JP2569384Y2 - 車載用機器 - Google Patents

車載用機器

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JP2569384Y2
JP2569384Y2 JP4147292U JP4147292U JP2569384Y2 JP 2569384 Y2 JP2569384 Y2 JP 2569384Y2 JP 4147292 U JP4147292 U JP 4147292U JP 4147292 U JP4147292 U JP 4147292U JP 2569384 Y2 JP2569384 Y2 JP 2569384Y2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえばコンソールパ
ネルの内外にテレビモニタ等を摺動自在に支持する車載
用機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来技術の一例としての車載用
機器の概略断面図、図9は、図8に示す扉,摺動部材及
び開閉部材の組み立て関係を示す分解斜視図、図10
は、図9に示す開閉部材の一部を拡大して示す部分拡大
図である。図8に示す車載用機器は、車体内に固定され
るケース1と、このケース1の一方の端部に形成された
開口部2を介して、ケース1の内外に摺動自在に配置さ
れたテレビモニタ3と、上記開口部2を開閉する扉4
と、この扉4が一方の端部に揺動自在に取り付けられる
とともに、矢印A1,A2方向の所定範囲で摺動自在に
配置された摺動部材5と、上記扉4の裏面側に固定され
た揺動用支持部材6と、この揺動用支持部材6を介して
扉4を開閉させる開閉部材7とを備えている。このう
ち、摺動部材5と開閉部材7との間並びに摺動部材5と
ケース1との間には、両部材を矢印A1方向に常時付勢
する図示しないスプリングが取り付けられている。上記
テレビモニタ3は、図示(イ)で示す位置に移動された
状態では、所定角度内で回動できるようになっている。
【0003】上記扉4の裏面に固定された揺動用支持部
材6には溝6aが形成され、開閉部材7の図示左端部に
は溝6a内で摺動されるピン7aが突出形成されてい
る。この開閉部材7は、上記テレビモニタ3のA2方向
への移動及び上記スプリングの作用によって矢印A1,
A2方向に移動し、この開閉部材7の移動によって扉4
が開閉される。この扉4が一端部に取り付けられた摺動
部材5は、開閉部材7によって扉4が開放されたとき
に、スプリングの作用によって開口部2からやや突出し
た状態に移動されるようになっている。
【0004】上記開閉部材7や摺動部材5上には、ケー
ス1の底面1aや摺動部材5の一部上面に突出して形成
されたスタッド8が挿入される長穴9が形成されてい
る。上記開閉部材7や摺動部材5はこの各スタッド8及
び長穴9によってガイドされた状態で摺動される。上記
スタッド8は、図10に示すように円柱状のピン部材8
aと、この上部に取り付けられた抜け止めリング8bと
を有している。上記摺動部材5や開閉部材7は、この抜
け止めリング8bの下側に遊挿される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記長穴9とスタッド
8とは、摺動部材5や開閉部材7を円滑に摺動させるた
めに、ピン部材8aと長穴9との間やリング8bと各部
材との間にある程度の間隙を有して寸法が設定されてい
る。従って、外部から振動が加えられた場合には、摺動
部材5や開閉部材7がケース1の底面1aとの間や開閉
部材7と摺動部材5どうし、あるいは摺動部材5又は開
閉部材7とリング8bあるいはピン部材8aとが衝突離
間を繰り返し、この部分から異音を発生するという問題
があった。特に、扉4を開放した状態での異音は、ケー
ス1の開口部2から外部に漏れるために耳ざわりであ
る。
【0006】そこで、扉4を開放したときの異音の発生
を防止するために上記各スプリングを強化することが考
えられる。しかしながら、この場合では摺動部材5や開
閉部材7の振動を軽減させることができるとも考えられ
るが、開閉部材7を矢印A2方向に移動させるために
は、各スプリングの付勢力に抗して移動させる必要があ
り、このためにはテレビモニタ3を駆動する駆動系統や
駆動源を強化しなければならないために好ましくないと
いう問題があった。
【0007】そこで本考案は、簡単な構造で振動による
異音の発生を防止できる車載用機器の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記請求項1に記載
案は、ケースと、機器本体および機器本体を支持する支
持部材を有して前記ケースの内部からケースの開口部へ
向けて移動する移動部と、前記移動部を開口部へ向けて
移動させる駆動部材と、記開口部を開閉する扉と、
記ケース内を移動して前記移動部が開口部の方向へ移動
するときに前記扉を開放方向へ動作させる開閉部材とを
有し、前記移動部には、この移動部が開口部方向へ移動
したときに前記開閉部材を押圧して開閉部材の振動を抑
制する押圧部材が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0009】上記請求項2に記載案はケースと、
機器本体および機器本体を支持する支持部材を有して前
記ケースの内部からケースの開口部へ向けて移動する移
動部と、前記移動部を開口部へ向けて移動させる駆動部
材と、記開口部を開閉する扉と、前記扉を回動自在に
支持し且つ前記移動部の開口部への移動に伴ってケース
内を移動する摺動部材と、前記ケース内を移動して前記
移動部が開口部の方向へ移動するときに前記扉を開放方
向へ動作させる開閉部材とを有し、前記移動部が前記ケ
ースの内部に移動しているときには前記摺動部材から外
れ、前記駆動部材が移動部を開口部方向へ移動させると
きにこの駆動部材により前記摺動部材を押圧する方向へ
動作させられる振動抑止部材が設けられていることを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】上記請求項1に記載した構成では、移動部材に
設けられた押圧部材により、移動部材が前進したときに
のみ開閉部材がケースの底面側に押圧されるので、外部
から振動が加えられたときにも開閉部材が振動せず、こ
れにより異音の発生を防止することができる。しかも移
動部材が前進したときにのみ開閉部材が押圧されるの
で、移動部材が進退するときに駆動負荷が増加すること
はない。
【0011】上記請求項2に記載した構成では、扉を開
放したときには、振動抑止部材により摺動部材が押圧さ
れるので、外部から振動が加えられたときに摺動部材が
振動せず、これにより異音の発生を防止することができ
る。しかも扉が開放された時点でのみ摺動部材が押圧さ
れるので、それ以外のときに押圧力が作用せず、よって
駆動負荷が増大することがない。
【0012】
【実施例】以下、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は、本考案の一実施例としての車載用機器の概
略構造を示す分解斜視図、図2は、図1に示す固定用ケ
ースの底面に配置された部品の配置状態を示す平面図、
図3は、図2に示す一部の構造を拡大して示す部分拡大
図、図4は、図3に示す部分の側面図、図5は、図2の
V−V線の断面図である。図1に示す車載用機器10
は、自動車のコンソールパネルの一部に固定される固定
用ケース11と、この固定用ケース11の左右の側部の
起立内壁面に固定された一対のガイド部材12,12
と、このガイド部材12,12によって矢印A1,A2
方向に摺動自在に支持されたテレビモニタ3と、矢印A
1,A2方向で摺動自在に上記固定用ケース11の底面
11a上に配置された摺動部材13と、この摺動部材1
3の一方の端部にヒンジ13a,13aを介して揺動自
在に取り付けられた扉4と、この扉4の裏面に固定され
た揺動用部材14と、一方の端部が揺動用部材14に取
り付けられた開閉部材15とを有している。
【0013】上記テレビモニタ3は、支持部材26を介
して一対のガイド部材12,12に支持されており、移
動部としてのテレビモニタ3および支持部材26は、こ
のガイド部材12,12に沿って矢印A1又はA2方向
に移動するようになっている。上記摺動部材13は、上
面から見た形状がほぼE字状からなる板状体であり、固
定用ケース11の底面11a上に矢印A1又はA2方向
に摺動自在に配置されている。この底面11a上には、
図2に示すように摺動部材13を矢印A1,A2方向で
摺動自在に支持する複数のスタッド18が適宜立設され
ている。このスタッド18は、前述したスタッド8と同
様の円柱状のピン部材18aと、このピン部材18aの
解放端部に取り付けられた抜け止めリング18bとを備
えたものである。
【0014】一方、摺動部材13には、上記立設された
スタッド18がそれぞれ遊挿される長穴19が同数だけ
形成されており、この長穴19の長軸方向の長さを適宜
設定することで、この摺動部材13の摺動範囲が設定さ
れている。また、この摺動部材13には引張スプリング
16の一端部が係止され、この引張スプリング16の他
端部は上記固定用ケース11の起立内壁面に係止されて
いる。従って、この摺動部材13は常時A1方向に付勢
された状態となっている。さらに、この摺動部材13の
図示上面には、上記スタッド18と同様の構造からなる
スタッド29,29が突出して形成され、ここに上記開
閉部材15が摺動自在に遊挿されている。
【0015】この開閉部材15は、上記摺動部材13と
の接触端面に上記摺動部材13に形成されているものと
同様の長穴15a,15aか形成され、この各長穴15
a,15aに上記摺動部材13上に形成されているスタ
ッド29,29が遊挿される。また、この開閉部材15
の一方の端部には摺動方向と直交する向きに円柱状の突
出部15bが植設され、この突出部15bが上記揺動用
部材14に形成されている溝14a内に挿入される。さ
らに、この一方の端部近傍の上面は、図示上面側に突出
させた段差部15cが形成され、他方の端部には起立片
15dが形成されている。この開閉部材15と上記摺動
部材13との間には引張スプリング17が張設されてお
り、これにより開閉部材15は常時A1方向に付勢され
た状態となっている。
【0016】図2に示すように、上記固定用ケース11
の底面11a上には、テレビモニタ3を矢印A1又はA
2方向へ駆動するモータ20の駆動力を伝達する歯車列
21と、この歯車列21を介して所定角度にて駆動され
る歯車22と、この歯車22によって所定角度範囲内で
揺動される揺動アーム23と、上記歯車22の裏面に配
置され、底面11a上に摺動自在に配置された前記摺動
部材13を押圧して振動を抑止する振動抑止部材24と
が設けられている。また、揺動アーム23の解放端部に
は、テレビモニタ3を支持する前記支持部材26が連結
されている。
【0017】上記歯車22の下面には、図3および図7
に示すように、揺動軸22aを中心とする円弧状の突出
部22bが一体的に形成されている。また歯車22の上
面には揺動アーム23の固定端部を位置決めする位置決
め部22cが凹状に一体的に突出して形成されている。
振動抑止部材24は、一方の端部が固定用ケース11の
底面11aに立設されたスタッド18を中心として回動
自在に支持されたものである。この揺動抑止部材24の
解放端部には上記歯車22の下面に形成された突出部2
2bの両端部に接触可能なほぼV字状の当接部24aが
形成され、さらに中間部には上面に半球状の押圧部24
bが形成された弾性変形可能な突出片24cが形成され
ている。
【0018】この構造では、歯車22が揺動軸22aを
中心として図示反時計方向に回動されると、突出部22
bにより振動抑止部材24が時計方向へ回動させられ、
押圧部24bが、摺動部材13と底面11aとの間に介
入され、この介入により摺動部材13はスタッド18の
図示上端部に取り付けられているリング18bの裏面に
弾性的に押圧されることになる。
【0019】固定用ケース11内の上記摺動部材13上
には、上記テレビモニタ3及びこのテレビモニタ3を支
持する支持部材26がやや離間して配置されている。こ
の支持部材26にはテレビモニタ3を揺動する機構部及
び電気回路等が収納されているが、この支持部材26の
下面には図5に示すように開閉部材15に形成された段
差部15cを図示下方に押圧して開閉部材15の振動を
抑止する押圧部材としての板ばね27が取り付けられ、
また図示右端部には開閉部材15に形成された起立片1
5dに当接する板ばね28が固定されている。このう
ち、板ばね27は扉4が開放される位置に支持部材26
が移動されたときに開閉部材15の段差部15cに当接
し、他方、板ばね28は支持部材26が矢印A2方向に
後退する途中において起立片15dに当接する。上記開
閉部材15は、この板ばね28が起立片15dに当接し
た時点から矢印A2方向に引き込まれる。
【0020】以上の構成を備えた車載用機器の動作につ
いて、図6及び図7をも参照して説明する。図6に示す
ように、テレビモニタ3が固定用ケース11内に収納さ
れているときには、開閉部材15の起立片15dとテレ
ビモニタ3を支持する支持部材26に固定されている板
ばね28とは当接しており、支持部材26に引かれて開
閉部材15は引張スプリング17の付勢力に抗して固定
用ケース11の奥部側に退行している。
【0021】また、摺動部材13も開閉部材15との間
に張設された引張スプリング17に引張された状態で固
定用ケース11の奥部側に引き込まされた状態となって
いる。さらに、図6に示す位置では、板ばね27と開閉
部材15の段差部15cとは離間した状態となってお
り、開閉部材15は非押圧状態となっている。他方、歯
車22の裏面側に配置されている振動抑止部材24は図
3に示す位置、すなわちスタッド18を中心として反時
計方向へ回動させられた状態に回動し、押圧部24bが
摺動部材13から離間し、摺動部材13は非押圧状態と
なっている。
【0022】この状態で、図示しない操作釦が操作され
ると図2に示すモータ20が駆動される。このモータ2
0の駆動力は歯車列21を介して歯車22に伝達されて
反時計方向に回動される。この歯車22の回転によって
揺動アーム23は図示反時計方向に回転駆動される。こ
の揺動アーム23の駆動とともに、テレビモニタ3は矢
印A1方向に移動されて固定用ケース11の外部に向け
て次第に移動する。この移動によって、開閉部材15の
起立片15dに加えられていた板ばね28によるA2方
向への付勢力が解除され、この時点から開閉部材15及
び摺動部材13が引張スプリング17の引張力によって
矢印A1方向にほぼ一体的に摺動する。
【0023】テレビモニタ3がさらに矢印A1方向に移
動されると、この移動途中で摺動部材13の長穴19の
奥部側の端部にスタッド18が当接し、これにより摺動
部材13はA1方向への移動が規制される。一方、開閉
部材15はテレビモニタ3の移動に伴ってさらにA1方
向に移動しつづけ、さらに所定距離だけ移動した時点で
長穴15aの奥部側の端部にスタッド29が当接して停
止される。この摺動部材13が停止した時点から開閉部
材15だけが移動する相対的な移動の間に扉4が開放さ
れる。
【0024】そして、テレビモニタ3はさらにA1方向
に移動されて、所定位置で停止される。この所定位置で
は、図5に示すように開閉部材15の段差部15cに当
接する位置に支持部材26の下面に設けられた板ばね2
7が移動し、この時点で開閉部材15は固定用ケース1
1の底面11a側に押圧される。従って、この状態で外
部から振動が加えられたとしても、びびり振動などの発
生を抑止できるため、従来では防止できなかった異音の
発生を防止できる。
【0025】ところで、歯車22がモータ20によって
反時計方向に回転されると、この歯車22の下面に形成
されている突出部22bによって振動抑止部材24の解
放端部が付勢され、これにより振動抑止部材24はスタ
ッド18を中心として時計方向に回転駆動される。この
回転によって、図7に示すように押圧部24bが摺動部
材13と底面11aとの間に挿入された状態になる。こ
の挿入状態では、摺動部材13は底面11aから離間さ
れて、その上面がスタッド18の解放端部に取り付けら
れたリング18bの下面に弾性的に押圧された状態にな
る。これにより摺動部材13は、扉4が開放された時点
で外部から振動が加えられた場合であっても底面11a
とリング18bとの間でがたつくことがなく、これによ
り異音の発生を防止することができる。
【0026】以上詳述したように、本実施例ではテレビ
モニタ3が固定用ケース11から外部に移動された状
態、すなわち、扉4が図1に示すように開放された状態
では、摺動部材13は振動抑止部材24によって押圧さ
れ、他方、開閉部材15は板ばね27によって押圧され
た状態となる。従って、この状態で外部から振動が加え
られたとしても、開閉部材15及び摺動部材13は隣接
する底面11aやスタッド18,29とあるいは互いに
衝突することがなく、従来では防止できなかった異音の
発生を防止することができる。
【0027】また、上記実施例では、開閉部材15や摺
動部材13の押圧状態が、扉4が開放された時点で生じ
るので、テレビモニタ3を駆動する駆動源や機構部を強
化する必要がないという利点を備えている。尚、本考案
は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範
囲内において様々に変形実施が可能である。上記実施例
では、移動部としてテレビモニタを一例として説明した
が、たとえばCDプレーヤ,テーププレーヤやラジオチ
ューナー等であってもよい。この場合であっても、上記
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0028】
【考案の効果】請求項1に記載した考案であれば、扉を
開放したとき、開閉部材を振動抑止部材で押圧して振動
を抑止するので、この部分からの異音の発生を防止する
ことができる。この場合、振動抑止部材として板ばねを
用いれば、簡単な構造でしかも安価に振動を防止するこ
とができる。また、扉を開放したときにだけ、開閉部材
を押圧するので、駆動系統の負担にならず駆動系統を強
化する必要がないという利点をも備えている。
【0029】請求項2に記載した考案であれば、扉を開
放したとき、摺動部材を振動抑止部材で押圧して振動の
発生を抑止するので、この部分からの異音の発生を防止
することができる。また、扉を開放したときにだけ摺動
部材を押圧するので、駆動系統の負担にならず駆動系統
を強化する必要がないという利点をも備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての車載用機器の概略構
造を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す固定用ケースの底面に配置された部
品の配置状態を示す平面図。
【図3】図2に示す押圧部材の取付状態を説明する部分
拡大図。
【図4】図3に示す押圧部材を中心とす側断面図。
【図5】図2のV−V線の断面図。
【図6】移動部材が退行した状態を示す断面図。
【図7】振動抑止部材が時計方向へ駆動された状態を示
す部分拡大平面図。
【図8】従来技術の一例としての車載用機器の概略断面
図。
【図9】図8に示す扉,摺動部材及び開閉部材の組み立
て関係を示す分解斜視図。
【図10】図9に示す開閉部材の一部を拡大して示す部
分拡大図。
【符号の説明】
3 テレビモニタ(移動部) 4 扉 11 固定用ケース 11a 底面 13 摺動部材 14 揺動用部材 15 開閉部材 15c 段差部 20 モータ 22 歯車 23 揺動アーム 24,27 振動抑止部材 26 支持部材(移動部)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、機器本体および機器本体を支
    持する支持部材を有して前記ケースの内部からケースの
    開口部へ向けて移動する移動部と、前記移動部を開口部
    へ向けて移動させる駆動部材と、記開口部を開閉する
    扉と、前記ケース内を移動して前記移動部が開口部の方
    向へ移動するときに前記扉を開放方向へ動作させる開閉
    部材とを有し、前記移動部には、この移動部が開口部方
    向へ移動したときに前記開閉部材を押圧して開閉部材の
    振動を抑制する押圧部材が設けられていることを特徴と
    する車載用機器。
  2. 【請求項2】 ケースと、機器本体および機器本体を支
    持する支持部材を有して前記ケースの内部からケースの
    開口部へ向けて移動する移動部と、前記移動部を開口部
    へ向けて移動させる駆動部材と、記開口部を開閉する
    と、前記扉を回動自在に支持し且つ前記移動部の開口
    部への移動に伴ってケース内を移動する摺動部材と、前
    記ケース内を移動して前記移動部が開口部の方向へ移動
    するときに前記扉を開放方向へ動作させる開閉部材とを
    有し、前記移動部が前記ケースの内部に移動していると
    きには前記摺動部材から外れ、前記駆動部材が移動部を
    開口部方向へ移動させるときにこの駆動部材により前記
    摺動部材を押圧する方向へ動作させられる振動抑止部材
    が設けられていることを特徴とする車載用機器。
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