JP2569681Y2 - 車両用ランプユニット - Google Patents
車両用ランプユニットInfo
- Publication number
- JP2569681Y2 JP2569681Y2 JP4709392U JP4709392U JP2569681Y2 JP 2569681 Y2 JP2569681 Y2 JP 2569681Y2 JP 4709392 U JP4709392 U JP 4709392U JP 4709392 U JP4709392 U JP 4709392U JP 2569681 Y2 JP2569681 Y2 JP 2569681Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- lead wire
- lamp unit
- vehicle
- lamp housing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の車室外に取り付け
られるランプユニットに関する。
られるランプユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の車室外、例えばバンパに取り付け
られるランプユニットとして図5に示したものがある。
このランプユニットは各ランプハウジング31内にラン
プを収納し、そのランプハウジング31の裏側に突出し
て設けられたバルブハウジング32からリード線33を
導出して構成されている。これら各リード線33の端部
はコネクタ34に接続され、そのコネクタ34は車両本
体側のワイヤハーネスのコネクタと連結される。
られるランプユニットとして図5に示したものがある。
このランプユニットは各ランプハウジング31内にラン
プを収納し、そのランプハウジング31の裏側に突出し
て設けられたバルブハウジング32からリード線33を
導出して構成されている。これら各リード線33の端部
はコネクタ34に接続され、そのコネクタ34は車両本
体側のワイヤハーネスのコネクタと連結される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、車外に取り
付けられるランプユニットでは、車の走行に伴って跳ね
上げられる泥や雪がランプハウジング31の裏側に付着
しやすいという事情がある。しかし、従来のランプユニ
ットではランプハウジング31の裏側においてリード線
33が露出しているため、図6に示すようにここに泥や
雪が付着して被覆部が劣化する。しかも、リード線33
は固定されていないため車両の走行時に振動し易く、上
述の被覆部の劣化とあいまってリード線33の切損に至
り易いという問題があった。
付けられるランプユニットでは、車の走行に伴って跳ね
上げられる泥や雪がランプハウジング31の裏側に付着
しやすいという事情がある。しかし、従来のランプユニ
ットではランプハウジング31の裏側においてリード線
33が露出しているため、図6に示すようにここに泥や
雪が付着して被覆部が劣化する。しかも、リード線33
は固定されていないため車両の走行時に振動し易く、上
述の被覆部の劣化とあいまってリード線33の切損に至
り易いという問題があった。
【0004】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、リード線の切損を防ぐことができるランプユニット
を提供することを目的とする。
で、リード線の切損を防ぐことができるランプユニット
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のランプユニット
はランプハウジング内にランプを収納し、そのランプハ
ウジングからランプのリード線を導出してなり、車室外
に取り付けられるものにおいて、ランプハウジングの裏
側には加熱により収縮してそのランプハウジングに密着
された熱収縮性樹脂製の保護シ−トが設けられ、この保
護シートによりリード線がランプハウジングに固定され
るように覆われているところに特徴を有する。
はランプハウジング内にランプを収納し、そのランプハ
ウジングからランプのリード線を導出してなり、車室外
に取り付けられるものにおいて、ランプハウジングの裏
側には加熱により収縮してそのランプハウジングに密着
された熱収縮性樹脂製の保護シ−トが設けられ、この保
護シートによりリード線がランプハウジングに固定され
るように覆われているところに特徴を有する。
【0006】
【作用】ランプハウジングの裏側には、ここに密着する
ように保護シートが設けられ、この保護シートによりリ
ード線がランプハウジングに固定されている。このた
め、ランプユニットが車外の泥や雪が付着しやすい場所
に取り付けられていても、リード線に泥や雪が付着して
劣化作用を受けることがなく、またリード線が振動する
こともない。
ように保護シートが設けられ、この保護シートによりリ
ード線がランプハウジングに固定されている。このた
め、ランプユニットが車外の泥や雪が付着しやすい場所
に取り付けられていても、リード線に泥や雪が付着して
劣化作用を受けることがなく、またリード線が振動する
こともない。
【0007】
【考案の効果】本考案のランプユニットでは、リード線
に直接泥や雪等が付着することはなく、また、車両走行
時のリード線の振動を防止できるから、リード線の切損
を防ぐことができる。
に直接泥や雪等が付着することはなく、また、車両走行
時のリード線の振動を防止できるから、リード線の切損
を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を車両のフロントバンパに取り
付けたランプユニットに適用した一実施例について図面
を参照して説明する。
付けたランプユニットに適用した一実施例について図面
を参照して説明する。
【0009】本実施例のランプユニット10は3つのラ
ンプハウジング11を一体に成形したランプケース12
の前側開口面をランプレンズ13が覆うように構成され
ており、図4に示すように車両のフロントバンパ1に設
けられた長方形の開口部1aに取り付けられる。
ンプハウジング11を一体に成形したランプケース12
の前側開口面をランプレンズ13が覆うように構成され
ており、図4に示すように車両のフロントバンパ1に設
けられた長方形の開口部1aに取り付けられる。
【0010】図1に示すように、ランプケース12に設
けられた各ランプハウジング11はドーム形をなし、そ
の裏面中央部にはランプ15の口金部を収納するための
バルブハウジング14がそれぞれ設けられている。
けられた各ランプハウジング11はドーム形をなし、そ
の裏面中央部にはランプ15の口金部を収納するための
バルブハウジング14がそれぞれ設けられている。
【0011】一方、ランプ15に給電するためのリード
線16は前記各バルブハウジング14の後端から導出さ
れており、各リード線16の端部はコネクタ17に接続
され、このコネクタ17が車両本体側の図示しないワイ
ヤハーネスのコネクタと連結される。
線16は前記各バルブハウジング14の後端から導出さ
れており、各リード線16の端部はコネクタ17に接続
され、このコネクタ17が車両本体側の図示しないワイ
ヤハーネスのコネクタと連結される。
【0012】ランプケース12の裏側には、ほぼ全面に
保護シート20が密着して設けられており、前記リード
線16はこの保護シート20とランプケース12との間
で固定されている。この保護シート20は熱収縮性樹脂
によって形成してあり、本実施例では塩化ビニル系樹脂
のシートを利用し、以下に示す方法によりランプケース
12に密着させた。まず、ランプケース12に対し十分
に余裕ある寸法に切断した保護シート20を図3に示す
ようにランプケース12の裏面全域に宛う。このとき、
保護シート20はリード線16を覆う形で宛う。この
後、この状態のまま例えば加熱炉に通して加熱すると、
保護シート20は収縮してランプケース12の裏側に密
着し、図2に示すようにリード線16は保護シート20
によりランプケース12に固定されるように覆われる。
その後、保護シート20のランプケース12からはみ出
た部分やコネクタ17部を切り取ればよい。
保護シート20が密着して設けられており、前記リード
線16はこの保護シート20とランプケース12との間
で固定されている。この保護シート20は熱収縮性樹脂
によって形成してあり、本実施例では塩化ビニル系樹脂
のシートを利用し、以下に示す方法によりランプケース
12に密着させた。まず、ランプケース12に対し十分
に余裕ある寸法に切断した保護シート20を図3に示す
ようにランプケース12の裏面全域に宛う。このとき、
保護シート20はリード線16を覆う形で宛う。この
後、この状態のまま例えば加熱炉に通して加熱すると、
保護シート20は収縮してランプケース12の裏側に密
着し、図2に示すようにリード線16は保護シート20
によりランプケース12に固定されるように覆われる。
その後、保護シート20のランプケース12からはみ出
た部分やコネクタ17部を切り取ればよい。
【0013】本実施例のランプユニット10によれば、
保護シート20によりリード線16が覆われているか
ら、リード線16に泥や雪等が直接付着することがなく
なり、リード線16が劣化作用を受けることを防止でき
る。しかも、リード線16は保護シート20によって固
定されているから、車両走行時にもリード線16が振動
することを防止でき、この面からもリード線16の切損
を防ぐことができる。
保護シート20によりリード線16が覆われているか
ら、リード線16に泥や雪等が直接付着することがなく
なり、リード線16が劣化作用を受けることを防止でき
る。しかも、リード線16は保護シート20によって固
定されているから、車両走行時にもリード線16が振動
することを防止でき、この面からもリード線16の切損
を防ぐことができる。
【0014】また、従来のランプユニットでは、リード
線がバルブハウジングから導出されたままで固定されて
おらず、例えばランプユニットを部品工場から車両の組
立工場に運ぶ際にも単にその状態のままで運搬されてい
る。従って、ランプユニットの運搬中においてもリード
線が振動して他の部分と擦れ合うことにより、その切損
等に至ることもあった。これに対し、本実施例のランプ
ユニット10では、ランプユニット10の組立工場にお
いて保護シート20をランプケース12の裏側に密着さ
せておけば、リード線16を固定できるので、運搬中の
振動に起因するリード線16の切損を確実に防止でき
る。
線がバルブハウジングから導出されたままで固定されて
おらず、例えばランプユニットを部品工場から車両の組
立工場に運ぶ際にも単にその状態のままで運搬されてい
る。従って、ランプユニットの運搬中においてもリード
線が振動して他の部分と擦れ合うことにより、その切損
等に至ることもあった。これに対し、本実施例のランプ
ユニット10では、ランプユニット10の組立工場にお
いて保護シート20をランプケース12の裏側に密着さ
せておけば、リード線16を固定できるので、運搬中の
振動に起因するリード線16の切損を確実に防止でき
る。
【0015】また、本考案の上記実施例ではランプユニ
ット10はフロントバンパ1内に取り付けたが、これに
限定されるものではなく、バンパの上部または下部に取
り付けるようなものであってもよい。
ット10はフロントバンパ1内に取り付けたが、これに
限定されるものではなく、バンパの上部または下部に取
り付けるようなものであってもよい。
【図1】本実施例のランプユニットを示す斜視図
【図2】本実施例のランプユニットの概略を示す側面図
【図3】保護シートをランプユニットに密着する前の状
態の概略を示す側面図
態の概略を示す側面図
【図4】ランプユニットをバンパに取り付けた状態の概
略を示す断面図
略を示す断面図
【図5】従来のランプユニットを示す斜視図
【図6】従来のランプユニットの概略を示す側面図
10…ランプユニット 11…ランプハウジング 12…ランプケース 16…リード線 20…保護シート
Claims (1)
- 【請求項1】 ランプハウジング内にランプを収納し、
そのランプハウジングから前記ランプのリード線を導出
してなり、車室外に取り付けられるものにおいて、前記
ランプハウジングの裏側には加熱により収縮してそのラ
ンプハウジングに密着された熱収縮性樹脂製の保護シ−
トが設けられ、この保護シートにより前記リード線が前
記ランプハウジングに固定されるように覆われているこ
とを特徴とする車両用ランプユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4709392U JP2569681Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 車両用ランプユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4709392U JP2569681Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 車両用ランプユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062507U JPH062507U (ja) | 1994-01-14 |
JP2569681Y2 true JP2569681Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12765578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4709392U Expired - Fee Related JP2569681Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 車両用ランプユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569681Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4709392U patent/JP2569681Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH062507U (ja) | 1994-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |