JP2570899B2 - アクティブソーナー装置 - Google Patents

アクティブソーナー装置

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JP2570899B2 JP2271057A JP27105790A JP2570899B2 JP 2570899 B2 JP2570899 B2 JP 2570899B2 JP 2271057 A JP2271057 A JP 2271057A JP 27105790 A JP27105790 A JP 27105790A JP 2570899 B2 JP2570899 B2 JP 2570899B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアクティブソーナー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のアクティブソーナー装置は、受信信号を検波
し、しきい値と比較して目標を検出していた。
第3図は従来のアクティブソーナー装置の構成図、第
4図は第3図のアクティブソーナー装置の動作を説明す
るための波形図である。
送信回路3は、送信信号を発生し、切替器110を通し
て送受波器1から送信音波120として水中に放射する。
水中のソーナー目標2で反射されるエコー130は、送
受波器1で音響信号から受信信号101に変換され、受信
回路4で増幅、その他の受信処理を受け、振幅検出回路
8で検波される。検波信号801は目標判定回路9でしき
い値と比較され、しきい値を超えた場合のみ、目標検出
信号901として出力される。
次に、第4図を参照して動作をさらに詳細に説明す
る。第4図(a)は受信回路出力401を示し、ノイズN
およびエコーS1,S2を含んでいる。第4図(b)は受信
回路出力401を検波した検波信号801を示す。目標判定回
路9は検波信号801をしきい値802と比較し、検波信号80
1がしきい値802を超える場合のみ第4図(c)の目標検
出信号901を出力する。レベルの高いエコーS1は正常に
目標検出信号として出力されているのに対して、エコー
S2はレベルが低いため目標検出の対象とならず、かつし
きい値を超えたノイズNも目標として検出されているこ
とを示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のアクティブソーナー装置は、受信信号
を検波し、しきい値と比較してこれを超えるものを目標
として検出する動作となっているので、第4図に示すよ
うに、周囲に存在するノイズレベルの影響、エコーレベ
ルの影響を受けやすく、ノイズによる誤因目標検出や、
エコーレベルが小さいときには目標検出できないという
欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のアクティブソーナー装置は、受信信号を周波
数分析し周波数スペクトルを求める周波数分析回路と、
前記周波数分析回路で求めた周波数スペクトルの所定の
評価フレーム区間ごとの最大レベルを示す最大レベル周
波数を判定する周波数判定回路と、所定の評価期間ごと
に前記最大レベル周波数の分散を求める分散算出回路
と、前記分散が所定の一定時間を超えてしきい値よりも
低いか否かにもとづいて受信信号に含まれる目標信号の
存在を判定する目標判定回路とを備えて構成される。
また本発明のアクティブソーナー装置は、前記分散算
出回路における所定の評価期間を、一探信期間とした構
成を有する。
さらに本発明のアクティブソーナー装置は、前記目標
判定回路における所定の一定時間ならびにしきい値はそ
れぞれ、送信諸元および目標種別ならびに過去の探信資
料にもとづいてあらかじめ設定した構成を有する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。第1図の
実施例は、第3図の従来例と同じ送受波器1、送信回路
3、受信回路4および切替器110のほか、本発明の直接
かかわる周波数分析回路5と、周波数分析回路5の出力
に対して所定の評価区間ごとの最大のスペクトルレベル
を示す最大レベル周波数を判定する周波数判定回路6
と、一探信期間ごとに上述した最大レベル周波数の分散
を求める分散算出回路7と、求めた分散にもとづいて目
標を判定する目標判定回路10とを備えて成る。
次に、本実施例の動作について説明する。第2図は第
1図の実施例の動作を説明するための波形図である。以
下、第2図を併用しつつ動作の説明を続行する。
第1図において、送信回路3は送信信号を発生し、切
替器110を通して送受波器1から送信音波120として水中
に放射される。水中のソーナー目標2によるエコー130
は、送受波器1で音響信号から受信信号101に変換され
る、受信信号101は受信回路4で増幅等の受信処理を施
され、受信回路出力401として出力される。受信回路出
力401を第2図(a)に示す。第2図(a)において、N
1〜N4はノイズ、S3,S4はそれぞれソーナー目標2から得
られるエコーを示す。
受信回路出力401は、次に周波数分析回路5に入力さ
れ、一探信周期ごとのデータについて周波数分析が施さ
れ、第2図(a)に示す時間領域データが周波数領域の
周波数スペクトルに変換される。
周波数判定回路6は、周波数分析回路5から提供され
る周波数スペクトルの所定の評価フレーム区間ごとの最
大レベルを示す最大レベル周波数を次次に判定し、これ
を一探信周期ごとに繰り返す。上述した所定の評価フレ
ーム区間は、アクティブソーナー装置の運用実績等にも
とづいてあらかじめ適宜設定される。第2図(b)は、
第2図(a)のノイズN1の1評価フレーム区間の最大レ
ベル周波数、第2図(c)は第2図(a)のエコーS3の
1評価フレーム区間の最大レベル周波数の例を示す。こ
のようにして、周波数判定回路6では、評価フレームを
区間ごとの最大レベル周波数が次次に決定され、これが
一探信周期ごとに繰り返される。この一探信周期ごとの
最大レベル周波数の一例を第2図(d)に示す。第2図
(d)を第2図(a)と対応するに、ノイズ区間では最
大レベル周波数の変動が激しいが、エコー区間ではほぼ
安定状態をとる。この継続時間とレベルは送信信号の特
性とソーナー目標の種類等によって決定される。
分散算出回路7は、周波数判定回路6の出力する最大
レベル周波数例の分散をとる。この周波数分散を第2図
(e)に示す。第2図(e)のP,QはそれぞれエコーS3,
S4に対する分散で、その値はノイズN1〜N4に対する分散
よりも著し低くなる。ただし、ノイズ区間でもRに示す
ように偶発的に他のノイズ区間の分散よりも低い値を示
す場合も含まれる。
目標判定回路10は、第2図(e)に示す周波数分散結
果を受け、これをしきい値GLと比較し、一定時間しきい
値GL以下の低い分散を示すものをソーナー目標によるエ
コーと判定し、第2図(f)に示す目標検出信号SPを出
力する。この場合、ノイズN1,N3,N4等は分散が大きいの
で目標検出信号は出力されず、ノイズN2による分散Rも
しきい値GLよりも低くはなるが、時間的に所定の一定時
間継続しないので目標検出信号は出力されない。
エコーと判定する評価尺度としてのしきい値GL,およ
び分散がしきい値GL以下となる一定時間は、送信諸元,
ソーナー目標の種類に過去の探信実績にもとづく資料等
を勘案してあらかじめ設定される。
こうして、受信信号のレベル依存性が大幅に軽減して
ソーナー目標のエコー検出が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、アクティブソーナー装
置による受信信号を周波数分析し、所定の評価フレーム
ごとの最大レベルを示す周波数の分散にもとづいてソー
ナー目標のエコーを判定することにより、受信信号のレ
ベルの大小に対する依存性を著しく抑圧したエコーの検
出が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は第1図の
実施例の動作を説明するための波形図、第3図は従来の
アクティブソーナー装置の構成図、第4図は第3図のア
クティブソーナー装置の動作を説明するための波形図で
ある。 1……送受波器、2……ソーナー目標、3……送信回
路、4……受信回路、5……周波数分析回路、6……周
波数判定回路、7……分散算出回路、8……振幅検出回
路、9,10……目標判定回路、110……切替器、120……送
信音波、130……エコー。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号を周波数分析し周波数スペクトル
    を求める周波数分析回路と、前記周波数分析回路で求め
    た周波数スペクトルの所定の評価フレーム区間ごとの最
    大レベルを示す最大レベル周波数を判定する周波数判定
    回路と、所定の評価期間ごとに前記最大レベル周波数の
    分散を求める分散算出回路と、前記分散が所定の一定時
    間を超えてしきい値よりも低いか否かにもとづいて受信
    信号に含まれる目標信号の存在を判定する目標判定回路
    とを備えて成ることを特徴とするアクティブソーナー装
    置。
  2. 【請求項2】前記分散算出回路における所定の評価期間
    を、一探信期間としたことを特徴とする請求項1記載の
    アクティブソーナー装置。
  3. 【請求項3】前記目標判定回路における所定の一定時間
    ならびにしきい値はそれぞれ、送信諸元および目標種別
    ならびに過去の探信資料にもとづいてあらかじめ設定し
    たものであることを特徴とする請求項1記載のアクティ
    ブソーナー装置。
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