JP2569210Y2 - 携帯電話機の構造 - Google Patents

携帯電話機の構造

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JP2569210Y2
JP2569210Y2 JP7702692U JP7702692U JP2569210Y2 JP 2569210 Y2 JP2569210 Y2 JP 2569210Y2 JP 7702692 U JP7702692 U JP 7702692U JP 7702692 U JP7702692 U JP 7702692U JP 2569210 Y2 JP2569210 Y2 JP 2569210Y2
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卓磨 浜田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、携帯電話機に関し、特
にICカードを必要とする携帯電話機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話(自動電話)システム
は、AMPS方式やTACS方式などのアナログ系のシ
ステムが存在している。一方、近時、このアナログ系の
システムからデジタル系のシステムへ移行すべく、各地
で準備が進められており、特に、欧州地区ではGSMと
いうデジタル系のシステムを1992年に稼動する予定
で構築している。このGSMでは、各端末(自動車電話
/携帯電話機)に対して、ICカード(ISO規格)を
使用することを義務付けている。図6は従来の携帯電話
機の構造を示す概略斜視図、図7は図6の使用状態を示
す斜視図である。図において、1はICカード挿入口1
aを有する電話機本体、2はこの電話機本体1のICカ
ード挿入口1aに挿入されるICカードである。
【0003】なお、図6に示す携帯電話機において、I
Cカード挿入口1aを、電話機本体1の側面上側および
側面下側に設けた場合を示したが、どちろか一方に設け
ればよく、通常、コネクタ挿入口を構成する。上記構成
に示すように、従来のデジタル系システムの携帯電話機
では、電話機本体1の側面に設けたICカード挿入口1
aより、ICカード2をスライドさせて挿入することに
より、図7に示すように電話機本体1にICカード2が
保持され、使用状態にすることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、ICカードをスライドさせて収納するI
Cカード収納機構を、電話機本体に設けなければならな
いため、(A)電話機本体1からICカード2がはみ出
てしまい、外観上および使用上好ましくないこと、
(B)ICカード2の外部電極(8ポイント)を電話機
本体1へ接続する技術が確立されていないこと、(C)
ICカード2を電話機本体1に装着したまま、安全に携
帯する方法(不意に抜けてしまうことを防ぐ方法)がな
いこと、(D)ICカード2がスライドされて電話機本
体1に挿入されるので、ICカード2の外部電極3と電
話機本体1の接続用バネ端子4との関係は、図8(A)
に示す状態から図8(B)に示す状態になるため、接続
用バネ端子4は、長さL1 にわたってスライドする。こ
のため、ICカード2の挿抜の繰り返しにより、接続用
バネ端子4はスライド動作の繰り返しにより摩耗が著し
くなる、などという問題点があった。
【0005】本考案は、以上述べたICカードが電話機
本体からはみ出すこと、ICカードの外部電極を電話機
本体へ接続する技術が確立されていないこと、ICカー
ドを電話機本体に装着したまま、安全に携帯する方法が
ないこと、接続用バネ端子が繰り返しスライドするた
め、摩耗が大きくなることなどの問題点を除去するた
め、携帯電話機に着脱自在に装着することができる機能
パックに、ICカードを収納し、使用性および携帯性を
向上することができ、しかも、接続用バネ端子の摩耗の
少ない優れた構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る携帯電話機
の構造は、電池を収納する電池パック部およびICカー
ドを収納するICカード収納部などからなる機能ハック
を、電話機本体の取付け部に着脱自在に構成し、この機
能パックの装着時、前記取付け部に設けた接続用バネ端
子に、ICカードの外部電極が接続するようにしたもの
である。
【0007】
【作用】本考案は、携帯電話機に着脱自在に構成した機
能パックに、ICカードを収納するため、ICカードの
電話機本体の外部に露出することなく、かつ安定した接
続性で装着することができ、さらに接続用バネ端子の摩
耗を少なくすることができる。
【0008】
【実施例】図1は本考案に係る携帯電話機の構造の一実
施例を示す分解斜視図である。図において、5は取付け
部6を有する電話機本体、7はこの電話機本体5の取付
け部6に着脱自在に装着する機能パック、8はこの機能
をパック7を取付け部6に着脱するための固定用ノブで
ある。なお、電話機本体5の取付け部6に、機能パック
7を装着したとき、そのICカード2の外部電極3(8
ケ所)が、接続用バネ端子4に接触する。また、上記機
能パック7は、その詳細な構成を図2、図3(A)およ
び図3(B)に示すように、電池(図示せず)を収納す
る電池パック部9とICカード2を収納するICカード
収納部10を備え、その側面には、本体接続用電極11
aおよび11b、戦記固定用ノブ8の爪(図示せず)が
係合する開口部12を備えている。また、上記機能パッ
クは、例えば樹脂(プラスチック)により成形される。
【0009】次に、上記構成による携帯電話機の組立て
動作について説明する。まず、機能パック7の電池パッ
ク部9に電池(図示せず)を収納し、ICカード収納部
10にICカード2を収納する。そして、この機能パッ
ク7の一端を、電話機本体3の取付け部6の一端6a,
6bに係止する。そして、この機能パック7を矢印(図
1参照)の方向に回動させると、この機能パック7の他
端の開口部12は、電話機本体5の固定用ノブ8と係合
し、電話機本体5の取付け部6に確実に固定することが
できる。このとき、接続用バネ端子4は、図3(A)に
示す状態から図3(B)に示す状態になるため、長さL
2 (ただし、長さL2 <長さL1 )だけスライドしなが
ら、ICカード2の外部電極3に電気的に接続する。こ
のため、接続用バネ端子4の摩耗を大幅に少なくするこ
とができ、装置の寿命を著しく向上することができる。
【0010】図4は機能パックの他の構造を示す分解斜
視図である。この場合、ICカード収納部10内にIC
カード2を置いたのち、カードホルダー13を、その固
定爪14により、機能パック7に固定するものである。
そして、この機能パック7を前記したように、電話機本
体5の取付け部6に固定することができる。なお、カー
ドホルダ13を取付けていない機能パック7を、取付け
部6に固定することができるので、カードホルダ13を
オプション品として販売することができる。
【0011】図5は機能パックの更に他の構造を示す斜
視図である。この場合、ICカード収納部10に、矢印
aの方向からICカード2を挿入するのみではなく、矢
印b〜d方向から挿入できるように構成したものであ
る。なお、以上の実施例では、機能パック7に、電池
(図示せず)を直接収納する電池パック部9を設けた場
合を示したが、これに限定せず、電池(図示せず)を収
納した電池パックを、電池パック部9に収納してもよい
ことはもちろんである。また、GSMの端末である携帯
電話機について説明したが、これに限定せず、種々の電
話機へのオプションICカード(増設ソフトウエア用)
として応用することができることはもちろんである。ま
た、前記機能パックは、電池(図示せず)およびICカ
ードを収納する場合について説明したが、これに限定せ
ず、種々な機能部品を収納してもよいことはもちろんで
ある。
【0012】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
係る携帯電話機の構造によれば、電池パック部およびI
Cカード収納部などを有する機能パックを、電話機本体
に着脱自在に取り付ける構造としたので、ICカードを
携帯電話機の外部へ露出することなく装着することがで
き、しかも、接続用バネ端子に安定して電気的に接続す
ることができる。また、電気的な接続方法も、従来から
十分使用されているコネクタを使用することができ。る
また、接続用バネ端子の摩耗を極力押さえることができ
るので、装着の寿命を著しく向上させることができるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る携帯電話機の構造の一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の機能パックを示す詳細な斜視図である。
【図3】図1の接続用バネ端子と外部電極の関係を示す
側面図である。
【図4】機能パックの他の構造を示す分解斜視図であ
る。
【図5】機能パックの更に他の構造を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の携帯電話機を示す概略斜視図である。
【図7】図6の使用状態を示す概略斜視図である。
【図8】図6における接続用バネ端子と外部電極の関係
を示す図である。
【符号の説明】
5 電話機本体 6 取付け部 7 機能パック 9 電池パック部 10 ICカード収納部 13 カードホルダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機において、電池を収納する電
    池パック部およびICカードを収納するICカード収納
    部などを備えた機能パックを、電話機本体の取付け部に
    着脱自在に構成し、この機能パックの装着時、前記取付
    け部に設けた接続用バネ端子に、ICカードの外部電極
    が接触してなる携帯電話機の構造。
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JPH0641247U JPH0641247U (ja) 1994-05-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526500B2 (ja) * 1993-07-23 1996-08-21 日本電気株式会社 携帯電話機
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EP1289232A4 (en) * 2001-04-19 2005-08-10 Mitsubishi Electric Corp BATTERY PACK FOR PORTABLE PHONE AND PORTABLE TELEPHONE EQUIPPED WITH THIS BATTERY PACK
JP2003309633A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末
JP2018106908A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 有限会社菊榮商事 バッテリーパック

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Effective date: 19980106