JP2569735B2 - 標準方式変換方法 - Google Patents

標準方式変換方法

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JP2569735B2 JP63155637A JP15563788A JP2569735B2 JP 2569735 B2 JP2569735 B2 JP 2569735B2 JP 63155637 A JP63155637 A JP 63155637A JP 15563788 A JP15563788 A JP 15563788A JP 2569735 B2 JP2569735 B2 JP 2569735B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョンの標準方式変換方法に
関する。
〔発明の概要〕
本発明は、625ラインのPAL方式またはSECAM方式から5
25ラインのNTSC方式への標準方式変換方法において、所
定ライン数毎に1ラインの輝度信号を間引き、所定ライ
ン数の2倍毎に、連続する2ラインの色信号を間引くこ
とにより、間引き前後で、ラインに対する色信号の伝送
の規則性を保つようにしたものである。
〔従来の技術〕
周知のように、カラーテレビジョンの標準方式として
は、NTSC,PAL及びSECAMの3方式がある。
NTSC方式及びPAL方式では、1対の色信号でカラー副
搬送波を直角2相変調して、色同期信号(カラーバース
ト)と共に伝送している。PAL方式では、色信号の一方
R−Yの極性をライン毎に反転して伝送するため、第3
図に示すように、カラーバーストの位相がライン毎に+
135°及び−135°に切り換えられ、極性反転判別に用い
られる。
SECAM方式では、1対の色信号を線順次に切り換え、
カラー副搬送波を周波数変調(FM)して伝送する。この
ため、垂直帰線期間に色順序判別信号が挿入される。
また、走査方式としては、NTSC方式と一部地域のPAL
方式がライン数525本、60フィールド/秒の525/60方式
を採っており、SECAM方式と大部分のPAL方式がライン数
625本、50フィールド/秒の626/50方式を採っている。
この両走査方式の間で方式変換を行なう場合、走査線
長の補正、ライン数の変換、フィールド数の変換が必要
になり、フィールドメモリが用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
625/50方式から525/60方式への変換では、簡単のため
に、両走査方式の有効ライン数の比を6:5とすれば、6
ライン毎に1ラインを間引くことによりライン数変換が
一応達成される。
ところが、625/50方式によるPAL方式またはSECAM方式
から525/60方式によるNTSC方式への変換では、上述のよ
うに、単純に6ライン毎に1ラインを間引いた場合、前
述のような1対の色信号の一方R−Yの極性のライン毎
の反転や、1対の色信号R−Y及びB−Yの線順次伝送
という、ラインに対する色信号の伝送の規則性が損われ
て、以下に説明するように、再生画像の品位が低下する
という問題が生ずる。
前述のように、PAL方式ではR−Y信号の極性がライ
ン毎に反転するから、第nライン及び第(n+1)ライ
ンの搬送色信号はB−Y軸に対して対称となり、第3図
のベクトルPn及びPn+1のように表わされる。
VTRのジッタ等によって、伝送系でδだけ位相シフト
があると、ベクトルPn及びPn+1は、同方向(例えば反
時計方向)に回転して、それぞれQn及びQn+1となる。
復調側では、第4図に示すような、1H遅延線(11)及び
減算器(12)から成る櫛形フィルタ(10)を用いて、R
−Y信号の極性を揃え、ベクトルQn+1からベクトル
n+1を得て、このベクトルn+1をベクトルQnと合成す
ることにより、ベクトルPnと同位相のベクトルを得て
いた。
即ち、PAL方式では、伝送系に起因する色相誤差が隣
接の2ライン間で相殺されていた。
ところが、第5図左列に示すように、R−Y信号の極
性及びライン毎に反転するPAL方式の色信号から、
6ライン毎に1ライン、例えば6番目のラインを間引い
てライン数変換を行なうと、変換後の色信号では、同図
右列に示すように、例えば5番目及び7番目の奇数ライ
ン同士が隣接することになって、この間では上述のよう
な伝送系に起因する色相誤差を相殺することができず、
変換後は、5ラインに1ラインの割合で色相誤差が現わ
れ、再生画像に色むらが生じてしまう。
また、第5図の及びをそれぞれR−Y信号及びB
−Y信号に置換えれば、SECAM方式のライン数変換で
は、変換後は、5ライン毎に色順序が狂って正しいカラ
ー画像が再生されないことが容易に理解される。
かかる点に鑑み、本発明の目的は、間引きの前後で、
ラインに対する色信号の伝送の規則性が保たれる標準方
式変換方法を提供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1のライン数625を有し、1対の色信号
の伝送特性をライン毎に交互に切り換える第1の標準方
式PALまたはSECAMのカラー映像信号を、第1のライン数
よりも少ない第2のライン数525を有し、1対の色信号
の伝送特性が固定された第2の標準方式NTSCのカラー映
像信号に変換する標準方式変換方法において、第1の標
準方式の輝度信号を所定数のライン毎に1ライン間引く
と共に、第1の標準方式の色信号を所定数の2倍のライ
ン毎に2ライン連続して間引くようにした標準方式変換
方法である。
〔作用〕
かかる構成によれば、間引きの前後で、ラインに対す
る第1の標準方式の色信号の伝送の規則性が保たれる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照しながら、本発明によ
る標準方式変換方法の一実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の作用の概念図であり、第
2図に本発明にかかる標準方式変換方法の構成を示す。
第2図において、(20)はフィールドメモリであり、
(30)及び(40)はこのメモリ(20)の書込系及び読出
系を全体として示す。
625ラインのPAL方式のアナログのカラー映像信号が入
力端子(31)からA−D変換器(32)に供給されて、デ
ジタル化輝度信号Yが信号処理回路(33)に供給される
と共に、デジタル化搬送色信号CCがPAL方式のデコード
回路(34)に供給され、デコードされた色信号CB、即
ち1対のベースバンド色差信号R−Y及びB−Yが信号
処理回路(33)に供給される。制御回路(35)の出力が
メモリ(20)及び信号処理回路(33)にそれぞれ供給さ
れて、輝度信号Y及び色信号CBがメモリ(20)に順次
書き込まれる。
メモリ(20)と読出系(40)の信号処理回路(41)と
に、制御回路(42)の出力がそれぞれ供給されて、メモ
リ(20)から輝度信号Yと色信号CBとが読み出され、
信号処理回路(41)に供給される。制御回路(42)には
制御回路(35)からPAL方式の垂直駆動信号VDが供給さ
れる。信号処理回路(41)から出力されるデジタル輝度
信号Yが直接にD−A変換器(43)に供給されると共
に、処理回路(41)から出力されるデジタル色信号CB
は、バーストすげかえ回路(44)を介して、NTSC方式の
エンコード回路(45)に供給され、これからのデジタル
搬送色信号CCがD−A変換器(43)に供給される。こ
のD−A変換器(43)からNTSC方式のアナログカラー映
像信号が出力端子(46)に導出される。
かかる構成の方式変換装置を用いて、本実施例の間引
動作は次のとおりである。
フィールドメモリ(20)には、第1図中列に示すよう
に、625ラインのPAL方式のカラー映像信号が順次書き込
まれている。各ラインに付けた数字はメモリ(20)上の
垂直方向のアドレスを示す。
輝度信号は、同図左列に示すように、6ライン毎に
1ラインを間引いて読み出される。
色信号は、同図右列に示すように、12ライン毎に、
隣接する2ライン、例えば6番目及び7番目の2本のラ
インを間引いて読み出される。これにより、変換後の色
信号では、例えば5番目及び8番目のように、奇数番目
及び偶数番目の2ラインが必ず隣接することになり、伝
送系に起因する色相誤差があっても、隣接2ライン間で
相殺されて、再生画像の色むらが除去される。
なお、色信号の場合、4,6,8……と偶数本数のライン
を間引いてもよいが、再生画質を考慮すれば、隣接する
2本のラインを間引くことが好ましい。
また、輝度信号と色信号との垂直方向のずれを抑える
ために、メモリ(20)上における両信号のアドレスが離
れていないことが好ましく、本実施例では、1ライン以
下に抑えられる。
上述の実施例では、フィールドメモリからデジタル映
像信号を読み出す際に間引きを行っているが、メモリに
書き込む際、同じアドレスに複数のラインを書き込むよ
うにしてもよい。
以上、625ラインのPAL方式から525ラインのNTSC方式
に変換する場合について本発明を説明したが、SECAM方
式からNTSC方式に変換する場合に本発明を適用すれば、
前述のような色順序の狂いを除去することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述のように、本発明によれば、625ラインのPAL
方式またはSECAM方式から525ラインのNTSC方式への変換
の際、所定ライン数毎に1ラインの輝度信号を間引き、
所定ライン数の2倍毎に、連続する2ラインの色信号を
間引くようにしたので、間引き前後でラインに対する色
信号の伝送の規則性を保つことができる標準方式変換方
法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の作用を説明するための
概念図、第2図は本発明の一実施例に係る標準方式変換
装置の構成例を示すブロック図、第3図及び第4図は本
発明を説明するためのPAL方式の色信号のベクトル図及
び櫛形フィルタのブロック図、第5図は従来の標準方式
変換方法の作用を説明するための概念図である。 (20)はフィールドメモリ、(30)は書込系、(40)は
読出系である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のライン数を有し、1対の色信号の伝
    送特性をライン毎に交互に切り換える第1の標準方式の
    カラー映像信号を、上記第1のライン数よりも少ない第
    2のライン数を有し、上記1対の色信号の伝送特性が固
    定された第2の標準方式のカラー映像信号に変換する標
    準方式変換方法において、 上記第1の標準方式の輝度信号を所定数のライン毎に1
    ライン間引くと共に、 上記第1の標準方式の色信号を上記所定数の2倍のライ
    ン毎に2ライン連続して間引くようにしたことを特徴と
    する標準方式変換方法。
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