JP2571138Y2 - 小型ボールねじ - Google Patents
小型ボールねじInfo
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- JP2571138Y2 JP2571138Y2 JP1990058418U JP5841890U JP2571138Y2 JP 2571138 Y2 JP2571138 Y2 JP 2571138Y2 JP 1990058418 U JP1990058418 U JP 1990058418U JP 5841890 U JP5841890 U JP 5841890U JP 2571138 Y2 JP2571138 Y2 JP 2571138Y2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0497—Screw mechanisms
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18568—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary
- Y10T74/18576—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary including screw and nut
- Y10T74/18744—Lubrication
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、ボールねじ軸の周面に螺旋状に形成された
螺旋状軌道溝に嵌入され外筒内周面に配置されたボール
の摺動抵抗を少なくして回転しながら直線運動させる小
型ボールねじの改良に関する。
螺旋状軌道溝に嵌入され外筒内周面に配置されたボール
の摺動抵抗を少なくして回転しながら直線運動させる小
型ボールねじの改良に関する。
［背景技術］ 従来、この種のボールねじはボールねじ軸の周面に螺
旋状に形成された螺旋状軌道溝に嵌入されるボールを外
筒内で無限循環させる構成のものが知られているが、こ
れはボールねじで比較的大きなねじに適するものであ
る。
旋状に形成された螺旋状軌道溝に嵌入されるボールを外
筒内で無限循環させる構成のものが知られているが、こ
れはボールねじで比較的大きなねじに適するものであ
る。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、従来のボールねじでは、ボールねじ軸
の半径と外筒半径との寸法差が使用するボール径の約二
倍程度必要とされるため、このボールねじで比較的小さ
な構成のものは外筒内でボールを無限循環させるだけの
空間がとれず製作が困難である。しかしながら、ロボッ
ト化の進歩により各部に用いられるボールねじも小型化
されることが望まれている。
の半径と外筒半径との寸法差が使用するボール径の約二
倍程度必要とされるため、このボールねじで比較的小さ
な構成のものは外筒内でボールを無限循環させるだけの
空間がとれず製作が困難である。しかしながら、ロボッ
ト化の進歩により各部に用いられるボールねじも小型化
されることが望まれている。
本考案は、小型で、ボールを保持する外筒にわずかな
構造の付加を施すのみで潤滑油の注入、供給が不可能な
部位でも潤滑油の注入、供給を十分施すことができると
共に簡単な構造でボールの摺動抵抗を少なくできるな
ど、種々の効果を併せ奏し得る小型ボールねじを提供す
ることを目的とする。
構造の付加を施すのみで潤滑油の注入、供給が不可能な
部位でも潤滑油の注入、供給を十分施すことができると
共に簡単な構造でボールの摺動抵抗を少なくできるな
ど、種々の効果を併せ奏し得る小型ボールねじを提供す
ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本考案による小型ボールねじは、周面に螺旋状の螺旋
状軌道溝が形成されたボールねじ軸と、該ボールねじ軸
に外嵌される中空円筒形の外筒と、該外筒の内周面の軸
方向と周方向とに等間隔に設けられた複数の孔と、該孔
に固定可能で前記外筒の内周側に半球面状の小径の凹部
が形成され前記外筒の半径方向に進退自在なボールホル
ダーと、該ボールホルダーの凹部に嵌入される小径のボ
ールとを備え、該ボールが前記ボールねじ軸の螺旋状軌
道溝に嵌入され、前記ボールを介して前記外筒と前記ボ
ールねじ軸とが回転しながら直線運動する小型ボールね
じであって、全ての前記ボールホルダーの凹部に加圧流
体を供給可能に連通した加圧流体回路を前記ボールホル
ダーと外筒内とに設け、前記加圧流体回路は前記ボール
ホルダーの凹部に加圧流体を供給可能な孔を設け、該孔
と連通し前記ボールねじ軸の軸方向と平行な通路孔を前
記ボールホルダー及び外筒に形成し、該外筒の端面より
加圧流体を供給できる加圧流体供給用ノズル口を設けた
ものである。
状軌道溝が形成されたボールねじ軸と、該ボールねじ軸
に外嵌される中空円筒形の外筒と、該外筒の内周面の軸
方向と周方向とに等間隔に設けられた複数の孔と、該孔
に固定可能で前記外筒の内周側に半球面状の小径の凹部
が形成され前記外筒の半径方向に進退自在なボールホル
ダーと、該ボールホルダーの凹部に嵌入される小径のボ
ールとを備え、該ボールが前記ボールねじ軸の螺旋状軌
道溝に嵌入され、前記ボールを介して前記外筒と前記ボ
ールねじ軸とが回転しながら直線運動する小型ボールね
じであって、全ての前記ボールホルダーの凹部に加圧流
体を供給可能に連通した加圧流体回路を前記ボールホル
ダーと外筒内とに設け、前記加圧流体回路は前記ボール
ホルダーの凹部に加圧流体を供給可能な孔を設け、該孔
と連通し前記ボールねじ軸の軸方向と平行な通路孔を前
記ボールホルダー及び外筒に形成し、該外筒の端面より
加圧流体を供給できる加圧流体供給用ノズル口を設けた
ものである。
また、本考案による小型ボールねじは、周面に螺旋状
の螺旋状軌道溝が形成されたボールねじ軸と、該ボール
ねじ軸に外嵌される中空円筒形の外筒と、該外筒の内周
面の軸方向と周方向とに等間隔に設けられた複数の孔
と、該孔に固定可能で前記外筒の内周側に半球面状の小
径の凹部が形成され前記外筒の半径方向に進退自在なボ
ールホルダーと、該ボールホルダーの凹部に嵌入される
小径のボールとを備え、該ボールが前記ボールねじ軸の
螺旋状軌道溝に嵌入され、前記ボールを介して前記外筒
と前記ボールねじ軸とが回転しながら直線運動する小型
ボールねじであって、全ての前記ボールホルダーの凹部
に加圧流体を供給可能に連通した加圧流体回路を前記ボ
ールホルダーと外筒内とに設け、前記螺旋状軌道溝に前
記外筒に取付けられた保形性を有する潤滑材が圧接さ
れ、前記加圧流体回路は前記ボールホルダーの凹部に加
圧流体を供給可能な孔を設け、該孔と連通し前記ボール
ねじ軸の軸方向と平行な通路孔を前記ボールホルダー及
び外筒に形成し、該外筒の端面より加圧流体を供給でき
る加圧流体供給用ノズル口を設け、前記保形性を有する
潤滑材は、前記ボールホルダー間にあって軸方向と周方
向とに等間隔で配設されているものである。
の螺旋状軌道溝が形成されたボールねじ軸と、該ボール
ねじ軸に外嵌される中空円筒形の外筒と、該外筒の内周
面の軸方向と周方向とに等間隔に設けられた複数の孔
と、該孔に固定可能で前記外筒の内周側に半球面状の小
径の凹部が形成され前記外筒の半径方向に進退自在なボ
ールホルダーと、該ボールホルダーの凹部に嵌入される
小径のボールとを備え、該ボールが前記ボールねじ軸の
螺旋状軌道溝に嵌入され、前記ボールを介して前記外筒
と前記ボールねじ軸とが回転しながら直線運動する小型
ボールねじであって、全ての前記ボールホルダーの凹部
に加圧流体を供給可能に連通した加圧流体回路を前記ボ
ールホルダーと外筒内とに設け、前記螺旋状軌道溝に前
記外筒に取付けられた保形性を有する潤滑材が圧接さ
れ、前記加圧流体回路は前記ボールホルダーの凹部に加
圧流体を供給可能な孔を設け、該孔と連通し前記ボール
ねじ軸の軸方向と平行な通路孔を前記ボールホルダー及
び外筒に形成し、該外筒の端面より加圧流体を供給でき
る加圧流体供給用ノズル口を設け、前記保形性を有する
潤滑材は、前記ボールホルダー間にあって軸方向と周方
向とに等間隔で配設されているものである。
［実施例］ 次に、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本考案に係る小型ボールねじの要部の一部断
面を含む側面図、第２図は第１図の正面からみた断面図
であり、第３図は第１図及び第２図に示した小型ボール
ねじが具備するボールホルダー及びボールの拡大図であ
る。
面を含む側面図、第２図は第１図の正面からみた断面図
であり、第３図は第１図及び第２図に示した小型ボール
ねじが具備するボールホルダー及びボールの拡大図であ
る。
図において、周面に螺旋状軌道溝1aが形成されたボー
ルねじ軸１に外嵌されている中空円筒形の外筒２は、内
周面の軸方向と周方向とに等間隔にボール３が配設され
ており、このボール３は前記ボールねじ軸１の周面に形
成された螺旋状軌道溝1aに滑動自在に嵌入されている。
前記外筒２の軸方向と周方向とに配設されたボール３と
ボール３との間には、第２図で示すように保形性を有す
る潤滑材10が軸方向と周方向とに等間隔に配設されてい
る。これらのボール３及び保形性を有する潤滑材10の螺
旋状軌道溝1aとの相対的な位置関係は第１図及び第２図
に示すようにボール３は、例えばB1a、B1b、B2a、B2b、
B2c〜で示され、保形性を有する潤滑材10はA1a、A1b、A
1c、A2a、A2b、A2c〜で示されている。したがって、ボ
ール３は第２図に示すようにボールねじ軸１の周方向に
等間隔で３個（合計９個）が前記螺旋状軌道溝1aに嵌入
されており、前記ボールねじ軸１と外筒２とはボール３
を介して相対的に回転しながら直線運動を行うことがで
きる。
ルねじ軸１に外嵌されている中空円筒形の外筒２は、内
周面の軸方向と周方向とに等間隔にボール３が配設され
ており、このボール３は前記ボールねじ軸１の周面に形
成された螺旋状軌道溝1aに滑動自在に嵌入されている。
前記外筒２の軸方向と周方向とに配設されたボール３と
ボール３との間には、第２図で示すように保形性を有す
る潤滑材10が軸方向と周方向とに等間隔に配設されてい
る。これらのボール３及び保形性を有する潤滑材10の螺
旋状軌道溝1aとの相対的な位置関係は第１図及び第２図
に示すようにボール３は、例えばB1a、B1b、B2a、B2b、
B2c〜で示され、保形性を有する潤滑材10はA1a、A1b、A
1c、A2a、A2b、A2c〜で示されている。したがって、ボ
ール３は第２図に示すようにボールねじ軸１の周方向に
等間隔で３個（合計９個）が前記螺旋状軌道溝1aに嵌入
されており、前記ボールねじ軸１と外筒２とはボール３
を介して相対的に回転しながら直線運動を行うことがで
きる。
前記ボール３は、外筒２のねじ孔４に進退自在に螺着
されたボールホルダー５のほぼ半球面状の小径の凹部11
に嵌入され、この凹部11の外端縁の内向き突起部７、８
により凹部11から脱落しないように抱持されている。こ
のボールホルダー５の外端面中央には調整用ねじ溝5aが
形成されており、この調整用ねじ溝5aを所定の治具を用
いて調整することによりボール３の周面と螺旋状軌道溝
1aの溝面とのすきま調整を行うことができる。このボー
ル３の外径は凹部11と回転可能に所定のすきま11a（第
３図図示）が形成される大きさのものを用い、凹部11内
にボール３を挿入後突起部７、８をかしめる等の方法に
より保持させる。このボール３の保持構造はボール３の
周面の一部がボール螺旋状軌道溝1a内に嵌入され滑動自
在であれば図示例に限定されるものではなく、他の構造
のものであってもよい。また、ボール３が嵌入される各
螺旋状軌道溝1aには、外筒３の内面に突出して取付けら
れた二硫化モリブデン（M0S2）等よりなる周知の保形性
を有する潤滑材10が圧接されている。この保形性を有す
る潤滑材10は、第２図に示すようにボール３とボール３
との間で軸方向と周方向とに等間隔で配置される構成と
なっている。こうすることによって、螺旋状軌道溝1aの
溝面を滑動するボール３の各々に均一に潤滑される。ま
た、この保形性を有する潤滑材10はボール３の一部にこ
の潤滑材を配置するような構成としてもよい。この保形
性を有する潤滑材10は、外筒２に貫設されたねじ孔４を
通して螺旋状軌道溝1aの断面形状に合わせて挿入され、
この潤滑材10は前記ねじ孔４に螺着された止ねじ６の底
面との間に介装された皿ばね９の弾性力により螺旋状軌
道溝1aに圧接されている。この皿ばね９の作用により保
形性を有する潤滑材10は摩耗した場合でも常時螺旋状軌
道溝1aの溝面を介して各ボール３に潤滑することができ
る。前記止めじ６の外端面中央には調整用ねじ溝6aが形
成されており、この調整用ねじ溝6aを所定の治具を用い
て皿ばね９の付勢力を調整することにより保形性を有す
る潤滑材10の先端面と螺旋状軌道溝1aの溝面との当り調
整を行うことができる。この保形性を有する潤滑材10の
先端形状は第２図に示すように軸線と直交する断面にお
いて略Ｕ字状で形成され螺旋状軌道溝1aに合致するよう
に形成されているが、この螺旋状軌道溝1aの断面形状が
変われば、保形性を有する潤滑材10の先端形状も対応す
る形状に変更される。
されたボールホルダー５のほぼ半球面状の小径の凹部11
に嵌入され、この凹部11の外端縁の内向き突起部７、８
により凹部11から脱落しないように抱持されている。こ
のボールホルダー５の外端面中央には調整用ねじ溝5aが
形成されており、この調整用ねじ溝5aを所定の治具を用
いて調整することによりボール３の周面と螺旋状軌道溝
1aの溝面とのすきま調整を行うことができる。このボー
ル３の外径は凹部11と回転可能に所定のすきま11a（第
３図図示）が形成される大きさのものを用い、凹部11内
にボール３を挿入後突起部７、８をかしめる等の方法に
より保持させる。このボール３の保持構造はボール３の
周面の一部がボール螺旋状軌道溝1a内に嵌入され滑動自
在であれば図示例に限定されるものではなく、他の構造
のものであってもよい。また、ボール３が嵌入される各
螺旋状軌道溝1aには、外筒３の内面に突出して取付けら
れた二硫化モリブデン（M0S2）等よりなる周知の保形性
を有する潤滑材10が圧接されている。この保形性を有す
る潤滑材10は、第２図に示すようにボール３とボール３
との間で軸方向と周方向とに等間隔で配置される構成と
なっている。こうすることによって、螺旋状軌道溝1aの
溝面を滑動するボール３の各々に均一に潤滑される。ま
た、この保形性を有する潤滑材10はボール３の一部にこ
の潤滑材を配置するような構成としてもよい。この保形
性を有する潤滑材10は、外筒２に貫設されたねじ孔４を
通して螺旋状軌道溝1aの断面形状に合わせて挿入され、
この潤滑材10は前記ねじ孔４に螺着された止ねじ６の底
面との間に介装された皿ばね９の弾性力により螺旋状軌
道溝1aに圧接されている。この皿ばね９の作用により保
形性を有する潤滑材10は摩耗した場合でも常時螺旋状軌
道溝1aの溝面を介して各ボール３に潤滑することができ
る。前記止めじ６の外端面中央には調整用ねじ溝6aが形
成されており、この調整用ねじ溝6aを所定の治具を用い
て皿ばね９の付勢力を調整することにより保形性を有す
る潤滑材10の先端面と螺旋状軌道溝1aの溝面との当り調
整を行うことができる。この保形性を有する潤滑材10の
先端形状は第２図に示すように軸線と直交する断面にお
いて略Ｕ字状で形成され螺旋状軌道溝1aに合致するよう
に形成されているが、この螺旋状軌道溝1aの断面形状が
変われば、保形性を有する潤滑材10の先端形状も対応す
る形状に変更される。
次に、全ての前記ボールホルダー５の凹部11に加圧流
体を供給可能に連通した加圧流体回路12の構成について
以下に説明する。
体を供給可能に連通した加圧流体回路12の構成について
以下に説明する。
この加圧流体回路12は外筒２の軸方向端面に周方向に
等間隔に加圧流体供給用ノズル口14が設けられ、この加
圧流体供給用ノズル口14を通して加圧流体が回路内に供
給される。この加圧流体回路12は前記加圧流体供給用ノ
ズル口14から所定の口径を持ってボールねじ軸１の軸方
向と平行に外筒２及びボールホルダー５を一直線に貫く
ように通路孔12a、12bが配設され、該ボールホルダーの
通路孔12bと連通する孔13がボール３を保持するボール
ホルダー５の凹部11の内周面に達するように形成されて
いる。この加圧流体回路12の回路内には前記加圧流体供
給用ノズル口14と接続される図示せぬコンプレッサ等よ
りなる加圧流体供給手段により加圧流体が常時供給さ
れ、ボールホルダー５の孔13を介して所定の加圧力で加
圧された流体が凹部11の内周面に沿って供給されてボー
ル３を押圧する。このように所定の圧力に加圧された流
体を供給する構成の故、大気圧下では流体の注入、供給
が不可能な部位、具体的には、互いに嵌合状態にて摺接
して荷重を受けるボール３と凹部11との間でも十分かつ
均一に供給することができる。そして、該凹部11を経た
加圧流体は上記螺旋状軌道溝1aに達し、ボール３と該螺
旋状軌道溝1aとの間の潤滑も十分行われる。これらか
ら、加圧流体がボールの滑動範囲全域に行き渡ってボー
ルの摩耗等が抑制される。
等間隔に加圧流体供給用ノズル口14が設けられ、この加
圧流体供給用ノズル口14を通して加圧流体が回路内に供
給される。この加圧流体回路12は前記加圧流体供給用ノ
ズル口14から所定の口径を持ってボールねじ軸１の軸方
向と平行に外筒２及びボールホルダー５を一直線に貫く
ように通路孔12a、12bが配設され、該ボールホルダーの
通路孔12bと連通する孔13がボール３を保持するボール
ホルダー５の凹部11の内周面に達するように形成されて
いる。この加圧流体回路12の回路内には前記加圧流体供
給用ノズル口14と接続される図示せぬコンプレッサ等よ
りなる加圧流体供給手段により加圧流体が常時供給さ
れ、ボールホルダー５の孔13を介して所定の加圧力で加
圧された流体が凹部11の内周面に沿って供給されてボー
ル３を押圧する。このように所定の圧力に加圧された流
体を供給する構成の故、大気圧下では流体の注入、供給
が不可能な部位、具体的には、互いに嵌合状態にて摺接
して荷重を受けるボール３と凹部11との間でも十分かつ
均一に供給することができる。そして、該凹部11を経た
加圧流体は上記螺旋状軌道溝1aに達し、ボール３と該螺
旋状軌道溝1aとの間の潤滑も十分行われる。これらか
ら、加圧流体がボールの滑動範囲全域に行き渡ってボー
ルの摩耗等が抑制される。
また、上記構成では、加圧流体が上記凹部11内に供給
されることによって生ずる静圧でボール３がフロート状
態となって、ボール３の該凹部11内での摺動（回転）抵
抗が小さくなり、更にボール３と螺旋状軌道溝1aとの摺
動抵抗も小さくなり、円滑な転がり、滑り状態が得ら
れ、ボールねじ軸１と外筒２との回転直線運動が滑らか
に行われる。この加圧流体は通常空気等の流体が用いら
れるがそれ以上の流体でもよい。また、加圧調整は図示
せぬ加圧流体供給手段により適宜設定することができ
る。
されることによって生ずる静圧でボール３がフロート状
態となって、ボール３の該凹部11内での摺動（回転）抵
抗が小さくなり、更にボール３と螺旋状軌道溝1aとの摺
動抵抗も小さくなり、円滑な転がり、滑り状態が得ら
れ、ボールねじ軸１と外筒２との回転直線運動が滑らか
に行われる。この加圧流体は通常空気等の流体が用いら
れるがそれ以上の流体でもよい。また、加圧調整は図示
せぬ加圧流体供給手段により適宜設定することができ
る。
次に、この加圧流体回路の組立方法を説明すると、加
圧流体回路12である通路孔は外筒２の軸方向に所定の口
径を持って予め通路孔12aを形成しておき、ボールホル
ダー５側に前記通路孔12aと合うように通路孔12bを形成
する。このとき、ボールホルダー５等は本実施例ではね
じで調整する構成となっているので、ある程度ボールホ
ルダー５等の周方向に幅広に形成しておけばよい。この
ように幅広に形成しても常時所定加圧で流体が十分に供
給されるので影響はない。また、加圧流体供給用ノズル
口14は外筒２の端面でなく、他の任意の箇所又は両端面
より供給できるような構成としてもよい。
圧流体回路12である通路孔は外筒２の軸方向に所定の口
径を持って予め通路孔12aを形成しておき、ボールホル
ダー５側に前記通路孔12aと合うように通路孔12bを形成
する。このとき、ボールホルダー５等は本実施例ではね
じで調整する構成となっているので、ある程度ボールホ
ルダー５等の周方向に幅広に形成しておけばよい。この
ように幅広に形成しても常時所定加圧で流体が十分に供
給されるので影響はない。また、加圧流体供給用ノズル
口14は外筒２の端面でなく、他の任意の箇所又は両端面
より供給できるような構成としてもよい。
また、本実施例によれば、加圧流体回路12によってボ
ールねじ軸１の螺旋状軌道溝1aの溝面にも常時加圧流体
が供給されるので、保形性を有する潤滑材10が微粒状若
しくは粉状物のようなものでも加圧流体により螺旋状軌
道溝1aの溝面内を運搬されて十分に供給される。よっ
て、ボール３や螺旋状軌道溝1aの摩耗等を更に抑制する
ことができ、耐久性を向上させることができる。
ールねじ軸１の螺旋状軌道溝1aの溝面にも常時加圧流体
が供給されるので、保形性を有する潤滑材10が微粒状若
しくは粉状物のようなものでも加圧流体により螺旋状軌
道溝1aの溝面内を運搬されて十分に供給される。よっ
て、ボール３や螺旋状軌道溝1aの摩耗等を更に抑制する
ことができ、耐久性を向上させることができる。
次に、上記構成よりなる小型ボールねじの作用につい
て説明すると、 先ず、加圧流体供給手段より加圧流体供給用ノズル口
14に所定加圧で設定された加圧流体が供給されると、加
圧流体回路12の回路を通してボールホルダー５の孔13よ
り加圧された流体が凹部11の内周面に沿って供給されて
ボール３を押圧する。この加圧流体はボール３の球面に
沿って螺旋状軌道溝1aの溝面にも廻り込み、ボール３を
均等な圧力によりフロートする。これによって、ボール
３の該凹部11内での摺動（回転）抵抗が小さくなり、更
にボール３と螺旋状軌道溝1aとの摺動抵抗も小さくな
り、円滑な転がり、滑り状態が得られ、ボールねじ軸１
と外筒２との回転直線運動が滑らかに行われる。しか
も、螺旋状軌道溝1aの溝面内にも加圧流体が常時供給さ
れているので、該溝に圧接させられている保形性を有す
る潤滑材10を滑動領域内に十分供給することができるの
で円滑な転がり接触或は滑り接触を保証させることとな
る。
て説明すると、 先ず、加圧流体供給手段より加圧流体供給用ノズル口
14に所定加圧で設定された加圧流体が供給されると、加
圧流体回路12の回路を通してボールホルダー５の孔13よ
り加圧された流体が凹部11の内周面に沿って供給されて
ボール３を押圧する。この加圧流体はボール３の球面に
沿って螺旋状軌道溝1aの溝面にも廻り込み、ボール３を
均等な圧力によりフロートする。これによって、ボール
３の該凹部11内での摺動（回転）抵抗が小さくなり、更
にボール３と螺旋状軌道溝1aとの摺動抵抗も小さくな
り、円滑な転がり、滑り状態が得られ、ボールねじ軸１
と外筒２との回転直線運動が滑らかに行われる。しか
も、螺旋状軌道溝1aの溝面内にも加圧流体が常時供給さ
れているので、該溝に圧接させられている保形性を有す
る潤滑材10を滑動領域内に十分供給することができるの
で円滑な転がり接触或は滑り接触を保証させることとな
る。
なお、本実施例では潤滑剤として保形性を有する潤滑
材を用いているが、他の潤滑剤を用いても同様の効果を
奏することができる。
材を用いているが、他の潤滑剤を用いても同様の効果を
奏することができる。
［考案の効果］ 以上説明したように、本考案によれば以下のような効
果がある。
果がある。
即ち、 大気圧下では流体の注入、供給が不可能な部位、具体
的には、互いに嵌合状態にて摺接して荷重を受けるボー
ルとボールホルダーの凹部との間でも十分かつ均一に供
給することができる。そして、該凹部を経た加圧流体は
ボールねじ軸の螺旋状軌道溝に達し、ボールと該螺旋状
軌道溝との間の潤滑も十分行われる。これらから、加圧
流体がボールの潤滑範囲全域に行き渡ってボールの摩耗
等が抑制される。
的には、互いに嵌合状態にて摺接して荷重を受けるボー
ルとボールホルダーの凹部との間でも十分かつ均一に供
給することができる。そして、該凹部を経た加圧流体は
ボールねじ軸の螺旋状軌道溝に達し、ボールと該螺旋状
軌道溝との間の潤滑も十分行われる。これらから、加圧
流体がボールの潤滑範囲全域に行き渡ってボールの摩耗
等が抑制される。
また、上記構成では、加圧流体が上記凹部内に供給さ
れることによって生じる静圧でボールがフロート状態と
なって、ボールの該凹部内での摺動（回転）抵抗が小さ
くなり、更にボールと螺旋状軌道溝との摺動抵抗も小さ
くなり、円滑な転がり、滑り状態が得られ、ボールねじ
軸と外筒との回転直線運動が滑らかに行われる。
れることによって生じる静圧でボールがフロート状態と
なって、ボールの該凹部内での摺動（回転）抵抗が小さ
くなり、更にボールと螺旋状軌道溝との摺動抵抗も小さ
くなり、円滑な転がり、滑り状態が得られ、ボールねじ
軸と外筒との回転直線運動が滑らかに行われる。
更に、上記構成によれば、加圧流体回路によってボー
ルねじ軸の螺旋状軌道溝の溝面にも常時加圧流体が供給
されるので、保形性を有する潤滑材が微粒状若しくは粉
状物のようなものでも該加圧流体により螺旋状軌道溝の
溝面内を運搬されて十分に供給される。よって、ボール
や螺旋状軌道溝の摩耗等を更に抑制することができ、耐
久性を向上させる効果がある。
ルねじ軸の螺旋状軌道溝の溝面にも常時加圧流体が供給
されるので、保形性を有する潤滑材が微粒状若しくは粉
状物のようなものでも該加圧流体により螺旋状軌道溝の
溝面内を運搬されて十分に供給される。よって、ボール
や螺旋状軌道溝の摩耗等を更に抑制することができ、耐
久性を向上させる効果がある。
また、上記の構成においては、上記潤滑材が外筒の内
部に配置されるのでボールねじのコンパクト化が達成さ
れ、また、該潤滑材が軸方向及び周方向に略等間隔に複
数配設されているので均一な潤滑がなされるという効果
も得られる。また、本考案によれば、加圧流体回路を設
けるのみでたり、潤滑材を従来の構成のものを用いても
滑動領域に十分供給することができるので、廉価に供給
できる効果もある。
部に配置されるのでボールねじのコンパクト化が達成さ
れ、また、該潤滑材が軸方向及び周方向に略等間隔に複
数配設されているので均一な潤滑がなされるという効果
も得られる。また、本考案によれば、加圧流体回路を設
けるのみでたり、潤滑材を従来の構成のものを用いても
滑動領域に十分供給することができるので、廉価に供給
できる効果もある。
第１図は本考案に係る小型ボールねじの要部の一部断面
を含む側面図、第２図は第１図の正面からみた断面図、
第３図は第１図及び第２図に示した小型ボールねじが具
備するボール及びボールホルダーの拡大図である。 １……ボールねじ軸、1a……螺旋状軌道溝、２……外
筒、３……ボール、４……ねじ孔、５……ボールホルダ
ー、６……止ねじ、7,8……突起部、９……皿ばね、10
……保形性を有する潤滑材、11……凹部、12……加圧流
体回路、12a,12b……通路孔、13……孔、14……加圧流
体供給用ノズル口。
を含む側面図、第２図は第１図の正面からみた断面図、
第３図は第１図及び第２図に示した小型ボールねじが具
備するボール及びボールホルダーの拡大図である。 １……ボールねじ軸、1a……螺旋状軌道溝、２……外
筒、３……ボール、４……ねじ孔、５……ボールホルダ
ー、６……止ねじ、7,8……突起部、９……皿ばね、10
……保形性を有する潤滑材、11……凹部、12……加圧流
体回路、12a,12b……通路孔、13……孔、14……加圧流
体供給用ノズル口。
Claims (2)
- 【請求項１】周面に螺旋状の螺旋状軌道溝が形成された
ボールねじ軸と、 該ボールねじ軸に外嵌される中空円筒形の外筒と、 該外筒の内周面の軸方向と周方向とに等間隔に設けられ
た複数の孔と、 該孔に固定可能で前記外筒の内周側に半球面状の小径の
凹部が形成され前記外筒の半径方向に進退自在なボール
ホルダーと、 該ボールホルダーの凹部に嵌入される小径のボールとを
備え、 該ボールが前記ボールねじ軸の螺旋状軌道溝に嵌入さ
れ、前記ボールを介して前記外筒と前記ボールねじ軸と
が回転しながら直線運動する小型ボールねじであって、 全ての前記ボールホルダーの凹部に加圧流体を供給可能
に連通した加圧流体回路を前記ボールホルダーと外筒内
とに設け、前記加圧流体回路は前記ボールホルダーの凹
部に加圧流体を供給可能な孔を設け、該孔と連通し前記
ボールねじ軸の軸方向と平行な通路孔を前記ボールホル
ダー及び外筒に形成し、該外筒の端面より加圧流体を供
給できる加圧流体供給用ノズル口を設けたこと を特徴とする小型ボールねじ。 - 【請求項２】周面に螺旋状の螺旋状軌道溝が形成された
ボールねじ軸と、 該ボールねじ軸に外嵌される中空円筒形の外筒と、 該外筒の内周面の軸方向と周方向とに等間隔に設けられ
た複数の孔と、 該孔に固定可能で前記外筒の内周側に半球面状の小径の
凹部が形成され前記外筒の半径方向に進退自在なボール
ホルダーと、 該ボールホルダーの凹部に嵌入される小径のボールとを
備え、 該ボールが前記ボールねじ軸の螺旋状軌道溝に嵌入さ
れ、前記ボールを介して前記外筒と前記ボールねじ軸と
が回転しながら直線運動する小型ボールねじであって、 全ての前記ボールホルダーの凹部に加圧流体を供給可能
に連通した加圧流体回路を前記ボールホルダーと外筒内
とに設け、前記螺旋状軌道溝に前記外筒に取付けられた
保形性を有する潤滑材が圧接され、前記加圧流体回路は
前記ボールホルダーの凹部に加圧流体を供給可能な孔を
設け、該孔と連通し前記ボールねじ軸の軸方向と平行な
通路孔を前記ボールホルダー及び外筒に形成し、該外筒
の端面より加圧流体を供給できる加圧流体供給用ノズル
口を設け、前記保形性を有する潤滑材は、前記ボールホ
ルダー間にあって軸方向と周方向とに等間隔で配設され
ていること を特徴とする小型ボールねじ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058418U JP2571138Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 小型ボールねじ |
| US07/706,616 US5168767A (en) | 1990-06-04 | 1991-05-29 | Compact ball screw assembly |
| DE4118189A DE4118189C2 (de) | 1990-06-04 | 1991-06-03 | Kugelgelagerte Spindeleinrichtung mit wendelförmiger Nut |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990058418U JP2571138Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 小型ボールねじ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0417549U JPH0417549U (ja) | 1992-02-13 |
| JP2571138Y2 true JP2571138Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13083836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990058418U Expired - Fee Related JP2571138Y2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 小型ボールねじ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5168767A (ja) |
| JP (1) | JP2571138Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4118189C2 (ja) |
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| US6023991A (en) * | 1993-06-21 | 2000-02-15 | Nsk Ltd. | Ball screw lubricated with oil-containing polymer |
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| US10035051B2 (en) | 2015-12-22 | 2018-07-31 | Acushnet Company | Golf club with movable weight |
| US9914028B1 (en) | 2016-09-06 | 2018-03-13 | Acushnet Company | Golf club with movable weight |
| US9744415B2 (en) | 2015-12-22 | 2017-08-29 | Acushnet Company | Golf club having removable weight |
| US9975019B2 (en) | 2015-12-22 | 2018-05-22 | Acushnet Company | Golf club with movable weight |
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| EP4001688B1 (en) * | 2020-08-24 | 2023-12-20 | NSK Ltd. | Method and device for sealing grease into ball screw device, ball screw device, method for producing ball screw device, method for producing linear actuator, method for producing vehicle brake, and method for producing vehicle |
| CN116538193B (zh) * | 2023-05-08 | 2024-01-23 | 成都理工大学 | 直线滚珠导筒及其装配方法 |
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| US3029792A (en) * | 1960-12-06 | 1962-04-17 | Honeywell Regulator Co | Control apparatus |
| US3132719A (en) * | 1962-05-14 | 1964-05-12 | Vard Division Royal Ind | Ball nut and screw lubricator |
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| JPS6399062U (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-27 | ||
| JPH062074Y2 (ja) * | 1987-10-30 | 1994-01-19 | 科学技術庁航空宇宙技術研究所長 | ボールねじ |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP1990058418U patent/JP2571138Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-05-29 US US07/706,616 patent/US5168767A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-03 DE DE4118189A patent/DE4118189C2/de not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| US5168767A (en) | 1992-12-08 |
| DE4118189C2 (de) | 1996-05-30 |
| JPH0417549U (ja) | 1992-02-13 |
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|---|---|---|---|
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