JP2569916Y2 - 駐車安全装置 - Google Patents

駐車安全装置

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JP2569916Y2
JP2569916Y2 JP3332493U JP3332493U JP2569916Y2 JP 2569916 Y2 JP2569916 Y2 JP 2569916Y2 JP 3332493 U JP3332493 U JP 3332493U JP 3332493 U JP3332493 U JP 3332493U JP 2569916 Y2 JP2569916 Y2 JP 2569916Y2
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省三 高橋
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東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば大型フォークリ
フト等の荷役車両に装備されたパーキングブレーキ装置
に用いられる駐車安全装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型フォークリフト等の荷役車両
に装備されたパーキングブレーキ装置としては、図2並
びに図3に示したものが知られている。当該パーキング
ブレーキ装置40は、基本的には、手動操作されて空圧
源(図示せず)からの圧縮空気を給排するハンドバルブ
41と、これに応答して圧縮空気を給排するクィックレ
リーズバルブ42と、これからの圧縮空気に依り作動さ
れるスプリングチャンバ43と、これに依り作動される
パーキングブレーキ(ディスクブレーキ)44とから構
成されて居り、走行時には、図2に示す如く、ハンドバ
ルブを押して空圧源からの圧縮空気をハンドバルブ→ク
ィックレリーズバルブ→スプリングチャンバに供給し、
スプリングチャンバをスプリングに抗して伸長させる事
に依りパーキングブレーキを開放すると共に、作動時に
は、図3に示す如く、ハンドバルブを引いて空圧源から
の圧縮空気をハンドバルブとクィックレリーズバルブと
から放出し、スプリングチャンバをスプリングにて短縮
させる事に依りパーキングブレーキを作動させる様にな
っている。又、パーキングブレーキ装置は、エマージェ
ンシーブレーキ(非常ブレーキ)としての機能もあり、
エアラインの損傷時には自動的にパーキングブレーキが
作動する様になっている。而して、この様なパーキング
ブレーキ装置に用いられる駐車安全装置としては、図4
に示したものが知られている。当該駐車安全装置50
は、基本的には、パーキングブレーキ44が作動した事
を検出する圧力スイッチ51と、変速レバー(図示せ
ず)の操作に依り作動される変速スイッチ52と、これ
の作動に依り作動されて変速クラッチ(図示せず)を制
御する変速ソレノイドバルブ53と、警報を発する警報
ブザー54と、圧力スイッチ51と変速スイッチ52の
作動に依り作動されて警報ブザー54を作動状態にする
警報リレー55とから構成されて居り、パーキングブレ
ーキを作動させると共に、変速レバーを操作して変速ス
イッチを作動させた場合には、警報ブザーが作動して警
報を発する様になっている。ところが、この様なもの
は、警報ブザーが鳴るものの、変速スイッチの作動に依
り変速ソレノイドバルブが作動され、変速クラッチが接
続状態にされて車両が走行されてしまう。所謂制動状態
のパーキングブレーキを引きずったまま走行される。こ
の為、パーキングブレーキが不必要に焼付いて損傷する
という難点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、叙上の問題
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、パーキングブレーキの不必要な損傷を
防止する様にした駐車安全装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の駐車安全装置
は、基本的には、パーキングブレーキが作動した事を検
出する圧力スイッチと、変速レバーの操作に依り作動さ
れる変速スイッチと、変速スイッチの作動に依り作動さ
れて変速クラッチを制御する変速ソレノイドバルブと、
圧力スイッチと変速スイッチの作動に依り作動されて変
速ソレノイドバルブを非作動状態にする引きずり防止リ
レーと、手動操作可能で引きずり防止リレーの作動に関
係なく変速ソレノイドバルブを作動状態にする解除スイ
ッチと、から構成した事に特徴が存する。
【0005】
【作用】パーキングブレーキが作動されると、圧力スイ
ッチがこの事を検出して作動される。変速レバーが操作
されると、変速スイッチが作動される。圧力スイッチと
変速スイッチが作動されると、引きずり防止リレーが作
動されて変速ソレノイドバルブが非作動状態にされる。
変速ソレノイドバルブが非作動状態にされると、変速ク
ラッチが切断状態にされるので、引きずり走行が防止さ
れる。解除スイッチが手動操作されると、引きずり防止
リレーの作動に関係なく変速ソレノイドバルブが作動さ
れる。変速ソレノイドバルブが作動されると、変速クラ
ッチが接続状態にされるので、引きずり走行が行なわれ
る。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本考案の実施例に係る駐車安全装置を
示す電気回路図である。駐車安全装置1は、圧力スイッ
チ2、変速スイッチ3、変速ソレノイドバルブ4、引き
ずり防止リレー5、解除スイッチ6とからその主要部が
構成されている。圧力スイッチ2は、パーキングブレー
キ44が作動した事を検出するするもので、この例で
は、パーキングブレーキ装置40のハンドバルブ41か
らスプリングチャンバ43までのエアラインに設けられ
てパーキングブレーキ44の作動時或はエア配管破裂等
に依りエア圧が無くなった事を検知するロープレッシャ
スイッチにしてあり、無圧力時でオン、圧力作動時でオ
フとなるものである。圧力スイッチ2の一端は、パーキ
ングブレーキランプ7とヒューズ8を介して電源プラス
に接続されていると共に、他端は、電源マイナスに接続
されている。パーキングブレーキランプ7には、警報ブ
ザー9が並列接続されている。警報ブザー9と圧力スイ
ッチ2との間には、警報リレー10の常開接点が介設さ
れている。変速スイッチ3は、変速レバーの操作に依り
作動されるもので、この例では、変速レバーである前後
進,速度段レバー(図示せず)の操作に依り作動される
同様のスイッチ11,12にしてあり、各基端子がヒュ
ーズ13を介して電源プラスに接続されている。前後進
スイッチ11のR端子と電源マイナスとの間には、バッ
クブザー14とバックランプ15が介設されている。前
後進スイッチ11のF端子とR端子は、夫々ダイオード
16,17と警報リレー10のコイルを介して電源マイ
ナスに接続されている。警報リレー10のコイルには、
ダイオード18が並列接続されている。変速ソレノイド
バルブ4は、変速スイッチ3の作動に依り作動されて変
速クラッチを制御するもので、この例では、変速機(ト
ランスミッション)の変速クラッチである前進,後進,
一速,二速,三速クラッチ(図示せず)を制御する同様
のソレノイドバルブ(図1ではソレノイドのみを示して
いる。)19〜23にしてあり、夫々ダイオード24〜
28を並列接続して変速スイッチ3のF端子、R端子、
1端子、2端子、3端子に接続してある。引きずり防止
リレー5は、圧力スイッチ2と変速スイッチ3の作動に
依り作動されて変速ソレノイドバルブ4を非作動状態に
するもので、この例では、コイルが警報ブザー9に並列
接続されていると共に、常閉接点の一端がダイオード2
9,30を介して前進ソレノイドバルブ19と後進ソレ
ノイドバルブ20に接続され、他端は電源マイナスに接
続されている。解除スイッチ6は、手動操作可能で引き
ずり防止リレー5の作動に関係なく変速ソレノイドバル
ブ4を作動状態にするもので、この例では、押しボタン
スイッチにしてあり、引きずり防止リレー5の常閉接点
に並列接続されている。次に、この様な構成に基づいて
作用を述解する。ハンドバルブ41を引いて空圧源から
の圧縮空気がハンドバルブ41とクィックレリーズバル
ブ42とから放出され、スプリングチャンバ43がスプ
リングに依り短縮されてパーキングブレーキ44が作動
されると、圧力スイッチ2がこの事を検出してオン作動
される。そうすると、パーキングブレーキランプ7が点
灯する。変速レバーの前後進レバーが操作されると、変
速スイッチ3の前後進スイッチ11が中立から前進又は
後進に作動される。そうすると、警報リレー10の常開
接点がオン作動して警報ブザー9が鳴ると共に、引きず
り防止リレー5の常閉接点がオフ作動されて変速ソレノ
イドバルブ4の前進ソレノイドバルブ19と後進ソレノ
イドバルブ20が非作動状態にされ、変速クラッチの前
進クラッチと後進クラッチが切断状態にされるので、引
きずり走行が防止される。パーキングブレーキ装置40
は、エマージェンシーブレーキとしての機能があり、エ
アーラインの損傷時には、自動的にパーキングブレーキ
44が掛る構造となっている為、もし、エマージェンシ
ーとしてパーキングブレーキ44が作動した場合、上記
の引きずり防止機能が働いて走行できなくなる。例えば
踏切上で作動したら危険である。この様な場合、解除ス
イッチ6を手動操作して逆に引きずり防止機能を解除し
てやる事でパーキングブレーキ44を引きずりながらで
も走行できる様にする。つまり、解除スイッチ6がオン
されると、引きずり防止リレー5の作動に関係なく変速
ソレノイドバルブ4の前進ソレノイドバルブ19と後進
ソレノイドバルブ20が作動状態にされ、変速クラッチ
の前進クラッチと後進クラッチが接続状態にされるの
で、引きずり走行が行なわれる。
【0007】尚、警報ブザー9は、先の実施例では、従
来通り設けているが、これに限らず、例えば省略しても
良い。
【0008】
【考案の効果】以上、既述した如く、本考案に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 圧力スイッチ、変速スイッチ、変速ソレノイド
バルブ、引きずり防止リレー、解除スイッチとで構成
し、とりわけ圧力スイッチと変速スイッチの作動に依り
作動されて変速ソレノイドバルブを非作動状態にする引
きずり防止リレーを設けたので、パーキングブレーキの
引きずり走行を防止する事ができ、パーキングブレーキ
の不必要な損傷を防止する事ができる。 (2) 手動操作可能で引きずり防止リレーの作動に関
係なく変速ソレノイドバルブを作動状態にする解除スイ
ッチを設けたので、もし、エマージェンシーとしてパー
キングブレーキが作動しても、引きずり防止機能を解除
する事ができ、パーキングブレーキを引きずりながらで
も走行する事ができる。 (3) 引きずり防止リレーと解除スイッチとを設ける
だけであるので、構造が比較的簡単で直ちに実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る駐車安全装置を示す電気
回路図。
【図2】パーキングブレーキ装置の走行時を示す空圧回
路図。
【図3】パーキングブレーキ装置の作動時を示す空圧回
路図。
【図4】従来の駐車安全装置を示す電気回路図。
【符号の説明】
1,50…駐車安全装置、2,51…圧力スイッチ、
3,52…変速スイッチ、4,53…変速ソレノイドバ
ルブ、5…引きずり防止リレー、6…解除スイッチ、7
…パーキングブレーキランプ、8,13…ヒューズ、
9,54…警報ブザー、10,55…警報リレー、11
…前後進スイッチ、12…速度段スイッチ、14…バッ
クブザー、15…バックランプ、16〜18,24〜3
0…ダイオード、19…前進ソレノイドバルブ、20…
後進ソレノイドバルブ、21…一速ソレノイドバルブ、
22…二速ソレノイドバルブ、23…三速ソレノイドバ
ルブ、40…パーキングブレーキ装置、41…ハンドバ
ルブ、42…クィックレリーズバルブ、43…スプリン
グチャンバ、44…パーキングブレーキ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングブレーキが作動した事を検出
    する圧力スイッチと、変速レバーの操作に依り作動され
    る変速スイッチと、変速スイッチの作動に依り作動され
    て変速クラッチを制御する変速ソレノイドバルブと、圧
    力スイッチと変速スイッチの作動に依り作動されて変速
    ソレノイドバルブを非作動状態にする引きずり防止リレ
    ーと、手動操作可能で引きずり防止リレーの作動に関係
    なく変速ソレノイドバルブを作動状態にする解除スイッ
    チと、から構成した事を特徴とする駐車安全装置。
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