JP2568277B2 - 注文データ無線管理装置 - Google Patents

注文データ無線管理装置

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JP2568277B2 JP1202331A JP20233189A JP2568277B2 JP 2568277 B2 JP2568277 B2 JP 2568277B2 JP 1202331 A JP1202331 A JP 1202331A JP 20233189 A JP20233189 A JP 20233189A JP 2568277 B2 JP2568277 B2 JP 2568277B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、大型レストランなどに使用して好適な注文
データ無線管理装置に関する。
[従来の技術] 近年、レストランやファーストフード店等の飲食店に
おいては、ウエイトレスやウエイターと呼ばれる接客担
当者にそれぞれ無線送受信部を内蔵した携帯型の受注用
端末機を所持させ、これらの受注用端末機と店内の天井
などに無線部を設置した受信管理装置とを無線回路で接
続し、各接客担当者が客席にて客からの注文を受けその
注文データを自己の受注用端末機に入力することによ
り、各受注用端末機から発生した注文データを受信管理
装置に無線送信してデータ管理するようにした注文デー
タ管理装置を採用しているところがある。
このような注文データ管理装置を採用することによっ
て、次のような利点を生ずる。例えば厨房内に設置され
たキッチンプリンタと上記受信管理装置とをオンライン
で接続することによって、客席にて入力された注文デー
タを上記受信管理装置を介してキッチンプリンタに印字
出力できるようになり、各接客担当者が客席で受けた注
文内容を厨房まで赴いて連絡する必要が無くなる。ま
た、会計場所に設置された電子式キャッシュレジスタと
上記受信管理装置とをオンラインで接続することによっ
て、上記受信管理装置にて管理されている注文データを
呼び出して登録処理できるようになり、客の精算時に電
子式キャッシュレジスタのオペレータが当該客の注文デ
ータ(登録データ)を入力する手間が不要となる。
ところで、客席の面積が広くその客席を例えば洋食専
用エリア,和食専用エリア,中華専用エリアという具合
に食種別に区分けしている大型レストランにおいて上述
したような注文データ管理装置を採用する場合、受注用
端末機のキーボードに設定できるメニュー数に限りがあ
るため、各受注用端末機を洋食専用,和食専用,中華専
用にそれぞれグループ分けし、かつ各専用エリアに対応
して受信管理装置をそれぞれ設けて食種別にデータ管理
することが考えられる。この場合、各受信管理装置はそ
れぞれ異なる周波数(チャンネルナンバー)を有し、ま
た各受注用端末機はそれぞれ対応する受信管理装置の周
波数で注文データを無線送信できるようにして、無線デ
ータが混信しないようにする必要がある。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記の如く各受信管理装置をグレープ別に
設け、各受信管理装置に対応して複数台の受注用端末機
を割り当てた注文データ管理装置においては、各受注用
端末機はそれぞれ設定された周波数でしか注文データを
無線送信できないため、受信管理装置の故障や壁などの
障害物等によって受注用端末機からの注文データが対応
する受信管理装置にて受信されなかった場合にその注文
データは失われることになる。このような場合、接客担
当者は客席にて受信エラーを確認したならば厨房まで赴
いて注文内容を連絡しなければならず、また後で注文内
容を対応する受信管理装置に入力しなければならず、煩
雑で作業性の低下を招く。また、接客担当者が受信エラ
ー状態に気付かないといつまでも調理が行われず、客に
迷惑をかける。
このような不具合は正常な受信管理装置にてバックア
ップすることにより解決されるが、各受信管理装置はそ
れぞれ異なる注文データを管理するようになっているの
で、バックアップした注文データを管理できない問題を
生じる。
そこで本発明は、受信管理装置の故障や壁などの障害
物等によって受注用端末機からの注文データが対応する
受信管理装置にて受信されなかった場合に別の受信管理
装置によりバックアップできるように注文データ無線送
信の信頼性を高め得るとともに、バックアップデータも
正規な受信管理装置で管理できるようにしてデータ管理
に影響を及ぼすこともない注文データ無線管理装置を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、入力部を介して入力された注文データを表
示部に表示させるとともに無線送信する複数の受注用端
末機と、各受注用端末機から無線送信された各注文デー
タを受信して管理する複数の受信管理装置とからなり、
各受信管理装置を伝送回線を介して接続してなる注文デ
ータ無線管理装置において、各受注用端末機は、予め設
定された優先順位にしたがって各受信管理装置の指定情
報を記憶する出力先管理テーブルと、各受信管理装置の
受信異常を検出する異常検出手段と、この異常検出手段
が注文データ無線送信先の受信管理装置の受信異常を検
出したとき、出力先管理テーブルの内容にしたがって次
なる優先順位の受信管理装置へデータ送信するバックア
ップ処理手段とを備え、各受信管理装置は、受信した注
文データが自己管理用の注文データであるか否かを判断
するデータ判断手段と、この判断手段が自己管理用の注
文データであることを判断するとそのデータの管理を行
い、自己管理用の注文データでないことを判断するとそ
のデータを伝送回線を介して正規管理先の受信管理装置
へ送信するデータ受信制御手段とを備えたものである。
[作用] このような手段を講じた注文データ管理装置であれ
ば、受注用端末機にて入力部より入力された注文データ
は、先ず出力先管理テーブルに設定された優先順位第1
位の受信管理装置に無線送信される。ここで当該受信管
理装置で受信異常が発生しそれが受注用端末機にて検出
された場合には、注文データは優先順位第2位の受信管
理装置へバックアップ送信される。このように入力部よ
り入力された注文データはたとえ優先順位第1の受注用
端末機に受信異常が発生しても予め設定された優先順位
にしたがってバックアップ送信されるので、データ送信
の信頼性が確保される。
一方、受信管理装置で受信されたデータのうち自己で
管理不可能な注文データに関しては、伝送回線を介して
正規管理先つまりは該当受注用端末機における優先順次
第1位の受信管理装置へ送信される。したがって、各受
信管理装置は常に対応する受注用端末機からの注文デー
タを管理できるようになる。
[実施例] 以下、本発明の注文データ管理装置を第1図に示すレ
ストランシステムに適用した一実施例について図面を参
照しながら説明する。
第1図において、1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnは携帯
型受注用端末機としてのハンディターミナル(HC)、2
A,2B,2Cは受信管理装置としてのステーション(ST)で
あって、各ステーション2A〜2Cは伝送回線3によりイン
ライン接続されている。また上記伝送回線3には、厨房
に設置されたキッチンプリンタ(KP)4および会計場所
に設置された電子式キャッシュレジスタ(ECR)5も接
続されており、各ハンディターミナル1A41〜1An,1B1〜1
Bn,1C1〜1Cnにて入力された注文データが上記キッチン
プリンタ4から印字出力されるとともに、電子式キャッ
シュレジスタ5にて登録処理されるものとなっている。
上記各ステーション2A,2B,2Cは、例えば洋食用,和食
用,中華用という具合にグループ別に設定されそれぞれ
異なる注文データを管理できるようになっており、各ス
テーション2A,2B,2Cに対応してn(≧1)台のハンディ
ターミナル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnが割り付けられ
ている。そして、各ハンディターミナル1A1〜1An,1B1
1Bn,1C1〜1Cnのキーボードからは、それぞれ対応するス
テーション2A,2B,2Cに設定された食種のメニューが入力
できるようになっている。
第2図は上記各ステーション2A〜2Cの外観構成を示す
模式図である。各ステーション2A〜2Cは、それぞれ受信
した注文データを管理するための本体21と、前記各ハン
ディターミナル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnと無線で送
受信を行う無線部22とからなり、両者はケーブル23を介
して接続されている。上記本体21には各種状態表示用の
LED(発光ダイオード)24が設けられている。
第3図は上記各ステーション2A〜2Cの制御ブロック図
である。本体21は、制御部本体を構成するCPU(中央処
理装置)25、このCPU25が各部を制御するためのプログ
ラムデータなどを記憶したROM(リード・オンリ・メモ
リ)26、上記CPU25が各部を制御する上で必要な各種メ
モリを形成したRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2
7、予め設定されたグループ別に受信した注文データを
管理するためのデータ管理ファイル28、時計回路29、前
記伝送回線3を介して他のステーションやキッチンプリ
ンタ4あるいは電子式キャッシュレジスタ5との間で行
われるデータ送受信を制御するとともに、前記ケーブル
23を介して前記無線部22との間で行われるデータ送受信
を制御する伝送コントローラ30、前記LED24に駆動信号
を出力するI/Oポート31、等から構成されている。
一方、無線部22はCPU32、ROM33、RAM34の他に、前記
本体21の伝送コントローラ30に対してデータの送受信を
行う有線インタフェース35と、前記各ハンディターミナ
ル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnに対して予め設定された
周波数でデータの送受信を行う無線インタフェース36と
から構成されている。
第4図は前記各ハンディターミナル1A1〜1An,1B1〜1B
n,1C1〜1Cnの外観構成を示す模式図である。図示するよ
うに、各ハンディターミナル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1
Cnは前面に入力部としてのキーボード41と表示部として
の液晶ディスプレイ42とを設けている。上記キーボード
41には、個数などを置数するための「0」〜「9」の置
数キー、メニュー品目を入力するための複数のメニュー
キー、数値データや入力メニューデータの取消し等に使
用するクリアキー、キー入力したメニューデータの対応
するステーション2A,2B,2Cへの無線送信を指令する送信
キー、等が配設されている。上記液晶ディスプレイ42に
は、キー入力されたメニューデータの品目名,個数等が
表示される。
第5図は前記各ハンディターミナル1A1〜1An,1B1〜1B
n,1C1〜1Cnの制御ブロック図である。各ハンディターミ
ナル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnは、制御部本体を構成
するCPU43、通信プログラム等のプログラムデータなど
を記憶したROM44、各メニューキーに設定されたメニュ
ーコードに対応して品目名等が設定されたメニューテー
ブルや送受信バッファ等を備えたRAM45、前記各ステー
ション2A〜2Cとの間で予め設定された手順でデータの無
線送受信を行う無線通信インタフェース46、前記キーボ
ード41からのキー信号を入力するキーボードコントロー
ラ47、前記液晶ディスプレイ42を駆動制御する表示コン
トローラ48、エラー音等を発するブザー49に駆動信号を
出力するI/Oポート50および時計回路51から構成されて
いる。
上記RAM45には上述したメニューテーブルや送受信バ
ッファのほかに、第6図に示すごとく予め設定された優
先順位にしたがって各ステーション2A〜2Cの指定情報
(チャンネルナンバー,ステーションナンバー)を記憶
する出力先管理テーブル61と、、バックアップカウンタ
α,送信カウンタβ,受信カウンタγの各領域62,63,64
が設けられている。ここで、指定情報としてのチャンネ
ルナンバーは予め決められた周波数に対応する1桁で表
わされ、このチャンネルナンバーを変えることによって
無線電波との混信を防止している。一方、ステーション
ナンバーは各ステーション2A〜2Cにそれぞれ個別に設定
された6桁の数字列であって、各ハンディターミナル1A
1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnが伝文の無線送信時に該当す
るステーションナンバーを付加することによって各ステ
ーション2A〜2Cが受け取るべき伝文であるか否かを判断
する。これにより無線送信先を特定することができ、混
信および1対複数通信を防止している。
しかして、前記各ハンディターミナル1A1〜1An,1B1
1Bn,1C1〜1CnのCPU43は、キーボード41の置数キーおよ
びメニューキーの入力操作により注文メニューに関する
データ(数量,メニューコード)が入力されると、RAM4
5のメニューテーブルから該当する品目名を呼び出して
液晶ディスプレイ42に数量とともに表示させるととも
に、該当する数量およびメニューコードをRAM45に一時
格納する。この状態で、送信キーが入力操作されて注文
データの送信が指令されると、上記RAM45に一時格納さ
れたデータ(数量,メニューコード)やテーブル(食
卓)番号等で注文データ伝文を編集し、データ送信処理
に移る。
第7図は上記データ送信処理を示す流れ図であって、
当該処理を開始すると先ずバックアップカウンタαを
「0」に初期化した後、このバックアップカウンタαに
対応するチャンネルナンバーおよびステーションナンバ
ーを優先順位1位のステーションの指定情報として出力
先管理テーブル61から呼び出し、ステーションナンバー
を注文データ伝文に組み込む。次に、送信カウンタβを
「0」に初期化した後、呼び出したチャンネルナンバー
の周波数で無線出力先のステーションの状態確認を行う
ための伝文を送信する。次に、送信カウンタβを「+
1」だけ更新し、かつ受信カウンタγを「0」に初期化
した後、無線出力先のステーションからの応答の有無を
調べる。ここで、応答無しの場合には受信カウンタγを
「+1」だけ更新して再度ステーションからの応答有無
を調べる。こうして、受信カウンタγが所定値Mを計数
するまで応答が無かった場合には一定時間以内にステー
ションが応答できなかったので、再度状態確認伝文を送
信する。
一方、状態確認伝文に対する該当ステーションからの
応答有りの場合には、その応答伝文が肯定伝文(ACK)
であるか否定伝文(NAK)であるかを判断する。そし
て、肯定伝文の場合には該当ステーションが受信可能状
態であるので、注文データ伝文に優先順位1位のステー
ションのステーションナンバー、つまりは出力先管理テ
ーブル61のバックアップカウンタα=「0」に対応する
ステーションナンバーを通常出力先情報として付加して
呼び出したチャンネルナンバーの周波数で無線送信し、
この処理を終了する。
これに対し、該当ステーションからの応答伝文が否定
伝文の場合には、やはり再度状態確認伝文を送信する。
こうして、送信カウンタβが所定値Nを計数するまで応
答無しあるいは否定応答を受信したならば、該当ステー
ションの無線部22の異常あるいは本体21の異常によりデ
ータ受信できないと判定し、バックアップカウンタαを
「+1」だけ更新して、出力先管理テーブル61からこの
バックアップカウンタαに対応するチャンネルナンバー
およびステーションナンバーを次なる優先順位のステー
ションの指定情報として呼び出す。そして、該当ステー
ションに対して上記と同様の処理を行う。しかして、バ
ックアップカウンタαがステーション2A〜2Cの数(この
場合「3」)を越えても注文データを無線送信できなけ
れば、全てのステーション2A〜2Cでデータ受信不能なの
で、送信エラー処理例えばブザー49を鳴動させるととも
に液晶ディスプレイ42に送信エラーであるメッセージを
表示させて、この処理を終了する。
第8図は各ステーション2A〜2Cが各ハンディターミナ
ル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnから無線送信された注文
データ伝文を受信したときのCPU25の処理を示す流れ図
である。すなわち、CPU25は無線部22にてデータの受信
があり、その受信データがハンディターミナル1A1〜1
An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnから当該ステーション2A〜2Cに無
線送信された注文データ伝文であることを確認するとこ
の流れ図を開始し、伝文中の通常出力先情報としてのス
テーションナンバーをチェックする。そして、このステ
ーションナンバーが当該ステーション2A〜2Cに予め設定
されているステーションナンバーと一致したならば、受
信した注文データ伝文はデータ管理ファイル28にて管理
可能なバックアップ処理でないデータであるので、その
注文データをデータ管理ファイル28に登録処理して終了
する。
これに対し、注文データ伝文中の通常出力先情報とし
てのステーションナンバーと当該ステーション2A〜2Cの
ステーションナンバーとが不一致の場合には、受信した
注文データ伝文はデータ管理ファイル28にて管理不能な
バッフアップ処理されたデータであるので、その注文デ
ータを伝送回路3を介して通常出力先情報としてのステ
ーションナンバーが設定されたステーションにインライ
ン送信する。そして、当該ステーションから正常に受信
したことが応答されたならばこの処理を終了し、応答さ
れなかったならば当該注文データをRAM27に一時保持し
たこの処理を終了する。
このように構成された本実施例の注文データ管理装置
を客席の面積が広い大型レストランに適用する場合、各
ステーション2A〜2Cの無線部22は客席の天井等に取り付
けられる。また、各ハンディターミナル1A1〜1An,1B1
1Bn,1C1〜1Cnはそれぞれ接客担当者が所持するものとす
る。そして、各ステーション2A〜2Cはそれぞえ異なる注
文データを自己のデータ管理ファイル28で管理するよう
になっている。また、各ステーション2A〜2Cにはそれぞ
れ数台のハンディターミナル1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1
Cnが割り当てられており、各ハンディターミナル1A1〜1
An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnのキーボード41によりそれぞれ対
応するステーション2A〜2Cで管理されるメニューを入力
できるようになっている。また、各ハンディターミナル
1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1CnのRAM45に形成された出力
先管理テーブル61には、バックアップカウンタα=
「0」に対応して当該ハンディターミナルの通常出力先
に指定されたステーションのチャンネルナンバーおよび
ステーションナンバーが設定される。さらに上記出力先
管理テーブル61のバックアップカウンタα=「1」,
「2」に対応してそれぞれバックアップ用の指定された
他のステーションのチャンネルナンバーおよびステーシ
ョンナンバーが設定される。なお、この指定情報の設定
はキーボード41の所定キー操作によって行われる。
この状態で、接客担当者が客席にて客からの注文を受
け、所持しているハンディターミナルで注文メニューの
入力を行い、送信キーを操作して注文データの送信を指
令すると、先ず該ハンディターミナルの通常出力先に指
定されているステーション、つまりは出力先管理テーブ
ル61のバックアップカウンタα=「0」に指定情報が設
定されたステーションに対して状態確認が行われる。そ
して、このステーションの受信可能状態が確認されると
入力された注文データが該ステーションに設定された周
波数で無線送信され、この無線送信された注文データは
該ステーションのデータ管理ファイル28にて管理され
る。
これに対し、ステーションのハードウェア異常や無線
部22のRAM異常等により該当するステーションの受信不
能状態が確認された場合、あるいは無線部22そのものの
異常や壁などの障害物によって状態確認が不能であった
場合には、次なる優先順位に指定されているバックアッ
プ用のステーション、つまりは出力先管理テーブル61の
バックアップカウンタα=「1」に指定情報が設定され
たステーションに対して状態確認が行われる。そして、
このステーションの受信可能状態が確認されると入力さ
れた注文データが該ステーションに設定された周波数で
無線送信される。一方、このバックアップ用ステーショ
ンの受信不能状態が確認された場合あるいは状態確認不
能であった場合には、さらに次なる優先順位に指定され
ているバックアップ用のステーション、つまりはバック
アップカウンターα=「2」に指定情報が設定されたス
テーションに対して状態確認が行われる。そして、この
ステーションの受信可能状態が確認されると入力された
注文データが該ステーションに設定された周波数で無線
送信される。
一方、バックアップ処理された注文データを受信した
ステーション2A〜2Cにおいては、その注文データ伝文中
に含まれる通常出力先のステーションナンバーによりこ
の注文データの正規なデータ管理先のステーションが判
断される。そして、注文データは伝送回線3を介して該
当するステーションへインライン送信され、そのステー
ションが正常でデータ管理可能であれば該当するデータ
管理ファイル28にて管理される。
このように本実施例によれば、各ハンディターミナル
1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cnでの注文データ送信時にお
いて対応するステーション2A〜2Cが故障や壁などの障害
物により受信不能に陥っても、バックアップ指定された
他のステーションのいずれか1つが正常に動作していれ
ば、注文データはステーション側に無線送信される。そ
して、バックアップ処理により他のステーションに送信
された注文データは、正規なデータ管理先のステーショ
ンに伝送回線3を介して送信され管理される。したがっ
て、あるステーションが受信不能に陥ってもバックアッ
プ指定された他のステーションが正常に動作していれば
該ステーションに対応するハンディターミナルからの注
文データが失われてしまうことはなく、また、該ステー
ションのデータ管理機能までは異常を来していなければ
当該注文データは対応するステーションにてデータ管理
されることになる。よって、注文データ無線送信の信頼
性が高められ、接客担当者の負担を軽減できるとともに
受注ミスによるサービス性の低下を抑制できる。しか
も、バックアップ処理によって各ステーション2A〜2Cで
のデータ管理が困難となる不具合も防止されるので実用
性を高め得る。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
い。例えば前記実施例では各ステーション2A〜2Cにおい
て受信した注文データ伝文中に付加された通常出力先の
ステーションのステーションナンバーによりバックアッ
プ処理データであるか否かを判定したが、各ハンディタ
ーミナルに設定されたID番号が注文データ伝文中に送信
元識別情報として含まれるのでこのID番号から自己で管
理するデータであるか否かを判断し、自己で管理しない
データであれば管理先を調べてインライン送信するよう
にしてもよい。また、前記実施例ではステーション2A〜
2Cが3台の場合を例示したが、2台もしくは4台以上で
あっても同様に適用できるのはいうまでもないことであ
る。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、受信管理装置
の故障や壁などの障害物等によって受注用端末機からの
注文データが対応する受信管理装置にて受信されなかっ
た場合に別の受信管理装置によりバックアップできるよ
うにして注文データ無線送信の信頼性を高め得るととも
に、バックアップデータも正規な受信管理装置で管理で
きるようにしてデータ管理に影響を及ぼすこともない注
文データ無線管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す図であって、第1図は全体
構成図、第2図は受信管理装置としてのステーションの
外観図、第3図は上記ステーションの制御ブロック図、
第4図は受注用端末機としてのハンディターミナルの外
観図、第5図は上記ハンディターミナルの制御ブロック
図、第6図は上記ハンディターミナルにおけるRAMの主
要なメモリ構成図、第7図は上記ハンディターミナルに
おけるCPUの注文データ送信処理を示す流れ図、第8図
は前記ステーションにおけるCPUの注文データ受信処理
を示す流れ図である。 1A1〜1An,1B1〜1Bn,1C1〜1Cn……ハンディターミナル
(受注用端末機)、2A,2B,2C……ステーション(受信管
理装置)、3……伝送回線、21……ステーション本体、
22……無線部、25……CPU、28……データ管理ファイ
ル、30……伝送コントローラ、41……キーボード、42…
…液晶ディスプレイ、43……CPU、46……無線通信イン
タフェース、61……出力先管理テーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部を介して入力された注文データを表
    示部に表示させるとともに無線送信する複数の受注用端
    末機と、各受注用端末機から無線送信された各注文デー
    タを受信して管理する複数の受信管理装置とからなり、
    各受信管理装置を伝送回線を介して接続してなる注文デ
    ータ無線管理装置において、 各受注用端末機は、予め設定された優先順位にしたがっ
    て前記各受信管理装置の指定情報を記憶する出力先管理
    テーブルと、前記各受信管理装置の受信異常を検出する
    異常検出手段と、この異常検出手段が注文データ無線送
    信先の受信管理装置の受信異常を検出したとき、前記出
    力先管理テーブルの内容にしたがって次なる優先順位の
    受信管理装置へデータ送信するバックアップ処理手段と
    を具備し、 各受信管理装置は、受信した注文データが自己管理用の
    注文データであるか否かを判断するデータ判断手段と、
    この判断手段が自己管理用の注文データであることを判
    断するとそのデータの管理を行い、自己管理用の注文デ
    ータでないことを判断するそのデータを前記伝送回線を
    介して正規管理先の受信管理装置へ送信するデータ受信
    制御手段とを具備したことを特徴とする注文データ無線
    管理装置。
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