JPS6313431A

JPS6313431A - 客席係員呼出システム

Info

Publication number: JPS6313431A
Application number: JP61154974A
Authority: JP
Inventors: Yoshihisa Kawamata; 川又　芳久
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1986-07-03
Filing date: 1986-07-03
Publication date: 1988-01-20
Anticipated expiration: 2009-07-20
Also published as: JPH0654893B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、レストランや喫茶店において厨房から調理さ
れた料理を各客席に運ぶ場合に、厨房から直ちに担当客
席係員を呼出しできる客席係員呼出システムに関する。

［従来の技術］一般に規模の大きいレストランや喫茶店等においては、
ウェイター又はウェイトレス等の客席係員が各所に配置
されており、各客席係員は常に自己の受持つ領域の各客
席を監視して、新たな客が席に着いた場合とか、追加注
文が生じた場合等に、該当客席に赴いて客の注文を受け
るようにしている。したがって、客席係員が一つの客席
に赴いている時にこの客席係員が担当する他の客席から
発注された料理の調理が終了したとしても、厨房から直
ちに担当客席係員を呼ぶことが困難である。

その結果、調理された料理を直ちに発注元の客席に運ぶ
ことができないので、客に対するサービス低下になる。

このような不都合を解消するために厨房又は各客席係員
の溜り場近傍に表示装置を取付け、厨房で各発注料理の
調理が終了する度にランプ等で表示するようにしたもの
が考えられている。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、このようなシステムにおいては、表示装
置にランプが点灯したとしても、どの客席係員が担当す
る料理が出来たのかが判断できない問題があった。また
、担当客席係員がたまたま表示装置が設置された場所に
居なかった場合は、担当客席係員に伝達されない問題が
ある。

また、表示装置を複数場所に設置すると、厨房と各表示
装置間にそれぞれ信号線を敷設する必要があり、工事費
用を含めるとシステム全体が高価格になる問題がある。

本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、無線通信を使用することに
よって、料理が出来上ったとき厨房から担当客席係員の
呼出しを確実かつ瞬時にでき、顧客に対するサービス向
上と、客席係員の作業能率を向上できる客席係員呼出シ
ステムを提供することにある。

［問題点を解決するための手段］本発明の客席係員呼出システムにおいては、厨房内に、
各客席の発注料理品目を印字出力するとともに発注料理
の調理が終了したときにキーボードからキー入力される
発注元の客席番号を出力する厨房自装置を設け、制御装
置内に各客席毎に担当客席係員の係員番号を記憶する係
員番号メモリを設けている。そして、この制御装置は厨
房自装置から出力された客席番号が入力すると、この客
席番号に該当する係員番号を係員番号メモリから読出し
て、この読出された係員番号と前記客席番号とを含む呼
出信号を無線出力する。そして、各受信装置は、この制
御装置からの呼出信号を受信すると、この呼出信号に自
己の係員番号が含まれていたとき呼出音を発生するとと
もに呼出信号に含まれる客席番号を表示器に表示するよ
うにしている。

［作用］このように構成された客席係員呼出システムであれば、
厨房内にて発注料理の調理が終了して、例えば調理人が
出来上った料理の発注元の客席を特定する客席番号をキ
ーボードからキー入力すると、該当客席番号が制御装置
へ入力される。制御装置に入力された客席番号は係員番
号メモリから読出された係員番号とともに呼出信号とし
て無線出力される。各受信装置は呼出信号を受信すると
、この呼出信号に含まれる係員番号が自己の係員番号が
含まれていた場合のみ呼出音を発生するとともに料理発
注元の客席番号を表示する。したがって、各受信装置を
各客席係員が常時所持することによって、厨房にて直ち
に担当の客席係員を呼出すことができる。また、各客席
係員は表示器を見ることによって、料理の運び先客席を
特定できる。

［実施例］以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は実施例の客席係員呼出システムの概略構成図で
ある。この実施例のシステムにおいては、客席１が１６
卓あり、各客席係員が所持する受信装置２が５台あり、
制御装置３および厨房自装置４がそれぞれ１台づつある
。そして、各客席１には１〜１６の客席番号が付されて
おり、それぞれテーブル上面に客席係員呼出スイッチ５
が取付けられている。また、各客席１のテーブル下側に
係員呼出装置が取付けられている。また、各受信装置２
には１７〜２１の係員番号（受信装置番号）が付されて
おり、各受信装置２の筐体前面には呼出元又は料理搬送
先（料理発注元）の客席番号を表示する表示器６が取付
けられている。さらに、自己の係員番号（受信装置番号
）が客席１又は厨房自装置４から呼出されたことを告知
するブサー７が取付けられている。また、厨房８内に設
置された厨房自装置４には各客席１の発注料理品目を印
字出力するプリンタ９や発注料理の調理が終了したとき
に該当料理の発注元の客席番号をキー入力するためのキ
ーボード１０等が取付けられている。

第２図は各客席１に取付けられた係員呼出装置１１を示
すブロック図である。ＣＰＵ　（中央処理装置）１２は
、パスライン１３を介して、制御プログラムを記憶する
ＲＯＭ１４．自己の客席番号１５等の可変データを記憶
するＲＡＭ１６．客席係員呼出スイッチ５からのスイッ
チ操作情報が入力されるスイッチ回路１７．制御装置３
からのポーリング信号を受信して、このポーリング信号
が指定するタイミングで自己の客席番号１５を無線出力
する送受信回路１８へ客席番号１５を送出するＩ１０ポ
ート１９等を制御する。

前記制御装置３は、各客席１の係員呼出装置１１および
各受信装置２と無線接続されるとともに厨房自装置４と
インライン接続されており、主に各客席１で受注した料
理品目を累積登録する機能を有する。そして、第３図の
ように構成されている。すなわち、ＣＰＵ２０はパスラ
インを介して、制御プログラムを記憶するＲＯＭ２１．
各客席係員が各客席１で受注した各発注料理品目をキー
入力するためのキーボード２２．係員番号メモリ２３や
受注した各発注料理品目を累積記憶する販売登録メモリ
等の可変データを記憶するＲＡＭ２４、客席番号１〜１
６の各係員呼出装置１１および係員番号１７〜２１の各
受信装置２に対して常時番号１から番号２１までの受信
タイミングおよび送信タイミングを指定するポーリング
信号を出力するとともに、各係員呼出装置１１からポー
リング信号の指定するタイミングで送信された客席番号
を受信し、受信した客席番号および厨房自装置４から出
力された客席番号を各受信装置２ヘポ一リング信号の指
定するタイミングで呼出信号を送出する送受信装置２５
に対して送受信データを入出力するＩ１０ポート２６．
厨房自装置４に伝送線２７を介して接続され、厨房自装
置４から出力された客席番号を入力する伝送インターフ
ェース２８のＩ１０ポート２９等を制御する。

前記係員番号メモモリ２３内には、前記１〜１６の客席
番号毎に担当客席係員の係員番号１７〜２１が記憶され
ている。

また、前記送受信回路２５は、各受信装置２へ呼出信号
を無線出力する場合に、呼出が各客席１からの呼出しで
あるのか、又は厨房自装置４からの呼出しであるのかを
区別するためのステータスを付して呼出信号を無線出力
する。

第４図は各受信装置２を示すブロック図である。

すなわち、ＣＰＵ　（中央処理装置）３０は、パスライ
ン３１を介して、制御プログラムを記憶するＲＯＭ３２
．　自己の係員番号（受信装置番号）等の可変データを
記憶するＲＡＭ３３．　ブザー７を鳴動させるブザー駆
動回路３４２表示器６へ表示データを送出する表示駆動
回路３５．制御装置３からポーリング信号に同期して送
出される呼出信号を受信する受信回路３６から受信デー
タが入力されるＩ１０ポート３７等を制御する。

第５図は厨房自装置４を示すブロック図である。

ＣＰＵ４０は、パスライン４１を介して、業務プログラ
ムを記憶するＲＯＭ４２．制御装置３から入力された各
発注料理品目等の可変データを記憶するＲＡＭ４３．調
理済み料理品目及び発注元の客席番号を入力するための
キーボード１０．まだ調理が終了していない発注料理品
目および発注元客席番号を表示するＣＲ７表示器４４．
前記制御装置３と伝送線２７を介して接続された伝送イ
ンターフェース４５のＩ１０ポート４６１発注料理品目
および発注元客席番号を印字するプリンタ９を制御する
。

このように構成された客席係員呼出システムにおいて、
各装置の電源を投入すると、前述したように制御装置３
から各係員呼出装置１１および各受信装置２に対してポ
ーリング信号を常時送出する。この状態で客が客席１の
客席係員呼出スイッチ５を押すと、係員呼出装置１１の
ＣＰＵ１２はポーリング信号にて自己の客席番号に指定
されたタイミングでＲＡＭ１６の客席番号１５を送受信
回路１８から無線出力する。

制御装置３はその客席番号を受信すると、この客席番号
でＲＡＭ２４の係員番号メモリ２３を検索してこの客席
番号に該当する係員番号を読出す。

そして、その読出した係員番号と客席番号と客席１から
の呼出しを示すステータスとを呼出信号として、ポーリ
ング信号が指定するこの係員番号のタイミングで無線出
力する。

各受信装置２は制御装置３から送信された呼出信号を受
信するが、この呼出信号に含まれる係貝番号が自己の係
員番号に一致したときのみ、ブザー駆動回路３４を介し
てブザー７を鳴動させる。

また、呼出信号に含まれる客席番号および客席１からの
呼出しを示すステータスを表示駆動装置３５を介して表
示器６に表示する。したがって、この受信装置２を所持
している客席係員は、ブザー音を聞き、表示器６を見る
ことによって直ちに呼出が発生した客席１を判断できる
。

そして、該当客席１へ赴き、注文を受注し、受注した発
注料理品目を制御装置３のキーボード２２で客席番号と
共にキー入力すと、入力された発注料理品目はＲＡＭ２
４内の収光登録メモリに累積登録されるとともに、発注
元客席番号とともに伝送線２７を介して厨房自装置４へ
出力される。

発注料理品目および客席番号を受信した厨房自装置４は
入力された発注料理品目および客席番号をＲＡＭ４３に
記憶するとともにプリンタ９にて印字し、ＣＲ７表示器
４４に表示する。

そして、プリンタ９の印字内容又はＣＲ７表示器４４の
表示内容を確認して調理人が該当料理を調理する。該当
料理の調理が終了すると、調理人はキーボード１０にて
調理済みの発注料理品目および客席番号をキー入力する
。するとＣＲ７表示器４４の該当発注料理品目が消去さ
れる。同時に入力された客席番号は伝送線２７を介して
制御装置３へ出力される。

厨房自装置４から客席番号を受信した制御装置３はＲＡ
Ｍ２４の係員番号メモリ２３からこの客席番号に該当す
る係員番号を検索する。そして前述と同様にポーリング
信号に同期して係員番号および厨房自装置４からの呼出
しであることを示すステータスからなる呼出信号を無線
出力する。

前述と同様に、各受信装置２は制御装置３から送信され
た呼出信号を受信するが、この呼出信号に含まれる係員
番号が自己の係員番号に一致したときのみ、ブザー駆動
回路３４を介してブザー７を鳴動させる。また、呼出信
号に含まれる客席番号および厨房自装置４からの呼出し
を示すステータスを表示器６に表示する。したがって、
この受信装置２を所持している客席係員は、ブザー音を
聞き、表示器６を見ることによって直ちにこの呼出しが
厨房８からの呼出しであることが確認でき、かつ料理の
搬送先の客席１を特定できる。

このように厨房８にて発注料理の調理が終了すると厨房
内に設置された厨房自装置４のキーボード１０から該当
料理品目および発注元客席番号をキー入力するのみで、
担当客席係員に料理が出来上ったことを即座に伝達する
ことが可能であるので、各客席係員は自己の担当する客
席の発注料理が出来上ったことを厨房８へ確認しに行く
必要ない。したがって、より多くの客席を一人の客席係
員が担当することも可能であるので、レストラン全体の
作業能率を向上できる。

また、客にとっても、調理が終了した料理が直ちに客席
に運ばれるので、長時間待たされることはない。

また、この実施例においては、各客席１からも客席係員
呼出スイッチ５の操作によって担当客席係員を呼出すこ
とが可能であるので、よりサービスを向上できる。

さらに、各装置間に信号線を敷設する必要ないので、取
付は工事が簡素化される。

第６図は本発明の他の実施例に係わる客席係員呼出シス
テムを示すブロック図である。この実施例においては、
第１図の実施例の制御装置３が厨房自装置５０に組込ま
れた場合を示す。したがって、厨房自装置５０と各客席
１および各受信装置２とが直接無線接続されている。す
なわち、この厨房自装置５０には第７図に示すよう、に
、ＲＡＭ５１内に係員番号メモリ５２と販売登録メモリ
とが形成されており、各客席１の係員呼出装置１１およ
び各受信装置２と無線通信を実施するための送受信回路
５３とＩ１０ポート５４が組込まれている。さらに、こ
の実施例においては、上位のホストシステムとの間でデ
ータ伝送を実施するための伝送インターフェース５５お
よびＩ１０ポート５６が接続されている。

このように構成されたシステムにおいて、各客席１で受
注した発注料理品目を厨房自装置５０のキーボード１０
でキー入力することによって、前述の実施例とほぼ同様
の効果を得ることが可能である。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、厨房内装置に接続
された制御装置と各客席係員が所持する受信装置との間
を無線通信で接続することによって、発注料理が出来上
ったことを知らせる厨房からの係員呼出しが、確実かつ
瞬時に担当客席係員に伝達され、顧客に対するサービス
向上と、客席係員の作業能率を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例に係わる客席係員
呼出システムを示すものであり、第１図はシステム全体
を示すブロック図、第２図は係員呼出装置を示すブロッ
ク図、第３図は制御装置を示すブロック図、第４図は受
信装置を示すブロック図、第５図は厨房内装置を示すブ
ロック図であり、第６図および第７図は本発明の他の実
施例に係わる客席係員呼出システムを示すものであり、
第６図はシステム全体を示すブロック図、第７図は訂房
内装置を示すブロック図である。１・・・客席、２・・・受信装置、３・・・制御装置、
４・・・厨房内装置、５・・・客席係員呼出スイッチ、
６・・・表示器、７・・・ブザー、８・・・厨房、９・
・・プリンタ、１０．２２・・・キーボード、１１・・
・係員呼出装置、１２．２０，３０．４０・・・ＣＰＵ
、１８，２５゜５３・・・送受信回路、２３．５２・・
・係員番号メモリ、２７・・・伝送線、４４・・・ＣＲ
Ｔ表示器。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦ｂ第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

厨房内に設けられ、各客席の発注料理品目を印字出力す
るとともに発注料理の調理が終了したときにキーボード
からキー入力される発注元の客席番号を出力する厨房内
装置と、前記各客席毎に担当客席係員の係員番号を記憶
する係員番号メモリを有し、前記厨房内装置から出力さ
れた客席番号に該当する係員番号を前記係員番号メモリ
から読出して、この読出された係員番号と前記客席番号
とを含む呼出信号を無線出力する制御装置と、この制御
装置からの呼出信号を受信して、この呼出信号に自己の
係員番号が含まれていたとき呼出音を発生するとともに
前記呼出信号に含まれる客席番号を表示器に表示する複
数の受信装置とからなることを特徴とする客席係員呼出
システム。