤ63を夫々膜屋根5の幅方向に
引き回す複数の滑車65と、前記各ワイヤ63に連結され該
ワイヤ63の巻き取り及び繰り出しを可能としたドラム67
と、前記ドラム67を回動させる動力源67Aとで構成され
ていることを特徴とする。
(作用) 膜屋根5の幅方向に滑車65を介してワイヤ63を引き回
し、膜屋根5の幅方向からワイヤ63を巻き取り或いは繰
り出して膜屋根5の張力を調節するようにしたので、開
閉式膜屋根装置1における膜屋根開閉方向の長さを大き
くせずに張力調節装置13を配設でき、また、膜屋根5の
幅が大きい場合であっても場所をとらずに配設できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は開閉式膜屋根装置の側面図、第2図及び第3
図は夫々第1図のII矢視、III矢視図を示す。
1は開閉式膜屋根装置で、膜屋根装置1は屋根フレー
ム3と、屋根フレーム3に開閉可能に張設される膜屋根
5を備える。
屋根フレーム3の一端側には巻き上げ装置7とロック
機構9が設けられ、他端側には取り外し装置11と張力調
節装置13が設けられている。
膜屋根5は巻き上げ装置7により屋根フレーム3上に
展開して張設され、また、取り外し装置11により引き寄
せられ屋根フレーム3から外される。
膜屋根5の張力の調節は、膜屋根5を屋根フレーム3
に展開した状態でロック機構9により膜屋根5の一端を
係止しておき、張力調節装置13により膜屋根5の他端を
緊張弛緩させることで行なわれる。
屋根フレーム3は両側に配設された端部フレーム3A
と、端部フレーム3Aの間に配設された三つの中間フレー
ム3Bとからなり、各フレーム3A,3Bは第1図に示すよう
に側面視弓形を呈し、膜屋根5はこれら端部フレーム3A
と中間フレーム3Bとにわたって掛け渡される。
前記各フレーム3A,3Bは第4図に断面図で示すガイド
フレーム15を備える。
ガイドフレーム15は鋼材製で断面が凹字形を呈する二
つのフレームメンバー17から構成されている。
膜屋根5におけるガイドフレーム15に対応する箇所に
は、第4図乃至第6図に示すように、ガイドフレーム15
の延出方向に間隔をおいて多数の台車21が取着されてい
る。
第5図は台車21の側面図を、第6図は平面図を示し、
台車21はガイドフレーム15上に位置する基台211と、基
台211に支持されフレームメンバー17の上壁17A上を転動
するローラ212とを備える。
前記基台211は天板部211Aと、天板部211Aの両端から
垂設された側板部211Bと、側板部211Bの中央から外側に
突設された取付板部211Cと、側板部211Bの下端から内向
きに延出する下板部211Dとからなる。
膜屋根5のガイドフレーム15の延出方向に間隔をおい
た多数の箇所は、この取付板部211Cの孔211E及びワイヤ
等を介して台車21に連結されている。
両側板部211B間には間隔をおいて二つのロッド213が
夫々ナット214を介して横設され、各ロッド213の両側に
夫々ローラ212が回転自在に配設されている。
ローラ212は端部に大径部を有し、この大径部をフレ
ームメンバー17の上壁17Aの両端に位置させることで、
ガイドフレーム15に沿って走行するように構成されてい
る。
また、下板部211Dの上面には摩擦係数の小さな合成樹
脂製の部材215が取着され、この部材215とローラ212に
より上壁17Aを挟み台車21が上壁17Aから外れないように
構成されている。
膜屋根5の一端側の台車21上には、第7図に側面図
で、第8図に正面図で示すように、角型鋼23が膜屋根5
の幅方向に沿って取着され、この角型鋼23におけるガイ
ドフレーム15に対応する箇所にワイヤ25が取着されてい
る。
前記二つのガイドフレーム15のフレームメンバー17の
縦壁17B間には、第1図に示すように、その長手方向に
間隔をおいてプーリ27が回転自在に配設されている。
前記ワイヤ25を巻き上げ装置7で巻き取ることにより
膜屋根5が屋根フレーム3上に張設される。また、膜屋
根5が取り外し装置11により引き寄せられて天井開口部
が開放された状態において、前記ワイヤ25は前記プーリ
27で案内され巻き上げ装置7側から取り外し装置11側に
掛け渡される。
第7図は巻き上げ装置7の側面図を示す。
巻き上げ装置7は各フレーム3A,3B毎に配設した巻き
上げ部7Aにより構成されている。
各巻き上げ部7Aはモータ31と、モータ31の出力軸に取
着されたプーリ33とで構成され、ワイヤ25の一端はガイ
ドプーリ35を介してプーリ33に連結され、モータ31の駆
動によりワイヤ25を巻き取るように構成されている。
ロック機構9は前記角側鋼23に取着された多数の係止
ロッド37と、地面側に固定され係止ロッド37に係脱する
係止爪39とで構成されている。
前記係止爪39は第9図に側面図で、第10図に正面図で
示すように、ブラケット41を介して揺動可能に配設され
た爪体39Aと、爪体39Aの先端側に揺動可能に配設された
爪片39Bとからなる。
膜屋根5の一端側の地盤側へのロックは、爪体39Aを
起立させて爪体39Aの先端を係止ロッド37に係止させ、
更に、爪片39Bを矢印で示すように下方に揺動させ爪片3
9Bを係止ロッド37に係止させることで行なわれる。
前記取り外し装置11は各フレーム3A,3B毎に配設した
取り外し部11Aにより構成されている。
前記ガイドフレーム15の他端側に位置するフレームメ
ンバー17の縦壁17B間には第4図に示すようにプーリは
取着されておらず、チェーンガイド43が取着されてい
る。
各取り外し部11Aは、第11図に側面図で示すように、
ガイドフレーム15の他端側に配設された駆動スプロケッ
ト45及び従動スプロケット47(第1図参照)と、一側が
前記チェーンガイド43上に配設され両スプロケット45,4
7間に掛装されたチェーン49と、前記チェーン49に間隔
をおいて取着され前記台車21のロッド213に係合可能な
フック51(第5図参照)とを備える。チェーン49を構成
するリンクの枢着箇所にはローラ49Aが取着され、前記
チェーンガイド43上を転動するように構成されている。
前記駆動スプロケット45にはモータ53の出力軸に取着
されたスプロケット55がチェーン57を介して連結されて
いる。
モータ53の駆動によりチェーン49、フック51が移動
し、フック51が前記ロッド213に係合して台車21をガイ
ドフレーム15の他端側に引き寄せ、膜屋根5を屋根フレ
ーム3から外して天井開口部を開放する。
膜屋根5の他端側の台車21上には第12図に示すように
角型鋼管61が取着され、角型鋼管61の間隔をおいた箇所
には第13図に示すようにワイヤ63が取着されている。
張力調節装置13は、第3図及び第13図に示すように、
地面側にブラケット64介して設置された回動可能な多数
のプーリ65を備える。
前記各ワイヤ63はプーリ65を介して第3図に示すよう
に膜屋根5の幅方向に沿ってフレーム3A或いは3B側に引
き回され、フレーム3A或は3B近傍に配設されたモータ67
A,巻き取りドマム67により巻き取られ、或は繰り出され
ることで膜屋根5の張力の調節が行なわれる。実施例で
は4本のワイヤ63を夫々プーリ65を介して単一のドラム
67に連結し、このドラム67を四つ配設している。
本実施例は前記のように構成し、プーリ65を介して膜
屋根5の幅方向に沿ってワイヤ63を引き回し、複数のワ
イヤ63を膜屋根5の幅方向に緊張弛緩させることで膜屋
根5の張力の調節を行なうようにしたので、開閉式膜屋
根装置1における膜屋根開閉方向の長さを大きくせずに
張力調節装置13を配設できる。
また、膜屋根5の幅が大きい場合であっても、実施例
の如く、膜屋根5の幅に対応させて適宣ドラム67を配設
すれば、これらドラム67を回動させることにより、場所
を取らずに膜屋根5の張力の調節を容易に行なうことが
できる。
更に、実施例では、膜屋根5の一端側にロック機構9
を設けたので、ロック機構9により膜屋根5の一端をロ
ックさせておくことで膜屋根5の張力の調節をより確実
に行なうことができる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように本発明によれば、膜屋根
の幅方向からワイヤを巻き取り或いは繰り出して膜屋根
の張力を調節するようにしたので、開閉式膜屋根装置に
おける膜屋根開閉方向の長さを大きくせずに張力調節装
置を配設でき、また、膜屋根の幅が大きい場合であって
も場所をとらずに配設できる開閉式膜屋根装置の張力調
節装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉式膜屋根装置の側面図、第2図及び第3図
は夫々第1図のII矢視、III矢視図、第4図はガイドフ
レーム及び台車部分の断面正面図、第5図は同・側面
図、第6図は同・平面図、第7図は巻き上げ装置の側面
図、第8図はロック機構の正面図、第9図は係止爪の側
面図、第10図は同・正面図、第11図は取り外し装置の側
面図、第12図は膜屋根の他端の側面図、第13図は同・正
面図である。 尚図中1は開閉式膜屋根装置、3は屋根フレーム、5は
膜屋根、7は巻き上げ装置、9はロック機構、11は取り
外し装置、13は張力調節装置、15はガイドフレーム、21
は台車、63はワイヤ、65はプーリ、67はドラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩二 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 フジタ工業株式会社内 (72)発明者 宮下 亮二 東京都港区高輪4―11―35 東映ビル 502 有限会社宮下コンサルティング事 務所内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根フレームに開閉可能に調節された膜屋
    根の張力を調節する開閉式膜屋根装置の張力調節装置で
    あって、 膜屋根の一端に該膜屋根の幅方向に間隔をおいて取着さ
    れた複数のワイヤと、 前記膜屋根の一端側で前記複数のワイヤに対応して設け
    られ前記各ワイヤに係合してワイヤを夫々膜屋根の幅方
    向に引き回す複数の滑車と、 前記各ワイヤに連結され該ワイヤの巻き取り及び繰り出
    しを可能としたドラムと、 前記ドラムを回動させる動力源と、 で構成されていることを特徴とする開閉式膜屋根装置の
    張力調節装置。
  2. 【請求項2】膜屋根の他端側には該他端を固定するロッ
    ク機構が設けられている請求項1記載の開閉式膜屋根装
    置の張力調節装置。
  3. 【請求項3】前記ドラムは膜屋根の幅方向に間隔をおい
    て複数設けられている請求項1記載の開閉式膜屋根装置
    の張力調節装置。
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