JP2569529Y2 - 空調用ダクトの接続構造 - Google Patents

空調用ダクトの接続構造

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JP2569529Y2
JP2569529Y2 JP4115392U JP4115392U JP2569529Y2 JP 2569529 Y2 JP2569529 Y2 JP 2569529Y2 JP 4115392 U JP4115392 U JP 4115392U JP 4115392 U JP4115392 U JP 4115392U JP 2569529 Y2 JP2569529 Y2 JP 2569529Y2
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寿彦 小桜
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、相手方のダクトのフラ
ンジとシ−ル材を介して接合するブロ−成形による合成
樹脂製空調用ダクトの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7は従来技術を示す。ブロ−成
形によるダクトのフランジ部12はブロ−比の関係で外
周に至るに従い図6の如く薄くなる。又、図7に示す如
くパ−テイングライン部において喰切るため凹凸が生じ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、相手方ダクトのフランジとシ−ル材を介して接合し
た際、図6点線の如く、フランジ12が12′の如く後
側に反りうまく接合できず、又、図7の凹部13に沿っ
て割れるという問題点があった。本考案は上記問題点を
解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決するため、相手方のダクトのフランジとシ−ル材を介
して接合するブロ−成形による合成樹脂製空調用ダクト
に於て、パ−テイングラインに沿って外側に割れ防止用
縦長リブを形成し、該パ−テイングライン部を境に一方
の半裁部口端近傍には口端に至るに従って次第に膨出度
を増加した大径部を形成し、該大径部口端より内側半周
に張り出す内向フランジを形成し、他方の半裁部口端に
は外側半周に張り出す外向フランジを形成し、該内側フ
ランジと外向フランジとパ−テイングライン部に沿った
割れ防止用の縦長リブ先端部とを一体に接続したことを
特徴とする。
【0005】
【実施例】次に図1乃至図5に示した本考案の一実施例
について説明する。1はダクトで図5に示す如く、パ−
テイングラインに沿って外側に割れ防止用縦長リブ2を
金型10により成形する。該パ−テイングライン部を境
に一方の半裁部口端近傍には口端に至るに従って次第に
膨出度を増加した大径部3を形成し、該大径部口端より
内側半周に張り出す内向フランジ4を形成し、他方の半
裁部口端には外側半周に張り出す外向フランジ5を形成
し、該内向フランジ4と外向フランジ5とパ−テイング
ラインに沿った割れ防止用縦長リブ2の先端部を大径部
3に沿って高くして一体に接続してある。ブロ−成形時
は通風口を設けるために大径部3口端に捨て袋6を、他
の口端には捨て袋7を設け、カットラインに沿ってカッ
トし僅な高さの突条9を形成している。
【0006】接合時は図3に示す如く、シ−ル材11を
介して相手側ダクト1′のフランジ4′,5′を圧接す
る。この時、フランジ4,5は割れ防止用縦長リブ2に
より反りが防止され、相手側のフランジ4′,5′と確
実に接合される。シ−ル材11はフランジ4,5の突条
9及びフランジ4′,5′の突条9′により移動を阻止
する。
【0007】
【考案の効果】本考案によると、相手方のダクトのフラ
ンジとシ−ル材を介して接合するブロ−成形による合成
樹脂製空調用ダクトに於て、パ−テイングラインに沿っ
て外側に割れ防止用縦長リブを形成し、該パ−テイング
ライン部を境に一方の半裁部口端近傍には口端に至るに
従って次第に膨出度を増加した大径部を形成し、該大径
部口端より内側半周に張り出す内向フランジを形成し、
他方の半裁部口端には外側半周に張り出す外向フランジ
を形成し、該内側フランジと外向フランジとパ−テイン
グライン部に沿った割れ防止用の縦長リブ先端部とを一
体に接続してあるので下記の効果を有する。
【0008】 1.外向フランジと内向フランジがパ−テイングライン
に沿って外側に形成した割れ防止用縦長リブと一体に接
続してダクト口端の剛性がアップする。 2.相手側ダクトを180°回転状態で接続することに
より、お互の変形を補いエア−洩れを防止できる。 3.パ−テイングラインに沿った割れ防止用縦長リブに
よりダクトの割れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例正断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】接続時の外観斜視図である。
【図4】成形時の捨て袋付きの状態を示す外観斜視図で
ある。
【図5】パ−テイングライン部の金型成形時の断面図で
ある。
【図6】従来のダクトのフランジ部正断面図である。
【図7】従来のパ−テイングライン部の断面図である。
【符号の説明】
1 ダクト 2 割れ防止用縦長リブ 3 大径部 4 内向フランジ 5 外向フランジ 11 シ−ル材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方のダクトのフランジとシ−ル材を
    介して接合するブロ−成形による合成樹脂製空調用ダク
    トに於て、パ−テイングラインに沿って外側に割れ防止
    用縦長リブを形成し、該パ−テイングライン部を境に一
    方の半裁部口端近傍には口端に至るに従って次第に膨出
    度を増加した大径部を形成し、該大径部口端より内側半
    周に張り出す内向フランジを形成し、他方の半裁部口端
    には外側半周に張り出す外向フランジを形成し、該内側
    フランジと外向フランジとパ−テイングライン部に沿っ
    た割れ防止用の縦長リブ先端部とを一体に接続したこと
    を特徴とする空調用ダクトの接続構造。
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